2ハズレ同士の政略結婚
連載中·26話·14.4万字
伯爵令嬢リディアは、思いついたら止まれない。 香草石鹸、共同工房、王都の販売所。 良かれと思って始めた事業を次々と失敗させ、ついには家族から「もう何もしなくていい」と仕事を取り上げられてしまった。 そんな彼女に持ち込まれた最後の縁談。 相手は、三年間も領地改革を考え続けながら、何一つ始められなかった男爵アルベルトだった。 「私は始めて失敗する。あなたは失敗しない代わりに始めない」 社交界から『思いつき令嬢』と『帳簿男』――ハズレ同士と笑われながら、なぜか結婚することになった二人。 ところが嫁いだ男爵領は、あと八か月で資金が尽きる崖っぷちだった。 走り出したら止まれない妻。 考え始めたら決められない夫。 ならば、お互いを止め、お互いを動かせばいい。 二人は互いの欠点を抑えるため、『夫婦協定書』を作る。 リディアが新しい案を生み出し、アルベルトが数字と資料で実現できる形へ変える。 アルベルトが迷って止まれば、最後はリディアが決める。 一人では失敗ばかりだった二人が、夫婦になるとなぜか物事を動かせるようになっていく。 水車、市場、荒れた街道。 そして、交易の利益を握る格上の伯爵。 『思いつき』と笑われた令嬢の一言が、やがて王家をも動かしていく。 領地を立て直すうち、仕事のためだけだった『夫婦協定書』にも、少しずつ相手を気遣う条項が増えていき――。 これは、誰にも期待されなくなった令嬢が、何も始められなかった夫と互いの欠点を力に変え、笑われる側から選ぶ側へと駆け上がっていく、仕事と恋の逆転物語。
3夫との結婚が偽物だったので、五百億円を相続して御曹司と再婚します
性描写有り
連載中·245話·81.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
5結婚記念日に離婚を告げられた私は、植物状態だった御曹司に溺愛されています!?
性描写有り
連載中·64話·13.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
◆毎日0時更新予定。 突然更新できない日もあります。ご了承ください。 ※表紙は現在作成中※ ◆◆◆◆◆ 「陽菜。離婚しよう。」 「……何故?」 葦原竜星と葦原陽菜の八年目の結婚記念日に告げられた【離婚】。 しかし陽菜は知っていた。 異変は七年目の結婚記念日の事。 竜星が早く帰って来られるように、竜星の溜まった仕事を前日に全て処理した陽菜。 そして結婚記念日当日。 陽菜は病院で妊娠を告げられた。 そしてその日、気合をいれて豪華な料理を準備して待っていたが、竜星は帰ってこなかった。 そして陽菜は知る。 竜星はその日、豪華客船を貸し切り、花火を盛大に打ち上げていたという事を。 しかしそれは陽菜の為ではなく、腹違いの妹、朱里の誕生日を祝う為だった。 さらにインフルエンサーだった朱里の投稿には、朱里が妊娠していた事が書かれていた。 陽菜は衝撃を受けたが、すぐに証拠集めをする為に行動を移した。 そしてお腹に宿った新しい命。 一人でも育てようと一年間の出張を口実に、妊娠した事を誰にも告げずに去って行く。 しかし去った先で、社交界で氷の貴公子で有名な「北条帝」の両親に頭を下げられ、期間限定で植物状態の息子と一緒にいてほしいと乞われた。 悩んだ末、その願いを聞き入れる事に……。 そして半年後……その時がきた。 植物状態の北条帝が目覚めたのだ。 「……よう。チンチクリン。夜中に俺を襲っといて気持ちよさそうに眠るなんて、いい度胸しているな。」 帝は出会う度に陽菜に対して口が悪く、貶されてばかりだけれど、なぜか独占欲が強くて……? 一年後、陽菜は子供を産み、竜星の元へと戻る。離婚をする為に。 陽菜は決めていた。 離婚をしてから全てを始める事に。 本来は一人で行うはずだった復讐は帝の協力によりさらにパワーアップする。 「竜星。今幸せ?私はあなたと別れてからが一番幸せな時を過ごしているわ。」
6四年間、私に触れもしなかったくせに――離婚を切り出した途端、夫が取り乱した
連載中·100話·32.4万字
結婚して四年。あの女が帰ってきて、千夏はようやく知った。 夫の相川佑真が自分に触れず、氷のように冷たかったのは、生まれつきの性格のせいではない。ただ、愛する相手が別にいたのだ。 千夏に渡す生活費は毎月十万円。それなのに、想いを寄せる女の研究には毎月五百万円を惜しげもなく投じる。 愛されているかどうか。その差は、あまりにも残酷だった。 「好きな人を結婚生活の煩わしさに縛りつけて、輝きを失わせたくない」 そう語る佑真は、千夏には仕事を辞め、専業主婦になるよう求めた。彼女の輝きは守りたいのに、妻には自分を捨てろと言うのだ。 だが佑真は知らない。千夏が、平凡な会社員などではないことを。 この四年間、千夏は国家機密に関わる研究プロジェクトを率いていた。佑真が「天才」と持ち上げるあの女でさえ、千夏の下では補佐役にしかなれない。 そして、彼がろくに確かめもせず署名した書類が、二人の結婚を終わらせる離婚届だったことも――。 一か月後。 千夏が研究界の大物であることが公になり、離婚成立を告げる書類と離婚協議書が佑真のもとに届く。 いつもは穏やかで礼儀正しい佑真が、書類を破り捨てた。信じられないという顔は、やがて怒りに染まる。 「俺以外に、離婚歴のある千夏を誰が欲しがるっていうんだ!」 そう言い放ったのは彼自身だった。それなのに、復縁を求めてひざまずいたのも、また彼だった。 再び顔を合わせたとき、千夏は名門一族の実権を握る男の腕にそっと手を添えていた。 元夫を見つめるその瞳に、もう心の揺れは一つもなかった。
8今さら愛していると言われても~ スピード婚から三年、 愛されなかった私はもう戻らない~
連載中·91話·27.8万字
電撃結婚から三年。 透子はずっと信じていた。佳祐が冷たく見えるのは、感情を表に出さない人だから。口にはしなくても、自分を深く愛してくれているのだと。 けれど、帰国した彼を、見知らぬ子どもが「パパ」と呼んだ。 その一言で、信じていた三年間が崩れ落ちた。 自分はずっと、裏切られていたのだ。 十年、彼だけを愛してきた。 三年、彼の帰りを待ち続けた。 その果てに耳にしたのは、あまりにも冷たい言葉だった。 「あの時は、彼女と結婚するのが一番よかった。それだけだ。愛情なんてない」 透子は、離婚を告げた。 けれど佳祐も、周囲の誰もが、彼女の決意を本気にはしなかった。 少し拗ねているだけ。そのうち、おとなしく戻ってくる――そう思っていた。 「俺と別れて、あいつに行く場所なんてあるのか?」 ところが、透子は彼の前から忽然と姿を消した。 連絡も消息も、ぷつりと途絶えた。 やがて、佳祐が狂ったように自分を捜し回っていると聞いた。 まさか。 あれほど誇り高く、いつも冷静だった人が、自分のような取るに足らない女のために、我を忘れるはずがない。 そう思っていた。 まばゆいほどの輝きをまとい、再び彼の前に姿を現す、その日までは。 目を真っ赤にした佳祐が、透子を見つめていた。 誰もが遠巻きに仰ぎ見る、若き実業家。 その彼が、衆人環視の中、彼女の前に片膝をついた。 「透子、もう気は済んだだろう? 俺と一緒に、家に帰ってくれないか?」 その瞬間、透子は悟った。 ――佳祐は、本当に正気を失ってしまったのだ。
9三年間、良妻を演じてきましたが、もうやめます
連載中·186話·64.3万字
「ごめんなさい。もう、“あなたを愛してる妻”は演じられないの」 千晴が「人の恋人を奪った女」としてSNSを炎上させていたその頃、夫の凌平は空港へ向かっていた。 ――かつて愛した、初恋の女性を迎えに行くために。 結婚して三年。 凌平は一度たりとも、千晴を妻として公にしようとはしなかった。 彼が千晴と結婚した理由も、ただひとつ。 ――彼女なら、“良き妻”を完璧に演じられるから。 離婚するその日まで、誰もが信じて疑わなかった。 千晴は凌平をどうしようもないほど愛している、と。 どれだけ傷つけられても。 どれだけ冷たくされ、蔑ろにされても。 彼女だけは決して、凌平のもとを離れないのだと。 「千晴さん、怒ってるんじゃない?」 「まさか。あいつは物分かりがいいから」 「でも、離婚したがってるって……」 「ありえない。ただの駆け引きだろ」 ――凌平自身も、そう思っていた。 だからこそ。 千晴が何の未練も見せず彼に背を向け、華やかな芸能界へと戻っていったとき、凌平は初めて言葉を失った。 やがて千晴は、誰よりも眩しくスポットライトを浴び、誰もが憧れる存在へと返り咲く。 その姿を見て、凌平はようやく思い知った。 彼女はずっと、愛される人だった。 世界中が彼女を愛している。 ――彼女にふさわしくなかったのは、自分のほうだったのだ。 失って初めて愛に気づいた凌平は、千晴の前で片膝をつき、もう一度プロポーズする。 けれど千晴は、ただ美しく微笑んだ。 「ごめんなさい。もう、“あなたを愛してる妻”は演じられないの」
10裏切られて離婚したのに、元夫が執着してきた——#元社長夫人、息子だけ連れて逃走中
連載中·195話·57.7万字
桑野綾香は、夫・西浦俊行と子どもを授かって結婚したが、妊娠七か月のある日、夫が初恋・栗原霜子と産婦人科から出てくるのを目撃してしまう。 看護師たちの囁き――「激しい性交で裂傷したらしい…」 私と、結婚以来、一度もしてなかったのに…… 離婚を切り出すと、俊行は冷笑を浮かべて言った。 「また何を企んでいる?」 出産当日、綾香が大量出血する時、俊行はあの女の誕生日を祝っていた。 綾香は息子を隠し、離婚届にサインさせて、そのまま姿を消す―― やがてSNSでは世界中が騒然となる。 #西浦社長がフラれ、元社長夫人が息子を連れて逃走# 俊行は狂ったように彼女を探すが、目の前に立ちはだかるのは小さな男の子。 その顔は、まるで自分のコピーのようで―― 「……綾香、それ、俺の子か?」 「もう離婚したのよ。今更聞くなんて、滑稽じゃない?」 「じゃあ、やり直そう、復縁だ」 「西浦社長」と彼女は微笑みながら一歩下がる。 「順番待ちの人が多いから、まず番号札を取ってね」 その瞬間、俊行は背後から彼女を抱きしめ、声を震わせる。 「ごめん、綾香。これからは家のこと、全部あなたに任せる。順番、飛ばさせてくれないか?」 ――余生をかけて、二度と彼女に辛い思いをさせないと誓った。
