1結婚前夜、婚約者に極道ボスに差し出された!? 体を奪われる前に、心が先に奪われた!
性描写有り
連載中·205·58万字
残酷描写有り暴力描写有り
堀奈々未は最愛の男、田沼南との結婚を心から楽しみにしていた。 しかし、結婚式の直前、南は自分の愛人を助けるため、奈々未を闇組織のボス――榊原久司(さかきばらひさし)に差し出した。その一夜、奈々未は深い絶望に沈み、南への気持ちは一瞬で冷めてしまった。 「南、もう私は汚れてしまった。」奈々未は涙をこらえ、震える声でそう言った。 立ち尽くす南の目に、乱れた服、崩れた髪、そして首に残るキスマークが映る。 「大丈夫だ。他の男と一夜を共にしたとしても、必ず君を妻にする」南は笑みを浮かべながら手を差し出した。しかし、奈々未の目に浮かぶ涙には、もはや愛を感じることはなかった。 奈々未は結婚式をキャンセルし、彼との関係を完全に断つ決意を固めた。周りの人々は「金持ちの南を捨てるなんて愚かだ」と非難したが、南は彼女が必ず戻ってくると信じて疑わなかった。 しかし、気づけば、奈々未はすでに極道のボスに溺愛されていた!高級オートクチュールのウェディングドレスを纏い、久司の隣で幸せそうに微笑む奈々未は、南にとって手の届かない存在となっていた。 南がその事実を後悔し、膝をついて必死に彼女を引き戻そうとしても、奈々未の心はすでに彼の元には戻ることはなかった…。 *この物語は完全にフィクションです。登場人物や地名などは全て架空のものであり、実在の人物や団体、場所などとは一切関係ありません。
4希少種転生~ヒトが希少な世界でカフェを経営しています~
連載中·61·24.1万字
残酷描写有り性描写有り
 数千年前、本来混じり合わぬ世界が衝突する巨大な災害があった。混じり合って新たに生まれた地は過酷な環境で高次の種族しか生存が適わず、独自の文化形態を持って文明を再スタートするしかなかったが、安定期に入った今、一つの種族が滅びに瀕していた。  ヒト。災害以前は一つの世界の支配種族であったが、世界合一後の環境と戦争に敗れた種族は他種族国家に併呑されたが、その脆い構造、短い寿命、才ある個体とそうでない個体の極端な差から徐々に減少。現在の生存数は十万を割り、最早少数民族と化していた。  一方でヒトは小さくて脆弱ながら、混じり合った世界の他種族からは「可愛らしい」と呼ばれる容姿から珍重されるようになり、別の需要が生まれる。接することで癒やされる愛玩動物的な立ち位置だ。  /そんな世界に転生してしまった一人の男は、祖父からヒトの血を絶やしてはならぬという遺言を受け取り、僅かな財産で市民権を買い取り、一つの道を模索する。  それ即ち、穏健なハーレムを作って人口現象に僅かなりとも貢献しようという険しい道。そのため、彼は人脈を築くべく高級カフェを開き、多くの他種族と関わる道を選ぶ。人外ヒロイン多数の陰謀系ラブコメディー、これより開幕。 ※9/24/2025より29話移行が有料化対象となりました。  告知が大変遅れて申し訳ありません。  一話50円前後に納まると思いますので、続きが気になる! という方は作者に缶コーヒーでも奢ってやるつもりでご購入いただけると幸いです。
6離婚後、私は医学界の頂点に立った~元夫の懺悔なんて、もう聞き飽きたわ~
連載中·169·47.2万字
【毎日更新】 「私の人生、もう一度幸せになっていいよね?」 佐藤美咲は、6年間、夫・健一のためだけに生きてきた。 家事も育児も完璧。夫の出世を支え、姑の嫌がらせにも耐え、 「いつか、私の努力が報われるはず」と信じていた。 ――だが、それは幻想だった。 ある日、夫が海外出張と称し、実は初恋の女性と同棲していると知る。 「私の人生、何だったの?」 絶望する美咲に、さらなる悲劇が襲う。 娘・栞奈が緊急手術が必要な重病に……。 それでも夫は「大切な人の誕生日パーティーがあるから」と、病院にすら来ない。 「……もう、終わりにしましょう。」 値踏みされた愛情を引き上げ、離婚届を提出し、娘を連れて颯爽と去る。 再び掴んだキャリアは、かつての主婦の姿を一変させた。 彼女の名前は、世界中の医学誌を賑わせていた。 次々と国際的な賞を受賞していく―― 輝きを取り戻した彼女がそう呟いた時、 かつて高慢だった男は、憔悴しきって彼女の前に跪く。 「美咲……お願いだ、俺だけは捨てないでくれ」 美咲は冷たく微笑み、一言放つ。 「復縁は三億パーセントない!」 ――かつて捨てた妻が、あまりにも輝きすぎていて……! 【登場する名前やストーリーはすべて架空であり、実在のものではありません!!】
8流産の夜に よその女に付き添った元夫さん、 私の結婚式でなに泣いてんの?
連載中·23·5.9万字
かつて早苗は、愛さえあればどんな困難も乗り越えられると信じていた。 けれど、やがて気づいてしまった――夫・古賀俊介の愛は、自分ひとりに向けられたものではなかったのだと。 中地清華のせいで職を失ったとき、俊介はこう言った。 「清華はまだ若い。将来を台無しにするわけにはいかないが、君は、専業主婦になるのも悪くないだろう?」 古賀家が認めたのは清華ただ一人で、早苗が嘲笑の的となっても、俊介は冷たく言い放った。 「清華は母さんの命の恩人だ。悪いのは……母さんに気に入られなかった君の方だろう」 そして――清華に車で轢かれ、流産したあの夜。 俊介は清華の腕を取り、夜空に咲く大輪の花火を見上げながら、無情に言った。 「子どもはまた作ればいい。でも、清華に何かあったら取り返しがつかない」 その夜、早苗は命を落としかけ、かつて俊介を愛した心も完全に死んだ。 ……後に人々は言う。「愛妻家の古賀さんはあの夜、妻を失ってからは魂の抜けた人間のようだった」と。 だが――あるパーティーで、俊介は亡き妻によく似た女性を見つける。 思わず駆け寄ろうとしたその瞬間、一人の男が立ちふさがった。 その男は圧倒的な存在感を放ちながら、低く冷ややかに言い放つ。 「彼女は俺の妻だ。そして……お前の叔母でもある。――もう二度と、その目で彼女を見るな。」
9流産の日、元夫は初恋のペットと妊娠検査に付き添った
連載中·305·77.2万字
結婚して7年、出会って8年。 神崎梨紗と神崎紀康の関係は、まるで薄い蝉の翼のように脆く、彼女はその関係を必死で保とうとする。しかし、どれだけ尽くしても、彼からの愛情は得られず、彼女はただ一度の振り返りを待ち続けた。 ある晩、酔った紀康が彼女を強く抱きしめながら、「なな」という名を口にした時、梨紗は初めて気づく。自分が彼の心の中にはいなかったことを。 その瞬間から、すべてが崩れ落ちた。 梨紗が病院に向かう直前、届いた妊娠検査薬の写真。彼女が命をかけて産み落とした子供が、病室で「ななちゃん」と呼ぶその瞬間、彼女の心は完全に冷め切った。 紀康は若菜に映画を投資し、花火を上げ、夫としての義務をすべて果たしていた。しかし、彼女の存在を人前で決して認めることはなかった。目が覚めた梨紗は、もはや彼に依存することなく、自己を取り戻し、事業に没頭する。そして、彼女が輝き始めたその時、紀康はようやく彼女の大切さに気づく。 しかし、その頃にはもう遅かった。梨紗は新たな愛を見つけ、再婚を決意する。そして、結婚式の招待状を元夫に手渡し、こう告げる。 「私は再婚することにしました。」 ****** 気軽にコメントしてくださいね! また、応援チケットもありがとうございます!!ヾ(≧▽≦*)o
10元婚約者に捨てられたのに、翌日には財閥御曹司の花嫁に!?
