「ああ、俺か?
俺はギーン。
俺は昔、傭兵だった。
魔女と一回だけやりあって、
この有り様さ。」
足を指差し、外した。
「義足だったのね、、、。
で?
今も戦えないの?」
「情報屋としちゃあS級だが、
傭兵としてはどうかな。
少なくともC級くらいなら
こなせるぞ!」
「なるほどね。
ギーンは、
情報屋でS 級、
傭兵でC級。
桜皮(おうひ)は、
妖精でD級。
ポチは、
猫耳族でG級。
パーティーは、
順当に最低ランク入りね。
わたしは、
魔法使いでA級。
ちなみに、
リビエラさまは、
Sが無限大にくっつく感じね。
ということで、
みんなも、よろしくね!」
おおー、わかりやすい?
あの、顔に出てますよ?
意識が伝わってくる。
「ほら、感心しないで、
依頼探して。
これなんかどう?」
「Fランクのクエスト。
薬草採取、銅貨1枚。
途中スライムに遭遇するが、
逃げるも戦うも自由、か。」
「無難ですね、主さま。
まずは、これにしましょう♪」
「俺の斧の錆びにしてくれる!」
「我は逃げる。」
「趣旨、理解してる?」
リッタの顔がひきつった。
「武器が要りますね。」
「わたしが出すわ。」
「いあ、う、、、。」
「ギーンは斧。
桜皮(おうひ)は魔法。
ポチは弓矢。
わたしは、
見てるだけね、案内役!」
「我も斧、、、。
何でもありませんです」
敬礼が決まった!
にらめっこなら得意だ!
あの、違い、まあいいです。
先を急ぎましょう♪
意識が伝わってくる。
こうしてパーティー(仮)
が結成されました。
まずは武器を揃え、
ギルドへ向かいましょう♪