行け男子たち。生活指導のその先へ~修学旅行大作戦~
連載中·新着更新:2016年11月29日21時15分·2025年06月14日 02:14
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あらすじ
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【女子の部屋に夜突撃すれば、恋は必ず実る。らしい】 そんな“伝説”にすがり、告白を決意した男子がいた。 2016年11月、三泊四日の沖縄修学旅行。 第二甲府高校2年・サッカー部の松田は、国際通りで引いたおみくじに導かれ、同級生で放送部の中本へ告白を決意する。 ただし、方法は「修学旅行中に女子の部屋へ夜行って告白すれば成功する」という、学校に古くから伝わる謎の恋愛奥義。 だが、当然それを阻むのは教師たち——。 500人の男子生徒を精神的に処刑してきた「山梨のキラーマシーン」こと生徒指導主事・高橋を筆頭に、個性と殺気に満ちた教員陣が松田の前に立ちはだかる。 だが松田にも、戦友がいた。 剣道部の戦術バカ・須賀、バド部のフリップ芸人・向居、中本ファンクラブ会長でボート部の川場、そして将棋部の奇才・中田。 彼らは友情とノリと半ば狂気で、夜のホテルに“作戦”を仕掛けていく。 残されたチャンスは、三晩だけ。 果たして松田の想いは、神と伝統と下心に乗って、中本に届くのか——? バカで必死で、でもなぜかどこか共感できる。 これは、男子高校生たちが“本気”で恋に挑んだ、くだらなくて尊い修学旅行の記録である。 閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-14 02:13創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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つけとレビュー
アマチュア作家。 実際の話を元に、登場人物の視点を重視した創作話を描いています。山梨や若者に関連する作品が多いです。やまなし文学賞青春賞佳作。 Twitter▶https://x.com/natsuzaka0810閉じる
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