1顔そっくりな双子の姉の代わりに嫁いだら、ヤクザ若頭にバレて逆に毎晩溺愛されて困ってます!
完結済·237·70.2万字
暴力描写有り
3三年間愛されなかったので身を引こうとしたら、離婚届を見た夫が壊れ始めました
性描写有り
連載中·258·86.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
結婚して三年――。 夫・湊は、一度も私を愛してくれなかった。 夫婦なのに別々の部屋で暮らし、彼に浮上する女性問題の後始末をするのが私の役目。 どれだけ尽くしても、どれだけ待っても、彼の心は私には向かなかった。 それでも離婚できなかったのは、昔、命を懸けて私を救ってくれた彼を愛していたから。 けれど、その想いも限界だった。 湊の初恋相手・リナが帰国し、彼女の隣で見せる幸せそうな笑顔を目の当たりにした私は、ようやく気づく。 ――私は最初から、この恋の脇役だったのだと。 だから決めた。 もう彼を追いかけるのはやめよう、と。 財産もいらない。 地位もいらない。 ただ、この苦しい結婚生活から解放されたかった。 そうして差し出した離婚届。 当然、彼は喜んで判を押すものだと思っていた。 なのに――。 「本当に俺と離婚する気なのか?」 離婚を望んでいたはずの彼は、なぜか手続きを先延ばしにし、私が他の男性と話すだけで不機嫌になる。 さらには、今まで見向きもしなかったくせに、離れようとする私を必死に引き留め始めて……。 今さら優しくされても遅い。 私はもう、愛されない妻でいることに疲れてしまったのだから。 捨てられるはずだった妻が、自分自身の人生を取り戻そうとした瞬間――。 冷酷だった夫の執着と後悔が始まる。
5身代わり契約妻ですが、冷徹社長の「本命」は私だったようです ~追い出した実家が泣きついても、もう戻りません~
連載中·69·14万字
6結婚前夜、婚約者に極道ボスに差し出された!? 体を奪われる前に、心が先に奪われた!
性描写有り
完結済·448·124万字
残酷描写有り暴力描写有り
堀奈々未は最愛の男、田沼南との結婚を心から楽しみにしていた。 しかし、結婚式の直前、南は自分の愛人を助けるため、奈々未を闇組織のボス――榊原久司(さかきばらひさし)に差し出した。その一夜、奈々未は深い絶望に沈み、南への気持ちは一瞬で冷めてしまった。 「南、もう私は汚れてしまった。」奈々未は涙をこらえ、震える声でそう言った。 立ち尽くす南の目に、乱れた服、崩れた髪、そして首に残るキスマークが映る。 「大丈夫だ。他の男と一夜を共にしたとしても、必ず君を妻にする」南は笑みを浮かべながら手を差し出した。しかし、奈々未の目に浮かぶ涙には、もはや愛を感じることはなかった。 奈々未は結婚式をキャンセルし、彼との関係を完全に断つ決意を固めた。周りの人々は「金持ちの南を捨てるなんて愚かだ」と非難したが、南は彼女が必ず戻ってくると信じて疑わなかった。 しかし、気づけば、奈々未はすでに極道のボスに溺愛されていた!高級オートクチュールのウェディングドレスを纏い、久司の隣で幸せそうに微笑む奈々未は、南にとって手の届かない存在となっていた。 南がその事実を後悔し、膝をついて必死に彼女を引き戻そうとしても、奈々未の心はすでに彼の元には戻ることはなかった…。 *この物語は完全にフィクションです。登場人物や地名などは全て架空のものであり、実在の人物や団体、場所などとは一切関係ありません。
7麗子様は好き勝手に生きてやる
連載中·200·56.4万字
私、幼女になってる!? 気づけば元華族の名家で、日本有数の大企業を経営しているお金持ちの超お嬢様、清涼院麗子に転生してた。これって富と権力と美貌を約束された人生イージーモードってやつじゃない。 やった超ラッキー!……と思ってた時が私にもありましたよ、と。 小学校で出会ったのは、前世で愛読してた少女マンガ『君にジャスミンの花束を』の登場人物達だった!? えっ、待って、私って、ヒロインをイジめて婚約者の御曹司から婚約破棄され家ごと没落させられる悪役お嬢様? そんなのい~や~だ~。 私はあなた達に関わらず恋に友情に青春にと人生を謳歌するから、そっちはそっちで勝手にやってちょうだい。って、どうしてあんた達が絡んでくるのよ! 取り巻きお嬢様、マンガの登場人物、物語に関係ないモブまで私の周りにわらわらと。 私は破滅人生を回避して、好き勝手に生きてやる……はずだったのに、今日もほのぼのコメディ生活を送っております。 (この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません) ※カクヨム、小説家になろう、ラノベストリートにも投稿しております(ネオページで先行投稿しております) ※しばらくの間、連載スピードが落ちると思います(応援してくださる読者のみなさまに、良いご報告ができるよう頑張りたいと思います) ※※※ネオページ連載契約作品※※※
10声なき妻が離婚を告げたら、冷徹な夫が壊れました
連載中·62·22万字
性描写有り
「俺は絶対に君と離婚しない!」 ――愛していないくせに、どうして今さら? 幼い頃に家族と声を失った橘初音は、ずっと想い続けてきた薄井陽介と結婚して五年。 けれど、夫の心にいるのは妻ではなく、初恋の女性・水城雅希だった。 人前では妻として扱われず、義母から疎まれ、雅希にどれだけ傷つけられても、初音はいつも笑って耐えてきた。 「大丈夫」 声の代わりに、そう手話で伝えながら――。 いつか陽介も、自分を少しくらい愛してくれるかもしれない。 そんな儚い期待を捨てきれなかった初音だったが、ある事件をきっかけに、お腹の子どもまで失ってしまう。 それでも陽介が守ったのは、初音ではなく雅希だった。 その瞬間、初音の中で何かが切れた。 もう、愛してもらおうとは思わない。 この結婚も、この恋も、終わりにしよう。 ケーキ作りという自分の才能を頼りに、陽介のいない人生へ歩き出そうとする初音。 ところが――。 今まで冷たかったはずの夫は、彼女が本気で離れようとした途端、まるで別人のような執着を見せ始める。 愛していないと言ったのは、あなたでしょう? すべてを諦めた妻と、失うことを許さない夫。 すれ違い続けた二人の、本当の恋が動き出す――。
11九条さん、新婚早々、溺愛が過ぎます!
連載中·62·20.1万字
性描写有り
12結婚前夜、婚約者が妹とホテルの部屋を取っていた。私はその場で新郎を冷遇されている次男に変えた…彼はやがて後継者になった
完結済·33·10.4万字
結婚前夜、御園志紀は客室のドアを開けた。 婚約者の東雲雅人はシャツの襟元を緩め、妹の沙羅は彼の袖口に手を添えていた。ホテルの予約票は、香水瓶の下に押し込まれている。 年長者たちは、雅人が御園家にきちんと説明すると言った。 雅人自身はこう言った。 「私生活の感情まで、婚約書に書く必要はない」 志紀は婚約書を閉じ、東雲家の次男・鉄平を指名した。 全身をセメントの粉塵で汚し、後継者についての話し合いにさえ席を与えられていない次男だった。 誰もが彼女は正気を失ったと言った。 三上は、彼女が次男を選んで長男の顔に泥を塗ろうとしているのだと言い、久我は、彼女も頭が冷めれば出ていくだろうと言った。 ところが鉄平は経営陣の案を覆し、東雲家当主は実業部門の試験運用を彼に任せた。 成果発表の場で、雅人は皆の前で認めた。 「この部分では、俺は彼に及ばない」 東雲家当主は宣言した。 「来年度の現場統括と実業部門の試験運用は、鉄平に正式に任せる」 そして雅人は、沙羅との関係を続けた。 「結婚は結婚、恋愛は恋愛」という、彼なりのやり方を貫き続けた。 鉄平は後継者になった。 けれど、以前よりも彼女を失うことを恐れるようになった。 すべての財産を彼女名義にし、給料もすべて彼女に渡す。 夜になると彼女を抱きしめ、こう囁く。 「俺を捨てないで。一生、俺のそばにいて」
13夫との結婚が偽物だったので、五百億円を相続して御曹司と再婚します
性描写有り
連載中·78·29.9万字
残酷描写有り暴力描写有り
14ベネディツィオーネ・インビジビレ ~見えざる”もの”に祝福を~
連載中·326·112万字
残酷描写有り暴力描写有り
15三年間、良妻を演じてきましたが、もうやめます
連載中·104·37.5万字
「ごめんなさい。もう、“あなたを愛してる妻”は演じられないの」 千晴が「人の恋人を奪った女」としてSNSを炎上させていたその頃、夫の凌平は空港へ向かっていた。 ――かつて愛した、初恋の女性を迎えに行くために。 結婚して三年。 凌平は一度たりとも、千晴を妻として公にしようとはしなかった。 彼が千晴と結婚した理由も、ただひとつ。 ――彼女なら、“良き妻”を完璧に演じられるから。 離婚するその日まで、誰もが信じて疑わなかった。 千晴は凌平をどうしようもないほど愛している、と。 どれだけ傷つけられても。 どれだけ冷たくされ、蔑ろにされても。 彼女だけは決して、凌平のもとを離れないのだと。 「千晴さん、怒ってるんじゃない?」 「まさか。あいつは物分かりがいいから」 「でも、離婚したがってるって……」 「ありえない。ただの駆け引きだろ」 ――凌平自身も、そう思っていた。 だからこそ。 千晴が何の未練も見せず彼に背を向け、華やかな芸能界へと戻っていったとき、凌平は初めて言葉を失った。 やがて千晴は、誰よりも眩しくスポットライトを浴び、誰もが憧れる存在へと返り咲く。 その姿を見て、凌平はようやく思い知った。 彼女はずっと、愛される人だった。 世界中が彼女を愛している。 ――彼女にふさわしくなかったのは、自分のほうだったのだ。 失って初めて愛に気づいた凌平は、千晴の前で片膝をつき、もう一度プロポーズする。 けれど千晴は、ただ美しく微笑んだ。 「ごめんなさい。もう、“あなたを愛してる妻”は演じられないの」
16EDと偽る夫を捨てたら、なぜか腹黒御曹司に狙われました
連載中·68·21.9万字