12裏切られた妻が死を偽って逃げたら、御曹司の夫が後悔で狂い始めた
連載中·43話·12.7万字
これまで乙音は研司を愛し続け、どれほど辛くても、彼のために秘密の結婚を守り抜いてきた。 研司が女優の雪奈を抱き寄せ、新聞の一面を飾ったときも、写真を削除し、記事をもみ消した。 耐え続けていれば、いつか彼が振り向いてくれると信じていた。 しかし、あの交通事故の日。 研司が守ったのは血まみれで倒れた妻ではなく、雪奈だった。 大出血している乙音を見捨て、雪奈を連れてその場を去ったのだ。 その夜、乙音が病院で一人目を覚ますと、医師から一枚のエコー写真を渡された。 「お子さんは助かりませんでした。それに、今後妊娠するのも難しいでしょう」 お腹の中にいた子の遺灰を抱きしめ、乙音の心は完全に死んだ。 三日後、退院した彼女は誰にも知られないよう五十嵐家へ連絡を取り、実の家族の元へ帰ると決めた。 数日後、海上でヨットが爆発した。 海面に漂っていたのは、無残に引き裂かれた衣服の切れ端。 歯科記録も一致し、乙音は死亡したと判断された。 妻の死を知らされた研司は衝動のまま海へ飛び込み、彼女を捜して意識を失うまで海中を探し続けた。 さらに葬儀場では、祭壇をひっくり返し、泣き叫びながら暴れ回る。 誰もが口をそろえた。 研司は完全に狂ってしまったのだと。 それから一年。 五十嵐家の令嬢が仮面舞踏会に姿を現した。 研司は別の女性を連れて会場の中央で踊っていたが、ステージの中央に立つ女性が仮面を外した瞬間、凍りついた。 その顔は死んだはずの妻とまったく同じだった。 研司は彼女を追いかけ、車の前に立ちはだかる。 「君はいったい誰なんだ?」 女はただ彼を見下ろした。 「どなたかと人違いをしていませんか?小宮山さん」
13離婚した私が三つ子を授かったら、元夫が復縁を迫ってきました
連載中·94話·27.5万字
性描写有り
結婚して三年。 結城莉緒は、激しい雨の夜に交通事故に遭った。 しかし、その時――夫・結城透真は、莉緒のもとへ駆けつけることなく、別の女性の誕生日を祝っていた。 その事実を知った莉緒は、ようやく目を覚ます。 この三年間、夫婦と呼べる関係など一度もなかった。 ならば、もうこの愛のない結婚に縛られる必要はない。 「離婚してください」 そう告げた莉緒に、透真は頑なに拒絶する。 そこで初めて彼女は知ることになる。 この結婚は、愛ではなく――透真が彼女に仕掛けた復讐だったのだ。 透真はかつての恋人と手を組み、莉緒を傷つけるためにすべてを計画していた。 そしてある事件の日。 莉緒と元カノが同時に誘拐された時、透真が迷わず選んだのは……元カノだった。 その瞬間、莉緒の心は完全に壊れた。 もう誰にも期待しない。 もう誰も愛さない。 彼女はすべてを捨て、海へ身を投げた――。 それから時が流れ。 莉緒は過去を少しずつ忘れ、新しい人生を歩み始める。 一方で透真は、失って初めて自分の過ちに気づく。 「お願いだ……俺を忘れないでくれ」 かつて彼女を傷つけた男は、涙を流しながら何度もそう懇願する。 そして数年後。 莉緒はトップのOST歌姫となり、輝かしい成功を手にしていた。 授賞式の舞台裏――。 彼女の前に現れたのは、目を赤くした透真だった。 「……莉緒、ごめん」 遅すぎる謝罪を口にする彼。 しかし、莉緒はただ穏やかに微笑む。 「すみません……どちら様ですか?」
14偽装死したクズ夫の遺産100億を相続したら、裏社会の帝王に溺愛されました
性描写有り
連載中·15話·5.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
#極道の執着溺愛 #凛とした強気ヒロイン #偽装死の陰謀 #新たな恋の始まり #クズ夫の後悔 夫の初七日、木下葵は衝撃の真実を知った。 ――死んだはずの夫・木下斐人は、生きていた。 しかも、亡き双子の兄になりすまし、義姉を妊娠させて一族の血筋を残そうとしていたのだ。 だが、葵は泣かなかった。取り乱すこともなかった。 ただちに弁護士に連絡し、夫の死亡を正式に確定させ、全財産を相続した。 ところが、葵が妊娠三か月だと知った義姉は、深夜、彼女を地下室に監禁。流産を引き起こす毒薬を注射した。 駆けつけた斐人は、義姉の嘘を鵜呑みにし、あろうことか自ら棚を押し倒して葵を下敷きにした。 お腹の子を失った瞬間、葵の中で夫への愛も完全に死んだ。 そして迎えたチャリティーオークション。 葵は大勢の前で斐人の死亡証明書を突きつけ、彼を一生、亡き兄の名でしか生きられない男にしてやった。 今さら後悔しても、もう遅い。 やがて、廃墟に膝をつき、涙を流して泣き崩れる斐人。 その頃、葵は誰もが恐れる極道の大物・御厨景虎の腕に抱かれ、甘いひとときを過ごしていた。 それも、彼に煮込みスープの作り方を教わりながら。 「そんなに私を甘やかして……周りに笑われない?」 景虎は葵の髪にそっと口づけ、当然のように言い放った。 「俺の女を、俺が大事にして何が悪い。誰に何を言われようが、俺はお前を一生甘やかす。文句を言う奴がいたら、二度と笑えなくしてやる」 その言葉に、葵は幸せそうに微笑んだ。 かつては、愛なんて打算と駆け引きでしかないと思っていた。 でも、今ならわかる。 本当の愛とは、誰かに宝物のように大切にされ、安心して笑い合えることなのだ。
16極道若様に買われた花嫁は、今日も逃亡中 ~婚約者に売られたはずなのに、なぜか溺愛されています~
性描写有り
連載中·149話·48.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
結婚式まで、あと三日。 私は婚約者・江藤澄江(えとう すみえ)に、一千万ドルで売られた。 行き先は、東南アジアにある詐欺組織の拠点。 目を覚ました時、私は薄いチュールドレスを着せられ、鉄の檻の中に閉じ込められていた。 頭上から降り注ぐスポットライト。 客席には、仮面をつけた富豪たちが並んでいる。 そして、最高額で私を買った男―― 黒瀬悟(くろせ さとる)。 アジア最大級の極道組織、その若様。 人を殺すことに一切のためらいがない。 感情の起伏が激しく、危険な男だという噂もある。 それなのに――彼は極度の潔癖症で、これまで女には一切興味を示さなかった。 そんな男が、私を檻から連れ出した。 そして、城の奥にある寝室へと連れていく。 「白石澪(しらいし みお)。お前が逃げるなら、俺が必ず捕まえる。」 私は彼を憎んだ。 私を閉じ込めたこと。 私から自由を奪ったこと。 そして、何度も理性を失う夜の中で、心より先に身体が彼を求めてしまう自分自身を。 だが、逃げ帰った私を待っていたのは―― 私を売った江藤澄江が、その金で人生を立て直し、妊娠した愛人を抱えながら、ネット上で「妻を探す愛の物語」を演じている姿だった。 その時、黒瀬悟は私に告げた。 「復讐したいなら、力を貸す」 「ただし、条件がある」 「お前という存在も」 「お前の命も」 「これからのすべてを――俺に預けろ」 私は契約した。 復讐のために。 けれど、彼の子を宿した時、一人の女が現れた。 そして私は気づく。 いつの間にか、自分が最も憎んでいた存在になっていたことに。 だから、私はもう一度逃げた。 もう二度と、彼に会わないつもりだった。 ――そのはずだった。 血まみれになった黒瀬悟が、私の前に現れる。 「澪、婚約は破棄した」 「今、すべての敵が俺の命を狙っている」 「だが、死ぬことなんて怖くない」 「俺は何もいらない」 「欲しいのは――お前だけだ」 籠の中の鳥のように私を閉じ込めた悪魔が 今度は赤く潤んだ瞳で跪き、私に縋ってくる。 これは救いなのか。 それとも―― さらに深い、愛という名の奈落なのか。
17処刑された悪役令嬢、十年前に死に戻って『善人』をやめる
連載中·36話·43.6万字
公爵令嬢エレノアは、家族や婚約者である王太子アレクシス、そして王国のために尽くしてきたにもかかわらず、妹リリアンを虐げた「悪役令嬢」として断罪され、処刑されてしまう。 ところが次に目を覚ますと、彼女は処刑される十年前、十五歳の自分に戻っていた。 一度目の人生で、誰かの期待に応え、誰かに愛されるために自分を犠牲にし続けた末に裏切られたエレノアは、二度目の人生では「もう善人になるのはやめる」と決意する。 家族の失敗を庇わず、妹の世話もせず、王太子との婚約さえ拒絶し、自分のためだけに生き始めたエレノア。すると皮肉にも、彼女の人生は前世よりもはるかに良い方向へ動き出す。 商才を発揮して自らの居場所を築き、新たな仲間にも恵まれていく一方で、なぜか前世では自分を処刑したはずの王太子アレクシスが、今世ではエレノアを必死に追いかけてくる。 実はアレクシスもまた、一度目の人生の記憶を持っていた。エレノアを処刑した後に彼女の無実を知り、すべてを失った彼は、二度目の人生では何としても彼女を救おうとしていたのだ。 しかし、エレノアにとって彼は自分を殺した男でしかない。 そんな中、前世でエレノアを破滅へ追いやった事件が再び起こり始める。妹の転落事故、毒殺未遂、王家への反逆疑惑――歴史を変えたはずなのに、なぜかエレノアを「悪女」に仕立てようとする流れだけは変わらない。 やがてエレノアは、前世の悲劇が単なる偶然ではなく、王位を巡る巨大な陰謀によって仕組まれていたことを知る。 一度目の人生では、何も知らないまま断罪されるだけだった。 けれど二度目は違う。 もう誰かに守ってもらうのを待つことも、無実を信じてもらえるよう泣いて訴えることもしない。 自ら築いた人脈と財産、未来の知識、そして信頼できる仲間たちと共に、エレノアは自分を陥れた者たちへ立ち向かっていく。 前世では断罪された悪役令嬢が、今度はすべての陰謀を暴き、断罪する側へ。 そして戦いの果てにエレノアが選ぶのは、復讐でも、王太子に愛されることでもない。 誰かのためではなく、自分自身の意思で人生を選ぶこと。 これは、処刑された悪役令嬢が十年前へ戻り、「善人」であることをやめたことで、本当の幸せと愛を手に入れていく逆転の物語。
18人質として囚われたはずが、ヤクザ組長の溺愛が重すぎて逆に逃げたい!
