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第10話 2025.07.21

さて約1か月ぶりの日記である。普通は1か月ぶりの日記を日記とは呼ばないであろうが。


最近はやはり仕事に追われていた感覚が強い。

一般的な会社員に比べれば私の労働時間はかなり短い方だとは思うのだが、最近は上司が新しい仕事をなぜか次々と振ってくる。大したことない仕事でも新しい仕事はやはり神経も体力も擦り減らされるものだ。それで疲れて執筆に向かえない……という時期が長かった。

執筆はとても体力も神経も使う行為だ。たかが100文字の文章だとしても無意識的・意識的に最適な言葉を求めて何度も何度も書き直すのが書き手というものだ。様々な部分である程度余裕がないと文章を書くというのは難しい……というのを改めて感じた。

しかしそれ故に「疲れているから今日は早く寝て明日書こう!」と先延ばしにするクセが付いてしまった、という部分もある。私の場合は「熟考して丁寧に書いた」と思っている文章と、「時間に追われやっつけで書いた」と思っている文章とで、後から見直すとあまり質の差は無いように思える。とにかく書いておく、後から全部推敲するつもりで書いておく……量を書くにはそれも必要なのだろう。

ともかく今連載中の作品も完結が見えてきたので、それが終わればまた執筆に対する景色の見え方も変わってくるだろう。


昨日7月20日には原稿の締め切りがあって、夜には我が宗教の2世オフ会というイベントがあった。

そして翌本日7月21日とても久しぶりに、ヒマな時間を過ごしているという感覚がある。さて何しようかな? という感覚だ。

これはとても大事だ。日々のタスクに追われているだけでは絶対に良いものは作れない、という実感がある。詳しく知りたい方は國分功一郎先生の『暇と退屈の倫理学』を読むべきでしょう。

ヒマだな……と思った末に私はこうして1か月ぶりの日記を書いている。私がやりたくてやっていることだ。つまり私は放っておいても文章を書く人間なのだ。タスクとして詰め込むこともレベルを上げてゆくには絶対に必要なことではあるのだが、創作活動は自分がやりたくてやっているのだ、という原点を見失っては本末転倒だ。



その他一般生活の部分に於いて最近は比較的良好だと思う。

ライブを全然観にいけていないのが悔しいが、週末には人と会って話す機会も増えている。下らない話、さして内容の無い話をしていても、それでも人と会うことは精神衛生を保つためには大事なことなのだと実感している。

酷暑というか夏が長過ぎるのは本当にウンザリするが、体調は非常に良い。……これは本当にナイショの話なのだが実は私も40代に差し掛かった。それでも最近は非常に体調が良くて元気だ。平日も大抵は朝ジムに行ってから仕事に行き、ヒドイ時などは帰宅後にもう一度ジョギングしたりケトルベルで遊んだりする。ご飯もしっかり食べられるし、睡眠で回復しているなという実感が持てるほどには眠れている。

子供の頃は運動なんて若い人間しかしないものだと思っていたから、40代に差し掛かっても毎日運動に関心を向けている私自身のことが不思議な気もする。

まあでも誰もがこうした生活を送れるわけではないだろう。私はそうした部分で資質に恵まれていた、ということなのだろう。



最近はそんな感じでございます。次稿も近いうちに更新できるようにがんばります。

皆さまも体調には最大限お気を付けてお過ごしください。

ではでは~、ごきげんよう~!




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