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童ノ宮奇談「辿縁」篇
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童ノ宮奇談「辿縁」篇
ホラー
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都市伝説
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最近更新:つきまとう影
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2026年03月20日 19:00
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母の封じた「記憶」が娘に忍び寄る。 専業主婦の竹原カリンは、娘ミトを連れて駅前のメンタルクリニックを訪れる。 彼女は日々つきまとう、正体不明の気配に怯え、不安に苛まれる日々を過ごしていた。 そして、娘の掌に、彼女が生まれた時から握りしめられている“天狗石”。 それは、かつて自分が逃げ出した実家・塚森家に伝わる神紋が刻まれた石だった。 何度捨てても、必ず戻ってくる。まるで“誰か”が、娘の手に戻しているかのように。 さらにミトは、誰も教えていないはずの真言を口ずさみ、 「おめめが一つだけのお兄ちゃん」と楽しそうに話すようになった。 カリンは語り始める。 自分の家は、神職の家系だったこと。 見えないものが“日常”として家の中を歩き回っていたこと。 家族はそれを当然のように受け入れていたこと。 ただ一人、自分だけが恐怖に震えていたこと。 だから逃げた。 だから忘れた。 だから、記憶を封じた。――そのはずだった。 なのに、娘の誕生とともに、封じたはずの記憶は再び“こちら側”へ滲み出してきた。 まるで、呼び戻されるように。 カウンセラーは静かに言う。 「神様がいるかどうかではなく、あなたが“なぜ”そこまで恐れているのかが問題です」 そして提案される催眠療法。 カリンは、記憶の奥底へ沈む決意を固める。 ※童ノ宮には、語り継がれる怪異がいくつもある。『童ノ宮奇談・読切篇』は、その一つひとつを語り部屋から切り出した独立した怪異譚の記録です。どの篇から読んでも構いません。 ※すべての怪異を通して辿りたい方は、『童ノ宮奇談(総合版)』へどうぞ。
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2026-03-20 19:00
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つけとレビュー
最近更新:つきまとう影
2026年03月20日 19:00
ワダケンイチ
作家兼シナリオライター。 ゲームアプリのシナリオとか、ゆっくり動画の台本とか節操なく書かせていただいてます 富士見ファンタジア文庫「ヴァロフェス」シリーズで商業デビュー。 他の作品は「迷界のアマリリス」(HJ文庫)「流行ノ禍~ハヤリノワザワイ~」上下巻(キンドル版)「アンソロジー クトゥルーはAIの夢を見るか?」(青心社)など。 モットーはノンビリマイペース。
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童ノ宮奇談「おぶさりお化けのウバリヨン」篇
その怪異は背中におぶさってくる。 地方都市・童ノ宮で暮らす中学生、塚森キミカ。 ある朝、教室で友人に指摘されるまで、彼女は気づかなかった。 自分の背中に、古びた猿のヌイグルミがまるでしがみつくように張り付いていたことに。 その身に覚えのないヌイグルミは、古いアニメのキャラクター「ウバリヨン」。 どれだけ引き剥がそうとしてもそれはキミカから引き離すことができず、その瞬間を境にキミカは原因不明の体調不良や倦怠感、そして背骨を軋ませるような重みに心身を蝕まれてゆく様をキミカの関係者達の音声記録という断片的な形で語られてゆく。やがて古い民間伝承に語られる「オブサリテェ」なる怪異が静かに影を現し始める……。 ※童ノ宮には、語り継がれる怪異がいくつもある。『童ノ宮奇談・読切篇』は、その一つひとつを語り部屋から切り出した独立した怪異譚の記録です。どの篇から読んでも構いません。 ※すべての怪異を通して辿りたい方は、『童ノ宮奇談(総合版)』へどうぞ。 ※本作は拙作〈童ノ宮奇談〉シリーズの一編であり、コンテストのため読み切りを想定して制作しました。
童ノ宮奇談「無貌」篇
「無貌」。――それは“心”を凍てつかせるおぞましき呪物。 人気心霊動画配信チャンネル「心霊バカップルが死ぬ気で地獄に凸してみた」が今回扱うのは、修学旅行中の高校生が突如暴走し、同級生を斬りつけた 「能面高校生バスジャック事件」。 事件の鍵を握るのは、事件を起こした少年が民俗学博物館から盗み出し、それをかぶって強行におよんだという古い能面「無貌(むぼう)」。 千年前の貴族屋敷跡から出土したとされるその能面は、作者不詳・用途不明。展示パネルにはただ「無貌」とだけ記されていた。 事件の一部始終を目撃した同級生は言う。あれはいつものAじゃなかった、彼は呪われ何かに憑かれていたと。 その後、能面は対怪異の専門研究機関に回収される。 「心霊バカップル」チャンネルの配信者・塚森トウヤは研究施設を訪れ、能面「無貌」がいかなる呪物なのか、己の目で確かめようとするのだが……。 ※童ノ宮には、語り継がれる怪異がいくつもある。『童ノ宮奇談・読切篇』は、その一つひとつを語り部屋から切り出した独立した怪異譚の記録です。どの篇から読んでも構いません。 ※すべての怪異を通して辿りたい方は、『童ノ宮奇談(総合版)』へどうぞ。
童ノ宮奇談「団地のおうさま」篇
その団地には、子どもたちだけが知っている“おうさま”がいる。 ※あらすじ 夢ノ宮市の新興団地で暮らす小学三年生・田所桃は、授業で提出した作文の中で“団地のおうさま”という存在について語り始める。 さまざまな動物を生贄として差し出すことを強要され、逆らえば耳を噛みちぎられる……。 あまりに異様な内容に、対怪異調査機関・朱雀機関の職員である塚森レイジは小学校教師に偽装し、桃の母親・田所あかりへの聞き取りを行うが、彼女はすでに何かに取り込まれたように狂気じみた言動を見せる。 やがて、「団地のおうさま」を討つべく、団地全体を巻き込む作戦が始るのだが……。 ※童ノ宮には、語り継がれる怪異がいくつもある。『童ノ宮奇談・読切篇』は、その一つひとつを語り部屋から切り出した独立した怪異譚の記録です。どの篇から読んでも構いません。 ※すべての怪異を通して辿りたい方は、『童ノ宮奇談(総合版)』へどうぞ。
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