2顔そっくりな双子の姉の代わりに嫁いだら、ヤクザ若頭にバレて逆に毎晩溺愛されて困ってます!
完結済·237·70.2万字
暴力描写有り
3三年間愛されなかったので身を引こうとしたら、離婚届を見た夫が壊れ始めました
性描写有り
連載中·242·82.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
結婚して三年――。 夫・湊は、一度も私を愛してくれなかった。 夫婦なのに別々の部屋で暮らし、彼に浮上する女性問題の後始末をするのが私の役目。 どれだけ尽くしても、どれだけ待っても、彼の心は私には向かなかった。 それでも離婚できなかったのは、昔、命を懸けて私を救ってくれた彼を愛していたから。 けれど、その想いも限界だった。 湊の初恋相手・リナが帰国し、彼女の隣で見せる幸せそうな笑顔を目の当たりにした私は、ようやく気づく。 ――私は最初から、この恋の脇役だったのだと。 だから決めた。 もう彼を追いかけるのはやめよう、と。 財産もいらない。 地位もいらない。 ただ、この苦しい結婚生活から解放されたかった。 そうして差し出した離婚届。 当然、彼は喜んで判を押すものだと思っていた。 なのに――。 「本当に俺と離婚する気なのか?」 離婚を望んでいたはずの彼は、なぜか手続きを先延ばしにし、私が他の男性と話すだけで不機嫌になる。 さらには、今まで見向きもしなかったくせに、離れようとする私を必死に引き留め始めて……。 今さら優しくされても遅い。 私はもう、愛されない妻でいることに疲れてしまったのだから。 捨てられるはずだった妻が、自分自身の人生を取り戻そうとした瞬間――。 冷酷だった夫の執着と後悔が始まる。
5極道若様に買われた花嫁は、今日も逃亡中 ~婚約者に売られたはずなのに、なぜか溺愛されています~
性描写有り
連載中·45·15.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
結婚式まで、あと三日。 私は婚約者・江藤澄江(えとう すみえ)に、一千万ドルで売られた。 行き先は、東南アジアにある詐欺組織の拠点。 目を覚ました時、私は薄いチュールドレスを着せられ、鉄の檻の中に閉じ込められていた。 頭上から降り注ぐスポットライト。 客席には、仮面をつけた富豪たちが並んでいる。 そして、最高額で私を買った男―― 黒瀬悟(くろせ さとる)。 アジア最大級の極道組織、その若様。 人を殺すことに一切のためらいがない。 感情の起伏が激しく、危険な男だという噂もある。 それなのに――彼は極度の潔癖症で、これまで女には一切興味を示さなかった。 そんな男が、私を檻から連れ出した。 そして、城の奥にある寝室へと連れていく。 「白石澪(しらいし みお)。お前が逃げるなら、俺が必ず捕まえる。」 私は彼を憎んだ。 私を閉じ込めたこと。 私から自由を奪ったこと。 そして、何度も理性を失う夜の中で、心より先に身体が彼を求めてしまう自分自身を。 だが、逃げ帰った私を待っていたのは―― 私を売った江藤澄江が、その金で人生を立て直し、妊娠した愛人を抱えながら、ネット上で「妻を探す愛の物語」を演じている姿だった。 その時、黒瀬悟は私に告げた。 「復讐したいなら、力を貸す」 「ただし、条件がある」 「お前という存在も」 「お前の命も」 「これからのすべてを――俺に預けろ」 私は契約した。 復讐のために。 けれど、彼の子を宿した時、一人の女が現れた。 そして私は気づく。 いつの間にか、自分が最も憎んでいた存在になっていたことに。 だから、私はもう一度逃げた。 もう二度と、彼に会わないつもりだった。 ――そのはずだった。 血まみれになった黒瀬悟が、私の前に現れる。 「澪、婚約は破棄した」 「今、すべての敵が俺の命を狙っている」 「だが、死ぬことなんて怖くない」 「俺は何もいらない」 「欲しいのは――お前だけだ」 籠の中の鳥のように私を閉じ込めた悪魔が 今度は赤く潤んだ瞳で跪き、私に縋ってくる。 これは救いなのか。 それとも―― さらに深い、愛という名の奈落なのか。
7身代わり契約妻ですが、冷徹社長の「本命」は私だったようです ~追い出した実家が泣きついても、もう戻りません~
連載中·56·10.9万字
8麗子様は好き勝手に生きてやる
連載中·198·56万字
私、幼女になってる!? 気づけば元華族の名家で、日本有数の大企業を経営しているお金持ちの超お嬢様、清涼院麗子に転生してた。これって富と権力と美貌を約束された人生イージーモードってやつじゃない。 やった超ラッキー!……と思ってた時が私にもありましたよ、と。 小学校で出会ったのは、前世で愛読してた少女マンガ『君にジャスミンの花束を』の登場人物達だった!? えっ、待って、私って、ヒロインをイジめて婚約者の御曹司から婚約破棄され家ごと没落させられる悪役お嬢様? そんなのい~や~だ~。 私はあなた達に関わらず恋に友情に青春にと人生を謳歌するから、そっちはそっちで勝手にやってちょうだい。って、どうしてあんた達が絡んでくるのよ! 取り巻きお嬢様、マンガの登場人物、物語に関係ないモブまで私の周りにわらわらと。 私は破滅人生を回避して、好き勝手に生きてやる……はずだったのに、今日もほのぼのコメディ生活を送っております。 (この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません) ※カクヨム、小説家になろう、ラノベストリートにも投稿しております(ネオページで先行投稿しております) ※しばらくの間、連載スピードが落ちると思います(応援してくださる読者のみなさまに、良いご報告ができるよう頑張りたいと思います) ※※※ネオページ連載契約作品※※※
9結婚前夜、婚約者に極道ボスに差し出された!? 体を奪われる前に、心が先に奪われた!
性描写有り
完結済·448·124万字
残酷描写有り暴力描写有り
堀奈々未は最愛の男、田沼南との結婚を心から楽しみにしていた。 しかし、結婚式の直前、南は自分の愛人を助けるため、奈々未を闇組織のボス――榊原久司(さかきばらひさし)に差し出した。その一夜、奈々未は深い絶望に沈み、南への気持ちは一瞬で冷めてしまった。 「南、もう私は汚れてしまった。」奈々未は涙をこらえ、震える声でそう言った。 立ち尽くす南の目に、乱れた服、崩れた髪、そして首に残るキスマークが映る。 「大丈夫だ。他の男と一夜を共にしたとしても、必ず君を妻にする」南は笑みを浮かべながら手を差し出した。しかし、奈々未の目に浮かぶ涙には、もはや愛を感じることはなかった。 奈々未は結婚式をキャンセルし、彼との関係を完全に断つ決意を固めた。周りの人々は「金持ちの南を捨てるなんて愚かだ」と非難したが、南は彼女が必ず戻ってくると信じて疑わなかった。 しかし、気づけば、奈々未はすでに極道のボスに溺愛されていた!高級オートクチュールのウェディングドレスを纏い、久司の隣で幸せそうに微笑む奈々未は、南にとって手の届かない存在となっていた。 南がその事実を後悔し、膝をついて必死に彼女を引き戻そうとしても、奈々未の心はすでに彼の元には戻ることはなかった…。 *この物語は完全にフィクションです。登場人物や地名などは全て架空のものであり、実在の人物や団体、場所などとは一切関係ありません。
11月獣の娘〜呪われた少女を救うため、少年達は古代中国の幻想世界を巡る〜
連載中·140·18.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
呪いで獣へと堕ちていく少女メイを救うため、 幼馴染の少年ショウは“人外バディ”となった彼女と共に旅へ出る。 二人が踏み込むのは、 神仙・霊獣・呪術がうごめく中華幻想世界。 旅の仲間は、 宝剣を操る将軍の娘・白蓮、 毒針と蠱術を操る巫女インリン、 狼兜を被った豪腕の青年ランガ、 そして怒りによって巨大霊獣へと変貌する相棒・焰霄。 さらに、 彼らに救われた“龍神・応龍の化身”東王公が空を駆け、 彼らの運命を導いていく。 呪い・絆・青春が交わる中、 少年少女は宿命に抗い、世界の闇へ挑む。 主な登場人物 ショウ: 主人公。大好きな幼馴染のメイを助けるために勇気を持って旅に出る若者。 メイ: ヒロイン。呪いのせいで体の一部が動物のようになってしまう。ショウとの旅を通して、彼への愛情が深まる。 白蓮《びゃくれん》: 北東の地、強国 辛《しん》から来たショウとメイより少し年上の少女。 殷靈《インリン》: 南方の少数部族出身の蠱術の巫女。 霊獣を一撃で仕留めるほどの実力者。 メイの魔獣化を危険視し、次に会う時は敵になると宣言して姿を消す。 |嵐牙《ランガ》: 狼兜を被り筋骨隆々な若き青年。 株で素顔を見せないストイックな性格。 焰霄《エンショウ》: 関西弁を話す小さな野狐。飼い主の嵐牙といつも行動を共にしている。 東王公: 仙神の一人。 爽やかなイケメン青年。 トカゲの姿でいるときに、崩落の土砂で土に埋もれ動けなくなっていたところをショウに助けられる。 ※補足 半妖について: この物語では、呪いのせいで体の一部が動物に変わることを指します。 白蓮の父: |司馬惜《しばさく》は、北東にある強国、辛《しん》の王様に仕えています。 ショウとメイの旅にも深く関わってきます。 キャラクターイラスト等 ↓ https://note.com/buzenguy/n/n29e47a8307bb (月〜土)毎日am※21:00更新 ※月曜日だけはam0:00 掲載スケジュールはあくまで現在の予定です。 諸事情により更新日を変更する可能性があります。 第二編までは星夏のオムニバス章原作と基本同じですが、ところどころ未公開だった部分を追加するなど改稿しています。
15すべてを奪われた花嫁は復讐を誓う御曹司に溺愛され華麗に返り咲く
連載中·54·11万字