連載中·17話·5.7万字
十二歳のとき、寺本菜穂子には、どうしても忘れられない人ができた。 ――中原裕之。 両親を亡くした菜穂子を引き取り、何不自由なく――いや、それ以上に大切に育ててくれた人。彼は菜穂子を海外へ連れて行き、まるでお姫様のように守ってくれた。 だから菜穂子は、ずっと彼を愛していた。 けれど、勇気を出して想いを伝えた夜、返ってきたのは冷たい拒絶だった。 そして翌朝――中原は別の女とともに、他人のダイヤモンドを奪って姿を消した。 置き去りにされた菜穂子は、中原の敵に捕らえられ、彼をおびき出すための人質にされてしまう。 「動くな。動いたら殺す」 男は菜穂子を腕の中に閉じ込め、気だるげに告げた。 「お前を引き取った男が、俺の女とダイヤを奪って逃げた。だから、お前にそのツケを払ってもらう」 何もかも失った菜穂子は、捨てられた人形のように途方に暮れていた。 けれど、壊れそうな彼女を拾い上げたのは、他ならぬ――彼女を人質にした男自身だった。 北条時川。 菜穂子を囚えたヤクザの組長は、なぜか彼女を手放さず、誰よりも大切に守り始める。やがて菜穂子は、彼にとってかけがえのない存在になっていく。 愛されるとは、守られることではない。何度でも、迷いなく選び直してもらえることなのだと――菜穂子は初めて知った。 中原裕之が彼女を迎えに来たとき、菜穂子は静かに微笑んだ。 「叔父さん。私が愛しているのは、もうあなたじゃない。さようなら」
19三年間、身代わり花嫁だった私が離婚した後、極道御曹司に溺愛されています
連載中·39話·11万字
暴力描写有り
身代わりとして神崎修一に嫁いで三年。 神崎瑠奈は、七年間想い続けた彼をひたすら愛し続けてきた。 「いつか、私の気持ちに気づいてくれるはず」 そう信じて、どれだけ冷たい態度を取られても、妻として努力を重ねてきた。 しかし――。 結婚三年目のある日、神崎家の扉を開けて現れたのは、妊娠した秘書・森田菜々美だった。 「お腹の子は修一さんの子です」 泣きながら告げる彼女。 そこへ帰宅した修一は、瑠奈ではなく秘書を庇うように立ちはだかる。 「瑠奈、もうやめろ。騒ぐな」 その瞬間、瑠奈の心は凍りついた。 七年間愛してきた男は、彼女の言葉を聞くことすらなく、最初から疑っていたのだ。 やがて海外で撮られた修一と秘書の親密な写真を目にした時、瑠奈はようやく理解する。 彼が冷たいのではない。 彼が冷たいのは――自分にだけだったのだ。 離婚を決意した瑠奈は、これ以上傷つかないために新しい人生を選ぶ。 しかし、離婚届を提出するはずだった日。 役所の前で三時間も待たされた彼女は、涙をこらえながら歩き出し、ひとりの男の胸に飛び込んでしまう。 その男は、左腕から血を流しながらも、ただ瑠奈の顔を見つめていた。 彼女は気にも留めず、ただ早く離婚して人生をやり直したいと思っていた。 まさか、その男――桐谷朔也が、裏社会で誰もが恐れる存在だとは知らずに。 そして、大学時代。 彼が三年間も自分を追い続け、想いを拒まれた後、海外へ渡り、七年かけて頂点へ上り詰めたことも知らなかった。 彼がずっと待っていたのは――この瞬間だった。 時が経ち、元夫・修一は赤い目で問い詰める。 「十年前、療養院で俺のそばにいてくれたのは……一体誰だったんだ?」 朔也は静かに笑い、一枚のリハビリ記録を差し出す。 すべてを知った修一は後悔し、狂ったように瑠奈を追い始める。 けれど――もう遅かった。 瑠奈の薬指には、すでに朔也から贈られた指輪が輝いていた。 「瑠奈弁護士」 彼は耳元で低く囁く。 「形だけの結婚のはずなのに……どうして逃げるの?」
21愛想を尽かして離婚したら、冷徹な白石社長が今さら必死です
連載中·128話·37.1万字
22一度結婚したら、もうあなたから離れられない
連載中·80話·24万字
望月凪咲と望月拓真の結婚は、思いがけない偶然から始まった。 義姉の森川彩羽は結婚を拒み、義妹の森川彩乃はわがまま放題。そんな二人に代わり、思いがけず名家に嫁ぐことになったのが凪咲だった。 拓真は、L市屈指の名門・望月家の御曹司。誰もが見惚れる端正な顔立ちに、気品あふれる佇まい。まさに非の打ちどころのない男だった。 凪咲は、透き通るような肌と清楚な美貌を持つ。母の再婚によって新しい家族を得たが、二人の立場も世界もあまりに違う。釣り合わないはずの二人が、運命に導かれるように一枚の婚姻届で結ばれたのだ。 そんな二人の結婚には、それぞれ譲れない条件があった。 「妻に、俺を愛してほしくない」 それが拓真の望み。 「私の将来の夢を邪魔しないで」 それが凪咲の願いだった。 彼女の目標は、いつか院長になること。恋愛に振り回されるつもりなどなかった。 互いに干渉せず、愛情も求めない。そう約束した二人の結婚生活は、きっと穏やかで、何事もなく過ぎていくはずだった。 ――ところが、婚姻届を提出して三か月後。 二人はついに、新居での生活を始めることに。 ある夜、拓真が目にしたのは、風呂上がりの凪咲が一人、部屋の片隅でカップ麺を食べている姿だった。小さな明かりだけが灯る部屋で、彼女は寂しげに顔を上げる。 「……帰ってきたの?」 その小さな顔を見つめた拓真は、静かに彼女へ歩み寄った。 「帰ってきたよ。君と一緒にいるために」 愛してほしくないと言ったはずの男が、いつの間にか彼女のそばに帰ることを選んでいた。 そして結婚から一年後、二人は盛大な結婚式を挙げる。 その夜、二人きりになった寝室では、灯りが揺れ、甘い空気が満ちていた。 拓真がそっと凪咲の唇に触れようとすると、彼女は慌てて顔を背ける。 「ちょっと、離れて! そんなにくっつかないで!」 「嫌だ」 普段は気品に満ちた御曹司が、まるで子どものように甘えた声を出す。 「暑くなんかないもん」 愛を求めないはずだった夫が、今では妻にくっつきたくてたまらない。 愛さない約束から始まった結婚が、いつしか甘く、抗えない恋へと変わっていく。 思いがけない結婚の先に待っていたのは、二人が予想もしなかった運命の恋だった。
23ヤンデレ極道若頭の恋愛シナリオ~年上の私が落とされるまで~
連載中·46話·13.3万字
【甘え上手な年下ヤンデレ】×【クールな極道の女王】 極道の女王・東雲美羽は、お見合いのたびに頭を抱えていた。 彼女が席に着いただけで、和やかなはずの場が一瞬で取調室に早変わりするのだ。 そんな美羽の前に現れたのは、東堂会の新たな跡取り・東堂奏多。 人前では素直でおとなしく、頼りなげに目を伏せるだけで、誰もがつい甘やかしたくなる。 成人したばかりの、可愛い子犬。 そう思っていたのに――その正体は、狂気じみた執着で彼女にまとわりつく、とんでもない男だった。 美羽の品を焼いたのは、彼女のそばに居座る口実を作るため。 頬を張られても、懲りるどころか、その手のひらに頬をすり寄せる。 組織を丸ごと差し出すのも、たったひと言、「あなたを信じる」と言ってほしいから。 「あなたの犬にしてよ。ご主人様は、一生あなただけだから」 美羽は冷ややかに笑う。 「お子様ね。私を手玉に取ろうなんて、十年早いわ」 ところが次の瞬間、奏多は不意に彼女の唇を奪う。 強引なキスに、クールな女王は思わず膝から力が抜けてしまう。 権力を巡る攻防と、甘く危険な恋の駆け引き。 子犬を手なずけているつもりだった美羽は、まだ知らない。 すでに主導権を握っているのは、あの甘えたがりの年下男だということを。 気づけば、揺るがないはずの心まで、彼にかき乱されていた――。
24三年間愛されなかったので身を引こうとしたら、離婚届を見た夫が壊れ始めました
性描写有り
連載中·338話·109万字
残酷描写有り暴力描写有り
結婚して三年――。 夫・湊は、一度も私を愛してくれなかった。 夫婦なのに別々の部屋で暮らし、彼に浮上する女性問題の後始末をするのが私の役目。 どれだけ尽くしても、どれだけ待っても、彼の心は私には向かなかった。 それでも離婚できなかったのは、昔、命を懸けて私を救ってくれた彼を愛していたから。 けれど、その想いも限界だった。 湊の初恋相手・リナが帰国し、彼女の隣で見せる幸せそうな笑顔を目の当たりにした私は、ようやく気づく。 ――私は最初から、この恋の脇役だったのだと。 だから決めた。 もう彼を追いかけるのはやめよう、と。 財産もいらない。 地位もいらない。 ただ、この苦しい結婚生活から解放されたかった。 そうして差し出した離婚届。 当然、彼は喜んで判を押すものだと思っていた。 なのに――。 「本当に俺と離婚する気なのか?」 離婚を望んでいたはずの彼は、なぜか手続きを先延ばしにし、私が他の男性と話すだけで不機嫌になる。 さらには、今まで見向きもしなかったくせに、離れようとする私を必死に引き留め始めて……。 今さら優しくされても遅い。 私はもう、愛されない妻でいることに疲れてしまったのだから。 捨てられるはずだった妻が、自分自身の人生を取り戻そうとした瞬間――。 冷酷だった夫の執着と後悔が始まる。
25十一年間支援した貧しい少女が、夫に双子を産んだ――それが恩返しのつもり?
連載中·18話·5.7万字
会社の創立記念日、私は娘と一緒に、夫へ記念のトロフィーを届けに行った。 社長室の革張りのソファはまだ温かく、クッションには湿った跡が残っていた。部屋には、甘ったるくこもったような香りが漂っていた。 「彼女は若い頃のお前にそっくりなんだ」 夫の鷲尾憲明は、私が11年間支援してきた少女との不倫を、そんな言葉で正当化した。 その少女は、かつて我が家に身を寄せていた頃、私に尋ねたことがあった。 「私が結婚したら、奥様は怒りますか?」 その後、彼女は妊娠4か月の身で、ロサンゼルスにある私の娘のマンションの前に現れた。 夫は、私がとうに会社の経営から手を引いているのだから、財産の取り分も少なくて当然だと言い張った。 だが、私は15%の株式保有を証明する書類を突きつけ、さらに父が持っていた20%の株式も取り戻した。 夫は新株を発行して私の持ち株比率を薄めようとした。 しかし、臨時株主総会で、私は69%を確保した。 夫はロサンゼルスに彼女のための家を購入し、2億円の信託まで設けた。離婚が成立したら彼女のもとへ行くつもりだったのだ。 だが、彼は電話番号を削除した。彼女は一人で手術室へ向かい、お腹の子を失った。 私は離婚し、旧姓に戻った。 そして、彼の社長室に腰を下ろした。
27理不尽にクビにされた惣菜屋のパート店員、AIと仲間に出会って人生を逆転させる
連載中·13話·7.7万字
佐倉美咲、26歳。貯金も特別な才能もない彼女は、惣菜屋「まごころ亭」でパートとして働きながら、つましい生活を送っていた。 仕事は真面目にこなし、お客様の好みを覚え、新人にも丁寧に仕事を教えてきた。それでも、理不尽な店長のもとでは努力は報われない。 ある日、美咲は身に覚えのないクレームの責任を押しつけられ、突然解雇されてしまう。 残された貯金はわずか。家賃も生活費も払わなければならない。明日からどうやって生きていけばいいのか。雨の中、絶望した美咲が助けを求めた相手は、無料のAIチャットだった。 「私には何の才能もありません。それでも、人生をやり直せますか?」 AIは、美咲が当たり前だと思っていた日々の仕事の中に、本人も気づいていない能力があることを教えてくれた。 人の好みを覚える力。小さな変化に気づく力。仕事を整理し、人に伝える力。 それは、彼女が思っていた以上に価値のある才能だった。 やがて美咲は、新たな職場でかけがえのない仲間と出会い、AIの助言を頼りに少しずつ自分の可能性を開花させていく。 自信も、お金も、居場所もなかった女性が、仕事を通じて自分の人生を取り戻していく物語。 そしていつか、自分を簡単に切り捨てた元店長が、彼女の前で頭を下げる日がやってくる。 これは、何者でもなかった一人の女性が、自分の価値を見つけ、人生を大逆転させるまでの物語。
29死を偽装して消えた私に、財閥の元夫が跪いて復縁を迫ってきます
性描写有り
連載中·113話·19.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
誰もが、鷹野透子を羨んでいた。 日本屈指の財閥・鷹野家。 その御曹司――鷹野瑛琉の妻になったのだから、これ以上ないほど幸せな人生を手に入れたのだ、と。 けれど、瑛琉にとっては違った。 透子は最初から―― 手段を選ばず自分のベッドに潜り込み、妻の座を手に入れた「悪女」でしかなかった。 だから彼は、透子が誰かに傷つけられても、辱められても、ただ冷ややかに見ているだけだった。 彼女がどれほど苦しもうと。 その果てに、大切な家族を失おうと。 瑛琉には、関係のないことだった。 そして絶望の果てに―― 透子の心は、とうとう死んだ。 もう、何もいらない。 愛してほしいとも、信じてほしいとも思わない。 ただ一つ。 離婚してほしい。 それだけを願った透子に、瑛琉は離婚届を顔に叩きつけ、冷たく吐き捨てた。 「離婚したいなら――死ぬしかないな」 だから透子は、その言葉どおりにした。 瑛琉の目の前で海へ身を投げ―― そのまま、遺体すら見つからなかった。 冷徹で、誰にも容赦しないことで知られていた鷹野家の御曹司。 そんな彼の髪は、その夜―― 一夜にして、真っ白になった。 そして世間に向けて、たった一言だけ告げた。 「俺はもう、一生誰とも結婚しない」 ――それから、二年。 重い病に侵された息子を救うため、 死んだはずの透子は、再び瑛琉の前に姿を現す。 目的は、ただ一つ。 瑛琉との間に、もう一人子どもを授かること。 彼が欲しいわけじゃない。 愛してほしいわけでもない。 必要なのは―― 息子を救うために子どもへ受け継がせる、彼の遺伝子だけ。 その事実を知った瑛琉は、目を真っ赤にして透子の前に跪いた。 「頼む……もう一度だけ、俺にチャンスをくれ」 かつてなら、どれほど望んでも得られなかった言葉。 けれど今の透子には、もう何の意味もない。 縋る男を冷たく見下ろしながら、彼女はかつて自分が浴びせられた言葉を、一字一句違えず返した。 「復縁したいなら――死ぬしかないわ」 【有料配信のお知らせ】 本作品は10月20日より有料配信となりました。 10月20日・21日はそれぞれ5話ずつ更新し、22日以降も毎日更新していく予定です! いつも読んでくださり、応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます! 引き続きよろしくお願いします!
