2恋愛免許証 ~私、恋の免許証は返納しましたから!~
連載中·90·26.4万字
累計総合ランキング、最高3位を獲得! 累計ジャンル別ランキング、最高1位を獲得! 週間総合人気ランキング、最高1位を獲得! ジャンル別週間ランキング&月間ランキングで『人気』『アクティブ』『応援』『新作』で1位の4冠獲得! 応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます!  恋をするのに免許証が必要となった時代。 「俺と付き合ってよ」  高校1年の春休みの2日前、日野原 結衣は人生初の告白をされ、人生初の彼氏ができる。  相手は、学校内でも人気の高い翔先輩。  これから訪れる春休みに期待は大きく膨らむ。  ――だけど次の日、先輩はとある罪で停学となってしまった。  それは、恋愛免許証・偽造の罪。 【恋愛法 第4条】 『恋愛をし、告白しようとする者は、公安委員会の恋愛免許証を取得しなければならない』  ストーカー、DV、離婚……。  多発する恋愛がらみの事件や問題に対抗すべく、政府は【恋愛法】を制定する。  これにより、無免許での恋愛は重大な法律違反となった。  更に先輩は他にも付き合っている人がいて、安全恋愛義務違反となる脇見恋愛の常習犯。  そのほか出会ってすぐに告白するスピード違反や、相手の状況・立場を考えない一時停止無視違反など、数々の余罪があった。  こうして先輩との交際が1日で破局となった結衣は、 「もう恋なんてしない!」  と、免許証を返納してしまうのだった。  それから数日が過ぎて新学期。  2年生になった結衣は、親友たちと同じクラスになれたことを喜び合っていた。  ——そのとき、 「そこ、俺の席なんだけど」  不意にかけられる静かな声。  それは小学校の同級生で結衣の初恋の人、月島 蓮だった。  別々の中学に進学した二人は、実に4年ぶりの再会。  クールな姿に成長した彼に、結衣の胸は高鳴りを覚える。  再び動き出す二人の時、その心の行方は……!  これは恋を失った少女の青春ラブストーリー。  あなたは恋の免許証を持っていますか?
4お隣の梅乃宮くんは片想いの真っ最中です。
連載中·12·1.6万字
暴力描写有り性描写有り
7龍の箱庭
連載中·541·132万字
※本日より都編がスタートします!最後までどうぞよろしくお願いいたします! ※地上編は完結しております!続編からでも分かるようにはなっていますが、地上編では二人の恋の始まりから結婚に至るまでのお話なので、お時間のある時に是非楽しんでみてください(*^^*) 曰く付きの家に嫁ぐ事になった少女と、孤独な龍の恋愛ファンタジー。 時は大正時代。まだ明治時代が色濃く残るそんな時代。 異国で生まれ育った鈴は幼い頃に両親を亡くし、たった一人の親戚である叔父を頼って日本へやってきた。 けれど親戚達は鈴に当たりが強く、とうとう曰く付きで有名な神森家にお見合いに行く事に。 結婚が決まるまではお試し期間として身柄を拘束させてもらうと言う神森家の掟に従って鈴はその日から神森家で暮らすことになったのだが、この家の住人は皆どうやら人間ではなかったようで……。 龍と少女の現代恋愛ファンタジー。 本作はダブル主人公の視点でお話が進んでいきます。 ヒロインの視点はハート記号、ヒーローはスペード記号、その他のキャラはクローバー記号で分けています。 その他のキャラの視点は誰であってもを使用しています。 ※16日の夕方17時より続編の都編がスタートいたします! ※このお話はフィクションです。実在している団体や人物、事件は一切関係ありません。 ※表紙はACサイト様からお借りしています。
8恋愛小説-Love Story
連載中·46·6.8万字
