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あらすじ
詳細
京都大学を卒業し、大手企業・東都総合ホールディングスへ入社した佐伯ミナ。
人の気持ちを察することが苦手な彼女が身につけたのは、
《ここまでが自分の責任》
《ここから先は他人の領域》
という一本の線だった。
「本人には確認しましたか」
「その判断は、誰の責任ですか」
「それは、本人が選べることですか」
善意のつもりの介入。
勝手な気持ちの推測。
責任の押しつけ。
曖昧な社内慣行。
ミナは誰かの気持ちを代わりに決めず、事実と許可と責任を一つずつ確認していく。
やがて彼女は、本社コンプライアンス統括室へ。
そこで扱うことになるのは、個人同士の小さなすれ違いだけではなかった。
新たな雇用制度。
AIによる仕事の変化。
そして、七百八十人が会社を去る大規模な人員整理。
会社は、社員を選ぶ。
では。
社員もまた、会社を選んでいるのだろうか。
必要とされることと、
自分がそこにいたいことは、
本当に同じなのか。
分かり合うことより、
分からないまま境界を尊重すること。
現代企業×コンプライアンス×境界線。
これは、他人との間に線を引いてきた一人の女性が、
最後に自分自身の人生にも線を引くまでの物語。
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創意工夫ありし者2026-09-25 01:42
ネオ・デビュー2025-11-02 09:01
作者のひとりごと2025-11-02 09:01テケナーと申します。
主に現代を舞台に、人間関係や心理、喪失と再生をテーマにした物語を書いています。
現在はネオページ、GoodNovelにて、
『RE:LAY ―幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話―』
を連載中です。
亡くなった世界的モデルの姉が幽霊となり、15歳の妹を支えていく、姉妹の絆と再生を描く現代ファンタジーです。
そして、ネオページでは
『コミュニケーション許可局』
を連載しています。
主人公は、22歳の新入社員・佐伯ミナ。
彼女が大切にしているのは、
「相手の領域へ、許可なく入らないこと」
です。
飲み会、雑談、呼び方、好意、善意、相談、仕事上の我慢。
職場では当たり前のように流されている小さなコミュニケーションを、ミナは一つずつ確認していきます。
人が嫌いなわけではありません。
ただ、自分と相手の境界線を曖昧にしない。
そして、その線を相手によって変えない。
そんな佐伯ミナを通して、
「分かり合うことより、分からないまま境界を尊重すること」
を描くオフィス心理ドラマです。
ネオページでは、現実世界ジャンルの週間・月間ランキング1位を獲得。
カクヨムコンテスト11では、ライト文芸部門で長編・短編ともに中間選考を通過しました。
『コミュニケーション許可局』は、5月から長らく更新をお休みしていましたが、本日より連載を再開いたします。
再開にあわせて、第1話から過去エピソードの文章や構成も見直しました。
ただし、作品の世界観やテーマ、佐伯ミナという主人公の根本は変わっていません。
佐伯ミナは、これまで通り佐伯ミナです。
今後は『RE:LAY』と同様、毎週月・水・金の更新を予定しています。
新作の執筆も並行しているため、お休みをいただく日もあるかと思いますが、無理のないペースで続けていきます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。閉じる フォロー