完結済·223·58.2万字
性描写有り
霧島誠司と出会って24年、交際して8年。 小早川美月は、彼こそが“たった一人の相手”だと信じていた。 けれど―― 幼なじみとの積み重ねた時間は、突然現れた「運命の人」には勝てなかった。 つらいときほど、霧島は何度も美月を置き去りにした。 結婚式を間近に控えたある日もそうだった。 ウェディングドレスの試着中、美月をひとり残して、彼は“あの人”のもとへ向かった。 高熱に苦しむ彼女へ、電話越しに冷たく放たれた言葉―― 「薬でも飲んで寝とけよ」 その背後から聞こえた甘い声――「誠司、お風呂入ったよ〜」 その瞬間、美月の中で、何かが音を立てて崩れた。 積もり積もった想いは、とうとう限界を超える。 「……婚約、解消させていただきます」 そう告げた彼女に対し、霧島は笑って言った。 「また拗ねてるだけだろ? どうせ冷静になったら戻ってくるって」 なにせ、小早川美月が霧島誠司を“好きすぎる”ことは、誰もが知っていたから。 彼女が本気で去るなんて、誰ひとり思っていなかった。 ――けれど。 数日後、美月は静かに、ある財閥の御曹司と婚姻届を提出していた。 そしてその後。 霧島は彼女の足元にひざまずき、必死に縋る。 「……悪かった。戻ってきてくれ。胃が痛くて、眠れないんだ。頼む、もう一度だけ……」 返事をしようとした美月の腰に、背後からそっと回される腕。 「――俺の妻に、勝手に触るな」 凍るような低い声に、霧島が顔を上げる。 目の前には、美月を抱き寄せたままの御曹司。 「スカートに汚い手をかけないでいただけますか。……不快です。お引き取りを」 そうして、美月は裏切られた過去を超えて、“本当にそばにいてくれる人”と出会ったのだった。
11離婚する時、妊娠診断書を隠しておいたら、橋本社長が後悔してるんだが?
連載中·35·9.8万字
残酷描写有り
13ベネディツィオーネ・インビジビレ ~見えざる”もの”に祝福を~
連載中·250·85.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
21許嫁に捨てられた私、なぜか婚約当日にイケメン御曹司と結婚することに!?
連載中·47·11.3万字
22麗子様は好き勝手に生きてやる
連載中·121·33万字
【ネオページ契約作品】 私、幼女になってる!? 気づけば元華族の名家で、日本有数の大企業を経営しているお金持ちの超お嬢様、清涼院麗子に転生してた。これって富と権力と美貌を約束された人生イージーモードってやつじゃない。 やった超ラッキー!……と思ってた時が私にもありましたよ、と。 小学校で出会ったのは、前世で愛読してた少女マンガ『君にジャスミンの花束を』の登場人物達だった!? えっ、待って、私って、ヒロインをイジめて婚約者の御曹司から婚約破棄され家ごと没落させられる悪役お嬢様? そんなのい~や~だ~。 私はあなた達に関わらず恋に友情に青春にと人生を謳歌するから、そっちはそっちで勝手にやってちょうだい。って、どうしてあんた達が絡んでくるのよ! 取り巻きお嬢様、マンガの登場人物、物語に関係ないモブまで私の周りにわらわらと。 私は破滅人生を回避して、好き勝手に生きてやる……はずだったのに、今日もほのぼのコメディ生活を送っております。 (この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません) ※カクヨム、ラノベストリートにも投稿しております(ネオページで先行投稿しております) ※※※連載契約作品【毎週火・木・土曜 夜更新】※※※ ※現在ネオ書きコン2、3参加の為、週2回の投稿とさせていただいております。
23【柴犬?】の無双から始まる、冒険者科女子高生の日常はかなりおかしいらしい。
連載中·486·127万字
暴力描写有り
「小説家になろう」「カクヨム」にて累計250万PV突破の学園青春へっぽこファンタジー。 月・木更新中です。 サンバ仮面、ダメステアイドル、【柴犬?】いいえ、一番おかしいのは主人公! これは、ダンジョンが当たり前にある世界の中で、冒険者科在籍なのにダンジョン一辺倒ではない女子高生の、かなーりおかしい日常を描いています。 県立高校冒険者科の女子高生・柳川柚香(やながわ ゆずか)は友人と訪れたダンジョンで首輪を付けていない柴犬に出会う。 誰かが連れてきたペットの首輪が抜けてしまったのだろうと思った柚香は、ダンジョン配信をしながら柴犬を保護しようとするが、「おいで」と声を掛けて舐められた瞬間にジョブ【テイマー】と従魔【個体α】を得たというアナウンスが流れた。 柴犬はめちゃくちゃ可愛い! でもこれ本当に柴犬なの? でも柴犬にしか見えないし! そして種族を見たらなんと【柴犬?】って! なんでそこにハテナが付いてるの!? ヤマトと名付けた【柴犬?】は超絶力持ちで柚香を引きずるし、魔物の魔石も食べちゃうなかなかの【?】っぷり。 見ている分には楽しいけれど、やってる本人は大変なダンジョン配信は盛り上がりを見せ、なんと一晩で50万再生というとんでもない事態を引き起こす。 アイドルを助けたり謎のサンバ仮面が現れたり、柚香の周囲はトラブルだらけ。(原因として本人含む) しかも柚香は、そもそも冒険者になりたくて冒険者科に入ったのではなかったのです! そこからもう周囲に突っ込まれていたり! 過激な多方面オタクで若俳沼のママ、驚きの過去を持ってたパパ、そしてダメステータスすぎてブートキャンプさせられる口の悪いリアル癒やし系アイドル()に個性の強すぎるクラスメイトや先輩たち。 ひよっこテイマーの日常は、時々ダン配、日々特訓。友達の配信にも駆り出されるし、何故かアイドル活動までやっちゃったり!? 悩みがあれば雑談配信で相談もします。だって、「三人寄れば文殊の知恵」だからね! 夏休みには合宿もあるし、体育祭も文化祭も大騒ぎ。青春は、爆発だー! 我が道を行くつよつよ【柴犬?】、本当はアイドルしたくない俳優志望のアイドルたちと共に、「50万再生の豪運シンデレラガール・ゆ~か」は今日も全力で突っ走ります! 他サイトにも投稿しております。
