第5章 後悔……
サイが テアに 花束を 手渡した
「赦してくれ」
そして 両膝をつく
「ハイツとミソノを 守れないばかりか」
「馬鹿ね……」
テアが サイの おでこに 唇を おとす
「嬉しいわ……ありがとう3人とも」
無惨に 散った花束を テアが 胸に 抱く
ハイツ?
はい!
ごめんね
サイが 気配を 感じ取って もっと早くに 行ってれば
……テア……俺を殴れ
「いいから……だまってて」
押しの強さは鉄板である
「もーお……」
テアが 手をのばす
大バカ
そっとサイの 唇に 唇をつけた
「きゃー……」
みんなが わく
「みちゃいましたぁ」
ルナが嬉しそう
「隊長……」
テアが サイの 胸をグーで押す
「やっつけましょ!」
最高の 笑顔
サイは 頭を かいた
「あ……ああ」
頬をそめた隊長を この時はじめてみた気がする
ハイツが パンと サイの 背をはたく
「良かったですね隊長……はじめて……」
わっ……こらバカ!
サイが ハイツの 口をおさえる
「どうしたの?」
「はじめてって?」
ミソノと テア
たいがい鈍感なのである
「ちゅー」
ふざけるエンドに
「もう……!」
ミソノが手をぶんぶんと 振った
「なんなのー」
と……シャリー……ここにも鈍感は いたのである
「まずは……クゥは 沢山の魔物を いっぺんに 使える」
テア達に サイが 説明する
多分
サイクロプスの時は一体だけだろう……サイクロプスは強敵だ!だが……ここが……
ここが弱点だ……
「うん……ここをみんなで叩けば……」
テアが シャリー達の顔を覗く
「とにかく……やろう……」
あいつは許せない!
サイが きっと 正面を 向く
そして テアを見た
テアは ドキリとした
「なーテア!コーヒーゼリーまた作ってよー」
あほーっ
テアの 炸裂パンチ
頬に決まる
せっかく男になったと思ったのに!
バカーっ
ドキドキをかえせー!
ひっくり返ったサイに テアは嘆いた
「作るけどね隊長にはあげません!」
「そんなー!」
サイの 涙は なかなか途切れなかった