結婚して三年。 玉青は勃起障害を抱える夫の将太に寄り添い、治療法を探し続けてきた。三年間、夫婦生活のない日々を送りながらも、一度として不満を口にしたことはなかった。 しかし、そんな玉青に返ってきたのは感謝でも後ろめたさでもなく、将太の裏切りだった。 不倫相手は、玉青が信頼していた女性の心理カウンセラー。 将太は玉青に愛を囁きながら、その裏で愛人との浮気の楽しさに溺れていた。それでも自分は不倫などしていない、あくまで「治療」を受けているだけだと信じて疑わない。しかも、玉青が自分のもとを去るはずなどないと高をくくっていた。 だが将太は知らなかった。 玉青がすでに彼を騙して離婚届けへ署名させ、二人を社会的に抹殺するための証拠を密かに集めていたことを。 調香を愛する玉青にとって、それは人生を懸けた夢だった。 しかし将太は、彼女の夢を「くだらない遊び」としか見ていなかった。 やがて玉青は眩いスポットライトの下に立ち、メディアがこぞって取材を申し込む「香水の女王」となる。 さらに、将太がずっと見下していた玉青こそ、彼が何度頼み込んでも提携してもらえなかった、あの謎の大物投資家だったのだ。 すべてを知った将太は激しく後悔し、玉青の前にひざまずいて復縁を懇願する。 「玉青、俺が悪かった! もう一度だけチャンスをくれ!」 玉青は冷たく笑った。 「後悔にまみれた今のあなた、私を裏切っていた頃よりずっと素敵よ」 それでも諦めきれない将太は、自ら作った弁当を差し出す。 「君を待つよ。一年でも、二年でも、一生だって!」 すると、頂点に立つ大物が、その弁当を迷いなくゴミ箱へ投げ捨てた。 玉青の腰を抱き寄せ、強い独占欲をあらわに宣言する。 「未練がましい負け犬は失せろ。お前に彼女を求める資格すらない!」
17元彼の七度目の婚前パーティーが終わる前に、私は彼の兄との婚姻届を提出していました
完結済·30·7.6万字
藤原祐里恵は、真賀田明郎を五年間待ち続けた。 二十歳の彼が言った。 「卒業したら結婚しよう」 その言葉を信じて、二十五歳になった今も―― 彼はまだ言った。 「もう少し待ってほしい」 祐里恵は、彼のためにすべてを支えてきた。 家族からの重圧も、結婚の準備も、すべて一人で背負った。 けれど明郎がしていたことは―― 夜の街で別の女性を抱き寄せ、キスをすること。 婚前旅行で、別の女と手を繋ぐこと。 そして、彼女が別れを告げても、 「ただの気まぐれだろ」 そう決めつけることだった。 それどころか、最後にはこう言った。 「俺の兄さんに説得してもらえば、考え直すだろ」 祐里恵は泣かなかった。 彼を責めることもしなかった。 ただ、五年間の思い出を消し、彼の部屋の予備鍵を返した。 そして、その夜。 彼女の家の扉を叩いた一人の男がいた。 手には、塩豆大福の箱。 「もし、結婚を取り消す気がないのなら――相手を変えるという選択肢も考えてほしい」 その男は、真賀田明郎の兄だった。 十五年間、彼女を想い続けながら。 彼女の幸せを壊さないよう、ただ遠くから見守ってきた人。 祐里恵が婚姻届に名前を書いた日。 元恋人は軽井沢で、焚き火を囲みながら別の女性と踊っていた。 その頃―― 彼女の新しい夫は、赤く潤んだ瞳で、 人生のすべてをかけて書き続けてきた段取帖に、 彼女の名前を書き込んでいた。
18孕むまでオマエを離さない~孤独な御曹司の執着愛~
完結済·34·11.1万字
性描写有り
22娘の誕生日に離婚を告げられた私ですが、十年前に救えなかった天才作家に溺愛されています
完結済·181·39.2万字
性描写有り
【完結しました!ありがとうございました!】 *『第2回逆転ヒロイン大賞』にて大賞受賞* 読者の皆さまからいただく温かな応援が、日々の執筆の大きな励みになっておりました。 本当に本当にありがとうございました! 葵ひかり(2026/09/16) *毎朝6:00、毎夕18:00最新話更新* *第1章(31話分)まるっと無料配信!第2章32話~有料配信* ・エピソードタイトル横に「*」がついているものは、ほんのり性描写(匂わせ含む)ありです。 六歳の娘の誕生日。 その日、編集者の結城栞(ゆうきしおり/34歳)は、ベストセラー作家である夫・玲司(れいじ/37歳)から離婚を告げられた。 若手人気女優との不倫。 娘・美桜(みお/6歳)との約束を平然と踏みにじる夫。 さらに栞は、夫の担当編集という立場まで失ってしまう。 仕事も家庭も失い、どん底に突き落とされた栞。 そんな彼女の前に現れたのは、十年前、新人編集者だった栞が唯一才能を見抜きながらも救うことができなかった天才作家・久世湊人(くぜみなと/32歳)だった。 「やっと会えた」 再会した湊人は、なぜか栞だけでなく娘の美桜まで大切に想い、惜しみない愛情を注いでくる。 一方、栞を失った玲司は少しずつ転落を始め――。 娘ごと溺愛されるシングルマザー編集者の逆転ラブストーリー。
23すべてを奪われた花嫁は復讐を誓う御曹司に溺愛され華麗に返り咲く
連載中·57·11.5万字
※※※「第2回逆転ヒロイン大賞」金賞受賞作※※※ 急成長を遂げた久条財閥の令嬢、久条飛鳥は結婚式当日、人生最悪の裏切りに遭う。 誓いの言葉を問われたその瞬間、新郎から「愛する人が他にいる」と拒絶される。しかも、その相手は飛鳥の親類であり、自ら創業した会社で信頼を寄せていた部下だった。 二人の裏切りに婚礼は一転し、飛鳥を取り巻く人々が醜い本性を露わにしていく。 会社の価値、家同士の利害、莫大な利益。 誰もが見ていたのは飛鳥自身ではなく、彼女が築き上げた会社だけだった。 すべてを失い、花嫁衣裳のまま式場を追われた飛鳥。 そんな彼女に一人の男が近づく。 先代の死を機に衰退した壬生財閥。その若き御曹司・壬生玲士は、祖父の死に関わる久条財閥への復讐と、壬生財閥再興を誓っていた。 冷徹な瞳を向ける怜士の思惑に気づきながらも、行き場を失った飛鳥は彼の手を取る。結婚の裏切りから始まった二人の関係はやがて運命を変えていく。 財閥を巡る陰謀と復讐――その先に待つのは破滅か、それとも愛か。 この度、「第2回逆転ヒロイン大賞」で金賞を受賞しました。 これもひとえに皆様の応援のおかげです。拙著をお読みくださりありがとうございます。
26月獣の娘〜呪われた少女を救うため、少年達は古代中国の幻想世界を巡る〜
連載中·146·19.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
呪いで獣へと堕ちていく少女メイを救うため、 幼馴染の少年ショウは“人外バディ”となった彼女と共に旅へ出る。 二人が踏み込むのは、 神仙・霊獣・呪術がうごめく中華幻想世界。 旅の仲間は、 宝剣を操る将軍の娘・白蓮、 毒針と蠱術を操る巫女インリン、 狼兜を被った豪腕の青年ランガ、 そして怒りによって巨大霊獣へと変貌する相棒・焰霄。 さらに、 彼らに救われた“龍神・応龍の化身”東王公が空を駆け、 彼らの運命を導いていく。 呪い・絆・青春が交わる中、 少年少女は宿命に抗い、世界の闇へ挑む。 主な登場人物 ショウ: 主人公。大好きな幼馴染のメイを助けるために勇気を持って旅に出る若者。 メイ: ヒロイン。呪いのせいで体の一部が動物のようになってしまう。ショウとの旅を通して、彼への愛情が深まる。 白蓮《びゃくれん》: 北東の地、強国 辛《しん》から来たショウとメイより少し年上の少女。 殷靈《インリン》: 南方の少数部族出身の蠱術の巫女。 霊獣を一撃で仕留めるほどの実力者。 メイの魔獣化を危険視し、次に会う時は敵になると宣言して姿を消す。 |嵐牙《ランガ》: 狼兜を被り筋骨隆々な若き青年。 株で素顔を見せないストイックな性格。 焰霄《エンショウ》: 関西弁を話す小さな野狐。飼い主の嵐牙といつも行動を共にしている。 東王公: 仙神の一人。 爽やかなイケメン青年。 トカゲの姿でいるときに、崩落の土砂で土に埋もれ動けなくなっていたところをショウに助けられる。 ※補足 半妖について: この物語では、呪いのせいで体の一部が動物に変わることを指します。 白蓮の父: |司馬惜《しばさく》は、北東にある強国、辛《しん》の王様に仕えています。 ショウとメイの旅にも深く関わってきます。 キャラクターイラスト等 ↓ https://note.com/buzenguy/n/n29e47a8307bb (月〜土)毎日am※21:00更新 ※月曜日だけはam0:00 掲載スケジュールはあくまで現在の予定です。 諸事情により更新日を変更する可能性があります。 第二編までは星夏のオムニバス章原作と基本同じですが、ところどころ未公開だった部分を追加するなど改稿しています。
28乙女ゲーム世界に転生したので最推しカップルの恋の行方を見守りたい! ~恋愛傍観者シャレア~
連載中·158·40.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
子爵令嬢シャレア・アルカポーネは、転生者である。前世は日本の女子大生。就職活動中に不慮の事故に巻き込まれ、かつて散々周回プレイしていた乙女恋愛ゲーム「ロマンスは星のきらめき」に酷似した世界へと転生を果たした。そのゲームは、近世ヨーロッパ風の文明をベースとする剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、耽美系男子が多数登場し、選択肢により様々なルートへ分岐する恋愛ストーリー。基本の恋愛AVG要素に加えて、RPG、SLGの要素もあり、剣と魔法による戦闘、国家同士の戦争、魔王との戦いなどがメインストーリーに盛り込まれている。そんなゲーム内において、シャレア・アルカポーネは、メインストーリーには一切影響を与えない、名有りのモブキャラクターでしかなかった。転生した彼女にとって、シャレアの設定は好都合だった。彼女は前世から――「ロマ星」のメインストーリーに思い入れはあるものの、主役は他人にやってもらい、自分は気楽な第三者として「推しキャラ」「推しカップル」を応援するのが理想という、ミーハー気質だったからである。モブ転生という境遇を幸いに、嬉々として「推し」たちの応援へ邁進しようとするシャレア。しかし、シャレアは思い出す。よりによってシャレアの「最推し」カップルは、ゲーム内のいかなるルートを辿ろうと、必ず悲劇に見舞われ、決して結ばれることのない運命だったことを。せっかく転生したこの世界。できうるなら、彼らの悲劇を回避し、ゲームではありえなかった幸福な未来を「最推し」たちにもたらしたい――。そのためにシャレアが思いついた方法は。 「わたしが強くなって、こっそり全部解決しちゃえばいいんじゃないかな?」 そうして、持ち前の行動力と、前世で培ったゲーム知識を駆使し、地上最強の魔力と戦闘力を身につけたシャレアは、王国狭しと暗躍を開始する。すべては「最推し」たちの幸せな未来のために。
29【回帰・ざまぁ】 死の間際に「冷徹な超大物財閥」が私を一生狂愛していたと知りました!