34因果に願いを
連載中·144·87.6万字
【第3回NSP賞佳作受賞作品:毎週月・水・金の17時頃に更新予定】 少しだけ未来の日本。この国では人と人の出会いを決定づける要素…『因果律』をも測定することが可能となっており、因果にて結ばれるべきと判断された組み合わせは生涯にわたって幸福に満ちた人生が歩めるとされていた。 よって日本では因果律に従った交際および婚姻が推奨されており、建前は民主主義国であるがゆえに因果に従うかどうかは自由となっているものの、因果律にて認められたペアが結ばれることは国家の発展に関わることもあり、政府は様々な方法にて因果律に従うように画策していた。 同時に、多くの国民は因果律に従うことを是としていた。 一方、因果律に従わない、あるいは逆らうために悪行へと走る人間も存在しており、そういった人間たちを秘密裏に捕縛および処理する『エージェント』たちもいた。 彼らは政府直轄の組織である『因果律研究所』に所属しており、戦闘行為も含めた荒事に対応すべく訓練された、一般には知られていない存在だった。 また、因果律研究所では後天的に因果律を操作された存在…Causal Manipulation Children、通称『CMC』も育てられており、彼らは因果律がどれだけ素晴らしいか自己の存在を持って周囲にアピールしつつ、とくに優れた子供たちはエージェントとしても訓練されていた。 CMCとして育てられた主人公『三浦円佳(みうらまどか)』は『辺見絵里花(へんみえりか)』との因果を与えられ、この二人もエージェントとしての役割を担うことになる。 クールではあるものの情が深い円佳はいじっぱりで面倒見がいい絵里花を大切に思いつつ、それでも自分の気持ちが与えられたものなのか、それとも本当のものなのか悩んでいた。 そんな彼女たちも高校進学を機に交際を始め、CMCとして因果律で結ばれることの正しさを周囲に知らしめつつ、ときにエージェントとして過酷な任務に赴く。 与えられた因果の果てになにが待っているのか、それは誰にもわからない。しかし、円佳は願っていた。 「いつか私も、絵里花のことを『好き』になれますように」 これは少女たちの数奇な『因果』をたどる、愛と出会いの冒険譚である──。 (※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません)
36社長である元彼が初恋の相手を家に住まわせたので、私は振り返らずに医学名家の御曹司と結婚した
完結済·15·5.6万字
水谷莉子は早川隼人を四年間愛し続けてきた。 四年の間、毎朝六時に起きて弁当を作り、深夜まで残業して企画を仕上げ、 夢だった仕事を辞めてまで彼の起業を支えた。 しかし、彼の初恋が戻ってきた。 「美咲はしばらく俺の家に住むから、理解してくれるよな?」 歯を食いしばって「理解する」と言った彼女だったが、 会社の会議では皆の前で侮辱された—— 「水谷部長が遅刻ですか? 皆さんがあなたみたいだったら会社は成り立ちませんよ。」 その瞬間、彼女はようやく悟った。 四年間の卑屈な献身など、彼にとっては“当然”でしかなかったのだと。 「……辞職します。」 桜が散る日に、彼女は彼のもとを去った。 まさか、運命が“彼”と巡り合わせるとは思いもしなかった—— 東大医学部の主治医であり、神宮寺医療グループの後継者、 九条朝陽。 深夜、彼女を救急に運んでくれた彼は、優しく言った。 「これからは、何かあったら一番に俺を頼って。」 彼は陶芸教室の開店を手伝い、真剣な眼差しで言った。 「君は、好きなことをしていいんだよ。君にはその価値がある。」 そして桜の木の下、片膝をついて彼は言った。 「俺と結婚してくれ。君を一生、幸せにしたい。」 その頃になってようやく早川は焦り始めた。 だが——もう遅かった。
37顔そっくりな双子の姉の代わりに嫁いだら、ヤクザ若頭にバレて逆に毎晩溺愛されて困ってます!
連載中·224·66.5万字
暴力描写有り
38本当の家族に見つかった私が、 皆に溺愛されました
連載中·19·5万字
東司スミレは、まさか自分が――小さい頃から取り違えられた、荒木家の実娘だったなんて、夢にも思っていなかった。 そう、自分こそが“本物の荒木お嬢様”だったのだ。ならば、荒木家に育てられた養女の由芽は自分の存在を快く思ってないだろう。 その夜、スミレはこっそりと作戦ノートを開き、復帰計画を立てた。 第一歩。 偽物令嬢は“清楚でおとなしいウサギ系女子”を演じてるらしい。――よし、じゃあこっちも小白ウサギになってやろう。 第二歩。 家族全員が偽物を可愛がってて、本物は眼中にない?――問題なし。最悪、チケット一枚で飛び立てばいい話。 第三歩。 ……準備万端。 自信満々のスミレは、「荒木芽里」と名を変えて荒木家へと帰還した。 ――が……なにか、おかしい。みんな、まるで“脚本と違う”動きをしてない? 偽お嬢様が、なぜか子犬みたいにくっついてくるし! お父さん、その部屋……まさか、私のために特注で用意したって言いました? お母さん、偽物を庇って私を叱るはずじゃなかったの!? それから―― 冷徹で有名な長男・社長兄は、なぜか異常にスキンシップが多いし。 二男のトップ俳優兄さん、イメージ管理してください! 三男の陰キャ天才兄まで、なんでそんな爽やか笑顔で歯見せてくるの!? 極めつけは、あのしつこすぎる“婚約者”。ねぇお願い、もういい加減に私の後を追いかけ回すの、やめてくれませんか!? スミレ――いや、荒木芽里は大きくため息をついた。逃げるのは……どうやら、もう無理そうだ。 だったらせめて――荒木家の障害をぜんぶ片づけて、ついでに荒木家の格まで、もう一段引き上げてやるわ!