第一話 長すぎた春を過ごしてきたカップルが、ちょうど同じ日に別々の友人の結婚式に出席することになった。そこで訊いた話によると、もし引き出物がお互いバウムクーヘンだったとしたらそのカップルは別れる運命だという。最後に主人公が取った行動とは・・・。 第二話 大工の同級生とつき合うようになった主人公。彼の分かりづらい性格に愛想をつかしながらも惹かれていってしまう。 第三話 主人公は中学の女教師。担任クラスのにひとりの問題児がいた。そんなある日、主人公が不良達に絡まれて。 第四話 高校の仲良しグループが花火大会に集まった。人混みの中、彼の手を取って助けてくれたのはクラスメイトの織江だった。 第五話 あこがれの図書館司書に本を紹介してもらえることになった。何気なくそれらの本の題名をつなげてみるとある言葉が浮かび上がってくるのだった。 第六話 小学校にサーカス団の少女が転校してきた。恋に堕ちた主人公は将来サーカス団に入団することを誓う。高校を卒業して訪ねるてみるとそこに少女の姿はなく・・・。 第七話 偶然見つけたカクテルバーで亡き妻の思い出のカクテルを作って貰い堪能した。翌日その店に行ってみるとその店はすでに閉店してしまっていた。 第八話 鼻が低くて悩んでいる主人公が整形美容で鼻を高くした。翌日登校すると、周囲の反応が微妙に変化する。とくに彼氏の反応がいまひとつだった。 第九話 読書家の主人公は時々同じ本を購入してしまうという失態を犯してしまう。ある日同じような女性を書店でみかけて声を掛けて・・・。 第十話 彼と別れる決心をした主人公は、別れの印にハンカチーフを渡すことにする。ところが彼の反応は予想外のものだった。 第十一話 バイトの後輩が熱い眼差しでクリスマスの予定を訊いてきた。これはチャンス。 第十二話 女子たちの手違いでお互いに間違った相手からバレンタインのチョコを貰ってしまう。それを交換する姿を別の女子に目撃されてしままう。 第十三話 ホワイトデーで彼女たちと距離をおくために恋の達人に対応を相談する。 第十四話 交番にいたずら電話を掛けてくる女性に恋をしてしまった巡査の物語。 第十五話 彼女に浮気と勘違いされてしまった主人公のサプライズとは。 第十六話 上から読んでも下から読んでも同じになる回文カップルが遠距離恋愛になってしまった。悩んだ末別れを決意したその時・・・。
11巫女のお仕事は大変です!〜廃神社復興の為に頑張っていたら、気づけば神様のお気に入りになっていたようです〜
完結済·148·30万字
16隠れ歌姫は愛を知らない御曹司に溺愛される
連載中·78·21.5万字
「それでも、彼女とは再会出来ぬままであった」 「それでも、諦める事が出来なかった」  それほどまでに惹かれた。あの日、歌っていた一人の少女に。  *** 「歌うのとか歌そのものは、今だって変わらず好きだよ」 「知らない人の前では歌わないようにしたら大丈夫と思う」  あの時の私を救ってくれた。今度は、私が同じような人々の助けになりたい。  ***  有谷真衣にはどうしても入りたい会社があった。かつての自分を救ってくれたその会社に入社して、同じように苦しんでいる人々を助ける手伝いがしたいというという、夢と言う名の目標があった。  しかし、集団面接で上手くいかず選考を落とされてしまう。失意の中で一旦は遠回りを覚悟するも、選考型インターンシップ開催というラストチャンスが巡ってきた。  今度こそ。そう思った真衣は、並々ならぬ覚悟でインターンに参加する。充実した毎日を送る中で、行われたインターンシップ生の慰労会。真衣は、自分の事をじっと見つめる一人の男性と再会した。 【主要登場人物紹介】 有谷真衣(ありたに まい)  今作ヒロイン。私大の文学部に通う大学四年生。人見知りの性格だが、一度仲良くなると臆せず話せる。努力は裏切らない、を信条に何事も真面目に取り組むタイプ。趣味は音楽鑑賞で、特にJポップが好き。自分で歌う事も好きで歌唱力も高いのだが、それ故にトラブルに見舞われた所為で家族や親友以外の前では歌わないようにしている。 菊野蒼治(きくの そうじ)  今作ヒーロー。化粧品メーカーであるキクノコーポレーションの社長の息子であり、若くして財務部部長になった有能な人物。厳格な両親に育てられ褒められる事が無かったため、他者に対して期待せず関心も薄いドライな性格に育った。それ故に恋もした事が無く、真衣に一目惚れした当初はこれが恋なのだと気づけずにいた程。趣味は読書とソロキャンプ。 江長一華(えなが いちか)  真衣の親友。高校時代からの付き合い。姉御肌気質で、大学時代トラブルに巻き込まれた真衣を献身的に支えた。思った事ははっきりと口にするタイプ。 菊野大和(きくの やまと)  蒼治の二つ上の従兄。キクノコーポレーションの商品企画部の課長。蒼治と違い柔和な見た目と雰囲気だが、その実かなりの実力主義。  *** ネオページ初出&オンリーの長編です! 連載頑張ります!
