煙たい男
完結済最近更新:煙たい男2025年10月22日 14:52
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あらすじ
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 大学で最近、やたらと纏わりついてくる男がいた。  ひどく、煙たい男だった。  褒めてくるのだ。頭の良さ、言葉選び、服のセンス。あらゆるものを、過剰なまでに。  そして、必ず最後にこう続けて来る。 「あ~、あなたに嫌われたくないなあ、でも言っていいですか?」 「それって、もっとこうしたほうがいいですよ」 「それは良いことなのだから、喜んだほうがいいですよ」  善意の顔をして、彼は俺の思考を、感性を、行動を、一つ一つ決めつけ、がんじがらめにしていく。 「あなたは、どうせボクの意見なんて『勝手にお前がいったことだ』というのかもしれませんが」 「人の好意は受け取らないとダメですよ」 「おや、あなた。……実は、具合が悪いんじゃないですか? 疲れてます?」  ぬるり、ぬるり。  友人たちに相談しても、「考えすぎだ」と笑われるだけ。  どうにも、息苦しい。不思議と、彼に関わり始めてから、俺が一生懸命やっていたことは、何一つうまくいかなくなっていく。閉じる
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作者のひとりごと作者のひとりごと2025-10-22 15:28ネオ・デビューネオ・デビュー2025-10-22 14:52創意工夫ありし者創意工夫ありし者
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つけとレビュー
GoodNovel契約作家 全ジャンル執筆/グルメ道民/好奇心旺盛/考察好き 嗜好:神話、歴史、生物、宇宙、印象派 受賞歴:ネオペ第1回テーマ短編プチコン最優秀賞/第3・7回ネオ猫賞 投稿先:カクヨム/ネオペ/なろう/ハーメルン 短歌:note 短編から長編まで、幅広く書く活字中毒者です。骨太本格ハイファン執筆中。 いろんなテーマで書くの楽しいです。 公募に取り組みながらなので、更新遅めです。 時折、届くメッセージ。感想は非常にうれしいです。 いつも、応援ありがとうございます。 寄稿等ご依頼はXのDMへ/仕事募集中閉じる
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