30異界転生譚シールド・アンド・マジック
連載中·216話·75.7万字
暴力描写有り
 古槍 紙月(ふるやり しづき)二十二歳。男性。大学生。趣味は資格取得とMMORPG。そんなどこにでもいそうな経歴の持ち主である紙月は、ある日突然、見知らぬ世界で目覚めるや化け物に襲われることに。  MMO内の相棒であったMETOの助けもあり、ゲームの魔法を使って化け物を退ける紙月たち。どうやら彼らはゲームの体で異世界に飛ばされてしまったらしい。  一息ついてお互いを確認してみれば、紙月は女性キャラクターを使っていたからか女性……ではなくなんと女装していた。  そして相棒のMETOこと衛藤未来はなんと小学生。  女装ハイエルフとケモ耳小学生の凸凹コンビは、ファンタジーな異世界で冒険屋として生計を立てていくことになるが、そのデビューからチートなスキルで大物退治を繰り広げてしまい、一躍時の人に。  森の魔女と盾の騎士として有名になった二人は、ファンタジー世界を楽しみながら冒険を繰り広げていくことになる。  紙月は保護者精神を発揮し、未来は未来でひ弱な紙月を守ろうとする。  二人の間で揺れ動くキモチの行方とは。  女装ハイエルフママ男子とケモ耳小学生の異色の異世界ファンタジー冒険譚はどこへ向かうのか。 小説家になろうからのセルフ転載です。
31彼が選ぶ愛人はみんな私にそっくりだった。「本物より偽物がいい」と言った彼は、私が別の男との二人目を妊娠したと知って狂った
連載中·22話·5.4万字
久世朔がいつまでも忘れられない最愛の女性、遠野志乃は、実は知っていた。 自分が海外にいたあの数年間、彼が自分にそっくりな女たちを何人も身代わりにしていたことを。 けれど、志乃が帰国した日、久世朔は一番長くそばに置いていた新しい恋人を連れて、彼女の隣に座った。 シャツの襟元には、まだ口紅の跡が残っていた。 親族の食事会で、年長者たちが復縁を勧めると、彼は笑って言った。 「今度こそ本気だよ」。 志乃は湯呑みを置き、静かに答えた。 「久世さんと復縁するつもりはありません」 彼の手の中でグラスが砕け散った。 血を拭いながら、彼は言った。「手が滑っただけだ」 誰も、彼女がなぜこんなにも冷静なのか知らなかった。 だって、彼女はもう二人目の子どもを妊娠しているのだ。どうして元夫と復縁できるというのだろう? 五年前の新婚旅行。志乃は彼を救うため、異国の街で命を落としかけた。 彼は泣きながらあらゆる神仏にすがり、彼女なしでは生きていけないと訴えた。 ところが、わずか二か月も経たないうちに、彼はまた浮気をした。 その後、志乃は彼が個室で「結婚する前に、まだ遊んでいない女とは一通り遊んでおこう」と話すのを聞いた。 さらに、電話越しにこう言うのも聞いてしまった。「遠野志乃に似た女を探してくれ。使い慣れた道具でも、使い勝手がいいかどうかは違うだろ」 志乃が人前で妊娠を告げると、テーブルを囲む人々は言い訳だと笑った。 新しい恋人は志乃の家に押しかけ、中絶手術の書類を見つけて写真を撮り、彼に送りつけた。 彼は「なあ、もう本当に改心したんだ」と訴えた。志乃は冷たく言い放った。 「あなたも、あなたの愛も、あまりにも汚らわしい」 彼女が去った後になって、彼はようやく調べ上げた。 五年前のあの夜、志乃のそばにはもう一人、男がいたのだ。 その男について、彼は何一つ突き止められなかった。 ただ一つ分かっているのは、志乃の娘がその男を「パパ」と呼んでいることだけだった。
34婚約者を奪った姉が披露宴で「死に戻った」と言い、元婚約者を返せと迫る。でも夫は私だけを愛す
連載中·12話·3.5万字
婚約披露宴で、姉は大勢の人の前で私の婚約者・鷹宮恭一に駆け寄り、泣きながら抱きついた。 「今度こそ、あなたを裏切らないわ」 けれど先月、絶食までして私に婚約者を譲れと迫り、私がもともと結婚するはずだった恭一の弟・鷹宮颯と結婚したがった時も、姉はまったく同じことを言っていた。 私は一度、姉に譲った。 正直、姉が言う「前世」の話はよく理解できなかった。 ただ、前世では望みどおり私の想い人だった颯と結婚したものの、颯は表向き私と仲良くしておきながら、裏ではとっくに姉を愛していたのだという。 ところが結婚から一年も経つと、颯は姉に飽きてしまった。 私と幼い頃に遊んだ日々を懐かしみ、外では私にそっくりな女たちを何人も囲うようになった。 姉は一人で病院のベッドに横たわり、見舞いに来てくれる人さえいなかった。 そして姉は、人生をやり直した。 戻ってきて最初にしたことは、私をあのクズ男に嫁がせることだった。 「本来、あの苦しみを味わうはずだったのは、あなたなのよ」 両親まで言った。 「小澪、お姉ちゃんに譲ってあげなさい」 私は納得できず、あのクズ男が贈ってきたランプを叩き壊し、スーツケースを引っつかんで京都の祖母の家へ逃げた。 そして、あの人が現れた。 彼は昔から口数が少なかった。幼い頃、私が彼に一枝の木蓮を贈ったことを、十数年経った今でも覚えていた。 その日、恭一は私の家の門前に立ち、祖母に深々と頭を下げた。 「婿入りさせてください」
35私のスタイルが良すぎると嫌がった婚約者は他の女へ。女嫌いのはずの財閥御曹司が、私にだけベッタリ甘えてきます!
