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第20話 武器のいろは

武器は、威力ではない。


己の身の丈にあった、


扱い易さで選べ。


とは、リッタの弁。


ということで。


我は、

猫耳族が扱える大きさの、

木目の弓矢。


桜皮(おうひ)は、

妖精の回復笛。


情報屋は、

ごく普通に、

鉄の斧。


そして、


リッタは、

魔法使いの杖。


これらが初期装備となった。


お金持ちだなあ。


「あとで返してね。」


え。


「常識ですよ、主さま。」

「常識だろ、お嬢さんたち。」


桜皮(おうひ)も、

それに、

ギーンまで、、、。


立派になったもんだよ

、、、。


まだ、

戦ってないですよ?主さま。


意識が伝わってくる。


「ギルドには、

わたしが話をつけるから、

安心してね。」


リッタは、

胸を拳で叩く仕草。


頼もしい~


そうだ、

まだ、戦ってない。


ということは、

まだ、

戦わずに逃げられる!


、、、。


かもしれない。


リッタが、

鬼じゃなければ。


ギルドの所用を済ませ、

いざ。


青々とした、草原へ!

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