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第2話 初めての

桜が人間になって3日が経った食費だけ上がって、わがままで家の手伝いもしなくて、凄く迷惑してる、そこで俺は考えた桜におつかいに行ってもらおう

蓮斗「桜!一人でおつかい行ってこい!」

桜「嫌で~す、めんどくさいし…」

蓮斗「行ってこい」

桜「だ、だから、嫌だって」

蓮斗「何でだよ」

桜「そ、そういえば最近顔色良くなったね?」  桜は話題を変えようとしてくる

蓮斗「急に話変えるなよ、ほら、行ってこい」 桜を引っ張って外に出そうとする

桜「ま、待て!私に外は必要ない、お兄ちゃんだって、こんな美少女を家で独り占めできるんだぞ?」 

蓮斗「独り占め?だが…俺の給料は少ない、このままお前が何も手伝わなかったら、俺は過労死する!」 

桜「へぇ~、良かったね~」

桜は話も聞かずに家に戻ろうとしてる

蓮斗「最近の桜は可愛くないな…」  桜か表情を変えてこっちに迫ってくる

桜「誰が可愛くないだって?世界一可愛い私によくその言葉が出たな、分かった行ってやるよ」  桜は渋々おつかいに行った

桜「その前に…行ってきますのキスは?」

蓮斗「あるわけ無いだろ、頭終わってんのか?」

桜「そこまで言わないで良いでしょ…じゃあ、行っってくるね」

蓮斗「うん、これおつかいメモね、」  桜はメモを確認している

桜「う~ん、玉ねぎとジャガイモとカレールーとニンジンね、分かった!これドリアン作ろうとしてるね?」 

蓮斗「全然違う、頭大丈夫か?」  

桜「は?元は猫なんだよ私は、会話できてるだけでありがたいと思えよ?」

蓮斗「最近のお前どうした?態度急変しすぎだろ、とりあえず行ってこい、待ってるからな」

桜「分かった!行ってくるね」

18時間後

桜「ただいまー!」

蓮斗「おっっそ!何してたんだよ?家からスーパーまで10分もかからないぞ?」

桜「仕方ないだろ、ただ歩くだけじゃ、つまらないから、お兄ちゃんの顔写真をばらまいてたら、夢中になっちゃって」

蓮斗「何してんだよ!バカなのか?ま~、言っても無駄か、バカだし…とりあえず買ってきたやつ見せろ」

桜「はい!どうぞ」 買ってきたものを机に置いてく

蓮斗「え~と、輪ゴムに歯ブラシにドックフードに輪ゴム20箱…………」 黙り込む

桜「ちゃんと買い物できたかな?」

蓮斗「おい、てめぇ  なんだこれは?バカなのか?カレーを作るのに全然違う材料じゃないか!歯ブラシはまだ良いとして、輪ゴム21箱何使うんだよ、あとドックフードもいらないぞ?そもそもお前は猫だろ、よし!今日の料理は輪ゴムの煮込みハンバーグね?」

桜「そんなもん食べたくないわ!」

蓮斗「誰が輪ゴム買ってきたと思ってんだよ?絶対に食うからな輪ゴムの煮込みハンバーグ」

桜「気持ち悪い!こんなに可愛い私に何てもん食わせる気?バーカバーカ!」

蓮斗「バカはお前だよ!」 

その日は白ご飯のドックフード盛りを食べました、くそ不味かったです


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