男が召喚された。
神より強力なスキルと加護が与えられた。
王国は喜びに溢れている。まるで魔王との戦いに勝ったかの様だ。
「戦いに勝ったかの様な雰囲気だね。」
「あそこの王は、気楽な性格だから。
勇者任せで勝った気分じゃないの!」
「少し位強力なスキルで勝った気分?
少し考えがあまくないか?」
「何時もの事だから。でも、あの勇者 少し可愛くない!」
「でしょう!本当に召喚されたのは、ブ細工な中年男だったの 私!イヤだったから、隣にいた可愛い男の子に変えたの!たっぷりスキルと加護を与えたの。死に顔を見たくないもの!」
「エコひいき!」「わがまま!」「でも可愛い男の子!」
「でしょう!死なないで何時までも見て居たいもの・・・!」
「まあ、中年の汗臭いおっさんを見るよりイイか。」
「そうよ!私もあの子に加護とスキルを与えるは!」「私も!」「なら!オレもやるか。」・・・。
召喚の最後は神々の意思が大きく反映されている。私情が大半かも知れないが・・・。