刹声に祈る、キミと久音を。
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あらすじ
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『せめてあたしたちだけは、あたしたちのこと、覚えていようね』 九重刹声(せつな)。狐の耳がある中学生で、ゆいいつ大切なものは妹の久音。 九重久音(くおん)。狐の尾がある中学生で、いちばん好きなものは姉の刹声。 他の国と同じように人間と獣人が共存する日本の、他のまちよりも少しだけ獣人差別が根強いゆきなみ市。 その片隅の暗い夜のさなかで、二人は懸命に生きていた。 バイト先の店長、客、級友、教師……。 周りを取り囲む人々との交流の中で少しずつ変わっていく、互いを想い合うかたわれ同士のすれ違いと気づきと、夜明けのお話。 「……せつな、だいすき」 「あたしも、くおちゃんが一番大切だよ」閉じる
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-07-15 12:00作者のひとりごと作者のひとりごと2025-07-11 12:00ネオ・デビューネオ・デビュー2025-07-11 02:20
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