※※※「第2回逆転ヒロイン大賞」金賞受賞作※※※ 急成長を遂げた久条財閥の令嬢、久条飛鳥は結婚式当日、人生最悪の裏切りに遭う。 誓いの言葉を問われたその瞬間、新郎から「愛する人が他にいる」と拒絶される。しかも、その相手は飛鳥の親類であり、自ら創業した会社で信頼を寄せていた部下だった。 二人の裏切りに婚礼は一転し、飛鳥を取り巻く人々が醜い本性を露わにしていく。 会社の価値、家同士の利害、莫大な利益。 誰もが見ていたのは飛鳥自身ではなく、彼女が築き上げた会社だけだった。 すべてを失い、花嫁衣裳のまま式場を追われた飛鳥。 そんな彼女に一人の男が近づく。 先代の死を機に衰退した壬生財閥。その若き御曹司・壬生玲士は、祖父の死に関わる久条財閥への復讐と、壬生財閥再興を誓っていた。 冷徹な瞳を向ける怜士の思惑に気づきながらも、行き場を失った飛鳥は彼の手を取る。結婚の裏切りから始まった二人の関係はやがて運命を変えていく。 財閥を巡る陰謀と復讐――その先に待つのは破滅か、それとも愛か。 この度、「第2回逆転ヒロイン大賞」で金賞を受賞しました。 これもひとえに皆様の応援のおかげです。拙著をお読みくださりありがとうございます。
17三年間、良妻を演じてきましたが、もうやめます
連載中·88·31.5万字
「ごめんなさい。もう、“あなたを愛してる妻”は演じられないの」 千晴が「人の恋人を奪った女」としてSNSを炎上させていたその頃、夫の凌平は空港へ向かっていた。 ――かつて愛した、初恋の女性を迎えに行くために。 結婚して三年。 凌平は一度たりとも、千晴を妻として公にしようとはしなかった。 彼が千晴と結婚した理由も、ただひとつ。 ――彼女なら、“良き妻”を完璧に演じられるから。 離婚するその日まで、誰もが信じて疑わなかった。 千晴は凌平をどうしようもないほど愛している、と。 どれだけ傷つけられても。 どれだけ冷たくされ、蔑ろにされても。 彼女だけは決して、凌平のもとを離れないのだと。 「千晴さん、怒ってるんじゃない?」 「まさか。あいつは物分かりがいいから」 「でも、離婚したがってるって……」 「ありえない。ただの駆け引きだろ」 ――凌平自身も、そう思っていた。 だからこそ。 千晴が何の未練も見せず彼に背を向け、華やかな芸能界へと戻っていったとき、凌平は初めて言葉を失った。 やがて千晴は、誰よりも眩しくスポットライトを浴び、誰もが憧れる存在へと返り咲く。 その姿を見て、凌平はようやく思い知った。 彼女はずっと、愛される人だった。 世界中が彼女を愛している。 ――彼女にふさわしくなかったのは、自分のほうだったのだ。 失って初めて愛に気づいた凌平は、千晴の前で片膝をつき、もう一度プロポーズする。 けれど千晴は、ただ美しく微笑んだ。 「ごめんなさい。もう、“あなたを愛してる妻”は演じられないの」
19娘の誕生日に離婚を告げられた私ですが、十年前に救えなかった天才作家に溺愛されています
完結済·181·39.2万字
性描写有り
【完結しました!ありがとうございました!】 *『第2回逆転ヒロイン大賞』にて大賞受賞* 読者の皆さまからいただく温かな応援が、日々の執筆の大きな励みになっています。 本当に本当にありがとうございます! これからもひとりでも多くの読者の皆さまに楽しんでいただけるよう、執筆に励んで参ります。 まだまだ物語は続きますので、どうぞ最後まで栞たちを温かく見守っていただけましたら幸いです。 葵ひかり(2026/8/14) *毎朝6:00、毎夕18:00最新話更新* *第1章(31話分)まるっと無料配信!第2章32話~有料配信* ・エピソードタイトル横に「*」がついているものは、ほんのり性描写(匂わせ含む)ありです。 六歳の娘の誕生日。 その日、編集者の結城栞(ゆうきしおり/34歳)は、ベストセラー作家である夫・玲司(れいじ/37歳)から離婚を告げられた。 若手人気女優との不倫。 娘・美桜(みお/6歳)との約束を平然と踏みにじる夫。 さらに栞は、夫の担当編集という立場まで失ってしまう。 仕事も家庭も失い、どん底に突き落とされた栞。 そんな彼女の前に現れたのは、十年前、新人編集者だった栞が唯一才能を見抜きながらも救うことができなかった天才作家・久世湊人(くぜみなと/32歳)だった。 「やっと会えた」 再会した湊人は、なぜか栞だけでなく娘の美桜まで大切に想い、惜しみない愛情を注いでくる。 一方、栞を失った玲司は少しずつ転落を始め――。 娘ごと溺愛されるシングルマザー編集者の逆転ラブストーリー。
21ベネディツィオーネ・インビジビレ ~見えざる”もの”に祝福を~
連載中·324·111万字
残酷描写有り暴力描写有り
23兄嫁を愛する夫を捨てたら、今さら執着されています
連載中·82·25万字
松本砂尾は、長年想い続けた相手との結婚を手に入れ、幸せな未来を信じていた。 しかしある日、偶然聞いてしまった夫・松本安と義姉の会話によって、その幸せは一瞬で崩れ去る。 「安……私に子どもを授けて」 その言葉で砂尾は知った。 自分が大切に守ってきた家庭も、我慢して築いてきた夫婦の絆も、すべては偽りだったのだと。 夫の心には、別の女性がいた。 しかもその“忘れられない想い”は、砂尾の居場所だけでなく、家族も、努力も、そして未来までも奪おうとしていた。 けれど、砂尾は泣き崩れることを選ばなかった。 静かに愛情を手放し、もう二度と傷つかないために、自分自身の人生を取り戻すことを決意する。 離婚届を手に、砂尾は新たな道へ歩き出した。 仕事に生きる彼女の周囲には、いつしか新たな出会いが訪れる。 誠実な外交官、優しく支えてくれる副院長、そして一途に想いを寄せる年下の彼―― 一方、妻の大切さに気づいた松本安は、離婚届を前に初めて悟る。 誰よりも自分を愛してくれていた砂尾は、彼が義姉を優先した瞬間から、すでに心の中で別れを決めていたのだと。 そして、砂尾が別の男から跪いて求婚されたその時――。 安は彼女を抱きしめ、赤くなった目で囁く。 「まだ俺は離婚届にサインしてない!」
24離婚後、私は医学界の頂点に立った~元夫の懺悔なんて、もう聞き飽きたわ~
完結済·334·109万字
「私の人生、もう一度幸せになっていいよね?」 佐藤美咲は、6年間、夫・健一のためだけに生きてきた。 家事も育児も完璧。夫の出世を支え、姑の嫌がらせにも耐え、 「いつか、私の努力が報われるはず」と信じていた。 ――だが、それは幻想だった。 ある日、夫が海外出張と称し、実は初恋の女性と同棲していると知る。 「私の人生、何だったの?」 絶望する美咲に、さらなる悲劇が襲う。 娘・栞奈が緊急手術が必要な重病に……。 それでも夫は「大切な人の誕生日パーティーがあるから」と、病院にすら来ない。 「……もう、終わりにしましょう。」 値踏みされた愛情を引き上げ、離婚届を提出し、娘を連れて颯爽と去る。 再び掴んだキャリアは、かつての主婦の姿を一変させた。 彼女の名前は、世界中の医学誌を賑わせていた。 次々と国際的な賞を受賞していく―― 輝きを取り戻した彼女がそう呟いた時、 かつて高慢だった男は、憔悴しきって彼女の前に跪く。 「美咲……お願いだ、俺だけは捨てないでくれ」 美咲は冷たく微笑み、一言放つ。 「復縁は三億パーセントない!」 ――かつて捨てた妻が、あまりにも輝きすぎていて……! 【登場する名前やストーリーはすべて架空であり、実在のものではありません!!】
25記憶喪失のフリをしたら、偽婚約者がここぞとばかりに本気で奪いにきました!
連載中·82·25.5万字
性描写有り
小林紗良は、婚約者の黒川司を懲らしめるつもりで、記憶喪失のふりをしていた。 ところが、その芝居を逆手に取られ、思いもよらない形でやり返されてしまう。 黒川司は皆の前で、黒川家の養女として育った妹・黒川千代に惹かれていると堂々と告白したうえ、親友の神谷晴斗を指して言い放った。 「お前の婚約者は俺じゃない。晴斗だ」 まさかそんな手で返されるとは思ってもいなかった紗良は、完全に引くに引けない状況に追い込まれてしまう。 胸が張り裂けそうなほど傷ついていた。 それでも今さら「全部嘘でした」などと言えるはずもなく、必死に平静を装いながら、記憶を失ったふりを続けるしかなかった。 その後、廊下に出た黒川司は、悪びれる様子もなく神谷晴斗に協力を持ちかける。 「俺、千代のことが気になってるんだ。だからしばらくの間だけ、紗良の婚約者ってことにしてくれないか?」 あまりにも身勝手な言い分だった。 「その間、俺は千代と一緒にいたい。気が済んだら紗良には全部冗談だったって話して、元に戻せばいいだろ」 まるで紗良の気持ちなど、最初から考えてもいないような口ぶりだった。 神谷晴斗は黙って司の話を聞いていた。 その瞳の奥に、一瞬だけ冷たい光が走る。 だが次の瞬間には何事もなかったかのように表情を消し、あっさりと頷いた。 「……わかった。俺が合わせるよ」 司は満足そうに笑った。 けれど、彼は知らない。 ――神谷晴斗が、この瞬間をずっと待ち続けていたことを。
29パイプカットした夫に捨てられた私、裏社会のボスの子を授かりました
連載中·209·55.9万字
30裏切られて離婚したのに、元夫が執着してきた——#元社長夫人、息子だけ連れて逃走中
連載中·136·39.1万字
桑野綾香は、夫・西浦俊行と子どもを授かって結婚したが、妊娠七か月のある日、夫が初恋・栗原霜子と産婦人科から出てくるのを目撃してしまう。 看護師たちの囁き――「激しい性交で裂傷したらしい…」 私と、結婚以来、一度もしてなかったのに…… 離婚を切り出すと、俊行は冷笑を浮かべて言った。 「また何を企んでいる?」 出産当日、綾香が大量出血する時、俊行はあの女の誕生日を祝っていた。 綾香は息子を隠し、離婚届にサインさせて、そのまま姿を消す―― やがてSNSでは世界中が騒然となる。 #西浦社長がフラれ、元社長夫人が息子を連れて逃走# 俊行は狂ったように彼女を探すが、目の前に立ちはだかるのは小さな男の子。 その顔は、まるで自分のコピーのようで―― 「……綾香、それ、俺の子か?」 「もう離婚したのよ。今更聞くなんて、滑稽じゃない?」 「じゃあ、やり直そう、復縁だ」 「西浦社長」と彼女は微笑みながら一歩下がる。 「順番待ちの人が多いから、まず番号札を取ってね」 その瞬間、俊行は背後から彼女を抱きしめ、声を震わせる。 「ごめん、綾香。これからは家のこと、全部あなたに任せる。順番、飛ばさせてくれないか?」 ――余生をかけて、二度と彼女に辛い思いをさせないと誓った。
32あなたのお嫁さんになりたいです!
