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第86話  クラン登録は平安時代の香り



 ミーカー商会は、相変わらず道具屋にしてはデカい建物だった。エリシェでも有数の大商会の一つだろう。


 かくいう俺も、自由になるお金ができてからは、コッソリ(ということもないが)何度か訪れて、ナイフや道具類などを物色している。

 店主の親父はいないことがほとんどで、だいたいは弟子と思しき青年が店番をやっているため、その後店主とは一度も話していない。


 俺が作ったナイフを金貨10枚もの大金で買ってくれた店主だが、元がとれるほど研究は進んだのだろうか。

 この世界にラブレスがいるとは思えないわけで、当然、ストック&リムーバル法で作られたナイフなどは想像の埒外だろう。それ以外にも、現代ナイフの技法だっていくつも盛り込まれている。

 素材だってこの世界にはないものだ。

 当時はあまり深く考えずに売ってしまったが、ちょっと迂闊だったかもしれないな。


 店番をしていた弟子と思しき青年に取り次いでもらう。

 運よく――というか、店主は奥でなにか作業をしていたようで、すぐに出てきた。

 挨拶をし、用件を伝える。向こうも、こちらのことをちゃんと覚えていた。まあ、金貨10枚も渡した相手だ。そう簡単に忘れるものでもないだろう。


「……というわけで、ルクラエラの腕のよい職人を紹介してほしいんですよ」


 単刀直入に用件を伝える。


「商売敵にか? おまえさん商人なんだろ?」


「おっふ。その発想はありませんでした。自分は武器類は扱いませんよ。商人は商人でも、ただのしがない布商人でして」


「噂は少しだが聞いてるよ。記憶は戻ったのか?」


 そういえば、記憶喪失設定だっけ。


「ええと……ほんの少しだけ。まあ、結局あのナイフのお金使ってエリシェで再出発してるわけですけどね」


「そうか……なら……」


 店主は髭を撫でながら一拍置いて切り出した。


「あのナイフだがな。実はここではまるでわからず、ルクラエラの職人のところに出して調べさせてる」


 なるほど。音を上げていたか。

 あのナイフに使われている鋼材はステンレススチールだ。

 ステンレスってのは、クロームやニッケルを含んだ耐腐食性の高い合金鋼で、比較的新しい素材。まして刃物に使えるものは特に歴史が浅い。

 俺があのとき売ったナイフに使われている鋼材は、ATS-34。日本製の高級ブレード材である。

 鉄、炭素、クローム、モリブデン、シリコン、マンガン、銅。そういった材料を上手く添加して作られているハイテク鋼なのだ。


 なんぼドワーフが能力高くても、文化レベルが違う。簡単に再現されることはないだろう。

 まあ、ハンドル材のマイカルタくらいなら、ひょっとすると再現されちゃうかもしれないけどな。


「そうでしたか。実は僕も少しだけ思い出したこともありますので、職人さんを紹介していただけるのであれば、それを教えてもいいですよ。それほど核心にせまる情報ではないかもしれませんが」


 まあ、詳しいことはドワーフさんがどの程度まで、あのナイフから掴んでいるか次第だけどな。


 店主のオヤジさんは、しばらく思案していたが、まあいいかという感じでこの提案を受けてくれた。商業的な紹介ではなく、あくまで個人客としての紹介だぞ――とのこと。

 そして、紹介状を書いてくれた。


「この手紙を親方に見せれば悪いようにはしないだろう。だが、あの工房の剣は|高価(たか)いぞ?」

「高くても良い物が欲しいんですよ」

「おまえさんも物好きだね。戦士でもあるまいに」

「ま、趣味のものですからね。これくらい普通ですよ」

「普通ではないだろう。道楽貴族並だな」

「かもしれません」


 店主の言うとおり、確かに個人の楽しみの為に職人に剣を打ってもらいたいなんて言い出す奴は、この世界にはあまりいないのかもしれない。


 まあ、実際には騎士隊の片手直剣をお揃いで打ってもらおうかと思ってるってのもあるし、全部が全部趣味ってわけではないんだけど。……いや、騎士隊の剣は80%以上は趣味だな。

 道楽でした!



 ◇◆◆◆◇



「ご主人さま、神官から連絡がきたのです。クランについてわかったと」


 ミーカー商会を出て自分の店に向かう途中。

 ディアナのところに、神官ちゃんから例の精霊通信が入ったらしい。

 やっぱ便利だな、通信。


「マジか。じゃあ先に神殿寄ってこう」

「はい」


 神殿はエリシェの中でも中心近くの一等地にある。ミーカー商会も一等地に店を構えているので近い。ちょうどよかった。


 神殿では神官ちゃんが、掃除をしているところだった。

 ル・バラカの神官というと、かなり偉い人のはずなんだが、ちっこい見た目といい、朗らかな性格といい、全くそれを感じさせない。

 だがまあ、それが神官さまの徳の高さというものなのかもしれない。

 掃除なんかは人に任せてしまえばいいようにも思うけどな。


「サルディネーラ、ジローさん。わざわざ来ていただいて、すみません」


 神官ちゃんは、ペコリと頭を下げた。

 おかしい。前から思っていたけど、なぜ俺にはこんなに他人行儀なんだ。

 シェローさんやレベッカさんには呼び捨てで気楽に話しかけてるんだけどなぁ……。ハイエルフ奴隷のご主人さまだからかな?