連載中·166·50.1万字
いつもお読みいただきありがとうございます。こちらの作品は26日に有料配信となります。これからもどうぞよろしくお願いします。 【回帰・ざまぁ・溺愛・勘違い・復讐・冷徹エリート・実は執着愛】 「来世では、必ずお前を護り抜く」 クズな婚約者とその愛人に嵌められ、惨めな死を迎えた新谷茉優。 命が消えゆくその瞬間、彼女が知ったのは衝撃の真実だった。 ずっと冷徹だと思っていた神谷琉生こそが、かつて自分を救ってくれた本当の恩人だったのだ。 十数年も彼女を探し続け、陰ながら一生を捧げて守り抜いてくれた彼。 茉優の墓前で、彼は血の涙を流しながらそう誓っていた――。 激しい悔恨と憎悪を抱いたまま、茉優は奇跡的に過去へと目を覚ます。 (もう、あいつらの思い通りにはさせない――!) 目覚めた茉優は即座に婚約を破棄! クズ男を叩き斬り、偽善者女の仮面を暴き、前世では諦めていた自身の会社をビジネス界のトップへと押し上げていく。 そして、前世でさんざん冷たく当たってしまった、あの孤高の財閥御曹司・琉生のもとへ。 今度は彼女から、真っ直ぐに飛び込んでいく――! 「琉生、私……あなたの子どもを産みたい」 その瞬間、男の瞳に暗い情熱が灯る。 彼女を壊れ物を扱うように、だけど強く抱きしめ、熱い吐息とともに囁いた。 「……その言葉、嘘だと言ってももう逃さないからな」
30妹に陥れられ婚約を壊された私――逃げた夫は、長年探し続けた命の恩人が私だったと知る
完結済·30·7.4万字
二年前。 綾小路澄香は、激しい雨の中で一人の傷だらけの男を救った。 彼女は行灯の明かりを手に、七日間ずっと彼のそばにいた。 自ら傷の手当てをし、退院の日には自分の御守りを彼の手に握らせた。 彼は言った。 「必ず戻ってくる」 「その時は、君を妻にする」 澄香が待っていたものは―― プロポーズではなかった。 一枚の婚約破棄の書類だった。 妹・美咲は、祖父から受け継いだ骨董品を壊した。 そして涙ながらに澄香へ頼んだ。 「お姉ちゃん、私の代わりになって」 母親は澄香の前に跪き、言った。 「あなたは姉でしょう?」 「妹に譲るのは当然よ」 澄香は、すべてを受け入れた。 婚約破棄の噂は、瞬く間に京都の社交界へ広がった。 誰もが言った。 「彼女は品行方正ではない」 「名家の宝を壊した女だ」 澄香は家を追い出された。 そして青森の古いアパートで、一人、壊れた照明を修理しながら暮らした。 二年後。 彼女は修復師として、再び京都へ戻ってきた。 元婚約者は、彼女の店の前で跪いていた。 「澄香……」 「すべて誤解だったんだ」 そう彼女の名前を呼び、許しを求めた。 けれど―― 今、彼女の隣に立っているのは別の男だった。 彼女へ向けられるすべての悪意を遮り、 何も言わず彼女を守る人。 それは、かつて澄香がただの“契約相手”だと思っていた―― 契約結婚の夫だった。
31婚約者に裏切られたので、植物状態の叔父と結婚したら、昏睡のはずの夫に溺愛されています
完結済·101·29.2万字
「彼女と結婚するのは、ただの隠れ蓑だ」 婚約披露宴の最中、悠花は婚約者・桐山修司が家政婦の娘である伊尾羽衣を抱き寄せながらそう言い放つ姿を目撃してしまう。 長年捧げてきた想いは、すべて思い違いだった。 泣きわめく代わりに、悠花は壇上へと歩み出た。 そして、皆の前で宣言する。 ――私が結婚するのは、修司ではありません。相手は修司の叔父であり、桐山家当主の桐山直紀。 だが彼は現在、事故によって意識不明のまま眠り続ける“植物状態”の男だった。 誰もが悠花を正気ではないと思った。 生きたまま未亡人になるようなものだと。 けれど誰も知らない。 結婚後、屋敷で直紀の世話をしていたある夜――。 彼女の指先が触れた瞬間、眠り続けるはずの男の指がわずかに動き、頬が赤く染まったことを。 そしてもう一つの秘密を。桐山直紀は、本当は眠ってなどいない。 やがて修司は過ちに気づき、悠花のもとへ戻ってくる。 「悠花……頼む。もう一度やり直したい。俺が愛しているのは君だけなんだ」 そんな言葉に、悠花は冷たく笑った。 「あなたが愛しているのは私じゃない。桐山家の財産でしょう?」 「じゃ、植物状態の男と一生を過ごすつもりか? 俺のほうが幸せにできる」 「少なくとも彼は、愛を口にしながら他の女を膝に乗せたりしないわ」 だがある日――。 眠っているはずの夫の秘密に気づき始めた悠花は、ついに彼を追い詰める。 「……もう隠しきれないな」 そう呟いた直紀は彼女を抱き寄せ、低く微笑んだ。 「これからは好きなように生きればいい。何があっても、俺が守る」 眠る当主と契約結婚したはずが、待っていたのは甘く独占的な溺愛生活だった――。
32東堂社長が傷つけてしまった妻こそ、彼の最愛の人でした
連載中·87·24.3万字
深夜、激しい雨が降り続く市立病院。 「頭部に軽い脳震とうがあります。腹部にも強い衝撃を受けていて……赤ちゃんは助かりませんでした」 麻酔で意識が朦朧とする中、東堂陽菜は確かに感じていた。 自分の中で、大切な命が消えていく感覚を――。 五年間、陽菜は夫・東堂誠司を愛し続けてきた。 いつか彼が自分を見てくれると信じ、妻として尽くし、耐え続けてきた。 だからこそ、待ち望んでいた二人の子どもが生まれれば、きっと夫婦の関係も変わる。そう信じていた。 しかし、赤ちゃんを失った彼女が病室で聞いたのは、夫の冷たい声だった。 「彼女のことは気にするな」 事故のきっかけとなった女性を責めることもなく、傷ついた妻のもとへ駆けつけることもない。 誠司が守ろうとしたのは、陽菜ではなかった。 その瞬間、陽菜の中で最後に残っていた愛が崩れ落ちた。 愛は、努力すれば手に入るものではない。 どれだけ尽くしても、どれだけ待ち続けても、心が離れた人を変えることはできない。 涙を流しながら、陽菜は決意する。 もう、愛されるために自分を犠牲にする人生は終わりにする――。 そして彼女が告げた言葉。 「私、離婚したい」 最愛の夫を失った妻が、今度は自分自身の人生を取り戻していく。 そして、大切なものを失って初めて、冷酷な男は気づくことになる。 本当に失ってはいけなかった存在が、誰だったのかを――。
35結婚二年、夫婦生活ゼロ。 夫が私より大切にする女性が戻ってきたので、 離婚します
性描写有り
連載中·77·30.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
結婚して二年――槻木芙由は、 夫・祐介に一度も抱かれたことがない。 仕事と出張ばかりの夫を、 それでもいつか振り向かせられると信じていた。 けれどある日、夫婦の寝室で、 自分には使った覚えのない女性用避妊カプセルを見つけてしまう。 さらに叔父が膵臓がんで倒れた夜、祐介は「出張中」と嘘をつき、 かつて愛した女性・東雲咲耶と花火大会を楽しんでいた。 病院では咲耶につきっきり。 自分には冷たかった夫が、彼女には飲み物の温度まで気遣い、 一晩中そばにいようとしている。 芙由はようやく悟った。 この結婚にしがみついているのは、自分だけだったのだと。 離婚届を用意し、家を出る準備を始める芙由。 だが、重病の叔父を救う海外の新薬を手に入れるため、 今すぐ祐介との関係を断ち切ることはできない。 そんな彼女の前に現れたのは、 兄の旧友だという謎めいた男・神宮寺弓弦。 偶然を装って彼女を送り、誰にも知られず高額な真珠を贈り、叔父の薬まで「俺が探してみる」と手を差し伸べる彼には、芙由自身も知らない過去があった。 妻の心が静かに離れていくことにも気づかず、彼女はずっと自分のそばにいると思い込む祐介。 けれど芙由はもう、かつてのように彼だけを見つめる妻ではなかった――。
36元婚約者に捨てられたのに、翌日には財閥御曹司の花嫁に!?
完結済·223·58.2万字
性描写有り
霧島誠司と出会って24年、交際して8年。 小早川美月は、彼こそが“たった一人の相手”だと信じていた。 けれど―― 幼なじみとの積み重ねた時間は、突然現れた「運命の人」には勝てなかった。 つらいときほど、霧島は何度も美月を置き去りにした。 結婚式を間近に控えたある日もそうだった。 ウェディングドレスの試着中、美月をひとり残して、彼は“あの人”のもとへ向かった。 高熱に苦しむ彼女へ、電話越しに冷たく放たれた言葉―― 「薬でも飲んで寝とけよ」 その背後から聞こえた甘い声――「誠司、お風呂入ったよ〜」 その瞬間、美月の中で、何かが音を立てて崩れた。 積もり積もった想いは、とうとう限界を超える。 「……婚約、解消させていただきます」 そう告げた彼女に対し、霧島は笑って言った。 「また拗ねてるだけだろ? どうせ冷静になったら戻ってくるって」 なにせ、小早川美月が霧島誠司を“好きすぎる”ことは、誰もが知っていたから。 彼女が本気で去るなんて、誰ひとり思っていなかった。 ――けれど。 数日後、美月は静かに、ある財閥の御曹司と婚姻届を提出していた。 そしてその後。 霧島は彼女の足元にひざまずき、必死に縋る。 「……悪かった。戻ってきてくれ。胃が痛くて、眠れないんだ。頼む、もう一度だけ……」 返事をしようとした美月の腰に、背後からそっと回される腕。 「――俺の妻に、勝手に触るな」 凍るような低い声に、霧島が顔を上げる。 目の前には、美月を抱き寄せたままの御曹司。 「スカートに汚い手をかけないでいただけますか。……不快です。お引き取りを」 そうして、美月は裏切られた過去を超えて、“本当にそばにいてくれる人”と出会ったのだった。
38極道若様に買われた花嫁は、今日も逃亡中 ~婚約者に売られたはずなのに、なぜか溺愛されています~
性描写有り
連載中·67·23万字
残酷描写有り暴力描写有り
結婚式まで、あと三日。 私は婚約者・江藤澄江(えとう すみえ)に、一千万ドルで売られた。 行き先は、東南アジアにある詐欺組織の拠点。 目を覚ました時、私は薄いチュールドレスを着せられ、鉄の檻の中に閉じ込められていた。 頭上から降り注ぐスポットライト。 客席には、仮面をつけた富豪たちが並んでいる。 そして、最高額で私を買った男―― 黒瀬悟(くろせ さとる)。 アジア最大級の極道組織、その若様。 人を殺すことに一切のためらいがない。 感情の起伏が激しく、危険な男だという噂もある。 それなのに――彼は極度の潔癖症で、これまで女には一切興味を示さなかった。 そんな男が、私を檻から連れ出した。 そして、城の奥にある寝室へと連れていく。 「白石澪(しらいし みお)。お前が逃げるなら、俺が必ず捕まえる。」 私は彼を憎んだ。 私を閉じ込めたこと。 私から自由を奪ったこと。 そして、何度も理性を失う夜の中で、心より先に身体が彼を求めてしまう自分自身を。 だが、逃げ帰った私を待っていたのは―― 私を売った江藤澄江が、その金で人生を立て直し、妊娠した愛人を抱えながら、ネット上で「妻を探す愛の物語」を演じている姿だった。 その時、黒瀬悟は私に告げた。 「復讐したいなら、力を貸す」 「ただし、条件がある」 「お前という存在も」 「お前の命も」 「これからのすべてを――俺に預けろ」 私は契約した。 復讐のために。 けれど、彼の子を宿した時、一人の女が現れた。 そして私は気づく。 いつの間にか、自分が最も憎んでいた存在になっていたことに。 だから、私はもう一度逃げた。 もう二度と、彼に会わないつもりだった。 ――そのはずだった。 血まみれになった黒瀬悟が、私の前に現れる。 「澪、婚約は破棄した」 「今、すべての敵が俺の命を狙っている」 「だが、死ぬことなんて怖くない」 「俺は何もいらない」 「欲しいのは――お前だけだ」 籠の中の鳥のように私を閉じ込めた悪魔が 今度は赤く潤んだ瞳で跪き、私に縋ってくる。 これは救いなのか。 それとも―― さらに深い、愛という名の奈落なのか。
39愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう?