連載中·12話·3.3万字
「お前みたいに品のない女を、俺以外に娶る男なんていない」 真壁時也がそう言った時、望月結良は三重に巻いたさらしで胸を締めつけ、彼の後ろに立っていた。 二年間も婚約している彼女を、時也はパーティーの出席者全員の前で置き去りにし、白石雪乃のために紫陽花を摘みに行った。 そのくせ戻ってくると、結良に「慎みがない」「淑女らしくない」と文句をつけ、結婚後はなるべく外出せず、人前に姿を見せるなと言った。 結良は彼の言葉を信じた。 毎朝、出かける前に息が詰まるほど胸を締めつけた。 そしてついに、鷹宮本邸で開かれた紫陽花パーティーで倒れ、錦鯉の池へと転落しかけた。 目を覚ますと、さらしはなくなっていた。 胸元には青紫色の指の跡が五つ残っていた。 鷹宮紗世は彼女の手を握り、涙を浮かべながら喜んだ。 「晋が京都で出家するのを思いとどまらせられるかどうか、あなたにかかっているのよ」 そして、女性に触れられることを嫌い、言い寄ってきた女性を本人だけでなく一族ごと社交界から追放することで知られる鷹宮家の専務が、さらしの入った桐箱を彼女の前に押し出し、言った。 「もう二度と使うな。身体に悪い」 結良は箱の蓋を握りしめ、顔を真っ赤にした。 彼女は知らなかった。 その夜、鷹宮晋が別邸で一晩中座り込み、手のひらに残った感触ばかりを思い返していたことを。 そして、彼女を怖がらせて逃がしてしまわないよう、この男がすでに十年もの間、遠くから彼女を見守り続けていたことも。 一方、真壁時也はまだ門の外で彼女を待ち続け、いつか必ず後悔して自分に助けを求めに来ると豪語していた。
36「死に戻った」と言い張る彼氏が、私の目の前で妹にキスして「本当に愛しているのは妹だ」と言った結果、二人とも死にました
連載中·22話·6万字
桐生遥が十数年かけて築き上げてきた完璧なイメージは、梅雨の夕暮れ、ついに音を立てて崩れ去った。 名門の御曹司である恋人は、五度目も彼女を迎えに来なかった。 遥はわざと雨に濡れながらカフェの扉を開け、そこで目にした。 彼が目を赤くしながら妹を壁際に追い詰め、「前世では君を逃してしまった。今世では、すべてを懸けて償う」と告げている姿を。 それから、周囲の人々は一人、また一人と妹の味方になっていった。 勉強を教えていた後輩男子も、ゼミの教授も、実の父親までも。 妹の腕に原因不明の赤い痕が現れると、遥は化粧室に閉じ込められ、誰もが彼女の仕業だと決めつけた。 恋人は彼女を取り壊し予定の古い体育館に閉じ込め、外から鍵をかけて言い捨てた。 「今世では絶対に、君に彼女を傷つけさせない」 父親から妹を支えるよう命じられた時、遥は初めて知った。 自分はこの家の実の娘ですらなかったのだと。 古い写真が学校の匿名掲示板に晒され、そこには「いじめられていた人間が、今度は自分の妹をいじめている」と書かれていた。 遥は一人でスーツケースを引き、ロンドンへ向かった。 大家には契約を一方的に破棄され、真夜中に荷物を路上へ放り出された。 大切なデザイン画も、雨に濡れて台無しになった。 橋の下で、彼女はある人に電話をかけた。 「私たちは運命を信じるべきなのかな?」電話の向こうは半秒ほど沈黙し、それから答えた。 「僕も、ずっとその答えを探している」 その後、彼は大晦日の夜に彼女を見つけ、強く抱きしめて言った。 「死ぬことは怖くない。ただ、二度と君に会えなくなることが怖いんだ」 家族全員から悪意に満ちた義姉だと思われていた女性は、やがて『主人公』という雑誌の表紙を飾ることになる。 その隣に立っていたのは、あの古い体育館で、彼女が扉を蹴破る音に目を覚ました男だった。 ――彼女は、打ちのめされるだけの脇役なんかじゃない。 自分自身の物語を生きる、主人公なのだ。
38さよなら御曹司、あなたの本当の妻はもうここにはいません
連載中·72話·27.1万字
性描写有り
ICUで生死の境をさまよった私に届いたのは、夫が別の女を抱き寄せる写真だった。 その女の首には、結婚4周年の贈り物だと言っていたネックレスが輝いていた。彼女は夫が「守るべき妹」と呼ぶ女性。 結婚4年、神崎蓮は私を誰より大切にしてくれた。咳ひとつで会議を抜け、薬まで飲ませてくれる理想の夫。なのに、私が命の危機に陥っても5日間、一度も連絡をくれなかった。 「蓮はもうすぐ離婚する。あなたはただの身代わりよ!」 病室に押しかけた継母はそう嘲笑い、私を病床から引きずり下ろそうとした。そこへ駆けつけ、私を抱きとめた蓮。その温もりに信じ直しそうになったのに、妹のことを聞けば何も答えない。彼女が危篤と聞けば私を置いて海外へ飛び立つ。私が二度もICUで生死をさまよった時は、そばにいなかったくせに。 もう泣かない。愛を乞うのも終わり。 私は自分が巻き込まれたケーキ店の爆発事故を調べ、現場で特殊な高エネルギー電池の残骸を見つけた。これは本当に事故? 誰かが私の命を狙っているの? 手がかりを見つけた直後、黒いSUVに追われ、車ごと海へ突き落とされた。沈む車の中で死を覚悟した私を救ったのは、謎の男だった。 その一方で、夫はまたあの女のもとへ――。 もう十分。離婚して、事故の真相を暴き、私を陥れた人間に必ず報いを受けさせる。 実家も後ろ盾もないからと、泣き寝入りすると思ったら大間違い。夫の海外資産を調べ、隠された証拠を探し、私を陥れようとした継母の策略も暴いてやる。 だが、真相に近づくほど、結婚4年間に隠された秘密が次々と明らかになる。 あの愛は本物だったの? 彼が隠す真実とは? そして命懸けで私を救った男の正体は――? 神崎蓮、何もかも思いどおりにできると思っていたでしょう。 でも、もう遅い。 あなたの帰りを待ち続けた妻は、もういない。 「神崎さん、慌てないで。奥様はただ、もう振り返らなくなっただけです。」 今さらどれだけ引き止められても、私は二度と振り返らない。
40姉の代わりに大富豪の妻になった私。子どもを連れて戻った姉が、私に夫を返せと言ってきた
連載中·22話·6万字
結婚一周年の日、小野寺澄葉は、姉の清葉の名前で、夫から108本の白いバラを受け取った。 その花は姉の好きなものだった。 澄葉は好きではなかった。 姉の身代わりとして山崎家に嫁いでから、丸一年。姉の話し方を真似し、姉の服を着て、同じ色番の口紅を使ってきた。 姉が戻ってきた日、ただ「元の場所に戻りましょう」と言った。 澄葉は携帯と車の鍵を返し、「彼は胃が弱いから、残業して帰ってきたらお粥を作ってあげて」と一言伝え、賃貸アパートへ引っ越した。 身を引けば、すべて終わると思っていた。 ところが姉は「もう一度だけ助けて。 私のふりをして、元彼としばらく過ごして」と頼んできた。 昔の同僚に騙されて地元の有力者の個室へ連れ込まれ、セーターを脱がされ、男の膝の上に座らされて酒の相手をさせられた。 姉は山崎明の前で「この子、時々自分のことを私だと思い込むの」と言い、「たとえ真実を彼に話しても、彼が選ぶのはあなたじゃない」と告げた。 柏木凪は彼女の首を掴み、「山崎明と一年も寝たんだろ。 俺と寝るのも同じじゃないか」と問い詰めた。 それでも彼女は、法律上はまだ柏木凪の妻だった。 彼女が唯一、心の底からの本音を口にしたのは、白い古びた車の中で、思わずこぼれた「山崎明が好きだから」という言葉だった。 その言葉は、車の中で永遠に消えてしまうはずだった。 けれど、ある日、霸生市の旧家で、山崎明はわざと指を切り、彼女を壁際に追い詰めて尋ねた。 「君は俺のことを何て呼ぶ?」 彼女は泣きながら「明くん」と叫んだ。 彼は額を彼女の額に寄せ、囁いた。 「君が俺を俺として認めてくれるのを、ずっと待っていたんだよ。知ってた?」 その後、彼は人前でこう宣言した。 「彼女は以前、法律上は俺の義妹だった。今は法律上、俺の妻だ」
41クズ男を一途にさせたら、愛が重すぎました
連載中·95話·37.8万字
暴力描写有り性描写有り
結婚四年目の誕生日。 樗木結衣が目にしたのは、夫・奏多が若い女を優しく抱き上げる姿だった。 仕事では共に巨大企業を支え、家では完璧な妻として彼を支えてきた。 どれだけ冷たくされても、いつか振り向いてくれると信じていた。 けれど――もう、疲れた。 「財産と株を半分くれるなら、あなたを自由にしてあげる」 初めて離婚を切り出した結衣に、奏多は冷たく言い放つ。 「俺たちは離婚できない」 愛なんて必要ない。 子供さえできれば、夫婦はこのままでいい。 彼は知らなかった。 かつて結衣が奏多を庇って負った傷のせいで、彼女がもう子供を望めない身体になっていたことを。 そして結衣が本当に会社を辞め、指輪を外し、離婚調停を申し立てた瞬間―― 今まで一度も妻を追わなかった男の余裕が、初めて崩れ始める。 離婚を担当する親友の敏腕弁護士は、傷ついた結衣に静かに惹かれ始め、奏多の胸には抑えきれない独占欲が芽生えていく。 さらに、結衣の身体に残る“小さな赤い痣”が、二十年以上前に消えた名家の令嬢へと繋がって――? 「もう戻らない」と決めた妻と、失って初めてその存在の重さを知った夫。 愛していないはずだった。 なのに、なぜ他の男に触れられるだけで、こんなにも許せない――? 離婚から始まる、財閥夫婦の執着×逆転ラブストーリー。
44偽の令嬢は「面倒な妻」を卒業します~今さら愛しても手遅れです!~
連載中·77話·34.5万字
暴力描写有り性描写有り
夫とその初恋の女に、コンドームを袋いっぱい送りつけた。 30分後、夫から届いたのは謝罪ではなく、200万円。 「暇ならバッグでも買ってこい」 結婚して2年。愛されたくて必死だった私に、夫はいつも「面倒だ」と冷たかった。なのに彼女がねだれば、自らリンゴを摘み、私には見せない笑顔を向ける。 しかも私は、赤ん坊の頃にすり替えられた「偽令嬢」だった。育ての父は財産をすべて奪い、「家のために夫に尽くせ」と命じた。 夫が私と結婚したのも、初恋の女を守るため。 そして見つかった本物の令嬢は――その初恋の女だった! 家族に溺愛される彼女とは逆に、私は「他人の人生を奪った偽物」と罵られた。 彼女のファンに汚物を浴びせられ、亡き養母の墓まで荒らされた。なのに夫は加害者をかばい、 「まだ子供だ。大ごとにするな」 もう、終わりにしよう。 財産を求めず離婚協議書を差し出したのに、夫は「親が認めるまで離婚しない」と拒んだ。 私は秘書を辞め、諦めたドレスデザイナーの夢を追い始めた。 もう夫の愛などいらない。 すると、あれほど無関心だった夫が、今度は私を引き止め始めた。 私が本当に去ると気づいたのだろう。 でも、遅い。 あなたが「面倒な妻」と呼んだ私は、もういない。 今さら愛しても、手遅れよ。
46イア;メメント モリ ─君と罪無き夜明けへ─
連載中·50話·19.8万字
残酷描写有り
※ジャンル変更しリスタートしました  中央ヨーロッパのとある国の都市・ベツィールフ州。この街には、濁った魂を持つ人間に憑依し、負のエネルギーを食らった悪魔が実体化するという事象が起き続けていた。その悪魔を祓い、憑依された人を救う「使徒」と呼ばれる者たちは、人々にヒーローのように慕われていた。  ある日、使徒と悪魔の戦いに遭遇したペトロは、使徒のリーダーのユダに仲間になってほしいと誘われる。なれる条件は「トラウマを持っていること」で、使徒はそれを力に変えて戦っていた。自身のトラウマを自覚するペトロは、使徒になることを決意する。  一員となったペトロは、仲間たちと共同生活を始める。彼らは企業の商品イメージキャラクターも生業にしていて、記憶喪失でありながら事務所を立ち上げたユダのサポートで、ペトロも使徒とモデルの二足のわらじを始める。ペトロに恋愛感情を抱き、優しく接するユダ。そんな彼に、ペトロも次第に心を開いていくが……。  ある時、悪魔とは違う存在が現れる。その名は、この世に彷徨う怨念の集合体『死徒』。『ゴエティア』という悪魔を使役する死徒との戦いは、使徒のトラウマを呼び起こし、精神を脅かす。最初の餌食となったペトロだが、唯一無二のパートナー〈バンデ〉となったユダに支えられて困難を乗り越え、ユダの思いも受け止め恋人となる。  他の使徒のヨハネたちも同様に狙われるが、その目的は『ホーローカウスト』の邪魔となる使徒を堕とすこと。だが、バンデに支えられながら自身のトラウマと戦い、彼らも強くなっていく。そしてこの熾烈な戦いは、ユダとペトロの運命を動かし始める。  ユダの記憶喪失と関係する、彼に課せられていた“宿命”と死徒との“因縁”。それは、先祖の過ちを償うための“責務”。記憶が戻りそれが明らかとなった時、選択を迫られたユダとペトロたちの道は分かたれることに……。  やがて『ホーローカウスト』発動の時が迫り、使徒は計画阻止のために死徒との最後の戦いへ。そしてペトロは、ユダ奪還に動き出す。死闘の中で突き付けられる死徒たちの思いに、使徒は本来自分たちがするべき“救う戦い”を選ぶ。ユダを奪還するペトロも、二人で死徒の統括・怨嗟のマタイを救うために戦うが、そこには“最後の敵”が!  果たして使徒は、亡き者たちの思いを受け止め、未来を守れるのか。そして。この世界はいったい誰のせいなのか。
50「不倫女」と捨てられた私、六年後に夫の子連れで戻ったら――後悔した夫が溺愛暴走
連載中·96話·28.4万字
六年前、さやかは思いがけず一夜を過ごしてしまった。 達也は彼女を「不倫女」だと責め、離婚届を突きつけて家から追い出した。しかも、さやかには一銭も渡さず、すべてを奪った。 それから六年。 子どもたちを連れて戻ってきたさやかを見て、達也は彼女の隣に立つ、自分そっくりの小さな男の子に目を奪われる。 そして、ようやく気づいた。 六年前の「不倫相手」が、ほかでもない自分自身だったことに。 達也は後悔と驚き、そして隠しきれない喜びに襲われる。 以来、冷徹なエリート社長は一変した。さやかにまとわりつく甘えん坊と化し、毎晩のように彼女のベッドへ潜り込もうとする。 そんなある日、さやかが別の男と結婚すると聞いた達也は、ホテルへ乗り込み、結婚式の会場をめちゃくちゃにした。 「お前の夫はまだ死んでないんだぞ!」 その場にいた全員が、あまりのことに目を見開く。 長男は呆れたように首を振った。 「こんな男、僕は知らない」 次男は嫌そうに目を覆う。 「恥ずかしすぎる。見てられない、ほんとに見てられない」 三男は心配そうに呟いた。 「……パパ、今夜ママに怒られるよ」 四男は眉をひそめ、顔をしかめたまま。もはや言葉もない。 ただ一人、ドレスを着た末娘だけが達也のもとへ駆け寄り、彼の裾をぎゅっとつかんだ。 小さな首をかしげ、愛らしい声で尋ねる。 「パパ、ママは花嫁さんの付き添いになっちゃダメなの?」 達也、史上最大級の公開処刑が決定――!
