モルモルポカリの丘から降り、カペチブヌの樹が生い繁るあたり、
「ごきげんよう、しょくん!」
彼はウキウキした気分のまま、陽気に呼び掛けました。
「いいお日和だね。今日は森へ狩りに入れば、きっと大物がいっぱい獲れる!」
「どんぐりだって拾える。」
ひとりが答えました。
「釣りだってできる。」
またもう1人が。
「女と
残りのひとりが、はっきりとした言葉を投げつけました。
彼らの突き刺すような視線が、小脇に抱えた神さまに注がれているのに気付いて、
「うん・・・まあ。そう・・・。」
彼はもぐもぐと言葉を呑み込むと、神さまを両手で前に掲げ、
「そういうことになった。」
と言いました。
まぐわう、と直接言った、いちばん大柄なひとりが、
「それが、
と、とんでもないことを言い出しました。しかし予期していた
「
「おまえが盗んだのかもしれない。」
ひとりが言いました。
「無理やり奪い取ったのかもしれない。」
またもう1人が。
「いや、手先の器用なおまえが、土をこねて、似せて捏造したのかも!」
さっきのひとりが。
続いて、3人声をあわせて、まるで示し合わせていたかのように、こう叫びました。
「この・・・