 まあ、いいんだけどさ。


「いえ、ちょうど近くに来てたので……。それで、クランについてわかったんですか?」


 早速、本題を切り出す。

 いつのまにか出ていたお導き「クラン登録してみよう」の件を、神官ちゃんに調べてもらっていたのだ。


「はい。大神殿のほうで口伝と文献を当たってもらいまして、過去――それも精霊文明時代にまでさかのぼり見つけることができました」


 精霊文明時代て。たしか1000年前とか言ってなかったか。

 日本人の感覚だと、大昔ってレベルじゃないんだが……。だって平安時代だぞ。源氏物語が完成したころなんだぜ。

 エルフ換算だと「ひいばあちゃんの頃」って程度だったりして、そう昔って感覚でもなかったりするのかもな。


「クランというのは、当時、戦士達がエルフの仲立ちの下、交わし合った誓い……。氏族として血を越えた仲間となる法であったようです。……ただ……」


 神官ちゃんは何かを逡巡している。


「ただ?」

「聖句は伝わっておりますし、私も問題なく使えるもののようなのですが、精霊文明時代後は誰もこの魔法を成功していないらしいのですよ。なぜ成功しないのか、精霊の加護が当時よりも薄くなっているのが理由であると、大神官様はおっしゃっていましたが」


 そうなのか。

 だけど、俺のとこにはお導きまで出てるんだしな。神官ちゃんがやってダメだったら、また別の方法があるってことなのか?

 いずれにせよ、ダメ元でもなんでもやってみればいいか。


「でも仲間、仲間か。となるとみんな揃ってる時のほうがいいのかな? エトワとエレピピと。オリカも入れてやりたいけど、今度でいいか」


 というわけで、一度店に行き仕事をして、夕方またみんなで神殿に訪れることにした。


 メンバーは、俺、ディアナ、マリナ、レベッカさん、エトワ、エレピピの6人。シェローさんは自宅。オリカも屋敷で家事。

 クランってのが、何人まで仲間として登録できるもんなのかは、わからないけど、とにかく登録してみるほかない。まあ、あとでメンバーの追加や削除もできるってことだし気楽にいこう。

 どっちにせよダメ元だ。


「来ました」


 訪れた俺たちを歓待してくれる神官さま。


「はい。お待ちしてました」


 お導きが出ているのは俺だ。

 だから、基本的には俺にクラン登録の魔法を使うらしい。

 祭壇へ上がり、準備する。準備と言っても、神官ちゃんと手をつなぐだけだ。これは精霊契約の時も、祝福を授ける時とも同じ手順。

 エルフの契約系の魔法は、手をつなぐのが多いみたいでいちいちドキドキしてしまうね。神官ちゃんの手、ちっちゃくて暖かいな!


「では……ジローさん。さっそくやってみましょう。どきどきしますね……。大神殿でも、『クラン登録をしよう』というお導きは記録にないそうです。やはりジローさんは大精霊ル・バラカに愛されているようです。……きっと成功しますよ」


 神官ちゃんが俺の耳に顔を寄せてささやく。

 ドキドキしちゃうのは俺のほうだよ!


 祝福の時と同じ手順。

 なにごとかブツブツと呟く神官ちゃん。ディアナが精霊魔法を使うときもそうだけど、エルフの魔法の呪文は、人間には聞き取れないものなのか、なんて言ってるのか全くわからない。

 精霊魔法語みたいなものでもあるのかもしれない。


 呪文を唱え終わり、カッ! と一瞬フラッシュのような光りが走る。

 反射的に瞳を閉じる。目が~!

 チカチカする目が回復すると、ちょっと興奮気味な神官ちゃんが瞳に映った。頬を上気させ、両手をせわしなく動かしている。落ち着け。


「わぁ、白い指輪だ! 伝承にあった通りです! すごい! 成功ですよジローさん!」


「お、おう……」


 このエルフ、すごいハイテンションである。

 しかし、特に変化が感じられない。祝福の時と同じパターンか?

 とりあえず、天職板でも開いて確認してみるか――


「ジローさん指輪ですよ! 指輪!」

「え?」


 指輪?