51灰の令嬢は、知恵で世界を塗り替える
連載中·57話·24.1万字
魔法が産業・軍事・生活のすべてを支配する王国ヴァルデリア。この世界では、生まれながらの魔法適性が社会的地位を決める絶対的な秩序が存在した。 現代日本で生きた女性エンジニア・篠原あかりは、二十八歳で不慮の事故により命を落とし、気づけばヴァルデリア王国の侯爵家の赤ん坊に転生していた。エリナ・アッシュフォードとして生を受けた彼女は、前世の記憶と知識を持ったまま、貴族社会の頂点に近い場所でその生涯を再び歩み始める——はずだった。 生後一年も経たないうちに、運命は動いた。 宮廷で権勢を誇るクロヴェル侯爵が、改革派貴族であったエリナの父に横領の濡れ衣を着せ、失脚させたのだ。アッシュフォード家は爵位を剥奪され、屋敷を没収され、一夜にして平民へと転落した。幼い娘を抱えた母セレーナは、小さな荷物一つを持って屋敷を後にした。 さらに追い打ちをかけるように、エリナには魔法の適性がまったくなかった。魔法貴族の社会において、それは「欠陥品」の烙印に等しい。没落と無適性——二重のハンデを背負ったまま、エリナは王都外れの貧しい長屋で幼少期を過ごすことになる。 しかしエリナの頭の中には、前世で積み上げた膨大な知識があった。 料理、医療、化学、建築、商業、経済、軍事戦略——魔法のない現代日本で人類が何百年もかけて築いてきた知恵が、すべてそこにある。魔法が使えないなら、知識で代わりをすればいい。 魔法という特権に依存する世界で、魔法を持たない少女が知恵と意志だけを武器に頂点を目指す。仲間との絆、天才魔法使いとの不器用な恋、宿敵との頭脳戦、そして亡き父が夢見た「魔法に頼らない国家」の実現——すべての糸が王都で交差する時、エリナの本当の戦いが始まる。
53スカーレットフェアリー~彼岸花の絵と、3つの時代の怪異~
連載中·20話·5.5万字
女学院に残された“彼岸花の絵”が、100年に亘る怪異を呼び覚ました。 広島の秀麗女学院で描かれた、1枚の彼岸花の絵。 その背後には、“赤い妖精”と、3つの時代に現れる同じ名の女――黄島早記の影があった。 1920年代の秀麗女学院。 少女・久世初音は、美しい上級生への憧れと、彼岸花の絵に秘められた違和感に少しずつ惹き寄せられていく。 やがて起きる不可解な死。 消されていく名前。 絵の中に増えていく、妖精のような影。 時は流れ、1980年代。 かつての事件は、秀麗女学院の継続校・星華女子学院の旧校舎に残る怪談として囁かれていた。 美術部、資料室、文化祭、講堂。 星華女子学院の生徒・森崎千晶の日常の隙間から、封じられたはずの赤が再び滲み出していく。 そして現代。 名古屋の大学院生・池内茜は、白骨体の発見と1枚の彼岸花の画像をきっかけに、100年近くに亘って繰り返されてきた事件を追い始める。 彼岸花の絵は、何を閉じ込めているのか。 なぜ死者は、“妖精”として現れるのか。 3つの時代に現れる黄島早記とは、何者なのか。 少女たちの憧れ。 旧校舎に残る怪談。 現代に送られてくる彼岸花の画像。 そして、事件の背後で静かに動く異質な者たちの影。 3つの時代を辿るうちに浮かび上がるのは、美しいものに死者を残すことの意味と、忘れられた者を記録することの歪んだ祈りだった。 これは、ただ怪異の正体を暴くための物語ではない。 耽美な女学院ホラー、学園怪談、現代調査ミステリー、そして異質な存在の気配が交差した先に残るのは、解決だけでは終わらない、ひとつの赤い残像だ。 *今作は、前作『ブルークレイビング』と同一世界観に連なる作品です。 *今作のみでもお楽しみいただけます。 *前作も一緒にお読みいただくと、人物関係や背景設定をより深く味わっていただけます。
54ブレイブエイト〜プロレスラー志望の社畜、異世界で八犬士レスラーになる!〜
連載中·647話·200万字
残酷描写有り暴力描写有り
※タイトルとあらすじ変更しました! 異世界ハルヴァス――かつて魔法と希望が響き合った楽園は、新魔王タマズサの出現で崩壊寸前。空は赤黒く染まり、大地は不気味に脈打つ。規格外の魔力で世界を破滅へとカウントダウンさせるタマズサに、女神フセヒメは起死回生の賭けに出る。八つの運命の珠をハルヴァスと地球へ放ち、魔王に挑む「八犬士」を覚醒させる! 舞台は地球・東京、後楽園ホール。プロレス大会を控え熱狂が最高潮の瞬間、空が裂け、魔王軍「悪鬼」の五人組が襲来! 赤黒い装束の戦鬼たちは、張り手とドロップキックなどで観客を蹴散らし、リングは血と悲鳴の戦場と化す。「次はお前が沈む番だ!」と哄笑する悪鬼に、夢の舞台は悪夢へと堕ちた。 生き残ったのは冴えない社畜でプロレスラー志望の東零夜、モデルレスラーの藍原倫子、アイドルレスラーの有原日和。三人の手に虹色のバングルと八犬士の珠が輝いた刹那、彼らはハルヴァスへと強制転移! これが新生「八犬伝」の幕開けだ。 地球とハルヴァス、二つの世界を賭けたデスマッチが始まる! けたたましいゴングが響き渡り、八犬士たちは運命を切り開く。 「リングに上がった以上、生きるか伝説になるかだ!」 ※ノベルアッププラスでも投稿しています!
56NO!追放NO!滅亡
連載中·129話·38.3万字
残酷描写有り
61『RE:LAY ― 幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話 ―』(通称:リレイ)
連載中·101話·36.2万字
『RE:LAY ―幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話―』あらすじ 世界的モデル――歌原レイラ、二十八歳。 彼女は世界を動かした。 海外開催が当たり前だったコレクションを日本へ呼び寄せ、 守るために世界を捨て、それでも世界から選ばれ続けた“伝説”。 しかし、その春。 レイラは突然死する。 残されたのは十五歳の妹・歌原彩。 家族を失い、居場所を奪われ、世界から「伝説の妹」と呼ばれる少女。 そしてもう一人。 五年間、人生を止めたまま生きていた無職の青年・与那嶺良太。 死んだはずのレイラは、なぜか彼の前へ現れる。 「モデルは約束を守る仕事よ」 幽霊となった伝説のモデル。 人生が止まっていた男。 そして、まだ世界を知らない少女。 これは、死んだ姉が“見えないまま”妹を世界へ送り出す物語。 守るために残された資産。 奪われた居場所。 受け継がれる仕事。 そして、“ポスト・レイラ”を巡り動き始める世界。 伝説は終わらない。 それは、誰かが続きを歩く限り――。  ――  投稿再開のお知らせ 『RE:LAY ―幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話―』は、goodnovel契約に伴い、第8話以降を一度削除しておりました。 海外向けのルールガイドでは、非独占契約作品であっても「有料公開エピソード以降の他サイトへの投稿は不可」とされていたため、その規約に従い、第8話以降をすべて削除するという判断をいたしました。 しかしその後、日本においては、非独占契約作品は他サイトへの投稿も可能であるとの確認が取れましたため、このたびネオページでの投稿を再開させていただきます。 削除により、これまで読んでくださっていた皆さまには、ご迷惑とご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。 なお、有料で先行して読んでくださっているgoodnovel読者様への配慮として、ネオページ版はgoodnovel版より遅れて更新する形で掲載していきます。 ネオページでは【毎週 月・水・金】更新を予定しております。
62九条さん、新婚早々、溺愛が過ぎます!
連載中·103話·33.1万字
性描写有り
63【回帰・ざまぁ】 死の間際に「冷徹な超大物財閥」が私を一生狂愛していたと知りました!
連載中·225話·68.7万字
いつもお読みいただきありがとうございます。こちらの作品は26日に有料配信となります。これからもどうぞよろしくお願いします。 【回帰・ざまぁ・溺愛・勘違い・復讐・冷徹エリート・実は執着愛】 「来世では、必ずお前を護り抜く」 クズな婚約者とその愛人に嵌められ、惨めな死を迎えた新谷茉優。 命が消えゆくその瞬間、彼女が知ったのは衝撃の真実だった。 ずっと冷徹だと思っていた神谷琉生こそが、かつて自分を救ってくれた本当の恩人だったのだ。 十数年も彼女を探し続け、陰ながら一生を捧げて守り抜いてくれた彼。 茉優の墓前で、彼は血の涙を流しながらそう誓っていた――。 激しい悔恨と憎悪を抱いたまま、茉優は奇跡的に過去へと目を覚ます。 (もう、あいつらの思い通りにはさせない――!) 目覚めた茉優は即座に婚約を破棄! クズ男を叩き斬り、偽善者女の仮面を暴き、前世では諦めていた自身の会社をビジネス界のトップへと押し上げていく。 そして、前世でさんざん冷たく当たってしまった、あの孤高の財閥御曹司・琉生のもとへ。 今度は彼女から、真っ直ぐに飛び込んでいく――! 「琉生、私……あなたの子どもを産みたい」 その瞬間、男の瞳に暗い情熱が灯る。 彼女を壊れ物を扱うように、だけど強く抱きしめ、熱い吐息とともに囁いた。 「……その言葉、嘘だと言ってももう逃さないからな」
66理外の公爵令嬢 ~魔法を過去のモノにしたのは、私だけのせいじゃありません!~
連載中·273話·72.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
67EDと偽る夫を捨てたら、なぜか腹黒御曹司に狙われました
連載中·112話·35.5万字
結婚して三年。 玉青は勃起障害を抱える夫の将太に寄り添い、治療法を探し続けてきた。三年間、夫婦生活のない日々を送りながらも、一度として不満を口にしたことはなかった。 しかし、そんな玉青に返ってきたのは感謝でも後ろめたさでもなく、将太の裏切りだった。 不倫相手は、玉青が信頼していた女性の心理カウンセラー。 将太は玉青に愛を囁きながら、その裏で愛人との浮気の楽しさに溺れていた。それでも自分は不倫などしていない、あくまで「治療」を受けているだけだと信じて疑わない。しかも、玉青が自分のもとを去るはずなどないと高をくくっていた。 だが将太は知らなかった。 玉青がすでに彼を騙して離婚届けへ署名させ、二人を社会的に抹殺するための証拠を密かに集めていたことを。 調香を愛する玉青にとって、それは人生を懸けた夢だった。 しかし将太は、彼女の夢を「くだらない遊び」としか見ていなかった。 やがて玉青は眩いスポットライトの下に立ち、メディアがこぞって取材を申し込む「香水の女王」となる。 さらに、将太がずっと見下していた玉青こそ、彼が何度頼み込んでも提携してもらえなかった、あの謎の大物投資家だったのだ。 すべてを知った将太は激しく後悔し、玉青の前にひざまずいて復縁を懇願する。 「玉青、俺が悪かった! もう一度だけチャンスをくれ!」 玉青は冷たく笑った。 「後悔にまみれた今のあなた、私を裏切っていた頃よりずっと素敵よ」 それでも諦めきれない将太は、自ら作った弁当を差し出す。 「君を待つよ。一年でも、二年でも、一生だって!」 すると、頂点に立つ大物が、その弁当を迷いなくゴミ箱へ投げ捨てた。 玉青の腰を抱き寄せ、強い独占欲をあらわに宣言する。 「未練がましい負け犬は失せろ。お前に彼女を求める資格すらない!」
73夫が愛人と子供を連れてきたので身を引きますが、本当にあなたの子ですか?
