飼い猫が人間になってから1週間、最初は可愛すぎてやばかったけど今は一緒に寝ても全然ドキドキしなくなった、危うく初恋が猫になるとこだった、まぁ今は人間だけど、
桜は今のところニートだ食費も上がって、凄く生意気になった、最初の清楚感は全部消えてった、ホントに最悪だよ、でも 最近は毎日が楽し…
桜「ねぇ、お兄ちゃん…お小遣い早くちょうだい?」 気のうせいだった
蓮斗「何でだよ、桜は俺になにもしてくれないから嫌だよ、今のところマイナスしかないぞ?」 桜は急に立ち上がって抱きついてきた、何でだろう凄くドキドキする
蓮斗「さ、桜?ま、まさか、俺のこと…」
桜「ふっ!チョロ」
蓮斗「聞こえてるぞ?じゃあお前にはプラスになってもらおうか、デートするぞ!」 桜は驚いた表情をしている
桜「え?お兄ちゃん、私のこと好きなの?でもごめん、お兄ちゃんのことゴキブリにしか見えないんだ…」
蓮斗「誰がゴキブリだよ!せめて、兄にしか見えないと言えよ」
桜「まぁ、確かにお兄ちゃんは家族にしか見えないかも、だけどデートか…行ってみたい!お兄ちゃんの財布の中を空っぽにするぞ!」凄くやる気だしてる
蓮斗「辞めてくれ、桜が来てからめっちゃ貧乏になってるんだよ、桜は勝手に俺の財布からお金を盗んで輪ゴムを箱買いしてくるし…最悪だよ!何で輪ゴムなんだよ!」 桜が凄くうるうるした目でこっちを見てくる、
桜「ダメ…なの?」
蓮斗「うっ!そ、その目は辞めてくれ…」
桜「チョロいな」 桜の頭を軽くチョップする
蓮斗「反省しろ?それでさ、デートの話なんだけど、もっと!ドキドキしたい!高校で味わえなかった青春を感じたい!良いよな?」
桜「別に良いけど?」
蓮斗「え?良いの?やった!桜はやっぱり好きだよ!」
桜「そ、それはどういう///」
蓮斗「顔赤いぞ?大丈夫か?もしかして好きだと言われて照れてるのか?」
桜「……///」
蓮斗「え?ま、マジで照れてるのか?」
蓮斗の心の声「か、可愛い!可愛すぎる、今すぐ押し倒したいくらいだ、あれ?こいつ可愛すぎるだろ」
桜「ふっ、チョロ これだけでドキドキしちゃった?笑えるよ、お兄ちゃんなんかで照れてたら、もう終わりだよ」
蓮斗「そうか、お前たしか俺のことゴキブリにしか見えないとか言ってたな…」 桜の腕を押さえる
桜「んっ…え?ちょ、ちょとまって!まだ心の準備が必要だよ!……い、良いよ///何でもしても…良いよ?」
蓮斗「桜…(何でだよ、何でいつもと違うんだよ、まさか、俺って桜のこと…)」
蓮斗「桜?す、するぞ…」桜に顔を近づける
桜「ふっ…あはは!騙されたね?やっぱり私の演技はうまいなぁ~、今回はお兄ちゃんの負けだね?何?口尖らせちゃって~」
蓮斗「もう何だよ~!ちょと本気にした俺がバカでした!じゃあな!もう寝る!」自室に向かう
桜「逃げるの?逃げちゃうの?」
蓮斗「うるせぇ!寝る!眠いから、寝る!」寝室に戻ってく
桜「はいはい~、…………はぁ~、好きになっちゃうじゃん…///」