統合失調症の筆者による、筆者自身の弔辞であるとありました。
統合失調症を持つ私としましては、
闘病の果てに死があるとしましても、
可能であれば生きているときに、
懸命に生きていることを認めてほしいと思うのです。
統合失調症と戦って、
傷つきながらも何とかボロボロになって生きていて、
衝動で死んでしまうのではないかという恐怖におびえて、
それほどまでに大変な思いをして生きているのに、
認められるのが死んだあとなんて悲しいと思ってしまいます。
ですから、四森さんには私から、生きているうちに、
統合失調賞を贈ります。
今までたくさんギリギリまでがんばられました。
これからも生きやすいばかりではないかと思いますが、
少なくとも私は、四森さんの新作を待っています。
まだ感想を述べていない作品もあります。
どうか、この世界に四森ありと、創作で世界に傷をつけるくらいの気持ちで生きられてください。
それだけの力があると信じています。