完結済·34·8.6万字
性描写有り
「お腹の子も君も僕のものだ。 2度目の離婚はないと思え」 宣利と結婚したのは一年前。 彼の曾祖父が財閥家と姻戚関係になりたいと強引に押したからだった。 父親の経営する会社の建て直しを条件に、結婚を承知した。 かたや元財閥家とはいえ今は経営難で倒産寸前の会社の娘。 かたや世界有数の自動車企業の御曹司。 立場の違いは大きく、宣利は冷たくて結婚を後悔した。 けれどそのうち、厳しいものの誠実な人だと知り、惹かれていく。 しかし曾祖父が死ねば離婚だと言われていたので、感情を隠す。 結婚から一年後。 とうとう曾祖父が亡くなる。 当然、宣利から離婚を切り出された。 未練はあったが困らせるのは嫌で、承知する。 最後に抱きたいと言われ、最初で最後、宣利に身体を預ける。 離婚後、妊娠に気づいた。 それを宣利に知られ、復縁を求められるまではまあいい。 でも、離婚前が嘘みたいに、溺愛してくるのはなんでですか!? 羽島花琳 はじま かりん 26歳 外食産業チェーン『エールダンジュ』グループご令嬢 自身は普通に会社員をしている 明るく朗らか あまり物事には執着しない 若干(?)天然 × 倉森宣利 くらもり たかとし 32歳 世界有数の自動車企業『TAIGA』グループ御曹司 自身は核企業『TAIGA自動車』専務 冷酷で厳しそうに見られがちだが、誠実な人 心を開いた人間にはとことん甘い顔を見せる なんで私、子供ができた途端に復縁を迫られてるんですかね……?
40離婚後、私は医学界の頂点に立った~元夫の懺悔なんて、もう聞き飽きたわ~
完結済·334·109万字
「私の人生、もう一度幸せになっていいよね?」 佐藤美咲は、6年間、夫・健一のためだけに生きてきた。 家事も育児も完璧。夫の出世を支え、姑の嫌がらせにも耐え、 「いつか、私の努力が報われるはず」と信じていた。 ――だが、それは幻想だった。 ある日、夫が海外出張と称し、実は初恋の女性と同棲していると知る。 「私の人生、何だったの?」 絶望する美咲に、さらなる悲劇が襲う。 娘・栞奈が緊急手術が必要な重病に……。 それでも夫は「大切な人の誕生日パーティーがあるから」と、病院にすら来ない。 「……もう、終わりにしましょう。」 値踏みされた愛情を引き上げ、離婚届を提出し、娘を連れて颯爽と去る。 再び掴んだキャリアは、かつての主婦の姿を一変させた。 彼女の名前は、世界中の医学誌を賑わせていた。 次々と国際的な賞を受賞していく―― 輝きを取り戻した彼女がそう呟いた時、 かつて高慢だった男は、憔悴しきって彼女の前に跪く。 「美咲……お願いだ、俺だけは捨てないでくれ」 美咲は冷たく微笑み、一言放つ。 「復縁は三億パーセントない!」 ――かつて捨てた妻が、あまりにも輝きすぎていて……! 【登場する名前やストーリーはすべて架空であり、実在のものではありません!!】
42裏切られて離婚したのに、元夫が執着してきた——#元社長夫人、息子だけ連れて逃走中
連載中·146·42.4万字
桑野綾香は、夫・西浦俊行と子どもを授かって結婚したが、妊娠七か月のある日、夫が初恋・栗原霜子と産婦人科から出てくるのを目撃してしまう。 看護師たちの囁き――「激しい性交で裂傷したらしい…」 私と、結婚以来、一度もしてなかったのに…… 離婚を切り出すと、俊行は冷笑を浮かべて言った。 「また何を企んでいる?」 出産当日、綾香が大量出血する時、俊行はあの女の誕生日を祝っていた。 綾香は息子を隠し、離婚届にサインさせて、そのまま姿を消す―― やがてSNSでは世界中が騒然となる。 #西浦社長がフラれ、元社長夫人が息子を連れて逃走# 俊行は狂ったように彼女を探すが、目の前に立ちはだかるのは小さな男の子。 その顔は、まるで自分のコピーのようで―― 「……綾香、それ、俺の子か?」 「もう離婚したのよ。今更聞くなんて、滑稽じゃない?」 「じゃあ、やり直そう、復縁だ」 「西浦社長」と彼女は微笑みながら一歩下がる。 「順番待ちの人が多いから、まず番号札を取ってね」 その瞬間、俊行は背後から彼女を抱きしめ、声を震わせる。 「ごめん、綾香。これからは家のこと、全部あなたに任せる。順番、飛ばさせてくれないか?」 ――余生をかけて、二度と彼女に辛い思いをさせないと誓った。
43役立たずと婚約破棄された私、筋肉至上主義のコンサルに拾われました――二年後、元婚約者は後悔する
連載中·23·5.2万字
性描写有り
――スーツ × 筋肉。 ロジカル × フィジカルで人生逆転。 月本柚花(つきもと ゆずか)は、細部まで手を抜かないコンサルタント。 けれど婚約者であるシニアコンサル・堂山達郎(どうやま たつろう)に「役立たずだ」と切り捨てられ、仕事も恋も、自信ごと打ち砕かれてしまう。 そんな彼女を拾ったのは―― 鍛え上げられた筋肉をまとった紳士。 社内一有名なパートナーコンサル・城之木 誉(じょうのき ほまれ)であった。 「月本さん、君がいいんだ」 そう言って彼は、柚花を会社最大規模の「Zプロジェクト」へ引き上げる。 トレーニングと実務の両面から鍛えられながら、柚花は“考え抜く力”を取り戻していく。 新規事業立ち上げやシステム設計。 顧客が離れない仕組みを考え、事業が長く続く形を作る。 簡単には答えの出ない仕事の中で、彼女は何度も壁にぶつかりながら、自分の力で前に進んでいく。 その裏で、柚花を見下していた元婚約者は転落していき―― 「お前と組んでる時が、一番うまくいってた」 かつての関係に戻ろうとする彼を、柚花はきっぱりと拒絶する。 「……あなたなんて必要ないわ」 自分で考え、自分で選び、自分の足で立つ。 そうして辿り着いた場所で、彼女は初めて、“隣に立ちたい”と思える人と向き合う。 これは―― 失った自信を取り戻し、人生も仕事も、ちゃんと鍛え直していく。 筋肉至上主義のパートナーコンサルと始まる、逆転の物語。 ※(*)のついたエピソードには、性描写を含む表現があります。 ※毎日朝7時過ぎに更新。 ※本作品の無断転載・無断使用・AI学習を禁止します。 著作権は作者に帰属します。
45不妊で離婚したはずの私が、極道ボスと電撃婚して双子を妊娠しました
完結済·250·68.3万字
暴力描写有り
結婚して三年、文香は体外受精を十四回も受けていた。十四回目、婦人科を出た彼女を待っていたのは、夫の労わりではなく、嵐のような叱責だった。 「五十万もかかったぞ。俺の金は空から降って来たとでも思ってるのか?」 かつて「俺の稼ぎは全部文香のものだ」と誓った幼なじみの彼は、今では彼女が生理用品を買うだけでも申請しなければ気が済まない。 やがて彼が別の女を抱き寄せ、ホテルに出入りする姿を目にしたとき、文香はようやく悟る。 ――夫が倹約家なのではない。ただ、自分がその価値もないと思われていただけなのだと。 その夜、文香は重傷を負った男を拾い、家に連れ帰った。 彼女はすぐそのことを忘れた。ただ一刻も早く離婚し、これ以上不幸になりたくない。 だが彼女は知らなかった。 その男――東条蒼也と名乗る存在が、裏社会でその名を聞くだけで震え上がるほどの人物だということを。 そして彼を救ったその瞬間から、逃れられない運命へと引きずり込まれていることも。 蒼也は、文香が人前で離婚協議書を突きつけたとき、密かに撮られた不倫の証拠映像を差し出し、 彼女が脅されれば、何気ない顔で相手の企業を踏み潰し、 それがただの取引だと思っていた文香に、低く笑いながら耳元で囁く。 「文香先生、ただの偽装結婚だろ。そんなに警戒するな」 そしてある日、けちな元夫が土砂降りの中で復縁を懇願していた頃、文香は蒼也に腰を抱かれ、その腕の中で胎児の鼓動に耳を澄ませていた。 「いつからあいつと一緒にいたんだ!?」 元夫は目を赤くして問い詰める。 蒼也は口元を歪め、携帯を彼女の前に差し出す。 「さあ、教えてやれ。あの数千億の価値がある土地を、どうやって手に入れたのか」 画面に映し出されていたのは、かつて元夫と愛人がホテルに出入りしていた映像だった。 ――すべては、あの夜から始まっていた。 蒼也の思惑の中で、すべては動いていたのだ。 彼が求めていたのは、命を救われた恩などではない。 最初から、彼女という存在そのものだった。 蒼也は片膝をつき、静かに告げる。 「文香先生、俺と結婚してくれ。残りの人生、俺が君の帰る場所になる。世界が終るまで、この誓いは決して変わらない」
48『RE:LAY ― 幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話 ―』(通称:リレイ)
連載中·83·30.9万字
『RE:LAY ―幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話―』あらすじ 世界的モデル――歌原レイラ、二十八歳。 彼女は世界を動かした。 海外開催が当たり前だったコレクションを日本へ呼び寄せ、 守るために世界を捨て、それでも世界から選ばれ続けた“伝説”。 しかし、その春。 レイラは突然死する。 残されたのは十五歳の妹・歌原彩。 家族を失い、居場所を奪われ、世界から「伝説の妹」と呼ばれる少女。 そしてもう一人。 五年間、人生を止めたまま生きていた無職の青年・与那嶺良太。 死んだはずのレイラは、なぜか彼の前へ現れる。 「モデルは約束を守る仕事よ」 幽霊となった伝説のモデル。 人生が止まっていた男。 そして、まだ世界を知らない少女。 これは、死んだ姉が“見えないまま”妹を世界へ送り出す物語。 守るために残された資産。 奪われた居場所。 受け継がれる仕事。 そして、“ポスト・レイラ”を巡り動き始める世界。 伝説は終わらない。 それは、誰かが続きを歩く限り――。  ――  投稿再開のお知らせ 『RE:LAY ―幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話―』は、goodnovel契約に伴い、第8話以降を一度削除しておりました。 海外向けのルールガイドでは、非独占契約作品であっても「有料公開エピソード以降の他サイトへの投稿は不可」とされていたため、その規約に従い、第8話以降をすべて削除するという判断をいたしました。 しかしその後、日本においては、非独占契約作品は他サイトへの投稿も可能であるとの確認が取れましたため、このたびネオページでの投稿を再開させていただきます。 削除により、これまで読んでくださっていた皆さまには、ご迷惑とご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。 なお、有料で先行して読んでくださっているgoodnovel読者様への配慮として、ネオページ版はgoodnovel版より遅れて更新する形で掲載していきます。 ネオページでは【毎週 月・水・金】更新を予定しております。
50婚約破棄された武神令嬢は小説家を夢見る
性描写有り
完結済·102·33.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
51転生したら嫌われ者の悪役令嬢でしたが、前世で倒したドラゴンが守護精霊になってついてきたので無敵なようです
完結済·146·35.7万字
 完結しました。  ここは精霊と人間が共存する世界。 精霊達は気に入った人間の守護精霊となり、その人間は魔法の力を使う事が出来た。  そして、それが当たり前となったこの世界で、公爵令嬢のフィレンツェアは守護精霊がいない“加護無し”として差別されていた。  第ニ王子の婚約者ではあるが、血筋の良さと財力で無理矢理婚約者の座を勝ち取った悪役令嬢として学園では嫌われ、両親からも暴力的な虐待こそされていないがどこか一線を引かれている。  そんな生活に疲れを感じていた頃、誰かの手によって湖に突き落とされたフィレンツェアは死を覚悟したのだが────。  前世の記憶を思い出した事によって、フィレンツェアの人生は変化することになる。  実はこの世界は神様が作った未完成の乙女ゲームの世界で、フィレンツェアは断罪される運命の待つ嫌われ者の悪役令嬢であったのだ。  前世が『竜殺し』の異名を持つ聖女で、神様のお茶飲み友達だった事も思い出したフィレンツェアは悲観する事をやめたのだが……なんと聖女時代に倒したドラゴンがついてきて守護精霊になると言い出し……?!  出来れば断罪は回避しつつ、王子とも婚約破棄したい!攻略対象者達に関わらずにゆったりスローライフな生活は手に入れることが出来るのか……。  悪役令嬢の運命回避作戦が始まるのであった。
53元ゆるオタ社畜の転生悪役令嬢、国難救わせて頂きます!