40黒猫茶屋裏口古書店
連載中·105·33.9万字
残酷描写有り
【NSP01佳作受賞作&NSP01読者投票ランキングホラー部門3週連続1位】 毎週月・木曜日17時更新 表紙イラスト:もた様(Xアカウント:@mota_cilla) ※この作品にはグロ、不快な描写、事故描写等残酷描写が含まれます。 ※ホラー耐性のない方はお気をつけ下さい。 雑誌編集者の鷹羽雪緒は、今日も今日とて公募作品の選考作業に追われていた。 そんな最中、彼は公募作品の中に「あらすじ」だけの作品がある事に気付く。 不思議に思いつつもそれらを選考外にした日から、鷹羽の周囲では不思議な現象が起こり始め、別のフォルダに移したはずの「あらすじ」だけの作品が再びパソコンの中に戻ってくる…… 疲弊した鷹羽が恐怖に怯えながら電車に乗った時、彼は不思議な少女に出会う――― 都市伝説の中で語られ、不穏な事件が舞い込んでくる【黒猫茶屋】。 鷹羽はそこで出会った「マスター」と彼の娘である「千百合」に、裏口にある古書店を見せてもらう。 そこにあるのは過去にあった悲しみや苦しみの記憶。 マスターが蒐集し続けたそれらの本は、今尚鷹羽に様々なものを訴えかけてくる。 都市伝説のカフェとの出会い。 拡散されていく都市伝説とSNSの恐怖。 鷹羽の田舎で起きた葬式にまつわる珍事件。 そしてマスターの過去── 様々な事件を通し、鷹羽はひとつ、またひとつと記憶の欠片を記録として残していく。
46部下を脅して契約結婚〜変態社長の初恋の行方
連載中·29·5.9万字
性描写有り
49夫が愛人を喜ばせるために私と偽装離婚したので、私は彼の宿敵と電撃結婚した
完結済·25·5.6万字
性描写有り
52シンデレラなのにロマンスにならない!?~転生作家は童話の世界で愛を知る~
連載中·1·2,028字
【ネオページ契約作】毎週月水金7時更新 現代から転生したリオルは「これって異世界転生!? もしかして、俺は王子!?」と期待したというのに、なんと、シンデレラの義弟と判明! 「シンデレラなのに弟!? イジメて、ざまぁされるとか無理!」と思っていたら、めちゃくちゃ溺愛されていた。しかも、シンデレラと継母の関係も良好だった。 「ここって本当にシンデレラの世界!?」と困惑していたら、疲れ果てた魔法使いと出逢う。魔法使いは「シンデレラと王子が結ばれなければ、世界が消えてしまう」という。せっかく生き返ったのにまた死ぬなんてお断りだと、リオルは魔法使いと協力し、シンデレラと王子を出逢わせようとする。 リオルは世界を守るため、魔法使いと二人で手をつくし、恋愛に興味のないシンデレラと王子のラブラブハッピーエンドを目指す── 〇リオル・エルディアス 主人公(受け)金髪碧眼、絶世の美少年、16歳、165cm、体重54kg 売れない童話作家だった青年。不慮の事故で、若くして命を落としたが、気がついたらシンデレラの世界に転生していた。身なりの綺麗な自分を見て「もしや王子!?」と思ったが、シンデレラの義弟だった。 〇セリウス・ヴァルクロス 魔法使い(攻め)漆黒の髪に金の瞳、クールな印象、身長175cm、体重63kg 「物語の管理者」だと、リオルの前に現れる。「女神の悪戯で、物語が変わってしまった。元に戻さないと、この世界は消える」とリオルに教え、二人でシンデレラと王子を出逢わせようとする。 表紙イラスト: ell
54『コミュニケーション許可局 』(通称:コミ局)
連載中·16·3.8万字
令和最大級の“理想の嘘”── 年商5.4兆円の巨大企業〈TGHグループ〉は、「対話と共創」を掲げながら、実態は【沈黙こそ最大の防御】という矛盾だらけの体制企業だった。 幼い頃から、 「断れば嫌われる」 「優しくしても誤解される」 「黙っていても罪になる」 そんな理不尽なコミュニケーションの刃に晒され続けてきた佐伯ミナは、ついに“言葉”を武器にする。 ──境界侵犯は暴力。 ──無許可の好意はハラスメント。 ──アクセスはすべて許可制。 そうして誕生したのが、 感情ではなく規範で世界を切る、“令和製ハラスメント・モンスター”。 一方、「普通の会社で、普通の幸せ」を夢見て入社した新入社員・田中正広は、隣の席に座った彼女から、 「それ、コクハラです」 と、入社早々に“告白ハラスメント”の判決を下されてしまう。 さらに、沈黙文化を壊そうとする若き女性社長・天峰梨央は、ミナの危うい才能を見抜き、 “沈黙が地獄と化した現場”へ、彼女を一本の刃として送り込む決断を下す。 職場恋愛、ちゃん付け、距離感ゼロの雑談、推し活、副業── 「それ、どこからがアウト?」を、 言葉と規程で一つずつ斬り分けていく“コミュニケーション×コンプラ”物語。 『コミュニケーション許可局』は、毎週・月水金に更新していきます。
56君の魂は金色に輝く
連載中·91·19.9万字
性描写有り
【契約連載作品です。月水金、午後5時に更新となります。ご感想等のコメントはお気軽に*】 ──唯一無二の純愛をあなたに。ハイスペ俺様御曹司と純情男子高校生の悶えてときめくBL── 勇人(はやと)はもの心ついたときから、人の魂の色を見る異能に目覚めていた。これは母親から受け継いだもので、母親の家では代々この異能で政治的な役割や司法が絡む場など、様々なシーンで嘘や真実や欺瞞を見抜き、あるいは能力で人を誘導して活躍してきた。 母親の血を引いた勇人は、将来を嘱望されてきた。勇人が中学校を卒業して間もなく母親が他界してからは、後継者として周りの期待も高まった。 その勇人の両親は、運命で結ばれた夫婦だった。魂の色には様々な意味があるが、金色に見える相手というのは己の「運命の人」しかいない。 母親は魂の色が見える異能により、魂が金色に輝く父親を一目見て運命の人だと確信したが、父親もまた初めて触れ合ったとき、母親が金色に輝いて見えて、これこそが彼女の言う運命の人なのかと思ったという。 