連載中·183·41.9万字
――その令嬢、腹黒につき! 侯爵令嬢ウェルシェ・グロラッハ。彼女は妖精のように儚げな美少女……見た目だけは。その可憐な外見に反し、中身は利益重視の恋愛音痴な残念腹黒令嬢だった! 一方、純情王子エーリックはウェルシェの外見に騙され一目ぼれ。二人の婚約は互いの思いが一致した婚約であったのだが……学園に入学したウェルシェに横恋慕する男子生徒が続出! しかも、転生ヒロインや悪役令嬢、攻略対象などなど二人の婚約を引き裂こうとする者達まで続々登場! だけど、そんな妨害なんのその。ウェルシェは猫かぶりとイタズラ心を武器に周りの者達を振り回し己の欲望に突き進む! だって、ウェルシェは富と権力をもたらしてくれる――「あなたのお嫁さんになりたいです!」 ――これは、乙女ゲームに転生したヒロインと転生悪役令嬢の物語……ではなく、その争いの煽りを食らった最凶腹黒可愛い令嬢ウェルシェと頑張る純情王子エーリックのドタバタ痛快ラブコメディ。 【第1回「ネオページ・サポート・プログラム」(NSP01)金賞受賞作】 ※小説家になろう、カクヨムなどにも連載しております。 この度、第1回「ネオページ・サポート・プログラム」(NSP)賞で金賞を受賞しました。 これもひとえに皆様の応援のおかげです。拙著をお読みくださりありがとうございます。
33孕むまでオマエを離さない~孤独な御曹司の執着愛~
完結済·34·11.1万字
性描写有り
35燈子先生をいじめたら地獄行き? ~再婚相手は超怖い愛妻家の天才医師~
完結済·173·45.8万字
暴力描写有り性描写有り
燈子と奏汰が結婚して一年。その一年、奏汰はずっと出張続きで、家を空けていた。 再会するとき、彼の腕の中にいたのは出産を間近に控えた愛人。しかも、その出産を取り上げたのは、医師である燈子自身。 さらに衝撃だったのは、その愛人が燈子の親友であり、奏汰の義妹である星羅だった。 奏汰はよく言った。 「優しい星羅をいじめるなんて……お前は本当に意地悪な女だ!」 「おまえは医者だろ? 星羅の産後ケアはお前が面倒を見ろ。」 「子どもの義母になって、お前が育てるんだ。」 燈子は冷ややかに笑った。 「脳神経内科は上の階よ。病気はちゃんと治療が必要だわ。」 離婚後、燈子は名門・天城家の当主と再婚した。 離婚後、奏汰の家は災厄に見舞われ、破滅の道を転げ落ちていった。 ようやくそのときになって、奏汰は悟る。燈子こそが最高の妻だったのだと。星羅の引き止めを振り切り、彼は燈子の家の前で跪き、涙ながらに懇願する。 「頼む……もう一度、やり直してくれ……!」 だが、扉を開けたのはあの男だった。パジャマの隙間からのぞく肌には、無数の爪痕が刻まれ、つい先ほどまでの激しさを物語っている。 その姿を見て、奏汰と星羅は同時に息をのんだ。 「……叔父さん!?」 凛夜は唇に指を当て、静かに囁いた。 「声を落とせ。叔母さんを起こすな。」
36元シスター、悪役令嬢に転生したので修道院行きを目指したら、俺様侯爵様に溺愛されました
完結済·114·30.4万字
突然、乙女ゲーム『救国の花乙女』の悪役令嬢オリアーヌ・カスタニエ公爵令嬢に転生するも、婚約者であるエミリアン・ホス・レムリー第一王子から婚約破棄を言い渡された直後だった。その傍らにはヒロインのシルヴィ・アペール男爵令嬢の姿が見える。どうやら悪役令嬢が断罪されるという、最悪の場面に転生してしまったらしい。その状況に混乱したまま、何もできずに、オリアーヌは断罪された挙げ句、毒殺された。 その直後、ゲーム序盤のイベント、ヒロインとの初の邂逅場面まで戻される。前世がシスターであるオリアーヌは、神様が与えてくれたチャンスだと思い、悪役令嬢にならない人生を送ることを決意するのであった。 けれどシルヴィは、よほどオリアーヌを悪役令嬢に仕立てたいのか、教科書を隠されたなどの罠を仕掛けてくる。それを助けてくれたのは、エミリアン王子ではなく、もう一人の攻略対象者である歴史の教師アンスガー・ミュンヒ侯爵だった。さらに彼から助言を受けて、オリアーヌはエミリアン王子との婚約を解消して修道院への追放ルートを目指すことにする。だが、それを阻むのもまた、アンスガーだった。 彼は歴史の意義に同意するオリアーヌを気に入り、さらに「俺の女になれ」と迫る。しかもアンスガーはエミリアン王子との婚約解消を手伝ってくれるという。 エミリアン王子との婚約は、王権派と貴族派のかけ橋の役割をしているため、オリアーヌの一存だけでは解消できない。アンスガーの力を借りるのは必須だった。 けれどオリアーヌは前世がシスターであるため、修道院行きを諦めきれない。だが、婚約解消をしなければ、死に戻る前と同じ結末が待ち受けている。 決断を迫られている中も、シルヴィはオリアーヌへの攻撃の手を休めない。その度に助けてくれるアンスガーに、オリアーヌは次第に傾いていく。 揺れ動きながらも、オリアーヌは無事にシスターになれるのか、それともアンスガーの元に嫁ぐことになるのか。 ネオページ契約作品です。
37『RE:LAY ― 幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話 ―』(通称:リレイ)
連載中·80·29.9万字
『RE:LAY ―幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話―』あらすじ 世界的モデル――歌原レイラ、二十八歳。 彼女は世界を動かした。 海外開催が当たり前だったコレクションを日本へ呼び寄せ、 守るために世界を捨て、それでも世界から選ばれ続けた“伝説”。 しかし、その春。 レイラは突然死する。 残されたのは十五歳の妹・歌原彩。 家族を失い、居場所を奪われ、世界から「伝説の妹」と呼ばれる少女。 そしてもう一人。 五年間、人生を止めたまま生きていた無職の青年・与那嶺良太。 死んだはずのレイラは、なぜか彼の前へ現れる。 「モデルは約束を守る仕事よ」 幽霊となった伝説のモデル。 人生が止まっていた男。 そして、まだ世界を知らない少女。 これは、死んだ姉が“見えないまま”妹を世界へ送り出す物語。 守るために残された資産。 奪われた居場所。 受け継がれる仕事。 そして、“ポスト・レイラ”を巡り動き始める世界。 伝説は終わらない。 それは、誰かが続きを歩く限り――。  ――  投稿再開のお知らせ 『RE:LAY ―幽霊となった伝説のモデルが妹をプロデュースする話―』は、goodnovel契約に伴い、第8話以降を一度削除しておりました。 海外向けのルールガイドでは、非独占契約作品であっても「有料公開エピソード以降の他サイトへの投稿は不可」とされていたため、その規約に従い、第8話以降をすべて削除するという判断をいたしました。 しかしその後、日本においては、非独占契約作品は他サイトへの投稿も可能であるとの確認が取れましたため、このたびネオページでの投稿を再開させていただきます。 削除により、これまで読んでくださっていた皆さまには、ご迷惑とご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。 なお、有料で先行して読んでくださっているgoodnovel読者様への配慮として、ネオページ版はgoodnovel版より遅れて更新する形で掲載していきます。 ネオページでは【毎週 月・水・金】更新を予定しております。
38記念日に元彼から「夫に寄生する妻」と蔑まれた私は、その日のうちに長年私に片想いしていた財閥御曹司と電撃結婚した
完結済·30·8.8万字
交際三周年の記念日。花房結衣は、自らデザインしたペアリングを心を込めて用意していた。 けれど待っていたのは、恋人・榊原佑樹からの音信不通だった。 個室の外で、彼女は自分の三年間の尽くしを「ベタベタしていて、自分の意思がない」と貶める彼の言葉を、直接耳にしてしまう。 さらには、彼は周囲の人間が彼女を「寄生妻」と呼ぶことさえ黙って見過ごしていた。 その隣では、彼の秘書が「不意のキス」という一件のせいで、顔を真っ赤にしている。 匿名掲示板には嘲笑が波のように押し寄せ、かつて彼女が大切にしていた栗やスイーツまでもが、男に依存している証拠として槍玉に挙げられた。 その瞬間、結衣はドアを開けて問い詰めようとはしなかった。 ただ、そこにあったすべての声を録音し、すべての証拠を保存した。 そして、意味を失ったペアリングを、三年間の想いとともにゴミ箱へ捨てた。 彼女は、連絡先の奥深くに眠っていた一つの番号に電話をかける。 電話の向こうにいたのは、かつて正式な顔合わせの席で、ただ一言「決定権はあなたにある」と告げた男だった。 結衣は尋ねた。 「結婚する?」 その瞬間から、元彼の世界は崩れ始めた。 そして彼女の新しい人生は、始まったばかりだった。
39星屑彼方の君とあの夏の旅
完結済·328·41.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
※紹介文末尾に補足(追記)しました。 せかい は”みえないかたち”でできている 七夕の日、二人の旅の終着点には、どこまでも伸びる壮大な天の川を背景に、まるで羽衣伝説のように幻想的な5次元の世界と、胸を打つ感動の瞬間が待っていた。 信越の田舎に住む天文学者の青年ひかると空想好きな女子中学生愛理栖。 二人は愛理栖の本当の名前を探すために ひと夏の旅に出ます。 SFと恋愛が交差する物語の中で、二人は時間と空間を越え真実の先にある愛を見つけることができるのでしょうか。 七夕の日、二人の旅の終わりに待っているのは、幻想的な5次元の世界と、深い感動の瞬間。 果たして、ひかると愛理栖は真実の愛を見つけ、運命の結末を迎えることができるのでしょうか。心温まるSFファンタジーが、今ここに。 「一緒に、私の名前、探してもらえませんか?」 これは、 信越《しんえつ》の田舎を舞台に ぼくと愛理栖《アリス》が 名前をさがし旅をする ある夏・ものがたり。 ※追記(編集部向け補足) 本作は約10万字の完結作品で、章ごとに区切って掲載・書籍化しやすい構成になっています。 「SF×恋愛×夏の旅」という王道の情緒を軸にしながら、専門的な理屈よりも感情の流れを重視した読みやすさを意識しました。 読者が“毎日の隙間時間でもストレスなく読み進められる”よう、難解な設定を排し、感情の起伏と二人の関係性の変化を中心に据えています。 また、舞台となる信越の田舎や天文学のモチーフ、七夕の象徴性など、 深掘り可能な世界観の奥行きを持ちながらも、物語の核は「名前を探す旅」というシンプルで普遍的なテーマです。 そのため、青春恋愛レーベルの棚に自然に置ける読み味を備えています。 【類似する読後感】 • Key作品(感情の揺れ・夏の情緒・切なさと希望の構造)
40元婚約者に捨てられたのに、翌日には財閥御曹司の花嫁に!?