完結済·143·31.7万字
 ──義を尽くし、愛を為せ。女神ライザの名のもとに。    主人公の桐谷優子は、ゆるオタ気質の会社員。 そこそこブラックな環境の職場に勤めつつ、サブカルをそれなりに楽しみながら毎日を過ごしていた。  彼女が学生時代にハマっていた恋愛シミュレーションゲーム「魔法も奇跡も貴女のために(通称:魔奇あな)」が発売十周年を記念してアプリ版をリリースするニュースを知った夜、優子の意識はそのゲームと瓜二つに構成された異世界・ライゼリアへと飛ばされてしまう。目覚めた彼女は、ゲーム内キャラクターの一人、悪役令嬢のアリシアとなっていた。  優子が元々生きていた世界の人々が鈍感になってしまっただけで、言葉の持つ力は本来強大であり、言葉や思念の力によってライゼリアは架空の世界ではなく実在のものになったのだ。  また、近頃、負の言葉や感情が大量に押し寄せてライゼリアをゆがませ、そのひずみがキャラクターに影響を与えていた。特に悪役令嬢のアリシアは非常に悪辣な存在になっていたという。よって、この世界の神によって悪役令嬢は断罪され、魂の流刑に処される。魂の抜け落ちた体の処遇を決定しようとした時、主人公・優子の意識がアリシアの体と同化してしまったらしいのだ。  アリシアとして転生した優子は事情を把握し、ヒロインを一切いびらないことで自らの苦境を避けようと思い付く。だが、アリシアは弟王との婚約を破棄され、辺境荘園で謹慎の身となり、果ては元々ゲーム内の攻略対象キャラクターではなかった獣人貴族・レオの優しさに惹かれて……と、どんどん思わぬストーリーに巻き込まれていく。  果たして彼女は、女神ライザに「恐れずに為すべきを為しなさい」と言われたように、この世界で立派に生き抜けるのだろうか? 【キャラクターデザイン・イラスト/やま太郎】 【編集部からの勧めもあって、毎回2000字前後をアップしていきます。まとめて読みたい派の方にとってはこま切れな字数ですが、お付き合いいただければ幸いです。コメントや応援チケット、励みになります。感謝!!!】
54婚約者が五億円の身代金を拒否した夜、彼は知らなかった――私が日本最大級の三浦財閥、その唯一の後継者だったことを
完結済·36·10万字
北海道。 婚約者の隼人は、隣に別の女を座らせ、目の前には二つのシャンパンのグラスが並んでいた。 その頃、水城澪は横浜の廃倉庫で―― 手首には拘束具の跡が残り、肩には刃物を押し当てられていた。 犯人が要求した身代金は、五億円。 制限時間は、二時間。 隼人は言った。 「本当に本人なら、証明してみろ」 澪は、すべて答えた。 彼の父親の金庫に飾られている絵の署名。 九条テクノロジーが初めて融資枠を獲得した日付。 そして―― 彼が十六歳の時、鎌倉の神社の裏庭に埋めたガラス瓶。 最後の一つは、彼の母親ですら知らない秘密だった。 それでも隼人が送ったメッセージは、たった一行。 「この件を利用して結婚を迫るつもりなら、君たちで彼女を少し落ち着かせてくれ」 そして、配信を切った。 午後九時十七分。 彼が贈った銀の懐中時計は、その時間で止まっていた。 三人の犯人がカメラを設置し、薬品を染み込ませた白い布を取り出した、その時―― 配信を止め、三人を制圧し、彼女を倉庫から救い出したのは、 澪の護送役として雇われていた四人目の男だった。 彼女は懐中時計を九条テクノロジーへ送り返した。 手紙は一切添えなかった。 五億円は、最終的に弁護士が管理する中立口座へ入った。 それは身代金ではない。 彼が、誘拐が事実だと知りながら彼女を見捨てたことを証明する証拠だった。
55冤罪で処刑された悪役令嬢は、逆行して本物の悪女になる。
完結済·126·44.9万字
残酷描写有り暴力描写有り
【ネオページ契約作品 土曜・日曜 12時更新】  ナルタイル王国の由緒あるアルカディア王立学園。その定例パーティーの場で、王太子オルフェウス・ナルタイルは怒鳴り声を響かせた。 「カルナージュ・エーデルシュタイン!今この場をもって、貴様との婚約を破棄する!!」  そう叫ぶオルフェウスの隣には、聖女エリシア・ウーベルツがおり、彼女はまるで悲劇のヒロインのように泣きそうな表情を見せながらオルフェウスに抱きつくと、どこか勝ち誇ったような瞳でカルナージュを見る。  そして、そんな彼女の周囲には宰相の息子、騎士団長の息子、有名な商家の息子にカルナージュの兄までもが彼女に敵意を向けていた。 「婚約破棄、ですか。理由をお伺いしても?」  静かに尋ねるカルナージュに、オルフェウスはさらに叫ぶ。 「貴様がエリシアに嫉妬し、彼女に危害を加えたからだ!」  そうして次々と嘘の罪とでっち上げられた証拠が突きつけられ、四方から責め立てられるカルナージュ。  しかし彼女は心の中でただ思った。 「面倒だわ」  未来の王妃として努力してきた日々。  しかし、それは決して彼女が望んだ道でもなければ、ましてやオルフェウスを愛したことなど一度もない。  オルフェウスに振り回されるだけの毎日に嫌気がさし、全てがどうでも良くなっていた彼女は抵抗すらせず、冤罪のまま処刑される運命を受け入れ、そして……死んだ。  ――はずだった。 「君、私と契約しない?君の時間を巻き戻す代わりに、私を楽しませてよぉ」 「いいですよ。契約します」  死後の世界で時間を司る神クロノリアに出会い、契約を交わしたカルナージュは、学園に入学する前へと逆行し、舞い戻る。  二度目の人生、彼女は誓う。 「今度は我慢なんかしない。好きに生きて、好きに復讐してやるわ」  そうして二度目の人生を得た彼女は、持ち前の知略と力、そして神の加護を武器に、一度目の人生で死ぬきっかけとなった悪役令嬢らしく、優雅かつ冷酷に復讐していく。  これは、冷酷な少女と気まぐれな神が、ときに笑い合い、ときに惹かれ合いながら、自身の手で未来を切り開いていく、華麗で痛快な復讐劇である。
56正式に魔女になった二度目の悪役皇女は、もう二度と大切な者を失わないと誓う
連載中·290·155万字
【TOブックス様より書籍1~2巻発売中】 読者の皆様のお蔭で書籍化が決まりました! 本当にありがとうございます! 「――嗚呼、間違えたんだ私は」 【紅色の髪は特殊な能力を持つ魔女。力がなくとも、紅を持つだけで迫害の対象に】  この世界の常識のせいで忌み子だった皇女アリスは、周囲からの迫害に対抗するため我が儘に振る舞ってきた。 「傷つけられる前に傷つける方が楽だった」   敵だらけの毎日の中、冤罪で第二皇子の兄に殺されたあと『過去に戻ってる?』発現した自分の魔女の能力のせいで十歳まで時を巻き戻すことに。 「五歳の餓鬼だってお姫様の存在が偉いんだって分かってるだろ。それだけ偉いはずの人間が、なんだって俺等と同じなんだよ。もっと敬われるべきだろ」 更に、過去には出会えなかったノクスの民、セオドアを護衛騎士にしたことで、同じ紅を持ち蔑まれてきた境遇を持つ唯一の相手として、過保護に護られ始め。 そして……。 「お前が悪い訳じゃない。お前の話を信じられなかった俺に非がある話だ。だからといって、剣の切っ先を俺に向けて来たこの騎士(犬)が、悪くない訳でもないが」 と、巻き戻す前は険悪だった一番上の兄に謝られるなど、一度目の人生を反省して過ごす内に人生が好転するが。 「必要ならば私の影を使う。気紛れかと思えた陛下の寵愛がこれ以上続くようならば、何としてでもあの小娘を野放しにしておけぬ」 かつてと違い、評判が高まるにつれ、継母の皇后が裏で画策したり。 「解っていながら、お姫様の耳をそっと塞いで、いつまでも鳥籠に閉じ込めて大事に守るだけなのは、騎士の務めの範疇を超えてるよ」 「何も知らないくせに、勝手なことを言うなよ。姫さんが今までどれだけ傷ついてきたと思っていやがるっ!」 「公爵家の血が入っている以上、王に相応しいのはお姫様の方なんじゃないかって言ってくる奴が絶対に出てくるだろう。そうなったら、近い将来、殿下との対立も避けられないものになる」 王位継承権を巡る争いにも巻き込まれ。殺害前に、自分を守って殺された侍女のローラや、傍にいることになった護衛騎士との出会いを経て、大切な人を増やしていくアリスが今度の人生は過保護に愛され幸せになっていくお話。
57高飛車な悪役令嬢は、前世の「推し」に近づきたい
完結済·86·21.3万字
60狼王の求婚
完結済·138·29.6万字
【完結】 貧乏子爵令嬢マタレーナは、番(つがい)だという狼王ウルマスに求婚された。 マタレーナは28歳だ。この国の適齢期は22歳、よっぽど頑張って25歳というところ。 花の適齢期を待たされ続けたあげく、今頃になって涼しい顔してやってこられても知るものか。 「つつしんでお断りいたします」 だからこちらも涼しい顔で拒んでやった。 獣人と人とがそれぞれ別の王国を成す世界。獣人貴族の伴侶は、必ず人から選ばれる。 「神定の番」と呼ばれる彼女らには番紋(つがいもん)というあざが現れて、番保護所でひたすらに迎えを待つ日々を強いられる。番保護所で28歳を迎え、「要らない番」「残念な番」などと周りに貶められているマタレーナは、もう結婚なんてどうでもいいから残りの人生、自由に暮らしたいと思うようになる。そして職を得て一年が過ぎた頃、ようやく番だというウルマスが迎えに来たのだけれど……。 拗らせたあげく独身主義になったヒロインが、無口で無愛想不器用なヒーローに反発するところから始まるお話です。 第一部はハピエンです。 【第二部】 番制度に振り回されたのは、ヒロインマタレーナだけじゃない。 もうひとりのヒーロー、ミスカのお話です。 番制度の真相を知ったミスカは、ある決意をします。切なくて苦しくてそれでも揺らがない、悲恋の幕が上がります。
62燈子先生をいじめたら地獄行き? ~再婚相手は超怖い愛妻家の天才医師~
完結済·173·45.8万字
暴力描写有り性描写有り