性描写有り
連載中·8話·2.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
(下部に簡単な登場人物紹介あり) 地方の名家に嫁ぎ、婚家から虐げられてきた撫子(なでしこ)。 彼女の日常は、夫の荘一(そういち)が愛人の美沙菜(みさな)と子供の荘也(そうや)を連れてきたとき、唐突に崩れた。 自分の息子だと夫は言うが、撫子は知っている。美沙菜が大学時代から裏社会の男と関係を持っていたことを。 (その子……本当にあなたの子ですか?) 疑念を呑み込み、撫子は息子の耿一(こういち)を連れ、追い出されるようにして家を出る。 実家は頼れず、身の危険も感じる。そんな撫子は、欧州系の容貌をした極道の男、魁(カイ)と出会う。 「面白え女だな、お前。――気に入った」 虐げられた先にあったのは、極上の溺愛と、容赦のない「ざまぁ」で―― ※本作品はフィクションです。登場する団体などは実在のものと一切関係ありません。また、作中には史実などと異なる設定が含まれます。 ※本作品はAI補助利用作品です。考案したアイデアの検討、設定の整合性チェック、校正等にAIを使用しています。本文の展開や文章表現は作者が考案・執筆しています。 主人公たち  撫子(ヒロイン) 耿一(息子)  魁(ヒーロー) ?(魁の部下) 長滝  荘一(元夫) 藤一(元義父) 登喜子(元義母)  美沙菜(荘一の愛人→現妻) 荘也(荘一と美沙菜の子?) 久世野  薫(兄) 椿子(妹) 他  ?(椿子の婚約者→夫) 本条(医師) 侑宇(友人)
76ウィンディクタ―偽善の制裁ー
連載中·8話·2.2万字
全てを失った男は復讐鬼となる。 二十三年前、地方財閥の令嬢・鷲尾瑛子は、自分の非行を注意した男への報復を父に求めた。鷲尾ホールディングス会長・義隆は、その男が営む会社を倒産に追い込む。追い詰められた男は一家心中を図り、十六歳の長男だけが生き残った。 三十九歳になった南條征司は、有能で誠実な弁護士として故郷へ戻り、瑛子と結婚する。彼女は夫が、かつて自分たちが破滅させた家の生存者だと知らない。過去を悔い、人々への支援を続ける妻を前に、征司は穏やかな夫を務める。 鷲尾家の信用を得た彼は、銀行再編と企業買収を通じ、一族の経営支配を終わらせようと動き始める。金融、政界、地元メディアに影響を及ぼす財閥を相手に、法律と経営の知識で対抗する。 彼が狙うのは、義隆や瑛子だけではない。事件に関わらなかった兄弟姉妹も、鷲尾家の一員である以上、見逃すつもりはなかった。 瑛子の更生は本物だった。征司も、それを知っている。それでも、家族四人の死をきっかけに善人となった彼女を許せない。 他人を助ける優しさを持ちながら、鷲尾家への復讐を進める男は、愛を信じる妻に何を告げるのか。財閥の解体と夫婦の決裂を描く企業サスペンスが始まる。
77鉄(クロガネ)ウォーロック
連載中·243話·67.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
――鉄の魔術が覚醒する時、復讐の刃が全てを斬り裂く 物語の舞台は魔女が潜む現代。 主人公・陸島鉄明は他人を拒むシニカルな少年で、過去に家族同然の大切な人達を殺された過去を持つ。惨劇の爪痕は彼を大きく蝕むほどでそれ以来、彼は力を求めていた。そしてある時、自分がウォーロック――この世界で強大な魔力を宿すと伝えられる稀な男の魔術師と知る。 国の決まりで陸島は政府が秘匿する魔女の島、玉之江島へ向かう。敵討ちを誓った彼は島で魔術の修行に深く打ち込む。全ては自分の為に死んでいった者達の為に。その身を復讐に焦がしながら。 やがて回る物語は彼の黒色の願いに水を差そうとする。 パートナーとなる少女、相原紫苑との出会い、そして交流。 新たなるウォーロック達の到来と彼らとの共闘や日常。 そうした出来事が彼の内で暴れる憎悪を静かに解こうとする。 だが同時に陸島の内で鉄の魔術が鼓動を刻み始める。 それは数多の人間の血を浴び、死者の昏き叫びの中に沈んだ恐ろしい魔術だった……! 鉄の魔術が彼にもたらすのは最悪の破滅か、それとも復讐の成就か―― 復讐を誓った少年の魔術ファンタジー、開幕! ※この作品はフィクションです。作中で描写される人物、出来事、土地と、その名前は架空のものであり、土地、名前、人物、または過去の人物、商品、法人とのいかなる類似あるいは一致も、全くの偶然であり意図しないものです。 ※小説家になろう様でも掲載している作品です。お好きな媒体でお読みください。
79シンデレラなのにロマンスにならない!?~転生作家は童話の世界で愛を知る~
連載中·102話·23.2万字
性描写有り
【ネオページ契約作】毎週月金7時更新 現代から転生したリオルは「これって異世界転生!? もしかして、俺は王子!?」と期待したというのに、なんと、シンデレラの義弟と判明! 「シンデレラなのに弟!? イジメて、ざまぁされるとか無理!」と思っていたら、めちゃくちゃ溺愛されていた。しかも、シンデレラと継母の関係も良好だった。 「ここって本当にシンデレラの世界!?」と困惑していたら、疲れ果てた魔法使いと出逢う。魔法使いは「シンデレラと王子が結ばれなければ、世界が消えてしまう」という。せっかく生き返ったのにまた死ぬなんてお断りだと、リオルは魔法使いと協力し、シンデレラと王子を出逢わせようとする。 リオルは世界を守るため、魔法使いと二人で手をつくし、恋愛に興味のないシンデレラと王子のラブラブハッピーエンドを目指す── 〇リオル・エルディアス 主人公(受け)金髪碧眼、絶世の美少年、16歳、165cm、体重54kg 売れない童話作家だった青年。不慮の事故で、若くして命を落としたが、気がついたらシンデレラの世界に転生していた。身なりの綺麗な自分を見て「もしや王子!?」と思ったが、シンデレラの義弟だった。 〇セリウス 魔法使い(攻め)漆黒の髪に金の瞳、クールな印象、身長175cm、体重63kg 「物語の管理者」だと、リオルの前に現れる。「女神の悪戯で、物語が変わってしまった。元に戻さないと、この世界は消える」とリオルに教え、二人でシンデレラと王子を出逢わせようとする。 表紙イラスト: ell
80昏き深淵のオフィーリア~婚約破棄の末に処刑された公爵令嬢は、二度目の人生をやり直す~
連載中·74話·22.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
【私を偽物と呼んだ王太子へ。次に首を落とされるのは、あなたの番です。】 王太子レクトールの婚約者として、私は彼のためにどんな汚れ仕事だってしてきた。 恋だと思っていた。 愛されているのだと、信じていた。 けれど婚約披露の夜、彼の隣にいたのは、私のドレスをまとい、私の青薔薇を飾った偽物の女だった。 王太子は私を「偽物の公爵令嬢」と呼び、第二王子アルフォンスと共に反逆者として処刑した。 奪われたのは、婚約者の座だけではない。 名前も、誇りも、命さえも奪われた。 けれど、冷たい刃が首筋に触れた瞬間、私は過去へ死に戻る。 もう二度と、誰かのために都合のいい駒にはならない。 もう二度と、偽物に本物の座を明け渡さない。 今度は私が選ぶ。 誰を愛し、誰を裁き、どんな未来を掴むのかを。 私を偽物と呼んだ王太子へ。 次に首を落とされるのは、あなたの番です。 【AI補助利用について】 本作では、以下の範囲でAIを補助的に利用しています。 ・アイデアの整理 ・設定や情報の確認 ・誤字脱字、文法の確認 *1 アイデアの整理 執筆中に浮かんだ設定や展開案をAIで整理し、再利用しやすい形にまとめています。 *2 校正補助 誤字脱字、文法、表記揺れの確認。 忙しい時などに誤字脱字や設定の確認を見落としてしまう可能性があるため、AIをサポートとして利用しています。 物語本文の生成、展開や結末の決定、キャラクターの根幹部分の作成には使用しておらず、あくまで作者本人による執筆のダブルチェックとして利用しています。
81HOLD ON, HOLD OUT:容疑者ショーン・マクニールの選択
連載中·13話·3.3万字
【J/S&N SERIES #4】 バーで出会った男とモーテルで別れたあと、忘れ物を取りに戻ったショーンは、部屋で死体を発見する。自分が犯人と疑われるのが明らかな状況に、ショーンは現場から逃走し、そのまま身を隠すことに。 サムは殺人事件の重要参考人となった息子の容疑を晴らすため、モラレス刑事やFBI時代の相棒ネッドの協力を得て真相を探る。だが捜査が進むにつれ、ネッドの妙な言動が目につき始め――? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ J/S&N シリーズ、第四作。 舞台は一九八一年四月のサンフランシスコ。サムの息子、ショーンが主役の中篇です。 シリーズ未読でも問題なくお読みいただけます。 ※【カクヨム】【TALES】【ステキブンゲイ】でも同時連載しています。 ※【pixiv】は作品内の更新を通知する機能がないため、こちらでの連載終了に伴い一挙公開する予定です。 ※ 作者は未熟です。加筆修正については随時、気づいた折々に断りなく行います。が、もちろんそれによって物語の展開が変わるようなことはありません。 ※ この物語はフィクションです。作中に登場する実在の人物・団体等と一切関係はなく、描かれているのは作者のリアリティのある夢に過ぎません。 ※ 本作には、一部登場人物の台詞に差別的な表現が含まれます。これらは物語のリアリティや人物描写のために使用しており、作者自身の意見や価値観を反映するものではありません。 ※ この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
82美男美女の価値でも下げてやろうかしら(通称:美男女下げ)
連載中·28話·8.5万字
作品紹介 美男美女の価値を下げたい女が、結果として「人の価値は見た目だけでは決まらない」と証明してしまう話。 巨大企業グループと約一兆円相当の資産を受け継いだ、鳳美桜二十三歳。 美しい妹たちと比べられ、百回の見合いに失敗してきた彼女は、ある日こう思いつく。 「美男美女の価値でも下げてやろうかしら」 動機は私怨。 発想も悪趣味。 けれど、美桜は約束と公平を守り、分からないことは専門家に任せる。 秘書の斉藤真由は、美桜の危険な本音を社会で通用する形へ変換。 テレビ局のプロたちも本気で仕事を始める。 その結果。 美男美女を貶めるはずだった企画は、なぜか「見た目以外の価値」を次々と浮かび上がらせていく。 最低な意図が、最高の結果になる。 一兆円を持たせてはいけない女が始めた、現代社会派お仕事コメディ。 【お知らせ】 毎週月・水・金の更新を予定しています。 ただ、『RE:LAY』や『コミュニケーション許可局』の執筆、そして本業との兼ね合いもあるため、状況によってはお休みする日があるかもしれません。 無理なく長く続けていきたいと思っていますので、その際は気長に待っていただけるとうれしいです。 基本は週3回更新。 これからよろしくお願いします。
84流産も裏切りも乗り越えて海外へ渡った私に、今さら夫が執着してきます?!