勇人は両親の二人寄り添い仲睦まじかった姿に憧れていた。あまりにも幸せそうに見えていて、二人の世界は完璧な幸福だったからだ。そこで愛されて育った勇人もまた、両親のように誰かと人生を分かち合いたいと願っている。 勇人は高校生となったいま、政界や経済界に慣れるようパーティーなどに出て、多くの人の魂を見てクライアントに報告し、訓練を積んでいる。常に真っ直ぐだった誠実な母親のように、後ろ指さされず生きたいと。 そして、心の中では、このあふれるほどの混沌とした魂たちの色の中に、金色を見せてくれる人が現れるかもしれないと希望を抱く。 母親のように、いや両親に恥じないように成長して活躍し生き抜いて、そして自分も運命の人と出逢い生涯を共にしたい。愛し愛されて、唯一無二の人と結ばれたい。 そう願い、日々努力を続けていた勇人に夢にまで見たものを見せてきたのは、あろうことか女好きで知られる一人の青年──大人で「同性」の人──優和(ゆうわ)だった。 戸惑いながらも勇人は運命の金色を信じ、優和に歩み寄ろうとする。 勇人をはじめは「おかしな奴」とあしらっていた優和も、勇人の真っ直ぐな気持ちに触れてゆくうちに変化してゆき……。
57ドラゴン族の黒騎士は逃亡オメガに愛を誓う
連載中·71·18.5万字
性描写有り
【ネオページ契約作品】 <オメガバースファンタジー> 極悪非道なドラゴン族のいる世界。アルファ性しか存在しないドラゴン族は、人間の街からオメガをさらい、子を産ませるための道具としていた。 人間界にはオメガを保護する教会があり、テオはオメガの仲間と共に大切に育てられた。 「僕もいつか、立派なアルファのもとに嫁ぐんだ」と信じていたテオだったが、信頼する神父の恐ろしい裏の顔を知ってしまう。 それから二年。教会から逃げ出したテオは村の酒場で働いていた。 ヒート(発情期)が起これば抑制剤を飲み、辛い時期をやり過ごす。 そんなある日、森で怪我をした子犬を発見したテオは、子犬を連れ帰り癒しの力で治療する。しかし子犬の正体はドラゴン族の男だった。 仕事を終え、部屋のドアを開けると全裸の男が立っていた。金色の髪と美しい顔。 へその下にドラゴン族の印である痣を見たテオは、大きな悲鳴を上げる。男は驚いた表情になり、窓から逃げ出すのだった。 子犬が消えショックを受けるテオ。 落胆していたテオは森の中でドラゴン族に襲われそうになる。そこへ現れテオを救ったのは、あの子犬に化けていたドラゴン族の王子・イルディオだった。 純粋な愛がふたりの運命を変え、世界をも変えていく──── 毎週金・土・日、更新です!
59ジュラシック・テイル ~猫耳なウチと恐竜美少女~【異世界転生だと喜んでたのに、実は白亜紀の地球でした⁉】
連載中·181·35.7万字
61冤罪で処刑された悪役令嬢は、逆行して本物の悪女になる。
連載中·51·19.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
【ネオページ契約作品 土曜・日曜 12時更新】  ナルタイル王国の由緒あるアルカディア王立学園。その定例パーティーの場で、王太子オルフェウス・ナルタイルは怒鳴り声を響かせた。 「カルナージュ・エーデルシュタイン!今この場をもって、貴様との婚約を破棄する!!」  そう叫ぶオルフェウスの隣には、聖女エリシア・ウーベルツがおり、彼女はまるで悲劇のヒロインのように泣きそうな表情を見せながらオルフェウスに抱きつくと、どこか勝ち誇ったような瞳でカルナージュを見る。  そして、そんな彼女の周囲には宰相の息子、騎士団長の息子、有名な商家の息子にカルナージュの兄までもが彼女に敵意を向けていた。 「婚約破棄、ですか。理由をお伺いしても?」  静かに尋ねるカルナージュに、オルフェウスはさらに叫ぶ。 「貴様がエリシアに嫉妬し、彼女に危害を加えたからだ!」  そうして次々と嘘の罪とでっち上げられた証拠が突きつけられ、四方から責め立てられるカルナージュ。  しかし彼女は心の中でただ思った。 「面倒だわ」  未来の王妃として努力してきた日々。  しかし、それは決して彼女が望んだ道でもなければ、ましてやオルフェウスを愛したことなど一度もない。  オルフェウスに振り回されるだけの毎日に嫌気がさし、全てがどうでも良くなっていた彼女は抵抗すらせず、冤罪のまま処刑される運命を受け入れ、そして……死んだ。  ――はずだった。 「君、私と契約しない?君の時間を巻き戻す代わりに、私を楽しませてよぉ」 「いいですよ。契約します」  死後の世界で時間を司る神クロノリアに出会い、契約を交わしたカルナージュは、学園に入学する前へと逆行し、舞い戻る。  二度目の人生、彼女は誓う。 「今度は我慢なんかしない。好きに生きて、好きに復讐してやるわ」  そうして二度目の人生を得た彼女は、持ち前の知略と力、そして神の加護を武器に、一度目の人生で死ぬきっかけとなった悪役令嬢らしく、優雅かつ冷酷に復讐していく。  これは、冷酷な少女と気まぐれな神が、ときに笑い合い、ときに惹かれ合いながら、自身の手で未来を切り開いていく、華麗で痛快な復讐劇である。
63連載 【イモータル・パーティー】ゲーム好きゾンビの俺と吸血鬼の彼女で一緒にアンデッドの軍団を作って世界の滅亡を目指す~~
性描写有り
連載中·430·73.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
64コーヒーと秘密の甘い罠~裏社会のボスに溺愛されて~
連載中·77·15.6万字
暴力描写有り性描写有り