17元悪女は沈黙を選びたい ~婚約解消したいのに、彼に心の声が筒抜けです~
完結済·117·27.7万字
暴力描写有り
悪女からの死に戻りで平穏な生活を手に入れようとしたら、まさかの溺愛……!? 婚約者から悪女と呼ばれ、周囲から蔑まれた蘇我紗希は河原で命を落とすも、気が付くと5年前に巻き戻っていた。 人生をやり直そうと婚約解消を婚約者・青木昇吾に申し出るも、紗希の予想に反し断られてしまう。 ならば、と前世の記憶を頼りに行動を起こしても、想像と違う結末ばかり。 実は昇吾には、紗希の心の声が筒抜けになり、彼女が死に戻ったことがバレていた。 紗希に惚れなおした昇吾から溺愛される、死に戻りの元悪女の未来は……?! 【月・水・金の週3日更新を予定しております!】 【主な登場人物】 蘇我紗希・・・悪女として惨めに命を落とした直後、5年前に死に戻る。生き延びるため婚約解消の道を選ぶが…。 青木昇吾・・・紗希の婚約者。心読という一族の力が突然発揮され、紗希の心の声が聞き取れるようになる。 華崎真琴・・・昇吾の幼馴染にして恋人と目されていた。実は宮本家の隠し子で、実子として認められようと昇吾に近づく。 宮本均・・・昇吾の親友。絡繰りという宮本家に伝わる能力を有し、昇吾を助けてきた。 小田莉々果・・・紗希の親友。登録者数2000万人越えのトップ配信者。前世の記憶を受け継ぐ力を持っている。 白川篤・・・昇吾のライバル。俳優として名を馳せる身、紗希に対し特別な想いを抱いている。 宮本総一郎・・・紗希の力を狙う宮本家の長。ある目的のため、本妻のある身ながら隠し子を設け続けて居る。
21もう俺の嫁が好きすぎて仕方がありません。ひたすらノロケさせて頂きます。
連載中·296·149万字
性描写有り
NSP02投票 恋愛部門3位(投票をして頂いた方々に感謝)  -19年前- それは友人がくれた500円玉から始まった。 公立大学の工学部2年の三上恭介は寮生活をしていたが仕送りが途絶えがちな苦学生だった。 彼は典型的なオタクで、ボーッとして頼りないところがあるが、いざ本気をだして前に立つとリーダーシップを発揮すると超優秀。 それを寮幹部達に買われて学生寮の副寮長を任されていた。 そんなある日、寮長の新島が突然、結核で倒れて、三上が寮長になってしまった。 三上は寮長になって初めての寮長会議に出席するため学生課を向かおうとしたところ、経済学部で学部内で男子から言い寄られるぐらい可憐で可愛い霧島陽葵が執拗に闇サークルに勧誘されているところを三上が助けた。 このことが切っ掛けで陽葵と付き合うようになる。 ―そして時は現代―。 恭介と陽葵は結婚していて子供もいた。 三上一家は亡父が経営していた町工場を継いで生計を立てるが、この不景気のご時世で色々と苦しみながらも、恭介と陽葵の機転でなんとかその場をしのいでいる状況だ。 それでも2人の愛は昔と変わらず結びついているし、家族の中は2人の愛で満ち溢れているから辛い事なんて、はねのけている。 そんなある日、恭介は悪戯心から大学時代の仲間と密に繋がっているSNSで陽葵への愛を全世界に向けて叫んでしまった。 その事が切っ掛けで当時の仲間達が再び寄り合って、学生時代のことを懐かしむように昔話をネットで語り出す…。 これは、しがないオタクの三上恭介(俺)が妻の陽葵とのベタ惚れ模様を描いたちょっと変則型のラブストーリー。 時々、夫婦が若いときの出会いを振り返り、熱くいちゃつきながら少し不器用だけど純情な2人が大好き全開でひたすら惚気る物語ー。
25元婚約者に捨てられたのに、翌日には財閥御曹司の花嫁に!?
