『幻の泉を求めて』
この前、私たち探検隊は、伝説と言われている幻の泉を探しに行きました。
途中、森の中を歩いていたら、ヘビやクマに襲われましたが助かりました。
落石とかも怖かったです。
がんばった結果、幻の泉を見つけることが出来ました。
とてもきれいで、びっくりしました。
たのしかったです。
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「おい」
その一言が、フロア全体の空気を凍らせる。編集長の静かな怒号が響き渡る。
「この文章書いたのタナカだろ?あいつどこ行ったマジで!?」
「外出してます、取材らしいです」
雑誌に載せる原稿だと何度も言い聞かせ、真っ赤に直し、手取り足取りアドバイスしても——
あの馬鹿は、毎回毎回この
なぜだ——?
喧嘩を売っているのか、あるいは真面目に書いてこれなのか。
いずれにせよ、編集長の怒髪は、今、天を
【文章下手】