完結済·223·58.2万字
性描写有り
霧島誠司と出会って24年、交際して8年。 小早川美月は、彼こそが“たった一人の相手”だと信じていた。 けれど―― 幼なじみとの積み重ねた時間は、突然現れた「運命の人」には勝てなかった。 つらいときほど、霧島は何度も美月を置き去りにした。 結婚式を間近に控えたある日もそうだった。 ウェディングドレスの試着中、美月をひとり残して、彼は“あの人”のもとへ向かった。 高熱に苦しむ彼女へ、電話越しに冷たく放たれた言葉―― 「薬でも飲んで寝とけよ」 その背後から聞こえた甘い声――「誠司、お風呂入ったよ〜」 その瞬間、美月の中で、何かが音を立てて崩れた。 積もり積もった想いは、とうとう限界を超える。 「……婚約、解消させていただきます」 そう告げた彼女に対し、霧島は笑って言った。 「また拗ねてるだけだろ? どうせ冷静になったら戻ってくるって」 なにせ、小早川美月が霧島誠司を“好きすぎる”ことは、誰もが知っていたから。 彼女が本気で去るなんて、誰ひとり思っていなかった。 ――けれど。 数日後、美月は静かに、ある財閥の御曹司と婚姻届を提出していた。 そしてその後。 霧島は彼女の足元にひざまずき、必死に縋る。 「……悪かった。戻ってきてくれ。胃が痛くて、眠れないんだ。頼む、もう一度だけ……」 返事をしようとした美月の腰に、背後からそっと回される腕。 「――俺の妻に、勝手に触るな」 凍るような低い声に、霧島が顔を上げる。 目の前には、美月を抱き寄せたままの御曹司。 「スカートに汚い手をかけないでいただけますか。……不快です。お引き取りを」 そうして、美月は裏切られた過去を超えて、“本当にそばにいてくれる人”と出会ったのだった。
43姉になりすまして、姉の盲目の婚約者を二年間支えた私――逃げた後、視力を取り戻した彼は宴会で「妻に捨てられた」と語っていた
完結済·30·7.6万字
姉の代わりに、彼女が嫌っていた盲目の婚約者を二年間支えた私は、報酬として一千万円を受け取った。 そして彼が視力を取り戻す日、私はお金だけを置いて去るつもりだった。 彼はとても気難しい人だった。 物を投げる。 怒鳴る。 何日も口をきかない。 けれど私は、仕事として彼のそばにいるだけ。 何も言い返さず、ただ黙って片付け続けた。 そんなある日。 彼は怒りながら言った。 「君は本当は、俺のことを嫌っているんだろ」 私は何も答えず、ただ彼の唇に自分の唇を重ねた。 彼は静かになった。 そして、耳まで真っ赤になった。 北陸の冬は厳しい。 窓の隙間から冷たい風が入り、暖房は夜中になると止まってしまう。 彼の十九歳の誕生日。 私は二日間働いて、安い銀色の指輪を二つ買った。 彼には見えないはずだった。 それでも彼は、赤くなった耳で言った。 「拾ったものでも嬉しいよ」 「君がくれたものだから」 彼が視力を取り戻した日。 私は姉のボディーガードに連れて行かれた。 姉は控室で化粧を直しながら言った。 「あなたが彼と何か関係を持つことなんて、永遠にありえない」 三年後。 再会した彼は、御堂グループの社長になっていた。 私は名もない契約記者。 そして彼の婚約者は―― 実の姉であり、人気女優の桐生麗奈だった。 世間は言った。 桐生麗奈こそ、彼が苦しい時代を支えた女性だと。 二人は苦楽を共に乗り越えた恋人同士だと。 そんな中、年度発表会の日。 姉は偽造した写真と編集された監視映像を持ってステージへ上がった。 そして大勢の前で私を糾弾した。 「この女は枕営業で地位を得た」 「御堂グループの機密情報を盗んだ」 会場は騒然となった。 私はスポットライトの中心に立たされ、逃げ場を失った。 その時。 大ホールの正面扉が開いた。 御堂航介が入ってきた。 彼は私の横を通り過ぎた。 視線すら向けなかった。 私は思った。 彼も、姉の言葉を信じたのだと。 けれど―― 彼はステージへ上がった。 そして私の前に立ち、大勢の前で左手を掲げた。 薬指にはめられていたのは、あの日の安い銀色の指輪。 「君は俺に指輪をくれたのに」 「責任を取るつもりはないのか?」 会場は静まり返った。 姉の顔から、血の気が引いていった。
47夫との結婚が偽物だったので、五百億円を相続して御曹司と再婚します
性描写有り
連載中·64·25.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
49身代わりで植物人の夫に嫁いだはずが、なぜか私だけが溺愛されています。
性描写有り
完結済·215·58.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
恋して三年―― 雪村莉奈(ゆきむら・りな)の世界は、ある日あっけなく壊れた。 偶然見てしまったのは、 最愛の彼氏と――実の妹の裏切り。 信じていた二人に裏切られ、 あろうことか彼女は、その彼氏の手によって―― 凶悪な男の刃の前へと突き飛ばされる。 振り下ろされた一刀。 その瞬間、彼女の中の“何か”が完全に目を覚ました。 心は灰のように冷えきり、もう何も信じられない。 だから莉奈は決めた。 ――家の決めた政略結婚を受け入れる、と。 相手は、事故で意識不明のまま眠り続けるという男。 目覚める見込みもない“植物状態”の夫。 「どうせ形だけの結婚でしょ」 そう思っていた。 ただ場所が変わるだけの、孤独な結婚生活。 ……のはずだった。 元彼と妹に反撃するたび、なぜかすべてが完璧にうまくいく。 まるで誰かが、裏で彼女を守っているかのように――。 そして結婚後、新居へ移り住んだその夜。 本来なら眠り続けているはずの“夫”が、 深夜、彼女をそっと抱き寄せて囁いた。 「怖がるな――俺がいる」 その瞬間、莉奈は悟る。 自分が嫁いだ相手は、 決して無力な植物人間なんかじゃない。 ――すべてを裏で操る、本物の支配者だった。 彼は彼女をとことん甘やかし、 復讐を代わりに果たし、 どんな時でも背中を押してくれる。 泥の底に沈んでいた彼女を引き上げ、 気づけば―― 誰もが羨む“最強のヒロイン”へと変えていくのだった。
52不妊で離婚したはずの私が、極道ボスと電撃婚して双子を妊娠しました
完結済·250·68.3万字
暴力描写有り
結婚して三年、文香は体外受精を十四回も受けていた。十四回目、婦人科を出た彼女を待っていたのは、夫の労わりではなく、嵐のような叱責だった。 「五十万もかかったぞ。俺の金は空から降って来たとでも思ってるのか?」 かつて「俺の稼ぎは全部文香のものだ」と誓った幼なじみの彼は、今では彼女が生理用品を買うだけでも申請しなければ気が済まない。 やがて彼が別の女を抱き寄せ、ホテルに出入りする姿を目にしたとき、文香はようやく悟る。 ――夫が倹約家なのではない。ただ、自分がその価値もないと思われていただけなのだと。 その夜、文香は重傷を負った男を拾い、家に連れ帰った。 彼女はすぐそのことを忘れた。ただ一刻も早く離婚し、これ以上不幸になりたくない。 だが彼女は知らなかった。 その男――東条蒼也と名乗る存在が、裏社会でその名を聞くだけで震え上がるほどの人物だということを。 そして彼を救ったその瞬間から、逃れられない運命へと引きずり込まれていることも。 蒼也は、文香が人前で離婚協議書を突きつけたとき、密かに撮られた不倫の証拠映像を差し出し、 彼女が脅されれば、何気ない顔で相手の企業を踏み潰し、 それがただの取引だと思っていた文香に、低く笑いながら耳元で囁く。 「文香先生、ただの偽装結婚だろ。そんなに警戒するな」 そしてある日、けちな元夫が土砂降りの中で復縁を懇願していた頃、文香は蒼也に腰を抱かれ、その腕の中で胎児の鼓動に耳を澄ませていた。 「いつからあいつと一緒にいたんだ!?」 元夫は目を赤くして問い詰める。 蒼也は口元を歪め、携帯を彼女の前に差し出す。 「さあ、教えてやれ。あの数千億の価値がある土地を、どうやって手に入れたのか」 画面に映し出されていたのは、かつて元夫と愛人がホテルに出入りしていた映像だった。 ――すべては、あの夜から始まっていた。 蒼也の思惑の中で、すべては動いていたのだ。 彼が求めていたのは、命を救われた恩などではない。 最初から、彼女という存在そのものだった。 蒼也は片膝をつき、静かに告げる。 「文香先生、俺と結婚してくれ。残りの人生、俺が君の帰る場所になる。世界が終るまで、この誓いは決して変わらない」