燈子と奏汰が結婚して一年。その一年、奏汰はずっと出張続きで、家を空けていた。 再会するとき、彼の腕の中にいたのは出産を間近に控えた愛人。しかも、その出産を取り上げたのは、医師である燈子自身。 さらに衝撃だったのは、その愛人が燈子の親友であり、奏汰の義妹である星羅だった。 奏汰はよく言った。 「優しい星羅をいじめるなんて……お前は本当に意地悪な女だ!」 「おまえは医者だろ? 星羅の産後ケアはお前が面倒を見ろ。」 「子どもの義母になって、お前が育てるんだ。」 燈子は冷ややかに笑った。 「脳神経内科は上の階よ。病気はちゃんと治療が必要だわ。」 離婚後、燈子は名門・天城家の当主と再婚した。 離婚後、奏汰の家は災厄に見舞われ、破滅の道を転げ落ちていった。 ようやくそのときになって、奏汰は悟る。燈子こそが最高の妻だったのだと。星羅の引き止めを振り切り、彼は燈子の家の前で跪き、涙ながらに懇願する。 「頼む……もう一度、やり直してくれ……!」 だが、扉を開けたのはあの男だった。パジャマの隙間からのぞく肌には、無数の爪痕が刻まれ、つい先ほどまでの激しさを物語っている。 その姿を見て、奏汰と星羅は同時に息をのんだ。 「……叔父さん!?」 凛夜は唇に指を当て、静かに囁いた。 「声を落とせ。叔母さんを起こすな。」
63婚約者が彼の義姉と結婚?なら私は彼の叔父と結婚します
完結済·246·68.4万字
64一 劫《こう》年の 蓮姫《カムラ》【1】~40億年いのちのスゴロク
完結済·309·40.2万字
残酷描写有り性描写有り
※紹介文末尾に補足(追記)しました。 不老不死の少女40億年遡る壮大な一人旅 17歳のカムラは大切な母にひどい言葉を言い後悔していました。そんな中彼女は不思議な薬を飲みます。それは永遠に若くいられるけど40億年遡り永遠に生きる呪いの薬でした。 カムラは気づいたら40億年前の地球にいました。そこには人間どころか動物さえまだいません。 カムラは母親、そして些細なすれ違いから疎遠になった大切な親友の少女の事を片時も忘れたことはありませんでした。 カムラは神様からの罰でこんな場所に放り出されたのかもしれません。 カムラはサイコロを振りながら、いろんな時代を旅することになりました。恐竜がいる時代、人間が生まれる時、未来の世界など、いろんな時代を行き来します。 その旅の中で、カムラは素敵な風景を見たり、いろんな時代の愉快な仲間たちと出会ったりします。 でも、永遠の命はずっと一人でいることも意味します。愛する人と別れ、新しい出会いを繰り返すことになるのです。 カムラはこの長い旅の中で、自分自身と向き合い、世界の本当のことを知ろうとします。これはただ逃げるための旅ではなく、自分の心の平穏を見つけるための旅でもあります。 カムラはこの呪いから逃れ、母親、そして親友の女の子に謝って、本当の幸せを見つけることができるのでしょうか。 ※追記(編集部向け補足) 本作は約10万字の完結作品で、章ごとに分割しやすい構成になっています。 「不老不死 × 40億年の旅」という壮大なSF設定を持ちながら、読者が毎日の隙間時間でも負担なく読み進められるよう、難解な理屈よりも感情の流れを重視した読み味にしています。 カムラが旅の中で出会う“時代ごとの仲間たち”や“別れの積み重ね”は、世界観の奥行きを支えつつ、物語の核である 家族への後悔、親友とのすれ違い、そして心の再生 という普遍的なテーマへと収束します。 そのため、壮大な世界観を持ちながらも、 青春ドラマ・家族ドラマの棚に自然に置ける感情中心の作品として編集部が扱いやすい構造になっています。 【類似する読後感】 • Key作品(喪失と再生/壮大な時間スケール/感情の回復)
66浮気されて離婚した私、覆面歌手として声で立ち上がります
連載中·113·25.4万字
性描写有り
――その声を拾ったのは、一人の大人だった。 銀川グループ次期社長・銀川秀一(ぎんかわ しゅういち)と結婚した麻里亜(まりあ)は、常に「ふさわしい見た目」を求められ、自分の思いは後回しにしてきた。見た目、振る舞い、立場――すべては“誰かにどう見られるか”のため。 だが、夫の不倫をきっかけに離婚。肩書きも居場所も失った彼女は、誰かに見られることが前提の人生の中で、行き場を見失っていた。 そんな麻里亜を導いたのは、音楽プロデューサー・音咲凛太朗(おとざき りんたろう)との出会いだった。 彼から告げられた――「声だけは奪われない」という言葉が、麻里亜の背中を押す。 顔も名前も伏せ、覆面歌手・LINOとして配信を始めた彼女は、飾らない歌声で少しずつ支持を集めていく。 見た目ではなく、“声そのもの”が評価される場所で、麻里亜は初めて自分として立てていると感じていた。 しかし注目が集まるにつれ、彼女の過去を暴こうとする動きが現れる。元夫側から流された歪んだ記事は、麻里亜を「夢を優先して家庭を壊した女」として世間に印象づけていく。 沈黙を選べば守れるものもある――それでも彼女は、再び誰かの物語に利用されることを拒んだ。 やがて銀川グループ創業記念パーティに、LINOとして呼ばれた麻里亜。 覆面のまま歌声を響かせながら、彼女は逆転の一歩を踏み出す。 誰かに見せるための人生ではなく、 自分の声で生き直すために。 これは、見られるために生きてきた女性が、見た目を脱ぎ捨て、“聴かれる存在”として再生する物語。 声ひとつで人生の主役に立ち直る、静かな逆転劇。 だが逆転は終わりではない。 注目と期待、そして音咲との距離が、彼女の新たな選択を試していく。 ※月水金の夕方18時頃更新しています。 ※本作品の無断転載・無断使用・AI学習を禁止します。 著作権は作者に帰属します。
67産後一ヶ月、私と娘を放って従妹の息子を溺愛する夫――もう限界なので、娘を連れて離婚します
性描写有り
連載中·74·26.9万字
残酷描写有り暴力描写有り
出産から一ヶ月。 三浦美月は、生まれたばかりの娘・光を抱きながら、夫の駿が迎えに来るのを待っていた。 ところが彼は「仕事がある」の一言で姿を見せない。 妊娠中も、出産の日も、産後もずっと同じだった。 ――私は丈夫だから。 一人でも平気だから。 そう信じて耐えてきた美月だったが、その日、偶然訪れたホテルで残酷な光景を目にする。 そこにいたのは、夫の従妹・紬と、その息子を愛おしそうに抱く駿だった。 自分の妻には一度も向けなかった優しい笑顔。 妊娠中から付き添い、出産にも寄り添い、一ヶ月祝いまで盛大に開く夫。 しかも彼が祝いの品として差し出したのは、美月の母が光のために託した一族の家宝だった。 「君は強いから大丈夫」 「紬は体が弱い。君とは違う」 その言葉を聞いた瞬間、美月の中で五年間守り続けてきた愛が完全に死んだ。 家宝を取り返し、夫に突きつけた言葉はただ一つ。 「離婚しましょう」 ところが駿は、美月の決意をただの嫉妬と産後の情緒不安定だと思い込み、さらに彼女が命を削って完成させた大型プロジェクトの功績まで紬に与えようとする。 挙げ句の果てには、美月の母乳さえ紬の息子に与えろと言い出して――。 妻だから、母親だからと耐えるのは、もう終わり。 娘のため、奪われた誇りのため、美月はすべてを取り戻すことを決意する。 しかし、夫が異常なまでに紬を庇う理由と、二人が五年間隠してきた過去が暴かれたとき、この離婚は誰も予想しなかった泥沼へと変わっていく――。
70あなたのお嫁さんになりたいです!
連載中·183·41.9万字
――その令嬢、腹黒につき! 侯爵令嬢ウェルシェ・グロラッハ。彼女は妖精のように儚げな美少女……見た目だけは。その可憐な外見に反し、中身は利益重視の恋愛音痴な残念腹黒令嬢だった! 一方、純情王子エーリックはウェルシェの外見に騙され一目ぼれ。二人の婚約は互いの思いが一致した婚約であったのだが……学園に入学したウェルシェに横恋慕する男子生徒が続出! しかも、転生ヒロインや悪役令嬢、攻略対象などなど二人の婚約を引き裂こうとする者達まで続々登場! だけど、そんな妨害なんのその。ウェルシェは猫かぶりとイタズラ心を武器に周りの者達を振り回し己の欲望に突き進む! だって、ウェルシェは富と権力をもたらしてくれる――「あなたのお嫁さんになりたいです!」 ――これは、乙女ゲームに転生したヒロインと転生悪役令嬢の物語……ではなく、その争いの煽りを食らった最凶腹黒可愛い令嬢ウェルシェと頑張る純情王子エーリックのドタバタ痛快ラブコメディ。 【第1回「ネオページ・サポート・プログラム」(NSP01)金賞受賞作】 ※小説家になろう、カクヨムなどにも連載しております。 この度、第1回「ネオページ・サポート・プログラム」(NSP)賞で金賞を受賞しました。 これもひとえに皆様の応援のおかげです。拙著をお読みくださりありがとうございます。
77元シスター、悪役令嬢に転生したので修道院行きを目指したら、俺様侯爵様に溺愛されました
完結済·114·30.4万字
突然、乙女ゲーム『救国の花乙女』の悪役令嬢オリアーヌ・カスタニエ公爵令嬢に転生するも、婚約者であるエミリアン・ホス・レムリー第一王子から婚約破棄を言い渡された直後だった。その傍らにはヒロインのシルヴィ・アペール男爵令嬢の姿が見える。どうやら悪役令嬢が断罪されるという、最悪の場面に転生してしまったらしい。その状況に混乱したまま、何もできずに、オリアーヌは断罪された挙げ句、毒殺された。 その直後、ゲーム序盤のイベント、ヒロインとの初の邂逅場面まで戻される。前世がシスターであるオリアーヌは、神様が与えてくれたチャンスだと思い、悪役令嬢にならない人生を送ることを決意するのであった。 けれどシルヴィは、よほどオリアーヌを悪役令嬢に仕立てたいのか、教科書を隠されたなどの罠を仕掛けてくる。それを助けてくれたのは、エミリアン王子ではなく、もう一人の攻略対象者である歴史の教師アンスガー・ミュンヒ侯爵だった。さらに彼から助言を受けて、オリアーヌはエミリアン王子との婚約を解消して修道院への追放ルートを目指すことにする。だが、それを阻むのもまた、アンスガーだった。 彼は歴史の意義に同意するオリアーヌを気に入り、さらに「俺の女になれ」と迫る。しかもアンスガーはエミリアン王子との婚約解消を手伝ってくれるという。 エミリアン王子との婚約は、王権派と貴族派のかけ橋の役割をしているため、オリアーヌの一存だけでは解消できない。アンスガーの力を借りるのは必須だった。 けれどオリアーヌは前世がシスターであるため、修道院行きを諦めきれない。だが、婚約解消をしなければ、死に戻る前と同じ結末が待ち受けている。 決断を迫られている中も、シルヴィはオリアーヌへの攻撃の手を休めない。その度に助けてくれるアンスガーに、オリアーヌは次第に傾いていく。 揺れ動きながらも、オリアーヌは無事にシスターになれるのか、それともアンスガーの元に嫁ぐことになるのか。 ネオページ契約作品です。
78記憶喪失のフリをしたら、偽婚約者がここぞとばかりに本気で奪いにきました!
