帝国退魔鬼譚 ~我が宿敵に口付けを~
405人気·6·4万字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
「――その身体は、俺のモンだ」  俺様系クールイケメン、卜部壱武。  彼は、帝都を霊的災害から守る退魔師の名家『卜部』の跡取り。    隣には、いつも守るべき幼馴染がいる。  癒し系でお人好しな優男、薬子千弥。  彼は、なぜか怪異に好かれてしまう特異体質を持つ、巫術師の末裔。  凸凹コンビとして怪異退治に明け暮れる日々。  しかし、壱武だけが知っていた。  千弥の中には、彼自身すら知らない、もう一つの人格――まつろわぬ者たちの王と謳われた、恐るべき「魔性」が眠っていることを。  ある任務をきっかけに、ついに覚醒する、抗いがたい魔性の王。  翻弄され、追い詰められた壱武が放つ、起死回生の策とは? 「さて。美味かったかよ、酒と俺の血のハイブレンドは」  最凶の魔王に、傷だらけの退魔師が不遜に笑う。  これは、宿命に縛られた二人の、愛と執着の現代退魔奇譚。閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-06-30 02:52ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-30 02:52作者のひとりごと作者のひとりごと
受賞歴:ネオペ第1回テーマ短編プチコン最優秀賞/第3回ネオ猫賞 創作:全ジャンル執筆 短編から長編まで、幅広く書く活字中毒者です。骨太本格ハイファン執筆中。 いろんなテーマで書くの楽しいです。 公募に取り組みながらなので、更新遅めです。 時折、届くメッセージ。感想は非常にうれしいです。 いつも、応援ありがとうございます。 寄稿等ご依頼はXのDMへ/仕事募集中閉じる
フォロー
他の作品
ポンコツ悪役令嬢の観察記録 ~腹黒執事は、最高のショーを所望する~
ポンコツ悪役令嬢の観察記録 ~腹黒執事は、最高のショーを所望する~ 王家の策略により、王太子の婚約者に選ばれた伯爵令嬢ベアトリーチェ。 「お気づきになりましたか、お嬢様。これは、栄誉ある縁談などではない。『金の首輪』ですよ」  愛する家族を守るため、令嬢は決意する。  ――そうだわ、わざと嫌われて、婚約破棄されればいいのよ!  歴史上の悪女を手本に「完璧な悪役令嬢」を目指すが計画は、持ち前のポンコツさとドジっぷりで、いつもあらぬ方向へ大脱線! 「お嬢様、本日のご予定は? ……ふむ、実に面白い脚本ですね」  そんなお嬢様の奇行を、完璧なサポートと皮肉で支えるのは、ミステリアスな専属執事、イヅル・キクチただ一人。 「ああもう! なぜ計画通りにいかないのよ!?」  ドタバタな悪役計画は、何故か生真面目な王太子や天然ヒロインの心を掴んでしまい、事態はどんどん複雑に!?  すべてを裏で操る腹黒執事の掌の上で、果たしてポンコツ令嬢は、望む「穏便な婚約破棄」を手にすることができるのか?  これは、悪役を演じる不器用な令嬢と、その人生を「最高のエンターテイメント」として愉しむ執事がおくる、予測不能な勘違いラブコメディ。  さあ、勘違い悲喜劇(バーレスク)、ここに開幕。
ファンリスト