目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報

第89話 紗理奈育成計画


『樋口サン、紗理奈さりなのこと、調教してくだ、サイ』


 そんな文言の誘惑を受けて幾日かの時の事。


 これは彼女のドスケベ処女が完成され、それが成熟されていくまでの出来事である。


 ここでは紗理奈さりな小春こはるを中心としたハーレムメンバーから色々な事を仕込まれてドスケベな処女に育っていく過程を話そうと思う。


 紗理奈さりなはこちらが思っている以上に積極的だ。


 その理由は一目惚れというありきたりな言葉で片付けられるようなものではなかった。


 彼女は言葉を超えた何か特別な想いを込めて俺に奉仕してくれている。


 エッチにも興味津々であり、妹の慰め役を請け負っていた影響か女の子同士のエッチにも抵抗がない。


 まずは小春こはる指導のもと、徹底したご奉仕を学んだときの事から話していくとしよう。


◇◇◇◇◇◇


 ピロン♪


「お、来たな」


 俺たちのプレイ内容については参謀希良里きらりの助言が大いに影響している。


 そんな中で提案されたのが、コレだ。



――『ご主人サマ、今日の日課、デス』


 日課というタイトルが付いたメールに送付された一枚のエロ写メ。



 丸みのあるおっぱいの先端に顔を出したピンク色は、本来陥没している筈なのに思い切り縦方向に主張しているではないか。


 興奮を見つけるように曝け出し、足を開いて丸見えのエロ写メを送ってきた紗理奈さりなの表情は、そこにいないのに感情が高ぶってメス犬モードに入っているのがすぐに分かった。


――ピロン♪


『順平ちゃん、今日の日課だよ♡』


 今度は小春こはるのIDからもメールが送られてくる。

 そこにはスマホを片手に持った半裸の小春こはるが写されており、頬を染めて照れくさそうにエッチな下着を着けている彼女の表情はたまらなくそそるモノがあった。


 よく見ると彼女もその桜色が透けているのが分かる。




 紗理奈さりなの写真と、小春こはるの写真が一枚ずつ。


「こうして並べてみるとそっくりだな二人とも」


 最近気がついたが、小春こはる紗理奈さりなはもの凄く容姿が似ている。


 髪色と目つきが違うくらいで、他はそっくりだ。

 まあ小春こはるのおっぱいのボリューム感は最大の特徴とも言えるが、見せ方によってはそっくり過ぎて見分けが付かないことすらある。


 紗理奈さりなのサイズは99センチらしい。対して小春こはるは115センチ。しかも二人ともまだ成長中らしい。


 この写真は光の角度とかの影響があるのか二人の髪色はほとんど同じに見える。


 小春こはるの髪色って光の角度によって違う色に見えるくらい不思議な色素を持っており、そこも魅力の一つだ。


 と、話が逸れたが、この写真の意味についても話しておこう。


 先ほども言ったがハーレム計画の軍師参謀である希良里きらりのアイデアで、メス奴隷は一日一回、エッチな写真をご主人様に送りましょうという提案をされた。


 紗理奈さりなは一も二もなくそれを了承し、数日前から早速送ってくれている。


 それに便乗したのが小春こはる

 どうも紗理奈さりな小春こはるはソウルメイトと言ってもいいほど馬が合うらしく、奉仕の練習をする際には必ずと言っていいほど彼女が付き添った。


 そのせいで寝取られスキーの姉ちゃんがますます興奮することになったのは言うまでも無い。


 それはともかく、写真をよく見ると背景のベッドルームが同じ部屋だ。っていうか小春こはるの部屋だ。


 そして紗理奈さりなはポーズを取りながらスマホを持っていない。


 小春こはるの写真のベッドの後ろに紗理奈さりなのスマホが転がっているのが見える。


 どうやら小春こはる紗理奈さりなの写メを撮っているらしい。


 ということはこの時間リアルタイムで二人は一緒にいることになる。


 なんとも仲良くなったものだ。


◇◇◇◇◇◇


 更に数日後、俺は小春こはるに招待されて一緒に過ごすことになった。


 あれから毎日の日課は一日も欠かすことなく送られており、日に日に過激なポーズをするようになった紗理奈さりな小春こはるに興奮しっぱなしであった。


 エロいポーズを自分で考え、時には俺のリクエストにも応えて過激になっていく。


 今朝送られてきたのは脚を大きく真上に上げて、鏡越しに見せつける紗理奈さりなであった。


 明日はいよいよプールリゾートへ出かけることになっている。


 その前に今日も今日とて紗理奈さりなから調教を懇願され、俺は小春こはるからのメールの呼び出しに応えてエレノフスク姉妹が住んでいるマンションに向かっていた。


 なんで紗理奈さりなのお宅に小春こはるからの呼び出しで向かっているかと言うと、すっかり仲良しの二人はお互いの家に行き来する仲である。


 つまり小春こはるは既に紗理奈さりなの家におり、俺とエッチするための準備を行なっているらしい。


 今日はいったいどんなプレイをするのだろう。


 何気に楽しみにしている俺なのである。


 ちなみに今日は若菜わかなさんはお出かけ中だ。どうやら希良里きらりが連れ出してくれたらしい。


 希良里きらりも既にこちら側だ。紗理奈さりなの調教に沢山アイデアを出してくれている。


『あ、待ってたよ順平ちゃん。紗理奈さりなちゃんの準備、もう出来てるからね』


 インターホンを鳴らし、小春こはるの応答で中へと入る。


 エレベーターに乗り込んで部屋の階層まで来ると、入り口から既にエロいオーラが漂っている気がしてむずむずした。


「これは、ちょっと楽しみだな」


 最近こういう感覚が鋭敏になっている気がする。

 もしかして、俺は超能力にでも目覚めたのだろうか。


 ガチャリと玄関の扉を開くと、そこには二人の女が三つ指を突いて頭を垂れていた。


「ようこそ、いらっしゃいマス、ご主人サマ、紗理奈さりな、お待ちしておくんなまし」


「お、おう」


 緊張のせいか若干日本語がおかしい紗理奈さりなに吹き出しそうになりつつ、小春こはるの方に目を向ける。


「お待ちしておりましたご主人様」


 小春こはるのご挨拶は実に堂に入っていた。


 まるで本当に貞淑な妻が仕事帰りの旦那をお出迎えするかのような……いや、それより数段は丁寧さが上のように感じる。


 今時そんな亭主関白な家庭もそう多くはないだろうが、小春こはるのそれは妻というより純粋に奉仕者の側面が強い気がする。


「さあ紗理奈さりなちゃん。教えた通りにやってみて」

「ハイ、デス。ご主人サマ、失礼オマス」


 まだ緊張しているらしい。既に本番以外の大体を経験済みの間柄であるが、紗理奈さりなの緊張はそこに対する慣れがまだないようだ。


 俺はどんなご奉仕をしてくれるのか楽しみにしつつ、彼女達の次の行動を待つのだった。




この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?