あらすじ
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「兄ちゃん残念だったな。初対面でいきなり『ダンジョン外の魔物』に目ぇ付けられちまってよ」
一攫千金の夢を追ってダンジョンを訪れた金髪碧眼の青年ヘイデンは、ダンジョンを管理するダンジョン開発機構の職員イーサンに半ば強引に彼のチームへと引き込まれた上、彼と同室にまでさせられてしまう。男を惑わす魔物だと蔑まれるイーサンが夜な夜な男を連れ込むため、眠れぬ夜を過ごすヘイデンはダンジョンに潜る前から既に憔悴しきっている有様だ。しかし同じ時間を共有しているうちに、ヘイデンもまた彼の抗いがたい魅力の前にいつの間にか陥落していって……？閉じる
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作品アチーブメント
ネオ・デビュー2025-06-24 20:47
創意工夫ありし者
作者のひとりごと
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爽やか好青年？営業攻め×真面目でピュアな工員受け ※どっちも筋肉！！！
「一生に一度だけ！ あなたの最強の良縁をお約束致します！」
そんないかにも胡散臭い宣伝文句につられて訪れた結婚相談所で、工場職員でゲイの下地宗馬がマッチングされたのは、同じ会社の営業部でバイの天野翼だった。ところがこの翼という男、相性最強どころか人種が違うし、食べ物や映画や好きな物の好みが壊滅的に被らない！ これのどこが相性最強？ 四十万の相談料を返してくれ！
すぐに破談を言い渡そうとした宗馬だったが、そんな宗馬に翼が衝撃の言葉を言い放つ。
「まさか二週間で婚活が終わるなんて思ってなかった。七十万支払う価値あったっていうか」
こいつ俺の倍近くふんだくられてる！ とてもお断りできるような空気じゃないぞ。しかも気のせいか、こんなに悪条件な相手にも関わらず、翼はなぜかとても満足している雰囲気だ。
「体の相性はすごく良かったんだ。まずは付き合わなくてもいいから、俺のことを知ってもらうチャンスをくれないか？」
こうして同じ会社の工場とオフィスの間で、知り合い以上恋人未満（ただし体の関係アリ）の二人の社内恋愛がスタートする。
趣味が合わなさ過ぎてデートもトラブル続きだし、一筋縄ではいかない会社の仲間たちには振り回されるし、二人の未来は前途多難。それでも自分に対して時折愛情のような執着を見せる翼に、宗馬は少しずつ心を開いていって……？
良縁とは？ 相性とは一体何なのか？ ちょっと面倒くさい性格の宗馬と一緒に考えていく、下町工場ラブコメディ！
BL作品