 見ると、たしかに見覚えのないゴテっとした白い指輪が右手の中指にはまっている。カレッジリングみたいなデザインだ。


「その指輪がクラン・マスターの証らしいです。さあ、指輪に向かってクランクランクランと念じてみてください」


 クランマスターか。

 ひさびさのふわっとした説明を聞きながら、指輪にクランクランと念じてみる。


「クランクランクランクラン!」


 ポンッ!


 俺が念じると、予想通りいつもの小さい妖精さんが出た。

 この世界のシステマチックな不思議要素はどうも、この小さい妖精さんが関わってるケースが多いようだな。


「こんにちは。おめでとうございます。クラン新規登録ですね?」


 営業スマイルで用件だけシンプルに告げてくる妖精(小)。


「えっと、はい」


 よくわからんが、登録制らしい。


「では、登録メンバーを教えてください。クラン登録にはマスター以外に5名必要です」


「5名? えっと、じゃああそこにいる連中全員で。ディアナ、マリナ、レベッカさん、エレピピ、エトワ。ああ、ギリギリ5名なのか」


「あら? プレイヤーはあなただけですか。ぼっちですね」


「プレイヤー?」


 前にも聞いたな、この単語。

 てか今、さりげなくディスられた?


「サブマスターはどうなさいますか? と言っても、このメンバーの中でサブマスター登録できるのはSGFのディアナさんだけですね」


「えすじーえふ?」


「どうなさいます?」


「どうなさいます? じゃなくて質問に答えてくれよ。プレイヤーとかSGFとか聞いたことない単語多すぎだから」


 いったい俺が何プレイヤーだってんだ。


「……プレイヤーはプレイヤーですよ。それ以外に説明する語彙が私には組み込まれていません。SGFは、スペシャルガイドフェアリー。手に入れるのに相応の苦労をなさったでしょう? わからないなんてことはないはずですが……」


「すぺしゃるがいどふぇありー?」


 特別な案内妖精? なんて安直なんだ……。

 まあ、エルフだから妖精みたいなもんだろうけどな。普通のエルフではなくハイエルフだから確かに特別かもだし? でも、案内なんかしてもらった記憶ねーぞ。


「まあいいや。サブマスターはディアナで」


 もともとそのつもりだったしな。

 レベッカさんがサブマスターでもよかったけど。まあ、どんなサブマスターにどんな権限があるのかもわからんし、そもそもクラン登録のメリットもよくわからんしな。


「では、ディアナさんをサブマスターとして登録。さらに他の方々もクランメンバーとして登録します」


 妖精(小)が、ステッキをチョイっと振るとポンっとディアナの指に、俺のと似た指輪(俺のよりも少しシンプルか)が出現した。さらに他のメンバーにもシンプルなリング(これはただのストレートリング)が。色は全員白い。


「クランネームは何になさいますか?」


 クランネームか。

 チーム名みたいなものかな。もしくは、ゲームでいうところのパーティ名みたいなものだろうか。

 シェローさんとレベッカさんがいた傭兵団は「緋色の楔スカーレッドエッジ」なんて名前だったんだっけ。格好いいけど、ちょっと厨二的すぎる気もするな。

 騎士隊の名前でいいか。


「アルテミスの騎士……、いや、アルテミスで」


 騎士までつけると仰々しいもんね。


「はい。ではクランネームを『アルテミス』で新規登録いたします。クランマスターは『ジロー・アヤセ』。サブマスターは『ディアナ・ルナアーベラ』。一般メンバーは『マリナ』『レベッカ』『エトワ』『エレピピ』になります。よろしいですね?」


「いいよ」

「はい。登録しました。クランの説明も受けられますか? ……と、そのまえに、お導きの達成が先のようですね」


 そう妖精(小)が言うと同時に、天職板が立ち上がり、ポンッといつもの妖精(小)に変化した。

 うわぁ、同時に妖精が二人出てきたのって初めてだ。けっこうシュールだな。けっこう見た目も違う!


「よおよお! まさかとは思ったが、そのメンバーでクラン登録しちまうとは、効率厨みてえな奴だな! 精霊様に貢献するのもいいけど、お友達作りもガンバってくれよな!」


 ポンッ!


 なんかまたディスられたんですけど。

 なんなんだよこいつら、バカにしくさって。


 精霊石は、赤と白の縞模様が美しい石。紅縞瑪瑙べにしまめのう。サードニクスとも呼ばれる石だ。

 まあ、精霊石自体はいくらあっても良いものだとはいえ、さすがに見慣れてきたな。ピュセル精霊貨の換金で一気に10個も精霊石増えてるからなぁ。


「よろしいですか? では、改めまして、クランの説明受けますか?」


 淡々とした様子の妖精(小)。


「頼む。なんかメリットあるの?」


 みんなおそろいの指輪でカッコイイ! なんて理由だったらどうしよう。

 いや、けっこうマリナもエレピピもエトワも喜んでるみたいだけど。


「もちろんメリットはあります。まずクラン用インベントリが使用できるようになります。枠は最初期状態のホワイトで10。同一アイテムならば、1枠にスタック上限まで収めることが可能です。スタック上限数はアイテムによって異なり……」