53狼王の求婚
完結済·138·29.6万字
【完結】 貧乏子爵令嬢マタレーナは、番(つがい)だという狼王ウルマスに求婚された。 マタレーナは28歳だ。この国の適齢期は22歳、よっぽど頑張って25歳というところ。 花の適齢期を待たされ続けたあげく、今頃になって涼しい顔してやってこられても知るものか。 「つつしんでお断りいたします」 だからこちらも涼しい顔で拒んでやった。 獣人と人とがそれぞれ別の王国を成す世界。獣人貴族の伴侶は、必ず人から選ばれる。 「神定の番」と呼ばれる彼女らには番紋(つがいもん)というあざが現れて、番保護所でひたすらに迎えを待つ日々を強いられる。番保護所で28歳を迎え、「要らない番」「残念な番」などと周りに貶められているマタレーナは、もう結婚なんてどうでもいいから残りの人生、自由に暮らしたいと思うようになる。そして職を得て一年が過ぎた頃、ようやく番だというウルマスが迎えに来たのだけれど……。 拗らせたあげく独身主義になったヒロインが、無口で無愛想不器用なヒーローに反発するところから始まるお話です。 第一部はハピエンです。 【第二部】 番制度に振り回されたのは、ヒロインマタレーナだけじゃない。 もうひとりのヒーロー、ミスカのお話です。 番制度の真相を知ったミスカは、ある決意をします。切なくて苦しくてそれでも揺らがない、悲恋の幕が上がります。
54復縁はお断りです。元夫が跪いても、私はもう他の人の妻なので
性描写有り
連載中·67·29.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
六年も追いかけ続けてくれた男と、ようやく結婚した。 それなのに、結婚から一年も経たないうちに――私は夫と、自分の教え子の不倫を疑うことになった。 四方弓弦が、私――鹿取茜を命よりも大切にしている。 それは、誰もが知っていることだった。 六年間、一日も欠かさず花を贈り続け、私が舞台に立つ日は、どれほど忙しくても必ず会場へ足を運んでくれた。 事故に遭ったあの日だって、自分の命も顧みず私をかばい、大怪我まで負った。 だから、私も信じていた。 この世の誰が私を裏切っても、弓弦だけは絶対に裏切らない。 ――あの匿名メッセージが届くまでは。 『品行方正で、女遊びなんて一切しない四方先生が、裏ではどれだけ激しいか……知りたくない?』 指定された稽古場へ向かうと、中から聞こえてきたのは、男女のただならぬ気配だった。 そして、その扉から出てきたのは―― 私が三年間、大切に育ててきた教え子の澪。 彼女の手首には、鮮やかな深緑の翡翠のバングルが輝いていた。 ひと目で分かった。 最高級のろうかん翡翠。 しかもそれは、弓弦が今回の出張先のオークションで、私のために落札したと聞かされていたものと、まったく同じだった。 そしてその時間、弓弦は私からの電話に出なかった。 それでも、家に帰れば彼は何ひとつ変わらない。 私の体調を気遣い、温かい飲み物を用意し、火傷をすれば自分の手で薬まで塗ってくれる。 いつもと同じ優しい顔で、こんなことまで言った。 「浮気するような男は最低だよな」 ――そんな彼が、その夜、初めて私に嘘をついた。 さっきの電話は、仕事のことで近衛悠玄と話していた。 弓弦は、そう言った。 だったら――確かめればいい。 私はその場で、何年も連絡を取っていなかった近衛先輩の番号を呼び出した。 もう使われていないかもしれない。 そう思っていた番号は、驚くほどあっさりとつながった。 『……鹿取?』 受話器の向こうから聞こえてきたのは、昔と変わらない低い声。 そして彼が呼んだのは、結婚後の名字ではなく―― 私の旧姓だった。 その瞬間、私はようやく気づいた。 男が本当に自分を愛しているかどうかなんて、甘い言葉だけでは分からない。 大切なのは、自分の見ていないところで、その人が何をしているか。 見るべきなのは、そこだった。 六年
55「貧乏な彼女は俺には釣り合わない」と恋人に言われた――財閥当主の父からの電話「白鷺家唯一の娘、もう家に帰ってきなさい」
完結済·30·7.9万字
57婚約者に裏切られたので、植物状態の叔父と結婚したら、昏睡のはずの夫に溺愛されています
完結済·101·29.2万字
「彼女と結婚するのは、ただの隠れ蓑だ」 婚約披露宴の最中、悠花は婚約者・桐山修司が家政婦の娘である伊尾羽衣を抱き寄せながらそう言い放つ姿を目撃してしまう。 長年捧げてきた想いは、すべて思い違いだった。 泣きわめく代わりに、悠花は壇上へと歩み出た。 そして、皆の前で宣言する。 ――私が結婚するのは、修司ではありません。相手は修司の叔父であり、桐山家当主の桐山直紀。 だが彼は現在、事故によって意識不明のまま眠り続ける“植物状態”の男だった。 誰もが悠花を正気ではないと思った。 生きたまま未亡人になるようなものだと。 けれど誰も知らない。 結婚後、屋敷で直紀の世話をしていたある夜――。 彼女の指先が触れた瞬間、眠り続けるはずの男の指がわずかに動き、頬が赤く染まったことを。 そしてもう一つの秘密を。桐山直紀は、本当は眠ってなどいない。 やがて修司は過ちに気づき、悠花のもとへ戻ってくる。 「悠花……頼む。もう一度やり直したい。俺が愛しているのは君だけなんだ」 そんな言葉に、悠花は冷たく笑った。 「あなたが愛しているのは私じゃない。桐山家の財産でしょう?」 「じゃ、植物状態の男と一生を過ごすつもりか? 俺のほうが幸せにできる」 「少なくとも彼は、愛を口にしながら他の女を膝に乗せたりしないわ」 だがある日――。 眠っているはずの夫の秘密に気づき始めた悠花は、ついに彼を追い詰める。 「……もう隠しきれないな」 そう呟いた直紀は彼女を抱き寄せ、低く微笑んだ。 「これからは好きなように生きればいい。何があっても、俺が守る」 眠る当主と契約結婚したはずが、待っていたのは甘く独占的な溺愛生活だった――。
59七年間子どもができず、元夫の家族に「病気のせいだ」と責められた私――再婚したら、今の夫との間に四人の息子を授かりました
完結済·31·7.4万字
七年間子どもができなかった私は、義母に御符の水を飲まされ、仏壇の前で一晩中正座をさせられた。 理由はただ一つ――子どもを産めないから。 夫・九条衍之は、最初は「もう少し我慢してくれ」と言っていた。 けれど、いつしか「これ以上、恥をさらすような真似はするな」と私を責めるようになった。 そして私は、ついに見てしまった。 彼が結婚指輪を外し、別の女とベッドにいる姿を。 離婚届にサインした日。 義母が私へ最後に投げかけた言葉は―― 「子どもを産めない女は、どこへ行っても同じよ」 だった。 私はその夜、父によって芦原市で土地売買を成り上がった成金の男のもとへ嫁がされた。 新婚初夜。 私は思っていた。 ここもまた、別の牢獄なのだと。 けれど、継子が学校で「お前の母親は子どもも産めない役立たずだ」と罵られた時、私は初めてその子の前に立った。 そして、寡黙なその男が一本のネックレスを差し出して言った。 「君のあの黒いドレスに似合うと思った」 「周りが何と言おうと、俺には関係ない」 「俺が欲しいのは、君だけだ」 さらに、私が妊娠検査薬の結果を手に書斎の扉を開けた日。 彼は一分間、何も言わずにそれを見つめた。 そして顔を上げ、最初に口にした言葉は―― 「ありがとう」 「俺の子を産むことを選んでくれて」 七年間待っても得られなかった尊重を。 彼は、たった半年で私に与えてくれた。 そして何より皮肉なことに―― 彼が私にくれたものは、子ども一人だけではなかった。
60【回帰・ざまぁ】 死の間際に「冷徹な超大物財閥」が私を一生狂愛していたと知りました!