※以前UPしていました、「溺愛コーヒーの作り方」をネオページ様の契約作品としてこちらのタイトルで新たに執筆しております。 ※毎週2回程、夜に1話ずつアップ予定です。 (ブックマーク通知が次の日来るので、複数話アップは分かりにくい為1話ずつにします(*^^*) よろしければ気軽にコメント等してください ( *´艸`)     【あらすじ】   俳優の夢を追い上京してきた主人公の想(そう)は偶然出会ったマスターの小さなコーヒー店を引き継ぎ、常連に囲まれ幸せな日々を過ごしていた。  そんなある日以前所属していた芸能事務所の社長に騙されて、想は五億の借金の保証人になっていることを知らされる。  そこで出会ったのは、裏社会のボスとして君臨していた九条連夜(くじょうれんや)という男。  身に覚えの無い借金の保証人になっていた想は店を潰さない条件を出されるけれど……なんと、その条件は九条グループの社長である連夜にコーヒーを淹れる事だった。  でも、もちろんコーヒーを淹れるだけではない! 借金を減らすには自分の身体を使って奉仕することも契約書には書いてあって……お互いにすれ違いながらも、素敵な仲間たちに囲まれて想も連夜も自身の気持ちを互いに伝えて幸せになるのか? 他にも色々なカップルが出てきます。 ※性描写あり、暴力表現等あり。R15  BLなので苦手な方はお引き取りください。
65浮気相手は義妹!? クズ男の父親と結婚して、私が本物の後継者に
連載中·67·17万字
四辻涼斗は、幼馴染の黒川沙耶を助けるため、沙耶の姉・黒川凛を利用し、心を動かすふりをして凛に近づく。そして、凛が自分に心を許した後、涼斗は凛を辱め、さらには彼女を兄弟たちに渡して弄ぶつもりだった。 しかし、凛は復讐を誓い、涼斗の父親である四辻グループの神秘的な総裁・四辻清を誘惑することに決める——。 ─── そして、四辻涼斗が黒川沙耶と共に四辻家の屋敷に足を踏み入れたとき、黒川凛は家主の座に堂々と座って、クズ男とその不貞な女が茶を注ぐのを待ち構えていた。 四辻清は厳しい表情で言った。 「これが君の母親だ。四辻家の女主人だ。これからは、俺を尊敬するように、凛を尊敬しなさい。」 凛は元カレを見つめ、にっこりと笑った。 「涼斗、いい子だね。『ママ』って呼んでみなよ。」 四辻涼斗は怒りと嫉妬で顔がひび割れそうだった。 彼女がクズ男と不貞女を完全に無力化させるため、凛はベッドの上であらゆる技を駆使して、跡継ぎを生み、涼斗から四辻家の財産を奪おうと決心した。 しかし毎晩…… 「清、お願い、放して! 眠いの。」 満たされることのない男の前で、凛は腰が砕けそうだった。 だが、男は深い瞳で冷静に言った。 「跡継ぎはもういらないんだろう?」 凛は歯を食いしばり、男の唇に自らキスをして返事をした。
66狼王の求婚
連載中·77·17.9万字
貧乏子爵令嬢マタレーナは、番(つがい)だという狼王ウルマスに求婚された。 マタレーナは28歳だ。この国の適齢期は22歳、よっぽど頑張って25歳というところ。 花の適齢期を待たされ続けたあげく、今頃になって涼しい顔してやってこられても知るものか。 「つつしんでお断りいたします」 だからこちらも涼しい顔で拒んでやった。 獣人と人とがそれぞれ別の王国を成す世界。獣人貴族の伴侶は、必ず人から選ばれる。 「神定の番」と呼ばれる彼女らには番紋(つがいもん)というあざが現れて、番保護所でひたすらに迎えを待つ日々を強いられる。 番保護所で28歳を迎え、「要らない番」「残念な番」などと周りに貶められているマタレーナは、もう結婚なんてどうでもいいから残りの人生、自由に暮らしたいと思うようになる。 そして職を得て一年が過ぎた頃、ようやく番だというウルマスが迎えに来たのだけれど……。 拗らせたあげく独身主義になったヒロインが、無口で無愛想不器用なヒーローに反発するところから始まるお話です。 *2025年9月30日、一部(ウルマス編)完結。 【第二部】 番制度に振り回されたのは、ヒロインマタレーナだけじゃない。 もうひとりのヒーロー、ミスカのお話です。 番制度の真相を知ったミスカは、ある決意をします。 *12月は月曜日、金曜日の更新です!  でも時々、水曜日も更新あります。
68転生悪役令嬢の、山村のんびり開拓記 〜悪役なんて投げ出して、【空間魔術】と【繰糸魔術】でスローライフを楽しみます!〜
連載中·40·13万字
(あっ、乙女ゲーだこれ……!) 落馬より目覚めた辺境伯令嬢・エリシア。 彼女は思い出した。 自分がかつて、過労の果てに事故死した社畜だったことを。 そして自覚した。 この世界が前世にやっていた、作者不明の名作乙女ゲームに酷似し……自分は主人公の邪魔をする『悪役令嬢エリシア』であることを。 ゲーム通りに振る舞って、最後は断罪を受ける? そんなの論外! だけど大人しくしていても、政略結婚をさせられた果てに、闇深い社交界に放り込まれてしまうだけ。 過ぎた権力なんているわけがない。 それならば、 「――あらあらぁお姉様、落馬してケガするなんて無様! 軍事国家の未来の妃としてふさわしくないんじゃないですぅ? 墜ちた女なんて娶る王子様に不吉だわ!」 「あ、その理由いただき。許嫁の座、妹《アナタ》に譲るわ」 「えっ」 下剋上を望む強欲な妹に、願い通りすべてを渡してドロップアウトを果たすことにしたのだった。 かくして遠縁の若き男爵――といっても討伐者上がりの一代貴族で、山間の村しか領地を持たぬ男――の下に、預けられることになったエリシア。 「せっかくのファンタジーな世界、好きに楽しまないとねぇ~」 そこで彼女は持ち前の【繰糸魔術】に、さらに前世の魂が目覚めてから覚醒した【空間魔術】を使い、発展させたり遠出したり、原作アイテムを見つけたり、たまにバトルもしてみたりと、縛られない生活を始めるのだった。 だが結果的に、彼女の活躍は社交界や家族たちから注目されることに……?