連載中·90·28.1万字
性描写有り
小林紗良は、婚約者の黒川司を懲らしめるつもりで、記憶喪失のふりをしていた。 ところが、その芝居を逆手に取られ、思いもよらない形でやり返されてしまう。 黒川司は皆の前で、黒川家の養女として育った妹・黒川千代に惹かれていると堂々と告白したうえ、親友の神谷晴斗を指して言い放った。 「お前の婚約者は俺じゃない。晴斗だ」 まさかそんな手で返されるとは思ってもいなかった紗良は、完全に引くに引けない状況に追い込まれてしまう。 胸が張り裂けそうなほど傷ついていた。 それでも今さら「全部嘘でした」などと言えるはずもなく、必死に平静を装いながら、記憶を失ったふりを続けるしかなかった。 その後、廊下に出た黒川司は、悪びれる様子もなく神谷晴斗に協力を持ちかける。 「俺、千代のことが気になってるんだ。だからしばらくの間だけ、紗良の婚約者ってことにしてくれないか?」 あまりにも身勝手な言い分だった。 「その間、俺は千代と一緒にいたい。気が済んだら紗良には全部冗談だったって話して、元に戻せばいいだろ」 まるで紗良の気持ちなど、最初から考えてもいないような口ぶりだった。 神谷晴斗は黙って司の話を聞いていた。 その瞳の奥に、一瞬だけ冷たい光が走る。 だが次の瞬間には何事もなかったかのように表情を消し、あっさりと頷いた。 「……わかった。俺が合わせるよ」 司は満足そうに笑った。 けれど、彼は知らない。 ――神谷晴斗が、この瞬間をずっと待ち続けていたことを。
80「家にいるだけ」と言われた妻が、自分の名前で評価されるまで
連載中·2·2,889字
82星屑彼方の君とあの夏の旅
完結済·328·41.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
※紹介文末尾に補足(追記)しました。 せかい は”みえないかたち”でできている 七夕の日、二人の旅の終着点には、どこまでも伸びる壮大な天の川を背景に、まるで羽衣伝説のように幻想的な5次元の世界と、胸を打つ感動の瞬間が待っていた。 信越の田舎に住む天文学者の青年ひかると空想好きな女子中学生愛理栖。 二人は愛理栖の本当の名前を探すために ひと夏の旅に出ます。 SFと恋愛が交差する物語の中で、二人は時間と空間を越え真実の先にある愛を見つけることができるのでしょうか。 七夕の日、二人の旅の終わりに待っているのは、幻想的な5次元の世界と、深い感動の瞬間。 果たして、ひかると愛理栖は真実の愛を見つけ、運命の結末を迎えることができるのでしょうか。心温まるSFファンタジーが、今ここに。 「一緒に、私の名前、探してもらえませんか?」 これは、 信越《しんえつ》の田舎を舞台に ぼくと愛理栖《アリス》が 名前をさがし旅をする ある夏・ものがたり。 ※追記(編集部向け補足) 本作は約10万字の完結作品で、章ごとに区切って掲載・書籍化しやすい構成になっています。 「SF×恋愛×夏の旅」という王道の情緒を軸にしながら、専門的な理屈よりも感情の流れを重視した読みやすさを意識しました。 読者が“毎日の隙間時間でもストレスなく読み進められる”よう、難解な設定を排し、感情の起伏と二人の関係性の変化を中心に据えています。 また、舞台となる信越の田舎や天文学のモチーフ、七夕の象徴性など、 深掘り可能な世界観の奥行きを持ちながらも、物語の核は「名前を探す旅」というシンプルで普遍的なテーマです。 そのため、青春恋愛レーベルの棚に自然に置ける読み味を備えています。 【類似する読後感】 • Key作品(感情の揺れ・夏の情緒・切なさと希望の構造)
84離婚したら“世界一危険な男”に見初められた私の新しい人生
性描写有り
連載中·110·32.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
結婚三年目の夜、夫・西塚辰平はスイートルームで冷たく告げた。 「離婚しよう」 ベッドには乱れた痕跡、知らない女の気配。清佳はすべてを理解する。自分は愛された妻ではなく、スキャンダルを隠すための“飾り”だった。 翌日、彼女は赤いドレスを着せられ記者の前へ立たされる。 「昨夜の女性は誰ですか?」 フラッシュの中、辰平は清佳の腰を抱き寄せて微笑む。 「妻です」 ——嘘をついているのは、いつも彼だった。 その裏で辰平は亡き幼なじみ・千恵の死を清佳のせいだと信じ、彼女を責め続ける。同時に複数の愛人を家に呼び、清佳に後始末を押し付ける。祖母の高額医療費を盾に、彼女は抵抗すら許されない。 「出て行けるのか?金もないくせに」 それでも清佳は耐えていた。 だが母の遺作がオークションに出された夜、限界が来る。 「もう終わりにする」 彼女は離婚届にサインし、西塚家を去った。 一か月後、政略結婚の相手・北川隼人は初対面で告げる。 「祖母の治療費は俺が出す。返さなくていい」 その一言で清佳は救いを知る。 同じ頃、辰平は彼女の不在に気づき始める。空になった部屋、返ってこない連絡。 ——失ったのは“妻”ではなく“世界”だった。 しかし、もう遅い。 清佳はもう振り返らない。
85裏切られたけど、再会した幼馴染御曹司と即結婚!?クズ男に華麗なざまぁを
完結済·236·63.8万字
暴力描写有り性描写有り
海外研修から戻った莉奈は、謎の電話によって婚約者の浮気を知らされる。結婚式まで残り18日。だがその矢先、幼なじみで二年交際し、三年の婚約期間を経た婚約者の渉が、二年前から自分とよく似た愛人と肉体関係を持っていたことを知ってしまう。 渉の多忙を気遣い、心を込めて新居を整え、ウェディングの準備を進めていた莉奈。ところが渉は、彼女がデザインしたウェディングドレスを愛人に着せ、露天で情事にふけっていた。 「莉奈は地味でつまらない女だ。君ほど男心を分かっていない」 そんな言葉まで聞いてしまった莉奈は、静かに婚約解消を申し出ようとする。 だが母の口から返ってきたのは、ただ冷たい言葉だけだった。 「男が何人か女を持つなんて、別に珍しくないでしょ?」 家族と婚約者からの裏切りを知ったその瞬間、莉奈は新たな解決策を見いだす。 浮気を突き止めた当日、もう一人の幼なじみで、小さい頃から想いを寄せていた鏡介と電撃結婚することだった。 18日後の結婚式で、莉奈は渉とその愛人に堂々と復讐を果たし、自分はすでに結婚したと告げる。渉が与えた侮辱を、そのまま彼らに返したのだ。 ところがこの瞬間になって渉は後悔し、涙ながらに土下座して復縁を乞い始める。 鏡介は莉奈を自分の後ろにかばい、冷たい声で告げる。 「七年前、両想いだった俺たちを邪魔して引き裂いたのはお前だ。だが、お前は莉奈を大切にしなかった。今の彼女は俺の妻だ。お前には、もう彼女を求める資格はない」
86因果に願いを
連載中·239·140万字
【第3回NSP賞佳作受賞作品:毎週火・木の17時頃に更新予定(週1〜2話ペース)】 少しだけ未来の日本。この国では人と人の出会いを決定づける要素…『因果律』をも測定することが可能となっており、因果にて結ばれるべきと判断された組み合わせは生涯にわたって幸福に満ちた人生が歩めるとされていた。 よって日本では因果律に従った交際および婚姻が推奨されており、建前は民主主義国であるがゆえに因果に従うかどうかは自由となっているものの、因果律にて認められたペアが結ばれることは国家の発展に関わることもあり、政府は様々な方法にて因果律に従うように画策していた。 同時に、多くの国民は因果律に従うことを是としていた。 一方、因果律に従わない、あるいは逆らうために悪行へと走る人間も存在しており、そういった人間たちを秘密裏に捕縛および処理する『エージェント』たちもいた。 彼らは政府直轄の組織である『因果律研究所』に所属しており、戦闘行為も含めた荒事に対応すべく訓練された、一般には知られていない存在だった。 また、因果律研究所では後天的に因果律を操作された存在…Causal Manipulation Children、通称『CMC』も育てられており、彼らは因果律がどれだけ素晴らしいか自己の存在を持って周囲にアピールしつつ、とくに優れた子供たちはエージェントとしても訓練されていた。 CMCとして育てられた主人公『三浦円佳(みうらまどか)』は『辺見絵里花(へんみえりか)』との因果を与えられ、この二人もエージェントとしての役割を担うことになる。 クールではあるものの情が深い円佳はいじっぱりで面倒見がいい絵里花を大切に思いつつ、それでも自分の気持ちが与えられたものなのか、それとも本当のものなのか悩んでいた。 そんな彼女たちも高校進学を機に交際を始め、CMCとして因果律で結ばれることの正しさを周囲に知らしめつつ、ときにエージェントとして過酷な任務に赴く。 与えられた因果の果てになにが待っているのか、それは誰にもわからない。しかし、円佳は願っていた。 「いつか私も、絵里花のことを『好き』になれますように」 これは少女たちの数奇な『因果』をたどる、愛と出会いの冒険譚である──。 (※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません)
89看護師に「ご家族はどなたですか」と聞かれた夜、私は夫の24歳の恋人に付き添いを譲った――六年間隠された妻の逆襲が始まる
完結済·30·8.7万字
深夜の東京の救急外来。 看護師が顔を上げて尋ねた。 「桐生修司さんのご家族は、どちらの方ですか?」 神谷綾乃と森川雛子が、同時に立ち上がった。 六年間の秘密結婚。 戸籍上、彼女は「桐生綾乃」だった。 けれど会社では、彼女はただの神谷総務部長。 夫の隣に立つ資格すら、彼は別の女に与えようとしていた。 綾乃は緊急連絡先の欄に自分の番号を書きながら、静かに付き添いの席を二十四歳の女性へ譲った。 契約締結の七日前。 十九の機関を駆け回り、二年をかけて完成させた十年間の大型契約。 その功績も、いつの間にか別の名前にすり替えられていた。 半年かけて準備した退職届を差し出した日。 修司は署名を終えた書類を、彼女の足元へ落とした。 「もう、無理やり辞めさせられるみたいな顔をするな」 離婚の条件は、六年間の結婚歴を消すこと。 一族の体面のため。 会社の上場のため。 そして、別の女性の名誉のため。 綾乃は何も言わず、すべてを手放した。 ――そして、数年後。 京都の会議室で、投資家が尋ねた。 「この事業モデルを作ったのは、どなたですか?」 「実際の貢献者の名前で記録してください」 その一言で、すべてが変わった。 東都契約は白紙になり、彼の会社は上場計画を撤回した。 その日、彼女は初めて自分の名前で立っていた。 ――澄川経営研究所、創設者。 会議が終わった後。 誰もいなくなった会場の最後列で。 一人の男だけが、彼女を待ち続けていた。
90その婚約破棄は誰のため?