連載中·14·3.1万字
性描写有り
霧島誠司と出会って24年、交際して8年。 小早川美月は、彼こそが“たった一人の相手”だと信じていた。 けれど―― 幼なじみとの積み重ねた時間は、突然現れた「運命の人」には勝てなかった。 つらいときほど、霧島は何度も美月を置き去りにした。 結婚式を間近に控えたある日もそうだった。 ウェディングドレスの試着中、美月をひとり残して、彼は“あの人”のもとへ向かった。 高熱に苦しむ彼女へ、電話越しに冷たく放たれた言葉―― 「薬でも飲んで寝とけよ」 その背後から聞こえた甘い声――「誠司、お風呂入ったよ〜」 その瞬間、美月の中で、何かが音を立てて崩れた。 積もり積もった想いは、とうとう限界を超える。 「……婚約、解消させていただきます」 そう告げた彼女に対し、霧島は笑って言った。 「また拗ねてるだけだろ? どうせ冷静になったら戻ってくるって」 なにせ、小早川美月が霧島誠司を“好きすぎる”ことは、誰もが知っていたから。 彼女が本気で去るなんて、誰ひとり思っていなかった。 ――けれど。 数日後、美月は静かに、ある財閥の御曹司と婚姻届を提出していた。 そしてその後。 霧島は彼女の足元にひざまずき、必死に縋る。 「……悪かった。戻ってきてくれ。胃が痛くて、眠れないんだ。頼む、もう一度だけ……」 返事をしようとした美月の腰に、背後からそっと回される腕。 「――俺の妻に、勝手に触るな」 凍るような低い声に、霧島が顔を上げる。 目の前には、美月を抱き寄せたままの御曹司。 「スカートに汚い手をかけないでいただけますか。……不快です。お引き取りを」 そうして、美月は裏切られた過去を超えて、“本当にそばにいてくれる人”と出会ったのだった。
28とんでもない奇跡を経験した真琴の恋愛録
完結済·49·12.2万字
性描写有り
30孕むまでオマエを離さない~孤独な御曹司の執着愛~
完結済·34·11.1万字
性描写有り
33愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう?
完結済·34·8.6万字
性描写有り
「お腹の子も君も僕のものだ。 2度目の離婚はないと思え」 宣利と結婚したのは一年前。 彼の曾祖父が財閥家と姻戚関係になりたいと強引に押したからだった。 父親の経営する会社の建て直しを条件に、結婚を承知した。 かたや元財閥家とはいえ今は経営難で倒産寸前の会社の娘。 かたや世界有数の自動車企業の御曹司。 立場の違いは大きく、宣利は冷たくて結婚を後悔した。 けれどそのうち、厳しいものの誠実な人だと知り、惹かれていく。 しかし曾祖父が死ねば離婚だと言われていたので、感情を隠す。 結婚から一年後。 とうとう曾祖父が亡くなる。 当然、宣利から離婚を切り出された。 未練はあったが困らせるのは嫌で、承知する。 最後に抱きたいと言われ、最初で最後、宣利に身体を預ける。 離婚後、妊娠に気づいた。 それを宣利に知られ、復縁を求められるまではまあいい。 でも、離婚前が嘘みたいに、溺愛してくるのはなんでですか!? 羽島花琳 はじま かりん 26歳 外食産業チェーン『エールダンジュ』グループご令嬢 自身は普通に会社員をしている 明るく朗らか あまり物事には執着しない 若干(?)天然 × 倉森宣利 くらもり たかとし 32歳 世界有数の自動車企業『TAIGA』グループ御曹司 自身は核企業『TAIGA自動車』専務 冷酷で厳しそうに見られがちだが、誠実な人 心を開いた人間にはとことん甘い顔を見せる なんで私、子供ができた途端に復縁を迫られてるんですかね……?
35王子様がお迎えです!
