あらすじ
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「そんなみすぼらしい姿で伯爵夫人を名乗り続けるつもりか。恥を知れ、オディリア」  寝たきりだった義父の葬儀の夜、二十年間の介護から解放された妻に夫が与えた言葉はそれだった。  伯爵夫人オディリアは僅かな治癒能力と痛みを和らげる『緩和』などの能力を持つ。  貧しい男爵家の四女に生まれた彼女はその力を使い『安らぎの聖女』と呼ばれながら病院で働いていた。  しかし忙しいながらも患者に感謝され充実していた日々は数年で終わりを告げる。  レイモン伯爵家の当主である現夫ガスパールが強引で性急な手段でオディリアを妻にしたのだ。  無理やり処女を奪った後で求婚するという卑劣な方法で。  そこまでして彼女を妻に迎えたかったのは、一年前に落馬し全身不随になった父の介護の為だった。  治すことのできない痛みを日夜訴え続ける義父にオディリアは緩和の力で安らぎを与え続けた。  誰にも代わって貰う事の出来ないその仕事に彼女の二十年と若さは奪われた。  それでも義父から感謝の気持ちが伝わってきたからオディリアは耐えられたのだ。  けれど、彼の息子であるガスパールにはそのような気持ちなど一切なかった。  荷物をまとめて出て行けとオディリアに冷たく言い捨てたのだ。それが自らの破滅を招くとも知らずに。 閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2026-10-19 03:50創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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つけとレビュー
BLもNLも好きです。時々ねじの外れたギャグも書きます。 『悪役令嬢覇王伝』 2026/3月末にジーンピクシヴで連載開始。 『誤解は解きません。悪女で結構です』2026/6にツギクルブックスから書籍発売予定。 他商業アンソロ参加など。 既刊:『死に戻り皇帝ですが、なぜか俺を殺した弟にめちゃくちゃ慕われてます!』 『無能な癒し手と村で蔑まれ続けましたが、実は聖女クラスらしいです。』閉じる
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