連載中·64話·17.3万字
性描写有り
流産した日、夫に助けを求めて電話をかけた。 ――なのに、電話に出たのは夫の初恋の女だった。 「景人なら今シャワー中よ。あとでかけ直して?」 結婚記念日。 妊娠したことをサプライズで伝えるつもりだった私は、偶然、夫の本音を聞いてしまった。 私と結婚したのは、かつて自分を捨てた初恋の女への当てつけだったのだ。 ショックで事故に遭い、お腹の子を失った私。 病院代すら払えず、必死に夫を頼っても、 「気を引くために嘘までつくな」 そう言って、冷たく電話を切られた。 初恋の女が「具合が悪い」と言えば、夜中でもすぐに駆けつける。 彼女と一緒に湖に落ちたときも、夫が真っ先に助けたのは私ではなかった。 それなのに、私が流産したと知った途端、夫は私の首をつかんで怒鳴った。 「なぜ勝手に子供を堕ろした!」 高熱のまま家を追い出され、路上で倒れた私に、看護師が尋ねた。 「ご家族に連絡しましょうか?」 「……私に家族はいません」 もう、何も期待しない。 私はイギリスの名門オークションハウスからの誘いを受け、結婚指輪と離婚の書類を残して日本を発った。 そして、夫の連絡先もすべてブロックした。 まさかその後、あれほど冷酷だった夫が、血眼になって私を捜し始めるなんて――。 でも、もう遅い。 今度は私が、あなたを捨てる番だから。
86イケメン不良のベッドに舞い降りたのは転移をミスった純情王子 ~極道イケメンヤンキー×無自覚えっちな純粋王子~
連載中·86話·17万字
暴力描写有り性描写有り
90AI大航海時代~未知なる知性へ挑む天才たちの選択~
連載中·36話·9.9万字
​「神を創るのか、悪魔を解き放つのか——」 知性の覇権を巡る、人類史上最大の攻防劇(ドラマ)が今、幕を開ける! ​2015年、シリコンバレー。起業家イーロン・マスクとサム・アルトマンは誓い合った。「全人類のために、安全でオープンなAIを作る」と。Googleによる知性の独占を拒むため、非営利団体『OpenAI』が立ち上がる。 ​だが、理想を掲げた船出を待っていたのは、莫大な開発コストと理念の衝突だった。資金難、初期メンバーの離脱……どん底の天才たちは起死回生の賭けに出る。「データを巨大化させれば、AIは自ら知性を覚醒させる」と。 ​そして2022年、世界を揺るがす怪物『ChatGPT』が解き放たれた。 ​王者の足元を揺るがされたGoogleは、全社緊急事態「コード・レッド」を発令。創業者たちが現場へ復帰し、目と耳を持つ超能力AI「Gemini」で反撃に出る。 安全性と倫理を求めて飛び出した天才兄妹の「Claude 3」、AIの脳みそを世界へ無料開放するMetaの「Llama」、そしてAIチップを独占し世界1位へ登りつめたNVIDIAのジェンスン・フアン——。 さらにフランスのMistral、中国のDeepSeek、日本のスパコン「富岳LLM」も参戦し、戦況は世界規模のバトルロイヤルへと発展する。 ​言葉を操り、自ら“思考”し、人間のように行動するAIたち。 その進化の果てに勃発した、「サム・アルトマン解任劇」の衝撃の真実とは? ​天才たちの野望、裏切り、情熱、そして執念が交錯する——ノンストップで駆け抜ける壮大な「現代の創世記」!
91三年尽くしたのに替え玉扱いされた私、離婚当日に大物社長と再婚しました
連載中·385話·61.1万字
逃げるために――羽純は、自分自身を“売る”ことを選んだ。 「洋見弁護士。私を離婚させてください。その代わり……私を、あなたに差し上げます」 ――三年前。羽純は、長年片想いしていた相手・河合日向と結婚した。それが幸せのすべてだと、信じて疑わなかった。 けれど結婚三年目、サプライズプレゼントを抱えて駆けつけた彼女の耳に届いたのは、夫の冷たい嘲笑だった。 「羽純? 安い替え玉だろ。俺の雪乃の足元にも及ばない」 その瞬間、胸の奥で何かが静かに壊れた。 離婚を切り出せば、日向はせせら笑う。 「替え玉は替え玉らしくしていろ。雪乃の世話をして、俺たちの盾になれ」 日向は初恋の女・雪乃のために、羽純の尊厳は容赦なく踏みにじられていく。 家政婦のように扱われ、雪乃の代わりに氷の湖へ飛び込まされ、 挙げ句の果てには――“雪乃の子を育てさせるため”に、子を産めない体にされそうになる。 手術台に横たわったその瞬間。羽純の中で、日向への愛は完全に死んだ。 だから彼女は決めた。離婚のためなら、すべてを差し出すと。 そして離婚当日、羽純は世間の目をあざ笑うように、洋見律と再婚する。 「火の海から別の火の海へ飛び込んだだけだ」と誰もがそう噂した。 雨の中、元夫は跪き、叫ぶ。「羽純! お前は自分を売ったのか?!」 そのとき――彼女を抱き寄せた男が、低く笑った。 「売った?違う。彼女が俺を買ったのだ。」 それは取引のはずだったその結婚は、やがて――彼女を骨の髄まで甘く溺れさせる、本物の愛へと変わっていく。
94正体を隠して社内潜伏中の若社長に拾われたのでドS上司は消えてくださって結構です
連載中·124話·17.4万字
\第一回「逆転ヒロイン大賞」一次選考通過作品/ ※毎週月・水・金更新  国内を代表するランジェリーメーカーに勤務する勅使河原 帆花(てしがわら ほのか)は、ドS上司の武者小路 大晴(むしゃのこうじ たいせい)と三ヵ月同棲中のインナーウェアデザイナー。  帆花は大晴に支配され、新しいランジェリーのアイデアを絞り出す日々を過ごしている。 「誰がお前に休憩を許可した? さっさと仕事に戻り、俺のために新商品のアイデアを出せ」  そんなある日、後輩に自分のアイデアを利用された帆花は、大晴の寵愛を失い、大手取引先会社の社長に売られる。 「だって先輩が私にアイデアをくれたんですよ~? 私は悪くないもん。だから先輩はもう自分を売るしか利用価値がないですよね~」  命からがら逃げ出した帆花は、その時、同僚の意外な正体を知ってしまい、口止めと引き換えに助け出される。 「このことは多言無用。絶対に内緒にして欲しい。内緒にしてくれるなら君を助ける。僕は君のデザインがずっと好きだった」  同僚に見初められた帆花はインナーウェアデザイナーとして花開くが、帆花を失ったドS上司が復縁を迫る。 「お前とまた同棲してやる。だから戻って俺の為にアイデアを出せ」  しかし帆花の中にドS上司に対する未練は微塵も残っておらず─
96浮気されて離婚した私、覆面歌手として声で立ち上がります
連載中·131話·28.9万字
性描写有り
――その声を拾ったのは、一人の大人だった。 銀川グループ次期社長・銀川秀一(ぎんかわ しゅういち)と結婚した麻里亜(まりあ)は、常に「ふさわしい見た目」を求められ、自分の思いは後回しにしてきた。見た目、振る舞い、立場――すべては“誰かにどう見られるか”のため。 だが、夫の不倫をきっかけに離婚。肩書きも居場所も失った彼女は、誰かに見られることが前提の人生の中で、行き場を見失っていた。 そんな麻里亜を導いたのは、音楽プロデューサー・音咲凛太朗(おとざき りんたろう)との出会いだった。 彼から告げられた――「声だけは奪われない」という言葉が、麻里亜の背中を押す。 顔も名前も伏せ、覆面歌手・LINOとして配信を始めた彼女は、飾らない歌声で少しずつ支持を集めていく。 見た目ではなく、“声そのもの”が評価される場所で、麻里亜は初めて自分として立てていると感じていた。 しかし注目が集まるにつれ、彼女の過去を暴こうとする動きが現れる。元夫側から流された歪んだ記事は、麻里亜を「夢を優先して家庭を壊した女」として世間に印象づけていく。 沈黙を選べば守れるものもある――それでも彼女は、再び誰かの物語に利用されることを拒んだ。 やがて銀川グループ創業記念パーティに、LINOとして呼ばれた麻里亜。 覆面のまま歌声を響かせながら、彼女は逆転の一歩を踏み出す。 誰かに見せるための人生ではなく、 自分の声で生き直すために。 これは、見られるために生きてきた女性が、見た目を脱ぎ捨て、“聴かれる存在”として再生する物語。 声ひとつで人生の主役に立ち直る、静かな逆転劇。 だが逆転は終わりではない。 注目と期待、そして音咲との距離が、彼女の新たな選択を試していく。 ※月水金の夕方18時頃更新しています。 ※本作品の無断転載・無断使用・AI学習を禁止します。 著作権は作者に帰属します。
98すべてを奪われた花嫁は復讐を誓う御曹司に溺愛され華麗に返り咲く
連載中·65話·13万字
性描写有り
※※※「第2回逆転ヒロイン大賞」金賞受賞作※※※ 急成長を遂げた久条財閥の令嬢、久条飛鳥は結婚式当日、人生最悪の裏切りに遭う。 誓いの言葉を問われたその瞬間、新郎から「愛する人が他にいる」と拒絶される。しかも、その相手は飛鳥の親類であり、自ら創業した会社で信頼を寄せていた部下だった。 二人の裏切りに婚礼は一転し、飛鳥を取り巻く人々が醜い本性を露わにしていく。 会社の価値、家同士の利害、莫大な利益。 誰もが見ていたのは飛鳥自身ではなく、彼女が築き上げた会社だけだった。 すべてを失い、花嫁衣裳のまま式場を追われた飛鳥。 そんな彼女に一人の男が近づく。 先代の死を機に衰退した壬生財閥。その若き御曹司・壬生玲士は、祖父の死に関わる久条財閥への復讐と、壬生財閥再興を誓っていた。 冷徹な瞳を向ける怜士の思惑に気づきながらも、行き場を失った飛鳥は彼の手を取る。結婚の裏切りから始まった二人の関係はやがて運命を変えていく。 財閥を巡る陰謀と復讐――その先に待つのは破滅か、それとも愛か。 この度、「第2回逆転ヒロイン大賞」で金賞を受賞しました。 これもひとえに皆様の応援のおかげです。拙著をお読みくださりありがとうございます。
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