連載中·155·46.5万字
いつもお読みいただきありがとうございます。こちらの作品は26日に有料配信となります。これからもどうぞよろしくお願いします。 【回帰・ざまぁ・溺愛・勘違い・復讐・冷徹エリート・実は執着愛】 「来世では、必ずお前を護り抜く」 クズな婚約者とその愛人に嵌められ、惨めな死を迎えた新谷茉優。 命が消えゆくその瞬間、彼女が知ったのは衝撃の真実だった。 ずっと冷徹だと思っていた神谷琉生こそが、かつて自分を救ってくれた本当の恩人だったのだ。 十数年も彼女を探し続け、陰ながら一生を捧げて守り抜いてくれた彼。 茉優の墓前で、彼は血の涙を流しながらそう誓っていた――。 激しい悔恨と憎悪を抱いたまま、茉優は奇跡的に過去へと目を覚ます。 (もう、あいつらの思い通りにはさせない――!) 目覚めた茉優は即座に婚約を破棄! クズ男を叩き斬り、偽善者女の仮面を暴き、前世では諦めていた自身の会社をビジネス界のトップへと押し上げていく。 そして、前世でさんざん冷たく当たってしまった、あの孤高の財閥御曹司・琉生のもとへ。 今度は彼女から、真っ直ぐに飛び込んでいく――! 「琉生、私……あなたの子どもを産みたい」 その瞬間、男の瞳に暗い情熱が灯る。 彼女を壊れ物を扱うように、だけど強く抱きしめ、熱い吐息とともに囁いた。 「……その言葉、嘘だと言ってももう逃さないからな」
61一 劫《こう》年の 蓮姫《カムラ》【1】~40億年いのちのスゴロク
完結済·309·40.2万字
残酷描写有り性描写有り
※紹介文末尾に補足(追記)しました。 不老不死の少女40億年遡る壮大な一人旅 17歳のカムラは大切な母にひどい言葉を言い後悔していました。そんな中彼女は不思議な薬を飲みます。それは永遠に若くいられるけど40億年遡り永遠に生きる呪いの薬でした。 カムラは気づいたら40億年前の地球にいました。そこには人間どころか動物さえまだいません。 カムラは母親、そして些細なすれ違いから疎遠になった大切な親友の少女の事を片時も忘れたことはありませんでした。 カムラは神様からの罰でこんな場所に放り出されたのかもしれません。 カムラはサイコロを振りながら、いろんな時代を旅することになりました。恐竜がいる時代、人間が生まれる時、未来の世界など、いろんな時代を行き来します。 その旅の中で、カムラは素敵な風景を見たり、いろんな時代の愉快な仲間たちと出会ったりします。 でも、永遠の命はずっと一人でいることも意味します。愛する人と別れ、新しい出会いを繰り返すことになるのです。 カムラはこの長い旅の中で、自分自身と向き合い、世界の本当のことを知ろうとします。これはただ逃げるための旅ではなく、自分の心の平穏を見つけるための旅でもあります。 カムラはこの呪いから逃れ、母親、そして親友の女の子に謝って、本当の幸せを見つけることができるのでしょうか。 ※追記(編集部向け補足) 本作は約10万字の完結作品で、章ごとに分割しやすい構成になっています。 「不老不死 × 40億年の旅」という壮大なSF設定を持ちながら、読者が毎日の隙間時間でも負担なく読み進められるよう、難解な理屈よりも感情の流れを重視した読み味にしています。 カムラが旅の中で出会う“時代ごとの仲間たち”や“別れの積み重ね”は、世界観の奥行きを支えつつ、物語の核である 家族への後悔、親友とのすれ違い、そして心の再生 という普遍的なテーマへと収束します。 そのため、壮大な世界観を持ちながらも、 青春ドラマ・家族ドラマの棚に自然に置ける感情中心の作品として編集部が扱いやすい構造になっています。 【類似する読後感】 • Key作品(喪失と再生/壮大な時間スケール/感情の回復)
62結婚前夜、婚約者は元カノを選んだ――婚約破棄した私は、三年間私を想い続けた心臓外科教授の家へ移った
完結済·30·8万字
結婚式の前夜。 彼の元恋人が、笑いながら尋ねた。 「もし私が結婚式に乗り込んだら、あなたは私について来る?」 彼は迷うことなく答えた。 「行くよ」 その言葉を聞いた瞬間、私はすべてを理解した。 私は静かにドアを開け、廊下へ出た。 泣き崩れる代わりに、友人へ電話をかけた。 そしてその夜、私は彼女の家に泊まり――。 翌日、結婚を取り消した。 そんな私を迎えてくれたのは、同じ病院で働く心臓外科教授だった。 彼は私に自分の部屋を貸し、元婚約者からの連絡や嫌がらせをすべて遮ってくれた。 私は聞いた。 「どうして、ここまでしてくれるんですか?」 すると彼は、引き出しの奥から一枚の紙を取り出した。 そこにあったのは、三年前の私の麻酔記録。 彼は静かに言った。 「その手術の日、僕は君の声を覚えた」 「それから三年間、君が誰かを愛している姿を見ていた」 私は知らなかった。 あの日、命を預けた患者としてではなく。 彼にとって私は、ずっと忘れられない存在になっていたことを。 婚約を破棄した瞬間。 彼は初めて、私を追うことを選んだ。 そして、元婚約者が涙ながらに「戻ってきてほしい」と跪いた時。 彼は私の隣で、静かに告げた。 「君が頼む相手を、間違えている」 私はもう、選ばれるだけの女ではない。 今度は――私が、本当に大切にしてくれる人を選ぶ番だった。
64ギャルバンで昭和特撮ヲタの私が、ひいおばあちゃんになった話
連載中·95·40.4万字
67転生したら嫌われ者の悪役令嬢でしたが、前世で倒したドラゴンが守護精霊になってついてきたので無敵なようです
完結済·146·35.7万字
 完結しました。  ここは精霊と人間が共存する世界。 精霊達は気に入った人間の守護精霊となり、その人間は魔法の力を使う事が出来た。  そして、それが当たり前となったこの世界で、公爵令嬢のフィレンツェアは守護精霊がいない“加護無し”として差別されていた。  第ニ王子の婚約者ではあるが、血筋の良さと財力で無理矢理婚約者の座を勝ち取った悪役令嬢として学園では嫌われ、両親からも暴力的な虐待こそされていないがどこか一線を引かれている。  そんな生活に疲れを感じていた頃、誰かの手によって湖に突き落とされたフィレンツェアは死を覚悟したのだが────。  前世の記憶を思い出した事によって、フィレンツェアの人生は変化することになる。  実はこの世界は神様が作った未完成の乙女ゲームの世界で、フィレンツェアは断罪される運命の待つ嫌われ者の悪役令嬢であったのだ。  前世が『竜殺し』の異名を持つ聖女で、神様のお茶飲み友達だった事も思い出したフィレンツェアは悲観する事をやめたのだが……なんと聖女時代に倒したドラゴンがついてきて守護精霊になると言い出し……?!  出来れば断罪は回避しつつ、王子とも婚約破棄したい!攻略対象者達に関わらずにゆったりスローライフな生活は手に入れることが出来るのか……。  悪役令嬢の運命回避作戦が始まるのであった。
69ぬりかべ令嬢、介護要員として嫁いだ先で幸せになる。
性描写有り
連載中·163·49.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
72社長、もう自惚れないでください。奥様は最初から離婚のつもりでした
完結済·506·140万字
暴力描写有り性描写有り
結婚して8年目、紗耶はついに怜司を諦めた。 結婚8年、娘は9歳、怜司はいつも軽蔑の態度で彼女に接してきた。 思いがけない海中転落で、紗耶は高熱を出し続けたが、怜司は健康な美玲に命を救う薬を優先的に与える。 紗耶は怒りや不満、失望を感じた。 娘の彩花は目を赤くして、彼女が病気のふりをしていると言う。 「ママが悪いの、美玲おばさんをずっといじめている。」 冷たい夫、恩知らずな娘。 紗耶は悟った。もう手放す時だと。 この8年、彼女は自分を犠牲にして、良き妻、良き母になることだけを考えていた。 その結果、得たものは屈辱と無視だけだった。 離婚届で、彼女と彼のすべてを切り離すことにした。 怜司は軽く笑った。 「紗耶、お前の手段は9年前と変わらず低レベルだ。離婚したいのか?財産は分けない。」 どうでもいい、彼女の決意は固まっていた。 紗耶は再び自分の領域に戻り、誰もが彼女を軽蔑し、笑い者にした。 しかし、振り返った彼女は医学界のトップ専門家となり、国家の要人、金融業界の大物たちが彼女に病気の治療を頼みに来た。 そして、彼女がスキャンダルを報じられたとき、怜司は彼女の腕を強く掴み、目を赤くして低い声で叫んだ。 「あの男は誰だ?」 「俺からは離れさせない。」 男は頭を垂れ、膝をゆっくりとついた。 紗耶はもはや昔の自分ではない。 「もう遅いよ、黒澤さん。」
75三年尽くしたのに替え玉扱いされた私、離婚当日に大物社長と再婚しました
連載中·313·48.8万字
逃げるために――羽純は、自分自身を“売る”ことを選んだ。 「洋見弁護士。私を離婚させてください。その代わり……私を、あなたに差し上げます」 ――三年前。羽純は、長年片想いしていた相手・河合日向と結婚した。それが幸せのすべてだと、信じて疑わなかった。 けれど結婚三年目、サプライズプレゼントを抱えて駆けつけた彼女の耳に届いたのは、夫の冷たい嘲笑だった。 「羽純? 安い替え玉だろ。俺の雪乃の足元にも及ばない」 その瞬間、胸の奥で何かが静かに壊れた。 離婚を切り出せば、日向はせせら笑う。 「替え玉は替え玉らしくしていろ。雪乃の世話をして、俺たちの盾になれ」 日向は初恋の女・雪乃のために、羽純の尊厳は容赦なく踏みにじられていく。 家政婦のように扱われ、雪乃の代わりに氷の湖へ飛び込まされ、 挙げ句の果てには――“雪乃の子を育てさせるため”に、子を産めない体にされそうになる。 手術台に横たわったその瞬間。羽純の中で、日向への愛は完全に死んだ。 だから彼女は決めた。離婚のためなら、すべてを差し出すと。 そして離婚当日、羽純は世間の目をあざ笑うように、洋見律と再婚する。 「火の海から別の火の海へ飛び込んだだけだ」と誰もがそう噂した。 雨の中、元夫は跪き、叫ぶ。「羽純! お前は自分を売ったのか?!」 そのとき――彼女を抱き寄せた男が、低く笑った。 「売った?違う。彼女が俺を買ったのだ。」 それは取引のはずだったその結婚は、やがて――彼女を骨の髄まで甘く溺れさせる、本物の愛へと変わっていく。
76愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう?
