君がいない今日を生きてる
連載中·新着更新:第1話·2025年04月17日 03:00
1人気·0·1.1万字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
風の音を追いかけるように始まった、少年と女性の儚い恋。 高校生の主人公は、ツーリング先で出会った年上の彼女・沙季と心を通わせるが、 その日々は、彼女の病によって静かに終わりを迎える。 遺された言葉も、触れられなかったぬくもりも、 胸の奥で燃え残ったまま、少年はすべてから逃げるように街を離れた。 あれから一年 かつて交わした“最後の約束”を胸に、彼はもう一度、彼女の眠る場所へと向かう。 閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
ネオ・デビューネオ・デビュー2025-04-17 03:00創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
コミュニティ (0)
目次 (1)
しおり
つけとレビュー
フォロー
他の作品
クロリザル
クロリザル売れない小説家・慎太郎は、鬱病の治療のために入院していた。 そこで出会ったのは、脳の重い病を抱えた少女 明るく振る舞う彼女だったが、その病は進行すれば記憶を失い、いずれは命すら危ういものだった。 ある夜、少女は慎太郎に一冊のノートを託して言った。 「私が私だった証が、全部ここにあるから」 それは、少女が綴った「やりたいことリスト」だった。 旅行に行く、小説を書く、誰かにお礼を言う――。 そして、最後のページには、 少女は間もなく病室で亡くなり、慎太郎の胸には深い喪失感が残った。 退院した慎太郎は、彼女の夢の続きを叶えるように旅に出る。 広島、北海道…さまざまな土地で人々と出会い、互いの孤独や傷に触れながら、慎太郎は少しずつ「書く意味」を取り戻していった。 数か月後、彼の小説**『優しさの首輪』**は10万部を突破し、大ヒットとなる。 母校での講演も決まり、かつて彼に深い心の傷を与えた人々の前で、本当の気持ちを言葉にする勇気も持てるようになった。 そして――。 『優しさの首輪』の書店サイン会を終えた慎太郎は、一人、吹雪の北海道の岬にいた。 ポケットには、少女のノートと、はな、智春との出会いが慎太郎を変えていく。 ノートの最後のページに書かれていた言葉が、慎太郎の胸に響く。
ファンリスト