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第3話

第2章 突破なるか?


 シャリーが オズルと共に駆けた そしてミソノが イサを唱え 氷結の帝王を呼び出す

 ハイツは 剣を抜き放つと 足元を狙う

「ちょっと……ちょっとお話させて貰えませんかねー」

 少年はひょいひょいと かわしながら 嘲笑を浮かべる

「ばっかだなーお兄さん達!人の話は聞けってならってないのー?」

 いやな言い方に エンドが ぷーっと むくれた

「何よー!どチビいいなさいよー!」

「おーい超ド級どチビにいわれたかありませんねー」

 ドンっ

 サイクロプスが 足を踏み鳴らす

 ぴょん……と エンドが跳ねた

「んッもー!頭きた言わせてあげるわよー」

「ちょっとちょっとエンド挑発にのらないで」

 シャリーが 怒り心頭の エンドを すくいあげる

「サイクロン」

 シャリーが放って オズルが 火炎放射を あわせた

 ごおっ

 炎の 渦が サイクロプスを みまう

「おおっと……」

 少年が 中空へ消える

「頭に血がのぼった妖精さん僕の名前覚えといてクゥっていうよー」

「知るかー!」

 サイクロプスも 霧と なって消えた

「あのチビ助ー」

 エンド……パタパタ

 むっきーっと 憤慨している

 ハイツは ペタとしりをついた

「良かった……あんなの相手にしたらやられる!」

 シャリーが 肩で息をする

 ミソノの 氷帝は つぃっと ミソノに礼をすると 消え去った

「あれ……伝説の巨人族じゃない!」

 シャリーが エンドの 頭を撫でてやりながら呻く

 ミソノが ぶるりと 肩を竦めた

「あーのガキンチョに操られるんじゃ……」

 エンドが 腕組みしてプンプン!

 たいしたもんじゃ

 しーっ

「あいつは強敵だよエンド……」

 ハイツが 告げる

 まるで死刑宣告のようだ

「うん」

 あの魔力!すごかった

 シャリーが 冷や汗を拭う

 3人じゃ勝てない……誰か殺られたら全滅だ!

 ハイツが大地を どっと 殴る

「遊ばれてたしな」

 悔しいらしい

 そこは男の子 当然と言えた

 シャリーは

 とにかく戻ろう 隊長と副隊長に 報告!

 そう言って 指輪を撫でる

 ライト様お守りください

 願うのみであった

 3人は嫌な思いを 個々に秘め学校へ戻る

そして隊長に報告した

「サイクロプス!?」

 お茶をいれていたテアの手も サイの悲鳴にも似た声に ピタととまった

「まさか……あの?」

「はい……紛れもなく」

 ハイツが うなだれる

「魔物使いは少年……遊ばれてるだけでした!悔しいです」

「よしよし」

 サイが ハイツを 撫でた

 3人で行かせてごめんな!

 クシャ……

 ハイツの 前髪を もむ……

「お前もハゲろ!って言いたいとこだが!よく行ってくれた」

 なんだろう?はげまされてるのかもしれなかった

「な……ほら!テアのコーヒーゼリー!」

 上には クリームが のっている

「まるで自分が作ったみたいにいわない!」

 テアがサイの 耳を引っ張った

 いてっ!

 ふ……ハイツが ようやく笑う

「可愛い顔して凶暴なんだからなー」

 サイが 耳をさする

「ま……いいやね!今度みんなでやっつけに行こうや」

 なんだかんだ サイ隊長!たよりになるのであった




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