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第2話 影の正午

解いたよ。答えは白米。理由はこの2つに寿という漢字を追加すると喜寿(77歳)と卒寿(90歳)になる。ということは99歳と88歳はそれぞれ白寿と米寿だからその2つの漢字をとって白米ということ。


「せ…正解」


こんな簡単な問題なら余裕で解けるよ。僕はもっと頭を使う難しい暗号を解きたいっていうのに。やっぱり町に出たら、数字の文字列や人々の会話に潜む決して一つだけではない重複の意味を持つ言葉など様々な話題が僕の体の中に入ってくる。これを通してやっぱり世界は面白いと感じる。

・放課後

いつもの帰り道を通って今日も家に帰宅する。使われなくなったキャンプ場、手にはいつも読む暗号解読本。ページの角は折られていて僕がメモした赤い印が残っている。


「・・・ん?」


古びた自販機の横を通り過ぎようとした時にふと字が刻まれた木が翔太の目に入った。書かれているのは・・・


遠 X Z N K


でもこれだけじゃ全くわからない。もう少しヒントはないのか。ん、なんだ?紙?全く誰だよ。こんなところに紙をポイ捨てしたやつは。


よくこれを見つけましたね。未来の配達人より。ヒントは影の正午


あれ、これイタズラじゃない?影の正午…影がない あ、閃いた。

影の正午ということは影が全て重なった時刻。

つまり、全てを一致させろというヒントということか。

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次回予告

翔太はこのヒントを頼りに暗号を解いた。

そして暗号を解いた翔太はどのような行動をとったのか。

この後の翔太の動きに注目‼️

あとがき

どうもSEVENRIGHTです。

最初に出てきた問題は1話の最後にあるんで気になる人は見てください。あと、今回の暗号も解いてみください。。

これはかなりむずいと思います。ちなみに漢字は関係ないよ。英語だけに注目してね。

tanahiro2010さんの、「小説はノリと勢い」いうコメント通りにやってみたけど、やっぱむずいっす。その場のノリで書いているのはすごいと感じました。


コメントといいねをよろしくお願いします🙏

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