第3章 愛するコーヒーゼリー?
サイがあんぐりと 大口を開けて ゼリーを 食べている
ミソノが ペしゃと ゼリーを 器に落とした
あんまりにも美味しそうに食べるものだから……
エンドが シャリーの脇で 口をクリームまみれにしている
ほら!隊長!もう……シャキッと!
本当は嬉しいのだろうか テアの 頬が赤らんでいる
「美味いもんは美味い」
パコっ!
軽く 叩かれるサイだったが 意に関せず
パク……ヒョイ……パクと ほおばった
馬鹿ね……
ポソ……テアの呟きをシャリーは聞き逃さなかった
仲良いのよね!実際
クス
シャリーも負けずとほおばる
「美味しいです」
ハイツが 明るく言って ミソノに つねられた
いてぇ
跳ね上がって 一同の笑いをとる
「馬鹿!」
こっちの馬鹿は ニュアンスが 違う
シャリーが クスクスわらって ハイツを 見つめた
「やめてよー」
ハイツ涙目
可笑しいの!
こうして夜もふけて それぞれ自室に帰る
ハイツに サイが 言った
「な……ミソノちゃん……さ……もっと大切にしてやれ」
優しい サイである
ハイツは にっこり笑う
「はい!」
「よっし……!告白練習」
「えーっいいですよー!!」
宿舎中に その声は響き渡った
「うっるさーい!」
テアに 怒鳴られ すごすごハイツ
「ほらぁ……だから……俺をミソノちゃんとするだろ?」
「嫌です」
「なぁに?」
「ミソノはミソノです」
今度はドンドンと 叩かれた
「私がなぁに?」
ミソノさんである
「いやぁ……明日あたりデートしよってさ」
先を越されたハイツくん 悔しそう
「ほんとー?」
ミソノが 顔を輝かせる
「うん」
なんだかハイツ項垂れた
「嬉しくなさそうねー?」
下から睨まれて
ハイツ 姿勢を 正す
東の 丘の花畑いこう!
ほらね!
なんだかやけっぱち
ミソノが
「……?……」
と サイを 覗く
「いいから行ってこい!テアは 抑えとくから」
「だぁれを?」
ミソノの 後ろから ツノの生えたテア出現
サイ 死んだフリ
「馬鹿ね!わかってるわよ!」
ピン!
ハイツの おでこを指で弾く
「激務ご苦労!補佐行ってよろしい」
本当ですかぁ?
ハイツが 笑う
「うん!私は嘘つかないでしょ!いいわよ」
ミソノの 背をパンと 叩くと 部屋へ戻って行った
「わーい」
うるさぁーい
また叱られた