第1章 とんでも……?
「シャリー!ミソノ!ちょっと来て ついでにハイツもね!そこにいるでしょ!わかってんのよー!」
テア副隊長が 直々のお呼び出し
そろり……逃げようとしたハイツくん 襟首を掴まれた
「こら……副隊長補佐!」
サイに とっつかまる
「わ……」
テアが かけてきた
「やっぱりね!」
見回りほったらかしてなにしてんの!
魔物使いよ!
西の森に出たって
つけつけと 怒られて ハイツ君がっかり……
「もう……」
ミソノが 手を腰にあてる
「ほら!しっかり!」
テアが ずる……と ハイツを 引っ張った
「すみません隊長行きます!」
「シャリー」
サイに 付き従う シャリーに エンドが 飛びついた
「エンドもー!」
はいはい!
エンド お口が クッキーまみれ 苦笑した シャリーが丁寧に ぬぐう
お口からココアクッキーの 匂いがした
さっきのクッキーね!
ちょん……
シャリーが つっついた
「てへへ……」
ミソノとウンディーネは 少しご立腹気味
「もう……もう……副隊長補佐になってから遊んでくれない!」
ごもっともである
新規隊員の 世話 そして見回り それからそれから……
なのである……
ミソノとデート出来ないのも仕方ない
「もーう……!おろしてもらおうかしら!」
ミソノ…ぷーってしてるよ!
エンドが ほっぺを膨らます
シャリーに こら……と 叱られた
「えっへへ」
「エンドまで……」
ミソノが ガックリ来たのも無理ないかもしれない……
「はいはい……3人ならんで!」
テアが 手を鳴らす
「隊長!」
「あのな……ハイツ……お前が シャキッとしないとな俺が休めない」
「馬鹿!」
テアに頭をひっぱたかれる
「いて……っ!だってさー」
「あんたも馬鹿ね!執務室でもあるって思ってたの!
しっかりしてよもう!」
テアに 叩かれすぎて ハゲそうなんだよー!
「はぁ……」
一同ため息を ついた!
「さて3人で!」
気を取り直したか 気合いでも入ったか
隊長が 話す
「西の森へ!いってこーい」
相変わらずである
「もー」
敬礼する 3人に テアが
帰ったらテア特製の コーヒーゼリーあるから!チャチャッとお願い!
と拝まれた
「はーい」
一同伸び伸びと 西の森へと 思いきや
「ハイツ副隊長補佐!少しは遊んでっ」
ミソノさん ツノがはえそう
ハイツ君ガックリ……少しは労って欲しいもんである
「ごめん……今やる事沢山でさ!」
拝まれても ため息しか出ない!
ミソノが ぷいっとした
「知らない!」
ミソノー!
ねーシャリー!ミソノがー!
泣きつかれても 困ったもんである
「馬鹿ね デートしてあげなさい!」
ちょんと シャリーにまで つつかれた
ミソノー!
ぷーん
3人は 移動の時はこんな感じである
「あのね……」
エンドが オズルに 耳打ち
シャリーね 焼きもちやいてるのよ!
「エンド!」
シャリーに 言われて てへっと舌を出す
相も変わらず!エンドは 可愛い!
不動の プリティエンジェルは エンドであろうか
「モー!エンドまでー」
ミソノが 振り返る……と
ハイツの 背に緊張が 走る
皆!来る!
凄まじい 魔力を 練り上げて サイクロプスが 造形される
「なに……あれ!」
ミソノが 下がる
「1つ目巨人!」
エンドも シャリーの 隊服の 襟に 隠れた
「でかい!」
3人は見上げた
と……その肩に 少年の 姿
「へっへーん」
少年は 3人を 見下ろすと
「こんばんは!お兄さんとお姉さん」
と からかうように 眉をあげた