ちょっといい関係のパートナーと私
完結済·新着更新:第13話:絆の証明、未来への光·2025年06月22日 19:00
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あらすじ
詳細
ここは東京、きらびやかな高層ビルの20階。 ガラスの窓にネオンが映るオフィス「スターライト企画」は、広告業界のサバイバルステージ。 主人公・佐藤ハルカ、26歳。入社3年目のプランナー。 カラフルなシャツにスニーカー、オレンジのヘアピンをつけて、今日も“ピピッ”と働いてます。 武器は、誰にも見えない【直感センサー】。 たとえば、チームリーダーのミサキさん――いつも笑顔で「ハルカちゃんの味方!」って言ってくれるけど、その優しさが時々、甘すぎて喉に詰まりそうになる。「あれ?この優しさ、ちょっと砂糖菓子っぽくない?」って、私のセンサーが騒ぐんです。 でも、そんなこと言ったら「気にしすぎじゃない?」って思われちゃうし、正面からぶつかる勇気もまだない。だから私は笑って流しながら、ひとりでこっそり真実を探しにいく。 失敗したら落ち込むし、悩むときは喫茶店ルナでシナモンラテ飲んで、姉のナツミに話を聞いてもらう。 そばにはいつも、「無口だけど目がやたら説得力ある」クールな先輩・リョウさんがいて、ピンチのときは黙って背中を押してくれる。そんな仲間たちに支えられながら、私はちょっとずつ、気づいていく。 この“ピピッとくる直感”は、ただの思いつきなんかじゃない。 時に、誰かを守る力になる。誰かの本音を引き出すきっかけになる。 そして何より、自分自身を信じるための、小さくて強い【武器】なんだって。 甘い笑顔の裏に隠れた計算、仲良しごっこの罠、職場にひそむ静かなバトル…。 「なんとなくおかしい」が見過ごされるこの世界で、私は“感じる力”を信じて、一歩ずつ前に進んでいく。 これは、直感を頼りに日常を切り開く、静かで優しい冒険の物語。 きっと、あなたの中にもあるかもしれない“ピピッ”という感覚と、一緒に動き出す――そんな物語です。閉じる
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-06-22 19:00ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-10 21:03作者のひとりごと作者のひとりごと2025-06-10 21:03
コミュニティ (0)
目次 (13)
しおり
つけとレビュー
はじめまして! YOR(ヨル)と申します。 実は、ペンネームは『SPY×FAMILY』のヨルさんに由来しています。私自身、普段は穏やかでも、いざという時には秘めたパワーを発揮する(…と信じたい!)部分が、彼女に少し似ているかも?なんて思っています。 主に、働く女性の日常や人間関係、そして心の中の小さな発見をテーマに物語を綴っています。特に、読者さんが「わかる!いるいる、こういう人!」と共感してくれるような「職場あるある」や、ふと心が軽くなるような温かい瞬間を描くのが好きです。 私の作品では、主人公が「ピピッ!」と直感を信じて困難を乗り越えたり、キラキラした気持ちで毎日を過ごしたりする、読んだ後に元気になれるような物語を目指しています。 別の場所でも創作活動中! 実は、小説だけでなく、noteでも文章を書いています。 ここでは、日常のふとした出来事から感じるエッセイ、心に浮かんだ感情を形にするポエムや詩など、もっと自由なテーマで創作活動をしています。いつか、noteで生まれたアイデアが、このネオページで小説として花開くこともあるかもしれません。 読んでくださるあなたへ 毎日更新を目標に、心を込めて執筆しています! 少しでも読んでくださった皆さんの日常に、「ちょっといい関係」が生まれるような、そんな物語や言葉を届けられたら幸せです。 様々なジャンルの表現に挑戦していきますので、ぜひ物語の続きを覗きに来てくださいね。どうぞよろしくお願いします!閉じる
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空っぽな承認欲求
空っぽな承認欲求【あらすじ】 父親の突然の他界と、その後の自殺未遂。 小鳥遊 紡(たかなし つむぎ)は、辛うじて一命を取り留めたものの、心にはぽっかりと穴が空き、常に他者からの「承認」を求める日々を送っていた。 まるで透明なインクで書かれた、誰も満たせない招待状が貼り付いているかのように。 そんなある日、彼女のもとに届いたのは、差出人不明の謎めいた「招待状」だった。 そこには『このインクは、貴女の「真の欲望」に触れた時、その姿を現します。』とだけ記されていた。 漠然とした承認欲求しか持たない紡にとって、「真の欲望」とは一体何なのか――。 この招待状をきっかけに、紡を取り巻く人々の隠された顔が少しずつ露わになっていく。 常に前向きで紡を引っ張る親友・佐藤 藍(さとう あおい)の知られざる目的、穏やかで紡の心を癒やすも、その裏にミステリアスな秘密を抱える林 耀(りん よう)、厳しさの中に秘めた期待で紡を成長させる仕事の先輩・神崎 厳(かんざき いつき)。 そして、紡の自己肯定感の低さの根源でもある、不器用な愛情しか示せない母親・小鳥遊 蓮華(たかなし れんか)の過去。 「生きていてもいい」と、誰かに、何かに認めてほしいと願う紡の「空っぽな承認欲求」は、果たして彼女を光へと導くのか、それともさらなる闇へと引きずり込むのか? これは、死と隣り合わせの過去を抱えた一人の女性が、自分自身の「存在価値」と「真の欲望」を見つける、魂の成長と再生の物語。そして、日常の裏側に潜む人間の深層心理と倫理のグレーゾーンに迫る、サイコサスペンスドラマである。
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