乙女よ、終末を砕け契約作品
完結済·新着更新:乙女よ、終末を砕け·2025年04月30日 23:13
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あらすじ
詳細
不治の病を宣告された天才科学者・シェリーは、冷凍睡眠に就いて治療薬の開発を待つが、目覚めたのは千年先の未来だった──…。 かつて貧しいながらも愛情を注いでくれた両親に、恩返しがしたい。仕事一本だった人生を、彼らとの時間を大切にする日々に変えたい。 その願いも虚しく、シェリーを待っていたのは彼らもとっくに逝去した、人類滅亡の危機に瀕した世界。 そして自らの開発した人工知能・モモカと、偶然の通りすがりから行動をともにすることになった没落令嬢、翡翠。 シェリーの目覚めが途方もなく遅れた事情には、未知の戦争が関わっていた。 それによる資源の不足、深刻な飢饉、所有者不明の攻撃的ロボットの出現は、未だ人類をおびやかしている。 「世界がこんなになったのは、西に棲む戦争を司る悪魔の仕業なんだって」 生きる意味も希望もなくしたシェリーに、翡翠は言った。 西へ行って、世界を壊した悪魔の正体を突き止めてみないか? …──と。 西には両親の眠る墓がある。それに、悪魔という科学では証明出来かねるものを、科学者としては素直に信じるわけにいかない。………… 東から西へ──… 自身の科学の産物である移動基地を走らせて、シェリーは、翡翠、そしてモモカと、悪魔の正体を暴く旅に出る。   人類を未知の戦争に駆り出し、地上の資源を奪い上げ、謎のロボットを散りばめたのは、本当に悪魔か? それとも、…………  閉じる
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-04-30 23:13ネオ・デビューネオ・デビュー2024-08-07 19:43作者のひとりごと作者のひとりごと
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