完結済·34·8.6万字
性描写有り
「お腹の子も君も僕のものだ。 2度目の離婚はないと思え」 宣利と結婚したのは一年前。 彼の曾祖父が財閥家と姻戚関係になりたいと強引に押したからだった。 父親の経営する会社の建て直しを条件に、結婚を承知した。 かたや元財閥家とはいえ今は経営難で倒産寸前の会社の娘。 かたや世界有数の自動車企業の御曹司。 立場の違いは大きく、宣利は冷たくて結婚を後悔した。 けれどそのうち、厳しいものの誠実な人だと知り、惹かれていく。 しかし曾祖父が死ねば離婚だと言われていたので、感情を隠す。 結婚から一年後。 とうとう曾祖父が亡くなる。 当然、宣利から離婚を切り出された。 未練はあったが困らせるのは嫌で、承知する。 最後に抱きたいと言われ、最初で最後、宣利に身体を預ける。 離婚後、妊娠に気づいた。 それを宣利に知られ、復縁を求められるまではまあいい。 でも、離婚前が嘘みたいに、溺愛してくるのはなんでですか!? 羽島花琳 はじま かりん 26歳 外食産業チェーン『エールダンジュ』グループご令嬢 自身は普通に会社員をしている 明るく朗らか あまり物事には執着しない 若干(?)天然 × 倉森宣利 くらもり たかとし 32歳 世界有数の自動車企業『TAIGA』グループ御曹司 自身は核企業『TAIGA自動車』専務 冷酷で厳しそうに見られがちだが、誠実な人 心を開いた人間にはとことん甘い顔を見せる なんで私、子供ができた途端に復縁を迫られてるんですかね……?
79罪与の商人
性描写有り
連載中·144·55.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
【人外と少女 すれ違う恋のダークファンタジー】 平和な世界の裏側で、密かに魔物を売り買いする男がいる。 人は彼を──『罪与の商人』と呼んだ。 その正体は、人間に擬態する魔物オクルス。 東方ガットランドの辺境国サルダン。 ある依頼を受け、彼はその国へ赴く。 そこで出逢ったのは、ハーフエルフの少女サニード。 拒絶され続け、愛情に飢え、それでも、生きるために娼館に身を置く少女。 彼女を見た瞬間、オクルスの目がわずかに揺らぐ。 他者の感情に興味を示さない魔物と、愛情に飢えた少女。 ふたりは、ひとつの取引を交わす。 それが救いとなるのか、それとも新たな罪となるのか。 やがて彼らは、領主の跡取りを巡る兄弟の骨肉の争い、その裏側に潜む陰謀へと巻き込まれていく。 罪を売る魔物と、罪に触れた少女。 交わるはずのなかった出逢いが、静かに、確実に、国の均衡を揺らし始める──。 ーーー ※同著者作品『褐色系美少女剣士が、お喋りな魔剣に溺愛されて、親の敵討ちに出る物語』と同一世界観です(こちらはコメディ寄り)。 ※本作は同著者作品の中でも、シリアス寄りの展開となります。軽快な部分もありますが、ダーク寄りです。 ※性的描写および残酷描写を含みます。 ーーー 表紙絵使用フォント: フォント:零ゴシック フリーダウンロード:https://flopdesign.booth.pm/items/2658538
81産後一ヶ月、私と娘を放って従妹の息子を溺愛する夫――もう限界なので、娘を連れて離婚します
性描写有り
連載中·61·22.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
出産から一ヶ月。 三浦美月は、生まれたばかりの娘・光を抱きながら、夫の駿が迎えに来るのを待っていた。 ところが彼は「仕事がある」の一言で姿を見せない。 妊娠中も、出産の日も、産後もずっと同じだった。 ――私は丈夫だから。 一人でも平気だから。 そう信じて耐えてきた美月だったが、その日、偶然訪れたホテルで残酷な光景を目にする。 そこにいたのは、夫の従妹・紬と、その息子を愛おしそうに抱く駿だった。 自分の妻には一度も向けなかった優しい笑顔。 妊娠中から付き添い、出産にも寄り添い、一ヶ月祝いまで盛大に開く夫。 しかも彼が祝いの品として差し出したのは、美月の母が光のために託した一族の家宝だった。 「君は強いから大丈夫」 「紬は体が弱い。君とは違う」 その言葉を聞いた瞬間、美月の中で五年間守り続けてきた愛が完全に死んだ。 家宝を取り返し、夫に突きつけた言葉はただ一つ。 「離婚しましょう」 ところが駿は、美月の決意をただの嫉妬と産後の情緒不安定だと思い込み、さらに彼女が命を削って完成させた大型プロジェクトの功績まで紬に与えようとする。 挙げ句の果てには、美月の母乳さえ紬の息子に与えろと言い出して――。 妻だから、母親だからと耐えるのは、もう終わり。 娘のため、奪われた誇りのため、美月はすべてを取り戻すことを決意する。 しかし、夫が異常なまでに紬を庇う理由と、二人が五年間隠してきた過去が暴かれたとき、この離婚は誰も予想しなかった泥沼へと変わっていく――。
82夫が初恋の彼女と花火を見た夜、私は妊娠も結婚も手放した…復縁を求める彼に「あなたはもう、お兄さんには似ていない」と告げた
完結済·35·9.5万字
83私を一年間愛人として囲った彼の正体は、結婚式から逃げた顔も知らない婚約者でした
完結済·30·6.7万字
雅世は、一年間、彼にとって“人に見せられない女”だった。 東京の高級マンションで暮らし、深夜に帰ってくる彼を待つ日々。 東京では、彼女の名前は「雅代」と呼ばれていた。 そんなある日。 和弘の母親が、一枚の白紙小切手を差し出した。 まるでゴミを見るような目で、彼女に言う。 「このお金を持って、息子の前から消えてちょうだい」 雅世は、その小切手を受け取らなかった。 ただ静かに荷物をまとめて―― 跡形もなく姿を消した。 大阪の実家へ戻った彼女を待っていたのは、父親の言葉だった。 「祖父がお前のために縁談を決めていた」 「相手は中嶋家の長男だ」 雅世は少しだけ安心した。 どうせ婚約は断るつもりだった。 もう誰かと結婚する気なんてなかったから。 けれど―― 父親が告げた名前を聞いた瞬間。 彼女の時間が止まった。 「中嶋和弘」 その名前は―― 一年間、自分を囲っていた男。 命懸けで逃げようとした相手。 まさか彼が。 自分の運命の婚約者だったなんて。 婚約破棄のための席。 雅世は震える声で言った。 「……私は、この結婚を望みません」 誰もが終わりだと思った。 けれど次の瞬間。 和弘は立ち上がった。 そして、全員の前で堂々と言った。 「俺は――彼女と結婚する」
87相性最強?どの辺が!?
完結済·145·40.8万字
性描写有り
【ネオページ様契約作品】毎週月、土朝8時更新 爽やか好青年?営業攻め×真面目でピュアな工員受け ※どっちも筋肉!!! 「一生に一度だけ! あなたの最強の良縁をお約束致します!」  そんないかにも胡散臭い宣伝文句につられて訪れた結婚相談所で、工場職員でゲイの下地宗馬がマッチングされたのは、同じ会社の営業部でバイの天野翼だった。ところがこの翼という男、相性最強どころか人種が違うし、食べ物や映画や好きな物の好みが壊滅的に被らない! これのどこが相性最強? 四十万の相談料を返してくれ!  すぐに破談を言い渡そうとした宗馬だったが、そんな宗馬に翼が衝撃の言葉を言い放つ。 「まさか二週間で婚活が終わるなんて思ってなかった。七十万支払う価値あったっていうか」  こいつ俺の倍近くふんだくられてる! とてもお断りできるような空気じゃないぞ。しかも気のせいか、こんなに悪条件な相手にも関わらず、翼はなぜかとても満足している雰囲気だ。 「体の相性はすごく良かったんだ。まずは付き合わなくてもいいから、俺のことを知ってもらうチャンスをくれないか?」  こうして同じ会社の工場とオフィスの間で、知り合い以上恋人未満(ただし体の関係アリ)の二人の社内恋愛がスタートする。  趣味が合わなさ過ぎてデートもトラブル続きだし、一筋縄ではいかない会社の仲間たちには振り回されるし、二人の未来は前途多難。それでも自分に対して時折愛情のような執着を見せる翼に、宗馬は少しずつ心を開いていって……?  良縁とは? 相性とは一体何なのか? ちょっと面倒くさい性格の宗馬と一緒に考えていく、下町工場ラブコメディ!
88ループ5回目、私の勝利確定です。さぁ。喜んで復讐を始めましょう。
性描写有り
連載中·73·13.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
※更新日のお知らせ 暫く、月曜・水曜・金曜の0時1話更新を予定。(体制を立て直せたら毎日の更新に戻します) また表紙は鋭意作成中なので、突然変わります。m(__)m ***** これで五回目の死に戻り。 だけど今回は恥も矜持も全てを捨てて得た勝利への道。 もうあなた達にはやられない。ここからが本当のスタート。 城ケ崎真白は高校時代の先輩である藤宮槐に密かに思いを寄せていた。 しかしその思いが全ての間違いだとその時は思いもしなかった。 槐の進んだ大学はエリートや御曹司達が通う難関大学。真白は必死で勉強し、両親が残した遺産と自ら働いて貯めたお金で、数年に一度いるかいないかと言われる特待生として入学する。 そこで槐と恋仲となり、後に結婚までいたる。 しかし真白と槐の子供が生まれる予定の少し前に、槐が外国からある女性を連れてきた。 新山瑠衣。かつて真白と槐と同じ大学に通い、大学の高嶺の花と呼ばれていた女性。そして今では世界的歌手の彼女が真白と同じように出産が近い状態で目の前に立っていた。 「真白。事情があって瑠衣の出産も俺が見守る事になった。」 「真白さん。ごめんなさい。あなたに迷惑をかけてしまって。だけど私には槐しか頼れないの。」 「……そう。」 だけど真白は夜中に槐と瑠衣が仲睦まじく過ごしている事を見て、会話を聞き、確信してしまう。 自分が瑠衣の身代わりで槐と結婚したのだと……。 そうして心にわだかまりを抱えた出産日を間近に控えた時、交通事故に合い、真白の命はお腹の子と共にこの世を去った。 ――そう。これが一度目の人生の終わり。 命の灯が消える瞬間、真白の耳に鈴の音が響く。 そして真白が目覚めるとそこは一度経験したはずの過去だった……。 「私は……私の人生を嘲笑ったあいつらを絶対に許さない。」 ここから真白のループが始まる。藻掻き足掻きつかみ取った五回目のループでの勝利とは……? ***** こちらは二部構成予定です。 一部はプロローグに繋がるまでの過程を楽しめるような構成。 二部はプロローグの後のお話となる予定です。 応援よろしくお願いします!!
