ウエスタン信長公記
完結済·新着更新:第34話 我がキモサベ、信長·2025年08月24日 02:05
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あらすじ
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 天文十六年(1547)、元服を終えて初陣を控えた織田信長は、産まれたときに一度死んで生き返ったという事実から母親に疎まれ、馬術や水練、相撲だけでは満たされない鬱屈した少年時代を送っていた。  その彼の前に、馬と話して盗む異人が現れる。イサクァという名前の異人は、アメリカ大陸から奴隷としてスペインの船に乗せられ、ポルトガルの船に売られて種子島に流れ着いたネイティブアメリカンであった。一族に伝わる〈悪霊〉退治が使命だというイサクァは、少年信長のことを一度死んだ人間は戦いの場では決して死なない〈歩む死〉であるからと、「キモサベ」と呼んで自分の手伝いをするように求めてくる。  その誘いを一度は断ったものの、初陣をイサクァの風を読む能力に助けられた信長は、次第に彼に影響されていき、インディアンの伝統的な格好や破天荒な行動を真似るなどして「大うつけ」と噂されるようになっていく……  少年時代の信長がインディアンの呪術師の相棒となり、様々な冒険に挑戦する浪漫譚、ここに始まる!閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-08-24 02:05ネオ・デビューネオ・デビュー2025-08-24 02:01作者のひとりごと作者のひとりごと
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つけとレビュー
「かくて聖獣<ユニコーン>は乙女と謳う」でプロになりました。 ずっと作家・菊地秀行先生に憧れています。クトゥルー時代劇「邪神本能寺」(創土社)発売。マーダーミステリーアプリ「ウズ」よりマダミスシナリオ『屈折して密室』が。変格ミステリクラブメンバー、日本推理作家協会員。閉じる
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