「ちょ、ちょっとまって」


「? なんでしょう」


「……インベントリってなに?」


 根本的な質問だ。どうもこいつらは一般的でないカタカナ語を、常識のように話すから困る。


「アイテム収納スロットのことです。アイテムボックスと言ったほうがわかりやすかったですか?」

「倉庫みたいな?」

「そうですね。実際使ってみればわかると思いますが……。クラン用インベントリはマスターとサブマスターだけが開くことができます。キーワードは個々で設定可能ですが、初期状態では『クランインベントリオープン』で開きます。このキーワードでは長いので、もっと短いものに変更することをおすすめしますよ」

「クランインベントリオープン?」


 キーワードに反応したのか、天職板が立ち上がる。

 いつもの天職が記された板ではなく、なるほど、クランインベントリとしての内容が記されていた。


 ――――――――――――――――――――――


 【アルテミス】クラン・インベントリ


 まだ、何も入っていません。


 ――――――――――――――――――――――


「……それでこれで、どうすれば?」

「丁度いいですから、その精霊石を出し入れしてみればわかりますよ」

「いや、だから入れるったって……」

「インベントリに収納したいアイテムを、タブに押し付ければ収納されますよ」


 言われた通りにやってみる。


 天職板は基本的に半透明の板である。書いてある内容を読む分にはまったく不自由ないが、アイテムを押し付けるとなると……。


 シュッと小気味良い音を立てて、精霊石が吸い込まれた。

 うわぁ。


 ――――――――――――――――――――――


 【アルテミス】クラン・インベントリ


 精霊石【めのう】 ×1


 ――――――――――――――――――――――


「うおお、入った! 石の種類まで出るじゃん」

「次は出してみて下さい。該当のアイテムをタップして指定するだけです」

「よし……」


 精霊石と書いてあるところを人差し指でタップすると、ニュルゥ~~~とゆっくり板からせり出してくる精霊石。

 そしてそのまま板に張り付いたように留まっている。

 俺はそれを手に取る。うん。さっきの精霊石に間違いないな。


「以上がクランインベントリの使用方法です。ご理解いただけました?」

「あ、ああ。ありがとう」



 絵面的にはすごいけど、これ超便利じゃね? 異空間にアイテムしまっておけるんだぜ。四次元ポ◯ットじゃん。メリットどころのさわぎじゃないじゃん。革命じゃん。


 旅行の荷物、いろいろ考えて選別してたけど、ちょっと考えなおそう。これがあれば、重いものでも余裕で持っていける!

 行商編、始まっちゃうか!?


「あ、あのー。よろしいですか?」


「……あ、ああ。まだなんかあるんでしたっけ?」


「クラン登録のメリットの話です。もう一つ、本拠地ホームにクランメンバー全員でテレポートできる魔法が一日一回だけですが、使用できます。これも使用できるのはマスターとサブマスターのみになりますが」


「!?」


 テレポート? テレポートって言った? テレポーテーション? 瞬間移動?


「あ、でもこれは本拠地ホームがないクランでは使用できませんので、まずクランの本拠地ホームを手に入れ登録してからになりますね。本拠地ホーム登録でブルーランクへと進みますので、がんばってください」


本拠地ホームって? ブルー? ランク?」


 またよくわからん事言い出したわ。


「クランは最初5名の仲間がいれば登録できますが、そこからランクアップするのが大変なんです。本拠地ホームの入手、メンバーの増強、ネームドモンスターの討伐、戦争での貢献度……。そうした活動を経て名声値を上げていかねばなりません。もちろん、ランクアップするごとに大きな恩恵が得られるわけですが」


「……はぁ」


 覚えなきゃならないことが多すぎる……。

 とりあえず、テレポートは本拠地とやらがなければ使用できないらしい。テレポートもクランインベントリと同じく、キーワードで発動するのだとか。


 ひと通り説明を終えて、妖精(小)は戻っていった(というか消えた)。


 その後興味津々で話を聞きたがる神官ちゃん(妖精さんは他の人には見えない。当然喋ってる内容も聞こえない)に顛末を話した。

 できれば本部だか大神殿だかには伝えて欲しくないが、クランに登録できた人は1000年ぶりとかいう話だし、神官ちゃんの立場上そういうわけにもいかないんだろうな。


 まあ、捕まって人体実験されちゃったりするわけでもないだろうし、大丈夫か。いざとなったらディアナパワーでなんとか切り抜けよう。

 神殿関係者はみんなエルフなんだろうからな。

 ディアナ姫さまのご威光でなんとかしてもらおう。


 しかし、いよいよゲームみたいな世界だよなぁ……。



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