氷の鳴るほうへ ― スノー・ボールの記憶 ―
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あらすじ
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祖母の死後、ひとり訪れた冬の台所。 戸棚の奥に見つけた古いレシピ帳と、黄身色のリキュール。 その一頁には、「スノー・ボール」という名の知らないカクテルと、見知らぬ男と並ぶ若き日の祖母の写真が添えられていた。 語られなかった記憶、注がれなかったグラス。 三つの氷が静かに鳴るとき、凍ったままの想いがそっと溶けていく——。閉じる
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作品アチーブメント
ネオ・デビューネオ・デビュー2025-07-07 20:00創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
静かな夜に、グラスを傾けるように── カクテルやウイスキーをテーマに、記憶や感情の余韻を描いた短編小説を綴っています。 物語の名前は「Nuit et Verre(夜とグラス)」。 ひととき、言葉の中で静けさに耳を傾けていただけたら嬉しいです。閉じる
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