私はスキルを発動して水脈を探る。
今度は浅いところにあるわ!
これなら…!
イケる!!!
私は水脈を呼び起こした。
枯れた湧き水から水飛沫がほと走る。
「やりましたね!」
シャリフ様も満足気だ。
そして、スラム区の喉を渇かせた人々が集まってこぞって湧き水を飲み始めた。
その行列はだんだんと長くなり、私とシャリフ様はその様子を温かく見守ったのだった。
帰りの馬車の中。
「ねぇ、セフィラ?」
シャリフ様が私の隣に移動してくる。
「えーと…
どうかされたのですか…?」
私は急な接近に戸惑いつつもそう尋ねた。
「あの伝説…
覚えていますか?」
「え、えぇ、水の女神の…?」
「あの伝説には続きがあるんです…
『この地が砂に飲み込まれる時水の女神ウェディルが現れ、王子と結ばれてこの地を救うだろう。
水の女神と正式に結婚した王子は、大きな力を得て、太陽の威光を手に入れるだろう。』と…」
「はぁ…?
太陽の威光…?
そういえばファルーク様が最初の頃におっしゃっていた…」
「太陽の威光とは、王に選ばれた者にだけに見える太陽神バルパドルの事をさすのです。
バルパドルに選ばれた者には大きな力が宿ります。
これを指して僕たちは王と呼ぶわけです。
今…
バルパドルは兄上の手の内にあります…
でも、もしも、水の女神ウェディルのあなたが僕を選べば…?」
「そんな…!
兄弟で争うなど!
それに、私にはそんな力は…!」
「いいえ、あなたが水の女神に違いありません。
ねぇ、セフィラ?」
「?」
「僕のスキルをお教えしましょう?」
「えーと…」
「僕のスキルは…暗示です…
さぁ、僕の目を見て…
あなたはドレスの紐を外す…」
ぼーっとする…!
ドレスの紐を外す!?
そんなバカな!?
けれど私の手は肩のドレスの紐へ…
パラリ…
ドレスの紐が外れた…
「ぃやっ…!」
露わになる乳房に肩が震える。
「おや、抵抗の言葉を発するとは、暗示の効きが悪いようですねぇ。
もう一度僕の目を見て…
そう、良い子ですね。
さぁ、胸を寄せて、僕によく見せて。」
私は両腕をバストの下に沿わせて谷間を作って胸を寄せてシャリフ様に近づける。
いや!
いやなのに!!!
「素晴らしい…!」
シャリフ様は私の乳房を前に顔をやると、穴が開くほど見つめた。
そして、次の瞬間…!
激しくむしゃぶりついたのだ!
ジュルルルル…!
音を立てて私の乳首を飲み込む勢いで甘噛みし、吸引するシャリフ様…!
「アッ、、はぁ…!
んんん…!!!」
私は上げたくも無い喘ぎ声をあげる。
暗示のせいか、胸の位置を変えることはできない。
「ふふふ。
コリコリですね。
美味しい。
もっと僕にいやらしく押し付けて。」
彼は言い、私はシャリフ様の頭を取って彼の顔を胸に押し付けた。
いやぁぁぁぁぁ!!!
シャリフ様は、嬉しそうに乳首に深く口付け続けた。
もう片方は乳首を挟みながら、いやらしく揉んでいる。
ダメッッッ!
「アッんッッッ!
いやぁぁァン!
アッアッアッアッ!」
私はシャリフ様の舌が私の乳首を転がすたびにそう喘いだ。