死神子爵は七度死ぬ
連載中·新着更新:第15話·2025年05月26日 06:55
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あらすじ
詳細
 死にたがりの青年子爵の死の謎に、時間を巻き戻す能力を持った死神が挑む。  時は1922年、大正時代。ある冬の朝、軽井沢の別荘に滞在中の銀行家・東條善麿の元に死神が訪れ、お前を明日殺すと宣言する。しかし東條は怯えるどころか大笑いし、ぜひともお願いいたしますと嘯く。  訝しむ死神だが、なんとその夜に死神が手を下していないにも関わらず東條が死ぬ。死神が驚いていると時間が巻き戻り、二人だけが記憶を有したままその日の朝に戻っている。  東條はもうこんなことがずっと続いている、どうかわたしを殺してこの繰り返しから救ってくれと死神にせがむ。死神は否応なく、予期せぬ東條の死の謎を追う。 大正時代、雪密室、タイムループ、叙述と属性は多いですがれっきとした本格ミステリです。謹んで読者諸賢の推理を歓迎いたします。 登場人物一覧 - 東條善麿 財閥華族である東條家の子爵。両親が早くに死去したため若くして爵位を継いでいる。一見物腰柔和な優男だが彼の運営する銀行は苛烈な取り立てで知られており、陰で「死神」と綽名されている。 - 東條小夜子 東條善麿の妻 - 藤原珠名 小夜子の友人 - 久世漣十郎 東條家に先代から仕える執事 - パウロ天堂 全盲の神父 - 三笠伊織 東條家の顧問弁護士 - 雨宮玲 小夜子の主治医 - 黒岩辰巳 小夜子の叔父 - 黒岩相模 小夜子の従兄 - 内藤密 珠名の婚約者 - 死神 東條を殺すために訪れた死神閉じる
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-05-26 06:55作者のひとりごと作者のひとりごと2025-05-16 06:05ネオ・デビューネオ・デビュー2025-05-13 19:05
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