90稀代の悪妃は血まみれ簒奪王の狂愛に囚われる
性描写有り
連載中·70·14.9万字
残酷描写有り暴力描写有り
かつてその大陸には、海を挟んで並び立つ二つの大国があった。その国の名をロリニュスとレバンテスという。 両国は数世紀に渡って遊学あるいは婚姻という名目で互いの王族を取り込み合い、時に衝突しながらも発展を遂げていた。 幼い頃から人質としてレバンテスの宮廷で冷遇されてきたロリニュスの王女フィオレンティーナは、結婚式の真っ最中、突如現れた王弟ジグムントに全てを奪われる。 彼はクーデターで長兄から王位を簒奪し、フィオレンティーナの夫になるはずだった王太子サミュエルを廃嫡したのだ。そしてそのままジグムントは強引にフィオレンティーナを王妃として娶る。 だがそれはフィオレンティーナにとって新たなる苦難の日々の始まりであった。 なぜかフィオレンティーナに冷たく滾る憎しみの感情をぶつけ、尊厳を踏みにじるジグムント。 さらにかつての婚約者サミュエルのある言葉によって、フィオレンティーナは「稀代の悪妃」として宮廷でも孤立してしまう。 「これはほんの始まりだ。もっと堕ちるがいい。お前はこれから一生を賭けて償うのだ。お前の祖国が犯した罪をな」 ジグムントの言う、祖国ロリニュスが犯した罪と償いとはなんなのか。 そして、フィオレンティーナに夜明けは来るのか。 時を超えて重なり合う、二組の男女の愛と憎しみ。その先に見つけ出された答えと、二つの国の行く末は……? ※当面は毎週火・金曜日の19:00に更新します。応援よろしくお願いします!
94連載 【イモータル・パーティー】ゲーム好きゾンビの俺と吸血鬼の彼女で一緒にアンデッドの軍団を作って世界の滅亡を目指す~~
性描写有り
連載中·451·75.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
95植物状態の大物に嫁いだら、元カレが億万の資産を抱えて土下座して復縁を求めてきた
完結済·121·35.6万字
五年前、お嬢様の松井芽衣はボディガードの千葉凛真に骨の髄まで尽くすほど愛していた。 彼女は、自分が十分に素直で利発に振る舞えば、いつか氷山も溶けると思っていた。 しかし彼の優しさはすべて、彼女をいじめた偽物の妹・松井明里に向けられていた。 五年後、凛真がこう言うのを聞いた。 「芽衣も、他の人間と変わらない」 彼女はついに心を諦め、植物状態の大物に嫁いだ。 人前では良き妻を演じ、夜になるとベッドの上の男に愚痴る。 「あなたは本当に大損よ!目を覚ましたら、あの人たちを打ち負かす私の姿が見られるのに」 しかし彼女は知らない。 植物状態の夫はずっと前に目を覚ましており、こっそりと正体を隠して彼女のそばにいたことなど。 さらに、あの高嶺の花だった千葉家の若き御曹司凛真が、ボディーガードという偽装の身分をかなぐり捨てた後に、自分がとっくに狂うほど彼女を愛していたことを思い知らされたのだ。 偽物の妹が邪魔をし、初恋が戻ってきて、正体が次々と明らかになる… 芽衣は冷ややかに笑う。 「男は私の金を稼ぐスピードに影響するだけよ!」 彼女が高い地位に上り詰めた時、ボディーガードだった元カレは犬のように彼女に振り返ってほしいと懇願する。 その夫は彼女を強く抱き寄せて言う。 「悪いが、彼女は今やお嬢様であり、さらに俺の奥さんだ」
96ブレイブエイト〜プロレスラー志望の社畜、異世界で八犬士レスラーになる!〜
連載中·598·186万字
残酷描写有り暴力描写有り
※タイトルとあらすじ変更しました! 異世界ハルヴァス――かつて魔法と希望が響き合った楽園は、新魔王タマズサの出現で崩壊寸前。空は赤黒く染まり、大地は不気味に脈打つ。規格外の魔力で世界を破滅へとカウントダウンさせるタマズサに、女神フセヒメは起死回生の賭けに出る。八つの運命の珠をハルヴァスと地球へ放ち、魔王に挑む「八犬士」を覚醒させる! 舞台は地球・東京、後楽園ホール。プロレス大会を控え熱狂が最高潮の瞬間、空が裂け、魔王軍「悪鬼」の五人組が襲来! 赤黒い装束の戦鬼たちは、張り手とドロップキックなどで観客を蹴散らし、リングは血と悲鳴の戦場と化す。「次はお前が沈む番だ!」と哄笑する悪鬼に、夢の舞台は悪夢へと堕ちた。 生き残ったのは冴えない社畜でプロレスラー志望の東零夜、モデルレスラーの藍原倫子、アイドルレスラーの有原日和。三人の手に虹色のバングルと八犬士の珠が輝いた刹那、彼らはハルヴァスへと強制転移! これが新生「八犬伝」の幕開けだ。 地球とハルヴァス、二つの世界を賭けたデスマッチが始まる! けたたましいゴングが響き渡り、八犬士たちは運命を切り開く。 「リングに上がった以上、生きるか伝説になるかだ!」 ※ノベルアッププラスでも投稿しています!
97囚われの金糸雀~夫と息子に裏切られた私は別の男と幸せに暮らす~
性描写有り
連載中·132·22.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
祝 【囚われ編】完結! ※更新日→毎日0時頃※ 1日1話、更新していきます。 (更新できなかったり遅れたりしたら申し訳ございません) 表紙は鋭意制作中の為、突然変わります。 ◆◆◆◆◆ 「俺だけの金糸雀。今日も私の腕の中で啼いてくれ。」 小さな劇場の舞台でエメラルドの瞳を煌めかせ、魅力的な歌声を披露していた少女に跪き、愛を乞い結婚をした大企業の御曹司、霧生浩介と施設で育った神無月璃子。 しかし璃子の人生はそこから壊れ始める。 璃子に異常なまでの執着をみせる浩介は、璃子を手に入れてから屋敷の中で大切に守っていた。 そして璃子は外の世界と隔離され七年間の結婚生活を送っていた。 何も疑問に思わなかった。 何も不自由していなかった。 浩介さんから向けられる愛を疑わなかった。 しかし璃子が夫と息子にサプライズをする為に黙って街に出た日、街頭モニターから幸せそうな結婚式を挙げる夫であるはずの霧生浩介と、知らない女性の為に道に幸せそうに花を散りばめる息子の霧生皐月の姿を見た瞬間、全てが崩れ去った。 「ねぇ?自分から夫を捨ててみない?」 全てが崩れ去った璃子の前に謎の男、師走彰人が現れる。 璃子は彰人の手を借り、夫と息子を捨てる事にした。 「浩介さん。私はもう、あなたの金糸雀ではないの。」 ◆◆◆◆◆
98一夜の過ちのはずが、冷徹御曹司の極秘妻になりました
性描写有り
連載中·85·29.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
実の親に名家を追い出されたその日――私は、あの人たちが一生かかっても手の届かない男と結婚した。 五歳のとき、何者かにさらわれ、片田舎で育った私――園池小夜。 十五年ぶりにようやく実の家族のもとへ戻れた。 今度こそ家族になれる。そう思っていたのに、待っていたのは愛情ではなく、冷たい視線と露骨な差別だった。 両親が可愛がるのは、幼い頃から大切に育ててきた妹だけ。 田舎育ちの私は「人前に出すのも恥ずかしい娘」扱い。 挙げ句の果てには、家の事業を救うため、悪名高い放蕩息子との政略結婚まで押しつけられた。 「従わないなら園池家を出ていけ。財産も一円たりとも渡さない」 そう脅されて、私は笑った。 ――そんなもの、最初からいらない。 園池家の令嬢という肩書きも。 あの家の財産も。 私を愛そうともしなかった家族も。 全部、こっちから捨ててやる。 誰もが「田舎娘が強がっていられるのも今のうち」と、私が惨めに落ちぶれる日を待っていた。 けれど、その一か月前。 やけ酒を飲んだ私は、とんでもない男と一夜を共にしていた。 冷泉椋――。 K市最大の財閥・冷泉家の唯一の後継者にして、冷泉グループを率いる若きトップ。 名家の令嬢たちでさえ、近づくことすら叶わない雲の上の男。 翌朝、彼は私を腕の中に閉じ込め、平然と言った。 「責任は取る。俺が君のものになる――結婚しよう」 ……そして私は、そのまま彼と電撃結婚した。 実の母は二百万円を突きつけて「田舎へ帰れ」と私を追い払おうとし、妹たちは「男に遊ばれて捨てられるだけ」と嘲笑う。 けれど、誰も知らない。 何もできない“田舎娘”と見下している私が、最高機密研究室から求められる天才薬剤師であり、かつて死の淵にいた名家の御曹司を救った人物だということを。 そして何より――。 私自身、二年もすれば終わる契約同然の結婚だと思っていたのに。 「そのうち別れるかもしれないし」 そう口にした瞬間、冷泉椋の目から笑みが消えた。 逃げ道を塞ぐように私を見つめ、低い声で言い切る。 「そんな“もしも”はない」 そして、わざと念を押すように――。 「覚えておけ。君が冷泉夫人だ」
100彼氏の幼馴染に水着を切り裂かれ、彼が私の許しを待っていたその時――私は何年も私を想っていた孤高の御曹司にキスをした
完結済·30·6.7万字
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