突然の竜の襲撃が魔王の仕業ではないかと疑った女勇者アリアが、魔王城にカチ込みに行くと、魔王が幼なじみだったという驚きの展開の作品。襲撃も魔王の仕業でもないらしく、両国は連携して事に当たることになりますが、その幼なじみの魔王、ヴェイルがアリアには甘いです。
敵には苛烈な一方で、アリアには丁寧に扱い、一つ一つの仕草から大事さが滲み出ています。
いと尊し。
一方でストーリーも陰謀や思惑が見え隠れし、それらもまた読み応えがあります。
尊い幼なじみ関係と、陰謀が絡んだストーリーが好きな方にはオススメの作品です。