「
「大丈夫ー?」
「二人とも、おはよう……」
「なんにもされてない?」
「う、うん。順平ちゃんが守ってくれたから。なんともないよ……」
彼女の名前は【
バストサイズ115センチ。脅威のPカップである(姉ちゃん調べ)。
そのくせウエストサイズが55センチというグラビアアイドルも裸足で逃げ出すほどだ。
去年皆で海に遊びに行った時にはビーチの視線を釘付けにするウルトラダイナマイトボディを披露して注目の的だった。
本人はこの通り照れ屋も照れ屋なので非常に恥ずかしがって俺が行動を共にしてボディガードをしていた。
何しろ
他の男連中は一緒に来た女性陣に相手にされなくて遊びに行ってしまうし、他に当てもないので姉ちゃんと一緒に交代でボディガードをしていた。
中学生にして既にかなり育っていたキラキラアリスの二人はビーチでも凄く目立っていたからな。
自分達は動画撮影の
姉ちゃんは見た目がアレなので男よけにはならない。
いや、妹だか娘に間違えられてある意味で男よけにはなっていたが、二人をナンパしてきたチャラ男がキン〇マを蹴り潰されていて哀れだったな。
そしてそれは目の前の
こっちは背が高くて胸が大きい。
しかもくびれが見事なのでプロポーションの良さと甘いロリ顔が相まって
実は彼女は中学からの同級生で姉ちゃんと非常に仲が良かったので、俺とも縁が強かった。
何しろ俺達は中学から高校3年までの6年間でずっと同じクラスだったのだ。
本人はご覧の通りの引っ込み思案なので、面と向かって断ると言うことが中々難しい。
放置しておくと変な男に絡まれるし、気が弱そうなのでこれまで何度もお持ち帰りされそうになったことがある。
背が高くて胸が大きく、加えておどおどしていて気が弱い。
つまり押しに弱いとなればさっきのような"ヤリたい盛り"のヤンチャ共は放っておかないのだ。
女性にしては背が高いのでナンパには遭いにくそうなイメージではあるものの、自己主張の激しい胸部とフェロモンムンムンのお尻。
背丈に見合わぬ愛くるしいフェイスという条件が重なって狙われやすい。
そんな理由もあって彼女の高校生活は大体俺が一緒になって行動し、悪い男から守るという形をとることが多くなったのだ。
(何しろ彼女に何かあったら俺が姉ちゃんにぶっ殺されるからな)
冗談抜きで姉ちゃんは
キンタマ潰されるくらいじゃ済まないだろう。
せっかく恋人ができたのに種なしにはなりたくないのだ。
「ごめんね順平ちゃん」
「謝らなくて良いさ。それより
「そうだよーにーちゃん。ちょっと露骨すぎぃ」
「むぅっ、兄ちゃんくっ付きすぎだよ」
「ごめんごめん。でもああでもしないとあの手合いは引き下がらないからさ」
ぶーぶー言っている二人をたしなめていると、
「ううん、ぜんぜん嫌じゃなかったよ。むしろ私なんかの彼氏のフリさせちゃって申し訳なくて……」
「何を言う。お前が変な連中に連れて行かれちまうより全然いいし、
「あ、ありがとう順平ちゃん」
頬を赤らめる
二人の恋人がいなかったら俺もほっとかないくらいには……。
とはいえ、俺にはもう二人の恋人がいるので彼女を口説くことはできない。
「えへへ♡ 嬉しいなぁ♡」
頬が緩みっぱなしの
四人で楽しく会話しながら学校へと向かったわけだが、俺はこの時点で
彼女が俺に向ける視線の意味も含めて、俺は近いうちに再び”非日常”を味わうことになる。
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【雛町 小春】ひなまち こはる ヒロイン →主人公の呼び方【順平ちゃん】
・身長177㎝ バスト115(Pカップ) ウエスト55 ヒップ88
・色素が薄いためライトブラウンに近い髪色
・超爆乳とくびれの神アンバランスボディ。
・週に一度はグラビアかAVにスカウトされるのが悩み
・男性苦手。順平以外とまともに喋れない
・花恋に溺愛されている……?
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