連載中·11·3.5万字
性描写有り
37元夫に中絶を強要され、離婚したけど、なぜか執拗な求愛をはじめてくる
連載中·20·5.8万字
【読者の皆様へ】 1話から17話までの内容をすべて改訂版に変更しました!これまでよりさらに読みやすく、面白くなっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 【更新スケジュール】 毎日 18:00 に、2話ずつ 更新していきます!お楽しみに~ これからも応援よろしくお願いします! ********************************* 東雲たくまは嗤いを飛ばした。離婚を切り出したのは篠宮初音の「逃げるふりして引っ張る」小手先の策略だろうと思い、迷うことなく承諾した。 周知の事実だった――篠宮初音は東雲たくまに心底夢中で、どんなに辱められようと、どんなに嘲笑されようと、決して彼から離れようとしなかった。 東雲たくまは確信していた。10日も経たぬうちに、篠宮初音が泣きながら復縁を懇願してくるに違いない。 しかし10日が過ぎ、1ヶ月が過ぎても、篠宮初音は現れなかった。 再会した時、彼女は輝きに満ちており、三人の優れた男たちが彼女に夢中で、この世のすべての美しいものを彼女に捧げようとしていた。 東雲たくまは動揺した。篠宮初音を壁際に追い詰め、こう言った。 「篠宮初音、お前は俺を愛しているはずだ。もう一度愛することを許可してやる」 篠宮初音は東雲たくまをぐいと押しのけた。 「東雲さん、私はとっくにあなたを愛していません」 愛していない?そんなはずがない! 東雲たくまには信じられなかった! ある日、東雲たくまは涙を流しながら篠宮初音の前にひざまずき、慎み深く卑屈な態度で訴えた。 「初音、お前が欲しいものは何でもやる。もう一度だけ俺を愛してくれ。他の男を愛さないでくれないか?」
39二番目でよかった私は、今日も君に愛される。
連載中·7·3万字
性描写有り
 『こちら、他サイトからの転載作品になります』  高校二年生の夏。  授業をサボりすぎて教師に怒られた時雨月華(しぐれ るか)は、暑さから逃げるように校舎裏へと一人で向かう。  するとそこには少女が一人おり、その少女は何か悲しいことでもあったのか、膝を抱えて一人で泣いていた。  その少女が何故泣いているのか興味が湧いた月華は、持ち前のマイペースさで少女が泣いているにも関わらず話し掛けると、何とその少女は文武両道、容姿端麗で有名な同じクラスの夜月輝璃(よづき かがり)だった。  そんな高校一の有名人が一人で泣いている姿を見て、さらに興味が湧いた月華は、輝璃が泣いている理由について尋ねる。 「なんかあったの?」 「私…彼女がいるんだ」  泣いていた輝璃から聞かされた話は、これまで普通に生きてきた月華とは無縁の話で、だからこそ月華はもっと輝璃のことを知りたいと思うようになり、それからは自ら積極的に輝璃へと絡んでいくようになる。  そうして校舎裏という人気のない場所で偶然出会った二人は、最初はぎこちない友達から始まり、普通の友達に、そしてとあることをきっかけに浮気までしてしまうのであった。  月華は言った。  私は他人に興味がないのだと。  輝璃は言った。  私は本当の自分を見てくれる誰かと一緒にいたいのだと。  これは、他人に興味がなく、いつもつまらない日々を過ごしていた月華と、人気者がゆえに、普通の友人や恋人という関係に憧れている輝璃が、様々な経験をして成長していく物語り。  友達から始まり、浮気までしてしまった二人の関係は、果たしてどこへと行き着くのだろうか。  それはまだ、本人たちですら分からないのであった。
40初恋の双子の弟と再会、ドSな彼と恋に!?
連載中·14·4.6万字
性描写有り
主人公の高橋花怜は、高校1年生の頃、2学年上のサッカー部のキャプテン岡本優輝先輩に憧れていた。 勉強もスポーツも出来て、尚且つイケメンで優しい先輩は、完璧な人だった。 でも、その先輩には同じ歳の素敵な彼女さんが居て、花怜の恋は、ただの憧れで告白も出来ないまま片思いで終わってしまった。 その後、大学生になり、どうしても優輝先輩の面影を重ねて彼選びをしてしまっていた花怜。 何度かお付き合いをしたが所詮先輩とは違う。なので、長続きはしなかった。 そして、花怜は大学を卒業し、人材派遣会社 初愛に就職した。 なんと、同じ部署に、優輝先輩に似ている! と思うイケメンが居た。 が実は、それは双子の弟ドS優星先輩だと分かった。 家庭の事情で岡本から桐生に苗字が変わっていたので、すぐには気づかなかった。 2人は、一卵性双生児のため、そっくりでじっくり見ないと見分けが付かない。 ましてや、会ったのは高校生以来、苗字も変わっているし、下の名前だけでは分からなかった。 高校生の頃は、私に意地悪ばかり言うドSな弟だった。 なのに、同じ会社の同じ部署になり、優星先輩も社会人になって成長したからなのか、割と優しくなっていた。 指導係の山岸さんに頼まれて、仕方なく1日営業の勉強の為、優星先輩と一緒に外回りに出た時、 一緒にご飯を食べて、優しくなっていた優星先輩のことにも驚いたが、超絶方向音痴の花怜が優星先輩とぶつかった時、ぎゅっと抱きしめられ、なぜかキュンとしている自分に気付いた花怜。 実は優星は、高校の頃から花怜のことが好きだった。しかし、花怜は、いつも兄の優輝のことばかり追いかけていたのを知っていた。なので告げることも出来なかった。 まさか同じ会社に就職して来るなどと思いもせず、驚いたが嬉しかった優星。 そして、ある出来事がきっかけで優星は、ついに花怜に告白をする。 優しくされたことにより、花怜もしだいに優星に惹かれて行く……この2人の恋の行方は……
61流産の日、元夫は初恋のペットと妊娠検査に付き添った
連載中·12·2.8万字
70三十路になった私。金色の糸で結ばれた結婚相手はまさかの狸妖怪!?
