第7章 行方
「あっ……」
シャリーが 目を瞬いた時
学校前にいた!
ランドル教官!
傍に倒れているランドルを 揺する
皆も1様に 気を失っている
「おきてっ!」
バシッ!とシャリーが 背を叩いた
「う……?」
痛みに ランドルが 起き上がる
「シャリー!ここは」
学校です!
ライト様が!
「あの方は!暴走するなというくせに!」
皆を叩きおこす
「うーん」
サイが 頭を抱える
テアに ゲンコツを貰ったためだ
「ランドル教官転移お願いします」
わかった!
一同が 固まるランドルが 転移を 唱えた
しゅ……
皆は ベルカナへ戻った
「なんで……」
残りの一体と対峙していたライト様が 振り返る
「何故もどった!」
バチッ!
シャリーがライト様の頬を うつ
「暴走しないで下さいっ!」
皆が顔を覆った
「なんでわかんないんですか!」
シャリー……
ライト様が ふっと笑った
確かにだ
驚いた 無礼の筈なのに 笑っている
「ごめんよシャリー危うく 君を未亡人にする所」
ガク……シャリーが 項垂れた
「違います!男の人って正気ですか!あれはアビスです!おひとりでは無理です」
わかったよ
見た事のないような明るい笑顔で ライト様が
サイクロプスに 向き合う
シャリー!皆!たのむよ!
はいっっ!
皆の足並みがそろった
サナ!足封じ
ルナのサナが サイクロプスの 足を封じる
ミソノが 氷帝を 呼びアイスストーム
シャリーが 跳ねた!
とんっ!
サイクロプスの 目に 神剣を立てる
「よし!」
ブランク!
ライト様が 全てのルーンを 放つ
ずがん!
ルーンの束が サイクロプスの 首をはねる
「ちっ……役たたず!」
少年が 地におりた!
そして手に 深淵の 剣を よんだ
「あんたねー!」
「いかな魔物といえ自分の 相方なんだから!」
「うるさいよ!おばさん!」
腕の一振りで テアが はね飛ぶ!
「テア!」
サイが止めて そのままの勢いで 木に叩かれる
「サイ!」
テアが 涙をこぼす!
「このチビ!子供だと思って優しくしてるからって」
テアが 炎帝を よぶ!
おっとぉ!
ランドルが主役を食われる
「ご婦人はおこらせないんだよー!」
ライト様のほっぺたに シャリーの 手形
シャリーが 真っ赤になってモジモジした
「おかげで正気にもどったけどね」
テアの炎帝の ファイヤーストーム!
炎帝を呼び出したばかりのテアなのに
焼き払う威力に サイが うへーっと 息をつく
「もう怒らせるのやめよっと!」
軽々と跳んで
テアの前に立つ
そして 少年の 剣戟を ドリアードの 剣で受止めた
「サイ」
「いいから!まもらせろよ!」
サイが テアを 背で押した
「バカ!」
テアが 真っ赤だ
ライト様が 神剣で 真空を呼ぶ
「おっと!」
少年が ひょいと下がった
とと……と 後ろステップで下がりながら
重力波!
ズドン!
ハイツの結界に 一同が守られる
「よっしゃあ!」
サイが 神速でかけると どがんと 剣を打ち下ろす
少年が 尻もちをつく
「こいつ!」
少年の 瞳に 怒りがともった
「殺す!」
「炎帝!ファイヤーフレア!」
おいおい!ランドルが青くなる
テア!俺を超えたねと 肩をすくめる
皆の動きが活き活きしている
シャリーが 神炎を 纏い 剣を振り下ろす
ファイヤーフレアに焼かれた少年に 剣が落ちた
それをライト様が 止める
「!」
シャリーが顔をあげた
「この少年は器だよ」
ライト様が オーブを 抜き出した
あいつがいるね!
ギュンター!
ランドルが 地を叩く!
「こんな少年を食わせるなんて……!」
テアが 切れた
「許せない!」
シャリーが立ち上がる
「うん……!奴を探そう!近くにいる!」
ライト様が オーブを 転移させた