69拝啓、魔女より海底から
完結済·121·43.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
【ネオページ契約作品】 家から放逐されブラック会社勤務に疲れ果てていた北条ナオは、24歳の誕生日に胸の苦しみを覚え意識を失ってしまう。そうして気付いた時、ナオは謎の美少女・エリアスティールに転生してしまっていた。 前世とは違い自分を愛してくれる家族に困惑しつつナオが手にしたのは、エリアスティールがつけていた日記。 そこには、エリアスティールの過去と今後ナオが直面する世界の危機、そして彼女からの願いが記されていた…… 目覚めた世界、エドーラのエグリッド王国の主宗教である【蒼き月の男神】教は、【赤き月の女神】の遣いである【魔女】を一人でも滅ぼすべく魔女狩りを行っていた。【魔女の首魁】と呼ばれるエリアスティールに転生したナオは、同じ【魔女】のリリとエリスが【魔女】である事を知っている実兄・アレンシールと共に逃亡と言う名の旅に出る。 徐々に明らかになる【蒼き月の男神】教が魔女狩りを行う本当の理由と、彼らが本当に信奉する神とは一体何なのか? 海底から出ずるという海底都市の正体とは? 魔女は災厄である。 魔女は救いである。 2つの側面を持つ魔女と、彼女たちを取り巻く人々の暗く、一生懸命な世界のお話。 ※こちらの設定原案はネオページより頂いております。
71燈子先生をいじめたら地獄行き? ~再婚相手は超怖い愛妻家の天才医師~
連載中·41·10.9万字
暴力描写有り性描写有り
燈子と奏汰が結婚して一年。その一年、奏汰はずっと出張続きで、家を空けていた。 再会するとき、彼の腕の中にいたのは出産を間近に控えた愛人。しかも、その出産を取り上げたのは、医師である燈子自身。 さらに衝撃だったのは、その愛人が燈子の親友であり、奏汰の義妹である星羅だった。 奏汰はよく言った。 「優しい星羅をいじめるなんて……お前は本当に意地悪な女だ!」 「おまえは医者だろ? 星羅の産後ケアはお前が面倒を見ろ。」 「子どもの義母になって、お前が育てるんだ。」 燈子は冷ややかに笑った。 「脳神経内科は上の階よ。病気はちゃんと治療が必要だわ。」 離婚後、燈子は名門・天城家の当主と再婚した。 離婚後、奏汰の家は災厄に見舞われ、破滅の道を転げ落ちていった。 ようやくそのときになって、奏汰は悟る。燈子こそが最高の妻だったのだと。星羅の引き止めを振り切り、彼は燈子の家の前で跪き、涙ながらに懇願する。 「頼む……もう一度、やり直してくれ……!」 だが、扉を開けたのはあの男だった。パジャマの隙間からのぞく肌には、無数の爪痕が刻まれ、つい先ほどまでの激しさを物語っている。 その姿を見て、奏汰と星羅は同時に息をのんだ。 「……叔父さん!?」 凛夜は唇に指を当て、静かに囁いた。 「声を落とせ。叔母さんを起こすな。」
78お兄ちゃんの♡義妹になっちゃうぞ♡大作戦
連載中·11·3.7万字
【COMICメテオ×ネオページ ラブコメ大賞 参加作品】 橘リク(高一・フツメン・成績中位・家事全般得意)は、頭を抱えていた。 妹の橘サラ(中二・かわいい・義妹になりたい・谷間なし)が、『お兄ちゃんの義妹になっちゃうぞ大作戦』なる謎の宣言をしたからだ。 宣言通り(?)あの手この手で、リクのことを誘惑しようとしてくるサラ。 しかしリクからすれば、サラは実妹だ。身内の贔屓目に見て、とてもかわいらしい容姿をしてはいるが、妹であることを抜きにしても、色気とは皆無の中学生相応の女の子なのだ。突然始まった猛アピールに、リクは困惑するしかなかった。 なぜか隣に住む幼馴染みの南ヒナタ(高一・読者モデル・巨乳・義姉ムーブ)が『お兄ちゃんの義妹になっちゃうぞ大作戦』に協力している節がある。 普段なら、そんな非常識な行動は義姉(自称)として、やんわり止めてくれるはずなのになぜだ……と不思議に思っていると、物語は思わぬ方向へと転がっていく。 主人公・橘リクを中心に、自称義妹と自称義姉が激しくアピール合戦を繰り広げる、ほんわかハーレムラブコメ(表向き)が始まる。 その水面下で起きている事件とは? 家族とは何かを考えさせられる社会派ラブコメ(?)がここにスタート!
79グリム・グリモワール
性描写有り
連載中·45·15.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
80裏切った元夫が泣いて謝ってきたが、もう遅い。私、今は財閥の奥様です
性描写有り
完結済·280·78万字
残酷描写有り暴力描写有り
【お知らせ】 皆さんの支えがあって、無事に完結することができました。 この作品を最後まで読んでくださり、応援してくださって本当にありがとうございます。 そして、11月15日(土)から二作目の連載が始まります! 今度は、姉が殺された妹のために復讐するざまぁストーリーです。 新作もぜひ楽しみにしていてくださいね。 【本作は架空の設定で展開されるフィクションであり、実際の人物や事象とは一切関係ありません。】 「あなたを愛したことが、人生最大の過ちだった――」 宮崎家の令嬢・宮崎麻奈は、星野侑二にすべてを捧げた。彼には忘れがたい初恋・小林ひるみがあると知っていながらも。 いつか自分が彼の氷壁を溶かす日が来るだろうと信じて… けれどその愛の果てに待っていたのは、誤解、監禁、牢獄という地獄の日々だった。 四年後、ようやく刑務所を出た麻奈は星野への愛から目覚めた。 散々裏切られ、踏みにじられた彼女は、決意する。 「この子だけは、絶対に守ってみせる。私はこの子と一緒に新しい生活へ!」 お腹の命とともに、星野家からの脱出を図る麻奈。 だがその裏で、侑二もまた重大な"真実"に気づいてしまう―― 「麻奈が浮気なんてしていなかった……それは、俺の子……?」
82ギルド『ストレイキャット』へようこそ!~最強ギルド受付嬢のパーフェクトマニュアル~
連載中·78·26.4万字
広大な領土と豊かな資源、高度な文明を誇る大陸一の大国リーベル。王都の宿屋の一室で、ギルド冒険者パーティー『精霊の剣』のリーダーのリリスから驚きの発言が飛び出す。 「実は私……パーティーを解散したいんです」 それもそのはず『精霊の剣』は王国で5本の指に入る程の実力。またリーダーのリリスは24歳という若さですべてのジョブをマスターしたとんでもない人物であった。 そんな『精霊の剣』に元商人の荷物持ちとしてパーティーにいる主人公のエミル。そしてリリスの理由に更に全員が驚愕をする。 「ギルド受付嬢になりたいんです」 その言葉に激怒し、呆気なくパーティーは解散する。部屋に取り残されたエミルとリリス。しかしエミルはとんでもないものを目撃する。 それはお淑やかで温和な性格だと思われたリリスからの止まらない毒舌の嵐…… 成り行きでギルド『ストレイキャット』のマスターになったエミルと、受付嬢として働くことになったリリス。 2人は初級冒険者たちを支え、色々な問題を解決しながら、初心者大歓迎の安心安全の唯一無二の冒険者ギルドを目指していく。 これは凸凹コンビが織りなす、笑いと感動のギルド経営ストーリー 【契約作品】火、木、日更新。 ※都合により変更する場合もございます
