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第4話 サシャの活躍?店で変身モードに戦闘?

ワイワイ、ガヤガヤと酒場の方で騒がしい

「また、喧嘩よ、サシャちゃん〜」

「え、またあ〜」

サシャは酒場に向かうと冒険者達が些細な口論から喧嘩の騒ぎを起こしていた。

「ふむ、ふむ仕方ないわね、マスター、私が止めて、良いですか!」

「ああ、頼むよサシャちゃん」


静かに息を吐き、呪文を唱える。

「魔力解錠、解放

我が母なる海の神に精霊達、我に与えし、力を解放する」

サシャは無数の色、輝く虹色の光に包まれ

宙に浮いた。

宙に浮く水の玉の中にいるサシャ

サシャの服は脱げ、身体の多くの部分は鱗に

下半身は人魚の魚に…いつの間にか胸元などには金色の鎧の姿のサシャ…金色に瞳は輝くサシャ


水の玉から、無数の水の紐が現れて

それらはうぬりながら、暴れる冒険者達に絡みつき

動きを止め、次々と拘束してゆく


喧嘩してない他の客、店の者達廻りの者達

それから、店に被害を与えぬように

廻りに防御魔法も施すサシャ


中には魔王軍に居た魔族の冒険者に

レベルの高い冒険者は水の紐の拘束を引き裂くが…


サシャが指を動かすと

今度は水の精霊達が現れ、彼らに攻撃を加えた!


「あら、かなり強い者達も居るわ…仕方ないわよね

私の魔法の力は地上では短時間しか出来ないから」

そうして、次に呪文の詠唱を始めるサシャ


「海のサーペント、我が友よ、汝の名を我は呼ぶ

此処に出現せよ!」


大きな水の玉が出現したかと思うと

中から海の怪物サーペントがあらわ、次々と強者の冒険者達を撃破


「ふう〜有難う」サシャの言葉にサーペントは頷き

元の海へと消え去る。

サシャも元の姿に無論、制服着用


「サシャちゃん、お疲れ様」「サシャちゃん、大丈夫?」

「魔法の力を沢山使いました、ポーションにしばらく、休憩を良いですか?」


「ああ、すまないねサシャちゃん、有難う」


店に一人の男が入って来た、イケメンである。

「サシャちゃん」


「あ、ナデルさん!」


付き合い始めたサシャの彼氏であった。




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