神報者《オブザーバー》の弟子
連載中·新着更新:神?との邂逅編 エピローグ·2025年04月12日 17:00
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あらすじ
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異世界転生…といえばチートだ。主人公はチートを使い、異世界を冒険しヒロインと一緒に世界の危機に挑んでいく… セアに転生したアリスも当初はそういう期待を抱いていた。しかし、現実はそうはいかなかった。 チート…このセアではユニークと呼ばれるが、転生したアリスの獲得したユニークは本来なら男性しか使えない魔法だった。 しかもその特殊なユニークのせいで神報者という特殊な職業の龍に保護される。 しかし、アリスもこの特殊すぎるユニークを持ったのは私がこの世界の主人公になった証だと考え、主人公なら特殊な仕事に着くものだという考えから神報者の弟子になる。 いざ、冒険やら特訓やらが待ち構えているのかと思えば、魔法学校に入り、魔法を学ぶ生活だった。 それでもアリスは魔法を学びながら、可愛い同級生とともに第二の人生を歩んでいく…自分の存在ががこの世界にとってどれほど重要かも知らずに。 ただ残念なことに……アリスには魔法の才能が皆無であった。閉じる
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-04-12 17:00作者のひとりごと作者のひとりごと2025-03-16 17:00ネオ・デビューネオ・デビュー2025-03-07 21:00
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英雄の資格 ~果たされなかった約束~
英雄の資格 ~果たされなかった約束~485年、ディゲーニア王国にてファスコ国王が死んだという知らせが王国中に届いた。 国王が死んだという知らせに国民は悲しみに暮れ、涙を流した。だが、アルクス協教会の編纂者であったミラフェスはこの知らせに悲しみよりもがっかりした感情が優先していた。 国王は60年前、北に住む魔王ヴァシリッサを討伐したことにより、当時の国王から褒美として、妻であるノエル女王と結婚、国王に就任したのだ。 だが、本来武勇伝として語るはずの魔王討伐に関して、ファスコ国王は死ぬまでその詳細を一切誰にも語らなかった。 教会の編纂者であり王宮付きの編纂者でもあったミラフェスも何度も国王に交渉し、魔王討伐について自伝として書物を残さないかと言い続けてきたが一度もその口を開くことは今までなかったのだ。 しかし、国王が死ぬ数日前、唐突にミラフェスを自室に招き魔王討伐に関する過去を語ると言い出したのである。そして内容が膨大であると予想したミラフェスは準備のため数日後、取材をするというとウキウキし、取材の準備を始めた。 その矢先の訃報である。ミラフェスは心底がっかりした。 だが国王の葬儀が終了して数日後、協会にある青年が訪れた。ディオと名乗る人物は自らを国王の隠し子と名乗り、ミラフェスにファスコの過去を調べて欲しいと依頼してきたのだ。 ディオが本当に国王の息子なのかすら怪しい状況だったが、ミラフェス自身もようやく聞けるはずだった国王の武勇伝をこのまま終わらせていいのかという迷いがあった。 魔王討伐自体は事実であるため、その功績を辿れば本人に聞かずともこの魔王討伐に関する歴史が分かるのではないかと考えたのである。  そして同時に何故今まで国王が秘密にしてきたのか、このディオという青年が本当に国王の息子なのかもこれで分かるのでは?と思ったミラフェスはディオの依頼を承諾し、ファスコ国王の魔王討伐の取材に旅に出るのだった。  だがミラフェスは知らなかった。  この旅で国の存在を揺るがす重大な事実を知ることになると。
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