連載中·41·10.1万字
【ネオ書きコン3 1次選考通過作品】 『専属侍女は見た!~貴族子女の集まる学園で繰り広げられる婚約破棄の裏に隠された秘密!』 私、シーナ・サウスが愛してやまないご主人マリーン・アトランテ様は才色兼備で人当たりも良い完璧令嬢。ですが、マリーン様もまだまだ未熟な恋に恋する15歳。女生徒達を食い物にしている教師レッド・ブラックシーに騙され付き合っております。私とても心配です。 そんな折、お嬢様と第二王子ヴァルト殿下の婚約が決まりました。これでレッドと別れてくれるでしょう。私はホッと胸をなでおろしました。 ところが、間もなくして殿下が浮気をなさっているとの噂を耳にしました。そこで私はお嬢様の身を案じて学園へ潜入したのですが、なんと男達がお嬢様を取り囲む断罪劇が繰り広げられていたのです! 殿下達の側近、お嬢様の想い人レッド・ブラックシー、そして、自らをヒロインと名乗るピスカ・シーホワイト達がお嬢様一人を責め立てる。 もう我慢なりません! 私の拳でお嬢様に仇なす貴様らを粉砕する!――と思ったのですが、お嬢様とヴァルト殿下の様子がどうにも変で…… この度、「ネオ書きコン3 1次選考」を通過しました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。拙著をお読みくださりありがとうございます。最終選考へ向けて頑張って執筆していきますので、これからも応援をよろしくお願いいたします。
92妹に婚約者を奪われ、子供まで押し付けられて冷血伯爵と名高い相手に嫁がされましたが、何故か溺愛されています
完結済·210·34.2万字
性描写有り
93一人っ子の夫が双子の兄になりすました理由――私の姉と浮気するため、二人の女と恋を続けた彼の嘘はついに暴かれた
完結済·30·7.1万字
芦田汐里は、ずっと思っていた。 夫・龍崎湊は、ただ仕事が忙しいだけなのだと。 けれど―― 姉が九十九回目のように泣きながら家へ押しかけ、離婚を勧めてきた日。 汐里は、夫のパソコンにログアウトされていないLINEを見つけた。 そこには、姉のアイコンが光っていた。 「これで九十九回目よ。婚姻届を出すのを拒否するなんて」 「私、妊娠したの」 「私を選ぶのか、それとも彼女を選ぶのか、自分で決めて」 汐里は知らなかった。 夫には、そっくりな双子の兄弟がいると思っていた。 二人は顔も姿も同じ。 けれど、その兄弟が同時に姿を見せることは一度もなかった。 まさか―― 二人が同じ一人の人間だなんて、考えたこともなかった。 チャット履歴を遡るほど、汐里の手は冷たくなっていった。 三時間かけて買ってきてくれたうどん。 それは姉が好きな柚子胡椒味だった。 深夜に作ってくれた生姜湯。 それも姉に言われて用意したものだった。 婚姻届を出した日の夜。 彼は「酔って帰れなかった」と言った。 けれど、メッセージ履歴に残っていた最初の言葉は―― 「口を閉じろ」 「汐里の前で騒ぐな」 だった。 そして、何より彼女の心を完全に壊した出来事があった。 あの深夜。 汐里は南口の路地で誰かに後をつけられていた。 震える手で110番へ電話をかけ、彼へメッセージを送った。 「助けて」 返ってきたのは、 「今すぐ警察に連絡する」 「明るい場所へ移動して」 という言葉だった。 けれど彼本人は―― たった一キロ先で、姉と夜食を食べ、映画を見ていた。 汐里はLINEを削除した。 離婚届に署名した。 そしてロンドンへ渡った。 三年後。 桐生商事のアジア太平洋地域総代表として帰国した彼女。 会議室の前で、彼は思わず名前を呼んだ。 「……汐里」 彼女は穏やかな表情で彼を見る。 「芦田部長とお呼びください」 「龍崎さん、お久しぶりです」
94『コミュニケーション許可局 』(通称:コミ局)
連載中·60·19.6万字
あらすじ 佐伯ミナ、22歳。京都大学卒。東都総合ホールディングス入社一年目。 コンプライアンス統括室で、社内の問題について「何が事実なのか」を確認し、記録する仕事をしている。 彼女は少し変わっている。 分からないことを、分かったふりをしない。 本人が言っていないことを、本人の意思として扱わない。 誰かの責任にするなら、根拠を確認する。 決める権限がないことは、勝手に決めない。 だから彼女は、職場でたびたび立ち止まる。 「それ、本人に確認しましたか?」 呼び方。告白。指導。ハラスメント。休職。評価。 周囲が「普通はこうだろう」と流してきたことを、ミナは一つずつ確認していく。 その姿勢は、やがて会社全体を巻き込む大きな人員整理へつながっていく。 必要削減人数、820人。 会社は対象者を選ぶため、評価や指導記録、配置転換の可能性を一件ずつ確認する。 しかし、最後まで同じ基準で確認した結果、対象者は781人しか出なかった。 数字に合わせて基準を変えれば、820人にはできる。 それでも会社は、39人を追加で探すことをやめる。 足りない分は、人ではなく会社が負担する。 そして選定後、ミナたちは初めて知る。 自分たちの確認記録が、人員整理の判断材料として使われていたことを。 怒るでも、感謝するでもなく、ミナは聞く。 「誰が決めたんですか?」 これは、空気を読めない新人が、空気を読めるようになる物語ではない。 分からないことを、分からないまま尊重すること。 他人の人生の空白を、自分の想像で埋めないこと。 そして、決める権限を持つ者が、その結果まで引き受けること。 会社が少しずつ変わっていく中で、佐伯ミナだけは、今日もほとんど変わらない。 そんな一人の新人社員と、一つの会社の物語。
95一夫多妻!?挙式中に婚約者を捨てて〜おんぼろ食堂を開店したら俺様御曹司の偽装恋人と……〜
連載中·5·1.4万字
「大きくなったら結婚しようね」幼い頃の約束を信じ、小さな会社の社長となった幼馴染・佐藤太一の会社を支え、共に暮らして五年。 待ちに待った挙式当日、チャペルで神父が淡々と読み上げたのは信じられない言葉だった。 「……並びに、第二の妻、第三の妻。汝らもまた、佐藤太一を夫とし……」 なんと太一は、自分勝手な一夫多妻挙式を強行したのだ。 式場を飛び出した月城美香は、偶然ぶつかった見知らぬハイスペックな男性の手を掴み、彼を許嫁と偽って式場へ。 「あいにくですが私には許嫁がおりますので! お二人とお幸せに!」 自立して幸せになることを胸に、一から料理の道で生きることを決意する。 なけなしの貯金を叩いて借りたのは、築40年の訳あり平屋。誰かの帰る場所になれるような『MIKA family食堂』をオープンさせるが、厳しい立地から客が来ず、資金難の大ピンチに陥ってしまう。 そんな猛暑のある日、店に倒れ込んできたのは、あの日式場で助けてくれたあの男性。伊藤フード&リゾートの社長・伊藤正人だった! 祖母直伝のみょうがのバター炒めを振る舞うと、彼が吸い込まれるように完食して…… おんぼろ平屋の食堂を守るため、ハイスペ御曹司と二つの契約を結ぶことになった私。 その契約とは……? 俺様で素直じゃない彼に、美香は振り回される予感。 ハイスペ御曹司との偽装関係から本物の幸せを掴み取る、笑いあり、涙ありの爽快&美食恋愛の物語。やがて、美香の料理と優しさは、彼の人生さえも反転させる選択へと変わっていく。 作中に出てくる野菜料理の副食は、どれも簡単に試せる(目分量)レシピ。「今夜の夕飯、何にしようかな?」という時のちょっとした参考にしていただけたら嬉しいです。ぜひ作ってみてくださいね!
98結婚式当日、恋人とロンドンへ逃げた新郎の弟を代役にして政略結婚を続行――最後に私を愛したのは、代役の新郎でした
完結済·33·7.4万字
霜出祐佳里の人生は、結婚式開始まで残り四十七分の瞬間、完全に狂い始めた。 本来の新郎・神風雅人は、恋人を連れてロンドン行きの飛行機へ乗り込み、丸の内ホテルの花嫁控室に彼女一人を残した。 両家が共同で進める物流パーク事業の説明会は、来週に迫っている。 父は心臓検査を終えたばかり。 母は朝から何も口にしていない。 そして財界メディアのカメラは、すでにホテルのロビーへ向けられていた。 彼女には、泣き崩れる時間などなかった。 悲しむための二秒。 三秒目から、彼女は損失の計算を始めた。 一人でこの破綻を処理しようとしたその時――。 空港から呼び戻されたのは、神風家の次男・道博だった。 「君は、ただ公開の場で式を成立させればいい」 彼女は彼の指に指輪をはめた。 彼は彼女のために騒動を抑えた。 そして彼女が、 「政略結婚の条件に、実質的な変更はありません」 そう告げ、婚姻届の配偶者欄を神風道博へ書き換えた瞬間。 誰も知らなかった。 “代役”から始まったこの結婚が、やがて――。 キスひとつで過呼吸になるほど恋愛に不器用な男を、深夜のキッチンで彼女の「火加減、ちょうどいいね」という一言だけで耳まで赤くさせる恋へ変えていくことを。 契約書の第一条に記された期限は、三年間。 けれど、その線を先に越えたのは――彼の方だった。
99闇に関する報告書
性描写有り
連載中·81·31万字
残酷描写有り暴力描写有り
関東近海に浮かぶ人工島カグヤ。このカグヤで事務所を構える諫山志貴(いさやましき)のところに、人探しの依頼がきた。しかし、依頼人とその仲間から、事務員である杉浦沙代(すぎうらさよ)を人質に取られてしまい、依頼を引き受けざるを得ない状況となってしまう。志貴は愛玲(アイリーン)という女を探すべく動き出すのだが……。 エブリスタの完結作品特集とジャンル応援キャンペーン ライト文芸「アウトロー」佳作に選ばれました。 完結作品特集 https://estar.jp/selections/166 ジャンル応援キャンペーン ライト文芸「アウトロー」 https://estar.jp/official_contests/153799 ネオページの第2回NSP賞で佳作に選ばれました。 https://m.neopage.com/announcements/1077641506983661568 竣瀬さんに表紙を描いてもらいました。竣瀬さん、本当にありがとうございます。素晴らしいイラストや漫画を描かれる方なので、皆さんもぜひ見てください。竣瀬さんのX(旧Twitter)、Instagram、pixivのURLを載せておきます。 https://x.com/shunseirasuto https://x.com/shunseirasutoii https://www.instagram.com/shunseirasuto https://www.pixiv.net/users/55362839 ※エブリスタを始め他サイトでは、本作は完結しています。嬉しいことに、エブリスタのコンテストで佳作を頂いたのですが、あとで読み返したことで、自分の書いたストーリーに満足することができずにいました。それもあって、この小説を最初から書き直そうと決意します。それから時が経ち、わずか数話のみの応募で、NSP賞の佳作に選ばれ、本作が契約作品となりました。ネオページでは、他サイトで公開している完結作を基に、ストーリーを大幅に変え、書き直したものを連載していきます。これはネオページのみの投稿となりますので、皆さんに楽しんで読んでもらえると幸いです。どうかよろしくお願いします。
100冷酷なSAT副隊長は、没落令嬢の唯一の味方だった
連載中·100·30.5万字
両親が私の目の前で引き金を引いた日、私はすべてを失った。 名家の令嬢から一夜にして没落令嬢へ。 屋敷も財産も奪われ、昨日まで笑顔を向けていた人々さえ、私を厄介者のように踏みにじった。 そんな私を引き取りに来たのは、母の義弟―― 東坊城宗真。 警視庁特殊急襲部隊・SATの副隊長であり、悪人すら震え上がらせる冷酷無比な男だった。 「施設に送る」 そう言われた瞬間、私は最後の希望まで失ったと思った。 けれど彼は、泣き疲れた私を連れ帰り、私を虐げた家政婦を即座に追い出し、眠れない夜には黙ってそばにいてくれた。 「俺について来い。飢えさせはしない」 誰もが私を見捨てたのに、この人だけは背を向けなかった。 そして宗真が私の後ろ盾になった瞬間、すべてが逆転する。 私を嘲笑った者は顔を青ざめ、私から何もかも奪った者たちは、一人残らず代償を払うことに――。 ただ守られるだけの可哀想な令嬢で終わるつもりはない。 奪われた誇りも、両親の死に隠された真実も、必ずこの手で取り戻してみせる。 でも、叔父と呼ぶべき彼から向けられる執着は、いつしか“庇護”では済まされないほど熱を帯びていき――。 これは、どん底に落とされた私が、最強の男を唯一の味方につけ、運命も恋も奪い返す逆転溺愛物語。
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