万年打ち切り作家の成り上がり。
完結済最近更新:第8話 2025年08月07日 21:06
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あらすじ
詳細
英集社には都市伝説がある。それは五回打ち切りになると廃業することになる  学生時代、唯一の得意分野であり自分の逃げる場所であった「絵を描く」という行為。それを職業とするため、大学の時に英集社に五本目の漫画を持ち込む。そこで担当から気に入られ、連載への準備期間である制度、研究生になる。  そこから順当に連載会議を通った自分の原稿が掲載八週目からアンケート結果の最下位争いを繰り返すようになり、担当編集と原稿のテコ入れをするも、その漫画は打ち切られることになった。  ここからが地獄の始まりだった。閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-03-15 17:19作者のひとりごと作者のひとりごと2025-03-15 17:19創意工夫ありし者創意工夫ありし者
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鍵っ子でもあり、冴えカノの霞ヶ丘詩羽愛好家の彼方夢です。どうぞ、僕の作品を楽しんでいってください!閉じる
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死と彼を想う瀬戸際で【連載再開】 聖書の創成期にはこう記されていた。 神は自分にかたどって人を創造された、 私――香は、聖書を読みながら、どうして神が人を創造するに至ったのかを想像した。聖書には地を這う動物全てを、支配させる存在を作りたかったとあるが、果たしてそのような存在が必要だったのか。だが、いくら考えても、馬鹿な私にはわからない。 ページをめくる。蛇が女をたぶらかし、禁忌の知恵の実を食べるところ。その後、知恵が産まれた女と男は、自身が裸であることを恥じた。 そして、神が知恵の実を食べたことを見破り、女と男は楽園から追放。蛇には忌み嫌われる存在へと変化させた。 女はイブ、男はアダムとして地上での生活が始まった。これが始祖の人類の始まり。 まだ何百ページもある聖書を閉じて、また考える。 人はいつから、感情を感じるようになったのだろう。 良い感情も、悪い感情も。アダムとイブが楽園で暮らしていた時には、もしかしたらそのような感覚はなかったかもしれない。だとすれば、感情が産まれたのはきっと知恵の実を食べた時か。 なら、知恵が身に付いたことで、人が“絶望”を感じるようになった。それが原因で人が死を時に願い、自死を行動する人が初世紀から右肩上がりに増えていった。それは悲観する事実なのだろう。 もしも人に知恵がなかったら、きっと天国の生活を過ごしていたと思う。 知恵の代償としては、重すぎる話だった。
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