数かぞえ あと何度会えるの 夢見月
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あらすじ
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 わたしの母は、一年前のあの日。季節がまだ冷たいままの早春に、この世を去りました。  晴れ渡る青空の下、あの日の温かな光景は、未だ重苦しい記憶となって胸に刻まれています。  わたしはあと何度、母に会えるのでしょうか。出来る限り、会いに行きたいと思っていました。関係は理想的とは言えませんでしたが、確かに愛していたのです。  わたしは未だにあの日に囚われています。毎晩、毎晩、夢に見るのです。  作品テーマ『弥生』閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-03-21 17:37作者のひとりごと作者のひとりごと2025-03-21 17:37創意工夫ありし者創意工夫ありし者
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つけとレビュー
受賞歴:ネオペ第1回テーマ短編プチコン最優秀賞/第3回ネオ猫賞 創作:全ジャンル執筆 短編から長編まで、幅広く書く活字中毒者です。骨太本格ハイファン執筆中。 いろんなテーマで書くの楽しいです。 公募に取り組みながらなので、更新遅めです。 時折、届くメッセージ。感想は非常にうれしいです。 いつも、応援ありがとうございます。 寄稿等ご依頼はXのDMへ/仕事募集中閉じる
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