性描写有り
連載中·87·22.9万字
残酷描写有り暴力描写有り
※水・金週2更新(時々週3→その場合月・水・金)です 人は糸で結ばれている。その糸は色によって意味が違う。 代表的なものでいうと、黒は不運。白は幸運。赤は好かれている人の数。 太さによって効果や思いの重さが違うその糸が見えるのは、葛葉神社の巫女のみ。 切ったり、結び変えたりできるのも、巫女のみ。 それらの糸の中で滅多にない色がある。 それが、運命の糸。 色は金色(こんじき)。 金色の糸で結ばれたものは、必ず結婚することになる。 運命の糸は巫女であっても解いたり切ったり出来ないほど強い力を持つ。 しかし、輝かしいその色の糸に出会うことは、めったにない。 30歳になっても、自分から伸びる糸が見えることのなかった巫女、楠葉は自分には縁のない糸たちなのだろうと割り切って巫女としての仕事に生涯を注ぐことに決めていた。 そんなある日、空が真っ赤に染まった夕暮れ時。 巫女である楠葉が葛葉神社の鳥居の下を2回くぐった、刹那。 金色の糸が現れ、その先には黒い袴を纏った茶髪の男が居た。 しかしその正体は、人間に化けた狸。しかも不死身で倒すことのできない、悪戯好きの妖怪バカ狸。 あまりの驚きで妖怪と認識する前に、見たことのない美男な容姿に見惚れてしまった楠葉は幻惑をかけられて結婚させられることに。 その結婚生活は勿論平和なわけがなくて……!? これは、三十路になって男に対して耐性のない気の強い巫女と、悪戯好きからかい好き迷惑行為大好き妖怪の化け狸の夫婦による奇想天外の結婚生活物語。
72死に戻った私は離婚したけど、なぜか元夫の忘れない女になりました
連載中·18·4.7万字
性描写有り
73非リアから追放され、可愛い四姉妹とのドキドキハラハラな共同生活。ハーレムのようで、ざまあしかないんだけど
連載中·54·15.3万字
暴力描写有り性描写有り
94夢の罪
性描写有り
連載中·1·1,992字
残酷描写有り暴力描写有り
「夢ちゃん、愛してるよ」今日も私の幼馴染は私には分からない「愛している」を私に注ぐ…―。 幼少期に両親を失って以降、大蛇家に養子として引き取られた夢子は幼馴染の大蛇雨生とその弟の大蛇晴と共に姉弟として育つ。しかし、三人を取り巻く環境と過ぎて行った長い年月は、彼らの関係性を歪にしてしまったのだった。 大人になった夢子は社会人として企業に勤め、雨生はその容姿の美しさから人気俳優になっていた。夢子の事情や時間なんてお構いなしに夢子を求める雨生は毎日呪文の様に「愛している」という言葉を夢子に注ぐ。愛という物がどういう物なのか分からない夢子は、それをただ受け入れる。そして夢子は雨生の甘い言葉と体温に無条件に安堵を覚えるのだった。それが夢子を独占したいという雨生の歪んだ情愛からくる洗脳とも知らずに…―。 ある日を境に実の兄である雨生を嫌悪する様になった晴にどうしてそんな態度を取るのかと夢子が尋ねると「夢ちゃんもそのうち気づくよ、雨生の恐さを」と意味深な言葉を返されてしまう。その言葉に引っ掛かりを覚えつつも真意が分からずに日常を送る夢子は、ひょんな事から雨生が広告塔を務める事になったコスメブランドの社長と邂逅する。それを契機に、歪な愛の運命の歯車は更なる狂気を孕んで加速していくのだった。 ※毎週火・土の午前0時更新予定