石化王に帰る国はない
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あらすじ
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 古風な脳筋戦士&インテリ研究生のバディ、本格ハイファン冒険活劇。生きる者の想いがやがて呪いになってしまう、そんな世界。  神話に謳われる王リューファス。終焉の龍と相討ち、その物語は幕を閉じたはずだった。  だが、施された石化の封印は、600年の時を超えて、王を蘇生させた。  望まぬ復活。目に映るのは、滅びた母国、そして想像を超えた文明と価値観を持つ人々の姿。そして、愛する者たちの不在。失われた時の中で、いったい何が起こったのか。    介添え人と共に、亡国の王は結末の果てを巡礼する。  愛する妻や子らに降りかかった運命と向き合うために。それは果たすべき、きっと最後の使命。 「あなたを嘘つきにはさせないわ」 「託されたものは、必ず――」  想いが世界を蝕もうとも、それでも世界から目は逸らさない。なぜなら、己がそう決めたからだ。 ※なろう小説、ハーメルン、ノベルアップ、カクヨム、ネオページに投稿中閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-05-06 00:09ネオ・デビューネオ・デビュー2025-03-21 12:37作者のひとりごと作者のひとりごと2025-03-21 12:37
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つけとレビュー
短編から長編まで、幅広く書く活字中毒者です。骨太本格ハイファン執筆中。 いろんなテーマで書くの楽しいです、オールジャンルが書ける作家を標榜したい。まずは、短編100本が目標です。 公募に取り組みながらなので、更新遅めです。 プロの物書き目指して頑張ります。閉じる
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