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第58話

「へぇ…あんたが探してたのは、ガザン王の剣だったのか。

でも、なんでまたそんなものを…?」


「良いだろ、別に…

そんなことより…何をすれば、教えてもらえるんですか?」


「そうじゃな…

どうせたいしたもんは持っておらんじゃろうから…わしの役に立つことでもやってもらおうか。」


「だから……具体的に言って下さいよ。」


「う~む……」


魔女は腕組みをして、考え始めた。




「あの……」


フェルナンさんが口を開いた。




「……なんじゃ?」


「薬草を集めるっていうのはいかがですか?」


フェルナンさんがどうしてそんなことを言うのか、私にはよくわからなかった。

だって、フェルナンさんはそんなお宝には興味はないだろうから…

それとも、それってみんなが欲しがるものなのか!?




「薬草を?そりゃあまぁ、薬草を集めてくれたら助かるが、おまえさん、薬草を知っているのか?

なんでもかんでも採ってくりゃ良いってもんじゃないぞ。」


「はい、私は、薬屋以外に魔法使いの所にも薬草を持って行っていたので、魔法に必要な薬草もわかります。」


「そうか、それは助かる。」


おばあさんは、満足げに頷いた。

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