Bullrose
完結済·新着更新:間章·2025年02月21日 07:06
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あらすじ
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ヒロインである綾瀬光は葛藤を抱えていた。 主人公の大島錆斗は、汚い嘘や世の中に辟易していた。 そんなとき、綾瀬と出会った。閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-08-19 06:18ネオ・デビューネオ・デビュー2025-02-20 09:27作者のひとりごと作者のひとりごと
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鍵っ子でもあり、冴えカノの霞ヶ丘詩羽愛好家の彼方夢です。どうぞ、僕の作品を楽しんでいってください!閉じる
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死と彼を想う瀬戸際で【連載再開】 聖書の創成期にはこう記されていた。 神は自分にかたどって人を創造された、 私――香は、聖書を読みながら、どうして神が人を創造するに至ったのかを想像した。聖書には地を這う動物全てを、支配させる存在を作りたかったとあるが、果たしてそのような存在が必要だったのか。だが、いくら考えても、馬鹿な私にはわからない。 ページをめくる。蛇が女をたぶらかし、禁忌の知恵の実を食べるところ。その後、知恵が産まれた女と男は、自身が裸であることを恥じた。 そして、神が知恵の実を食べたことを見破り、女と男は楽園から追放。蛇には忌み嫌われる存在へと変化させた。 女はイブ、男はアダムとして地上での生活が始まった。これが始祖の人類の始まり。 まだ何百ページもある聖書を閉じて、また考える。 人はいつから、感情を感じるようになったのだろう。 良い感情も、悪い感情も。アダムとイブが楽園で暮らしていた時には、もしかしたらそのような感覚はなかったかもしれない。だとすれば、感情が産まれたのはきっと知恵の実を食べた時か。 なら、知恵が身に付いたことで、人が“絶望”を感じるようになった。それが原因で人が死を時に願い、自死を行動する人が初世紀から右肩上がりに増えていった。それは悲観する事実なのだろう。 もしも人に知恵がなかったら、きっと天国の生活を過ごしていたと思う。 知恵の代償としては、重すぎる話だった。
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