死んだはずの亡妻が隣国の王妃に?!薄情夫の再婚なんてもうどうでもいい
完結済·新着更新:第21話·2025年06月07日 11:00
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あらすじ
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娘を守ろうとして谷底に落ち、重傷を負い、記憶を失った。 誰もが、私が死んだと思っていた。 夫・橘 澄信はわずか一年で新しい妻・安倍芙絵を迎え、我が子は彼女を母と呼んだ。 五年後、記憶を取り戻し帰宅した私に、澄信は冷たい言葉を口にした。 「お前の居場所はもうない」 だが彼は知らなかった。 私は記憶喪失の間、出雲国の斎宮親王と結婚し、親王妃となったことを。 宮宴の夜、澄信が跪いた先には…かつて捨てた元妻。 偽りの新妻の甘い罠、教え込まれた我が子の敵意、橘家に渦巻く陰謀。 失われた記憶が導く新たな人生の行方は?閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-06-07 11:00ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-05 16:53作者のひとりごと作者のひとりごと
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子どもを失った日に、クズ夫は愛人のハムスターの妊娠検査に同行した結婚して七年、知り合ってから八年になるが、松田清子と田中健一の関係は、見知らぬ他人よりも冷え切っていた。 松田清子はいつもこの家を守るために尽くし、夫が戻ってくるのを待ち続けた。健一を愛し、家事も親族との関係も完璧にこなし、ただ彼がいつか彼女を振り返ってくれることを願っていた。 ある日、健一が酔っぱらって清子を抱きながら別の女性の名前を呼んだ時、初めて彼女は悟った。今まで、一度も愛されていなかったことに。 愛人からの妊娠検査薬が、清子が病院で検査を受ける直前に届いた。病院で彼女は子供を失くし、死ぬほどの痛みに襲われている最中、ほんの小さな擦り傷で大げさに騒ぐ健一が、病院の別の診察室で愛人の世話をしていると聞いた。 そして、彼女が命がけで産んだ息子まで、愛人の側に寄り添っていた。 彼は愛人のために映画に投資し、花火を打ち上げ、夫が妻にするようなことを全てしたが、誰の前でも清子が妻だと一度たりとも認めたことはなかった。 そして、絶望の中、完全に目が覚めた。 松田清子は仕事を始め、本当の自分を取り戻し。 彼女が次第に輝くと、田中健一は彼女に気づき、後悔し始めた。 しかし、松田清子は別の男性の腕を組んで彼の前に現れ、招待状を手渡した。 「元夫さん、私、再婚して子どもができました」
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