ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
第2章では意地悪トリオの1人スーフィーがスライムを使って嫌がらせをしようとしてアルキオネの変化に気付くものの、他の2人には冗談と思われたようです。
次の第3章ではダンジョン研修のパーティ変更があります。
アルキオネは誰と組むのか?
意地悪トリオは何を企むか?
第3章もお読み頂ければ幸いです。
【2章からの追加キャラクターや新情報】
本作は冒頭にキャラ紹介を入れてます。
2章から登場のモントル時計店のリピエノや、平民役場の職員ジミーは冒頭のキャラ紹介に入れています。
ネタバレに関わりそうな内容やキャラは、各章のお休み処に入れることにしました。
◆情報追加:セラフィナ・リュエル・メシエ
神聖王国メシエの第五王女で、聖女でもある。
緩やかにウエーブした黄金の髪、睫毛が長く翡翠のような緑の瞳をもつ美少女。
実の兄に命を狙われており、前世の知識を得て逃亡、遠征でメシエに来ていたバラン院長に保護された。
院長には「親に虐待されて逃げた」と話している。
聖女は死ぬと心臓が聖石になり、光の力がそこに宿る。
次期法王となる王太子はセラフィナを殺して聖石を手に入れようとしている。
セラフィナの前世は同じ理由で14年前に殺された聖女ソフィエ(享年20歳)
◆バロウズ男爵
神聖王国メシエの貴族で、王太子の家臣。
高級そうなスーツ姿のオッサン、スラリとした長身で上品な感じ。
父親と偽り、セラフィナを連れ帰ることを計画するが失敗。
王太子に捧げるため、セラフィナを殺して聖石を奪おうとしている。
シェスペの失敗後はメシエに逃げ帰ったもよう。
◆シュスペ
神聖王国メシエの騎士で、バロウズの護衛を担当。
ハーフプレートメイルを着て腰に剣を差している若い男。
夜間にセラフィナを攫おうとして失敗、不法侵入と窃盗の罪で投獄された。