あらすじ
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外の世界への『夢』を持ちながら辺境の村で暮らしていたローゼは十七歳になったある日、王都から来た大神官に「聖剣の主として選ばれた」と告げられた。 しかし世にある十振の聖剣は所持できる家系が決まっている。 辺境の村に生まれた自分とはもちろん何の関係もない家だ。 どういうことか、と戸惑うローゼに大神官は重ねて言う。 「あなたが持つのは、四百年のあいだ誰も手にしていない『十一振目の聖剣』です」と。 記録がほとんど無く、謎ばかりが多い『十一振目の聖剣』は、その持ち手としてローゼが選ばれた理由すらも謎だった。 この聖剣はどういう類のものなのか。そもそも、何の才覚もないただの村娘に聖剣の主が務まるのか。 悩むローゼは村の神官であるアーヴィンの助言も受け、最終的に「聖剣の主になる」と決めて憧れの外の世界へ旅立つ。 そこで出会ったのは、村にいたときには想像もできないことばかりだった。閉じる
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-04-29 19:42作者のひとりごと作者のひとりごと2025-04-11 19:27ネオ・デビューネオ・デビュー2025-04-10 21:05
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つけとレビュー
好きなジャンルはファンタジー。 中でも「冒険や謎が主体で、加えて恋愛がある」という女性主人公の物語が大好物で、自分でもそのような話を中心に書いております(例外もあります)。 ※現在の状況 ネオページさんに登録したものの、まだ何をどうしたらいいのか、どれがなんなのか、さっぱり分かっていません。 とりあえず手探りで進めていきたいと思いますので、反応の薄さや遅さはどうぞご容赦ください。 フォローいただけたときはなるべくフォローをお返ししようと思っています。 ※作品について 連載は4/12現在で2作品。 「偽りの姿をした僕と、優しい嘘を言う君が、陽の光の下でワルツを踊るまで」 「選ばれた村娘は聖剣を携え、遥かな道を往く ~ただし選ばれただけの娘は、未だ謳われることなく~」 です。 どちらもストックがある限りは毎日更新予定。 ストックがなくなりましたら、「偽りの~」は毎週火曜日更新に切り替わります。 「選ばれた村娘~」に関しては不定期更新となります。 どうぞよろしくお願いします。閉じる
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偽りの姿をした僕と、優しい嘘を言う君が、陽の光の下でワルツを踊るまで
偽りの姿をした僕と、優しい嘘を言う君が、陽の光の下でワルツを踊るまで【幼馴染の彼女(金持ち新興貴族)のため、女装して奮闘する彼(貧乏な没落貴族)の物語】 ◇◆◇◆ パートリッジ伯爵家は没落寸前だった。ジェフリー・モートという商人の甘言に乗って借金を重ねてしまったからだ。 没落を回避する方法は一つ。王都でも名高い令嬢であるパートリッジ家のエレノアが、ジェフリーの娘サラに貴族としての振る舞いを教えること。サラは半年後の社交界デビューまでに貴族の婚約者を見つける手はずになっているのだ。 しかし当のエレノアは「断固として教師役を拒否」との姿勢をとった。 困ったパートリッジ伯爵はもう一人の子どもに泣きつく。 「グレアム! お前がエレノアの格好をしてモート家の屋敷へ行ってくれ! お前たち姉弟は幸いにして母親似だ、きっと誰にも気づかれないはず!」 「いやいやいやいや父上、さすがに無理がありますって!」 だが結局パートリッジ伯爵の『息子』グレアムは女装し、姉のエレノアのフリをして、サラに貴族の振る舞いを教えることになった。 これもすべてはパートリッジ伯爵家の存続のため……とは、見せかけだけの話。 実は家のためではなく、ほのかな恋心を抱いていたサラが幸せになれるように、との思いを抱いてのことだけど、それはグレアムだけの秘密だ。 果たして“偽エレノア”はジェフリーやサラに正体を気づかれることなく、教師役を完遂できるのだろうか? だけど多分、サラは既に――。 ◇◆◇◆ ※他サイトでも掲載しております。 ※毎週火曜日に更新予定。加えて不定期に土曜日も更新いたします。
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