83元夫さん、後悔しても無駄よ。キャリアの頂点を極め、超金持ちの御曹司に溺愛されているから
連載中·94·29.2万字
残酷描写有り
星野栞は自分が幸せな結婚を手にしたと思っていた。夫は千億もの資産を持つCEOで、赤ちゃんもまもなく生まれる予定だった。 しかし、あの夜、真田蒼とその忘れられない初恋の相手・鈴木幸子の会話を偶然耳にするまで、彼女は知らなかった。 蒼が栞に近づいたのは、ただ栞の研究成果を手に入れるためだったのだと。 五年にわたる深い愛情は、所詮まやかしに過ぎなかった! 今では浮気夫と悪女が結託し、栞を家から追い出そうとしている。 星野栞は涙を拭い、弁護士に連絡して離婚の準備を始めた。もう真田蒼などいらない。 彼女は引く手あまたのコンピューターの天才であり、世界最高のピアノマスター最後の直弟子でもあった。 どの肩書も、「真田の妻」などという代物より、はるかに輝かしい。 さて、真田蒼はようやく慌て始めた。 星野栞は骨の髄まで自分を愛しているはずでは?どうして別れようなどするのだ! 彼は離婚に同意しなかった。 真田蒼は目の周りを赤くして、ひれ伏すように「栞、離婚だけはやめてくれ、お願いだ」と懇願した。 星野栞が拒絶するより早く、彼女はすでにどっしりとした腕に抱き寄せられていた。 男は蒼を足蹴にすると、「失せろ。俺の妻の目を汚すな」と威圧的に言い放った。
86私は医者ですが、彼氏には「血の匂いがきつい」と嫌われてしまい、私は振り向かずに財閥の御曹司である機長と結婚しました
完結済·14·5.8万字
88遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』の初陣
性描写有り
完結済·81·66.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
地球人が初めて出会った異星種族『リャオ』。彼らの住む惑星遼州には豊富な金鉱脈が眠っていた。地球人は文明の力を盾に彼らを奴隷化するが、やがて駐留軍の反乱によって遼州は独立。そこに地球を捨てた者たちも加わり、遼州は複数の国家に分裂、戦乱の時代へ突入する。 一方、遼州人が建国した『東和共和国』は武装中立を掲げ、二十世紀末の日本に似た文化を維持しながら平和を保っていた。そして400年後——。 理系オタクで乗り物酔いがひどい神前誠は、どう考えても罠としか思えないような経緯で、機動兵器『シュツルム・パンツァー』のパイロットに任命される。しかも配属されたのは、武装警察風の「司法局実働部隊」。通称『特殊な部隊』と呼ばれるその組織には、異様な隊員たちが待ち受けていた。 八歳児にしか見えないエースパイロット・クバルカ・ラン中佐、女好きの駄目司令官・嵯峨惟基、中身の読めない人造人間やサイボーグ、さらには全員女性の戦闘用人造人間クルーなど、個性が強すぎる面々。配属された5人の前任者は、全員がわずか1週間で逃げ出したという。 そんな彼らの前に立ちはだかるのは、「力ある者が支配する世界」を目指す『廃帝ハド』、進化を拒絶する謎の存在『ビッグブラザー』、そして宇宙秩序の再編を目論む『ネオナチ』。 戦いの中で、誠に宿る未知の『力』が覚醒する。それは世界の未来を左右する鍵となるのだった——! SF×お仕事×ギャグ×戦記!「特殊な部隊」の戦いが今、始まる!
94魔法少女の反逆~重なる魔法と世界の果て~
完結済·81·39.1万字
【ネオページローンチ商業連載作品(完結済)】 とある時間軸の日本。ここでは『魔法少女』たちが現実に存在し、異次元から訪れる脅威である『影奴』を撃退していた。 同時に、魔法少女たちが生み出す魔力は国を支える重要なエネルギー源となっており、『魔法少女発電所』は世界にとってなくてはならない存在であった。 そして魔法少女たちは『魔法少女学園』に通うことを義務づけられており、学園の中枢部は政府ですら手出しができないほどの権力が集中していた。 権力は密かに腐敗を生みだし、魔法少女たちを都合がいいように管理し、情報統制によって純粋なる少女たちは自分が知らないうちに搾取されていたのだ。 そうした歪みは魔法少女同士の対立すら生み出し、彼女たちは『改革派』『現体制派』『武闘派』に分かれて争っていた。そう、影奴という共通の敵がいたとしても、一つにはなりきれていなかったのだ。 このような状況の中で、また新たな魔法少女が生まれる。 その名前は、『ヒナ』。優れた素質故に「世界すら支配しかねない力」を持つと評されながらも、ただ家族との再会を願って戦う少女。 そんな彼女が『カナデ』という魔法少女と出会ったことで、物語はゆっくりと幕を開ける。 これは少女たちが、『世界』に反逆する物語──。 番外編はこちら→https://www.neopage.com/book/30261368110452600
95あなたのお嫁さんになりたいです!
連載中·178·40.4万字
※※※《第1回「ネオページ・サポート・プログラム」(NSP01)金賞受賞作》※※※ ――その令嬢、腹黒につき! 侯爵令嬢ウェルシェ・グロラッハ。彼女は妖精のように儚げな美少女……見た目だけは。その可憐な外見に反し、中身は利益重視の恋愛音痴な残念腹黒令嬢だった! 一方、純情王子エーリックはウェルシェの外見に騙され一目ぼれ。二人の婚約は互いの思いが一致した婚約であったのだが……学園に入学したウェルシェに横恋慕する男子生徒が続出! しかも、転生ヒロインや悪役令嬢、攻略対象などなど二人の婚約を引き裂こうとする者達まで続々登場! だけど、そんな妨害なんのその。ウェルシェは猫かぶりとイタズラ心を武器に周りの者達を振り回し己の欲望に突き進む! だって、ウェルシェは富と権力をもたらしてくれる――「あなたのお嫁さんになりたいです!」 ――これは、乙女ゲームに転生したヒロインと転生悪役令嬢の物語……ではなく、その争いの煽りを食らった最凶腹黒可愛い令嬢ウェルシェと頑張る純情王子エーリックのドタバタ痛快ラブコメディ。 ※週2回月・木投稿。 ※小説家になろう、カクヨムなどにも連載しております。 この度、第1回「ネオページ・サポート・プログラム」(NSP)賞で金賞を受賞しました。 これもひとえに皆様の応援のおかげです。拙著をお読みくださりありがとうございます。
96遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』の死闘
性描写有り
完結済·80·33.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 第三部 遼州人の青年『神前誠(しんぜんまこと)』は、法術の新たな応用を探る司法局の命で、新兵器『05式広域制圧砲』の実戦試験に臨むことに。この兵器は法術を応用して敵を殺さず意識だけを奪う画期的な装備で、対ゲリラ戦を主とする『特殊な部隊』に最適とされていた。 その頃、遼州系第二惑星の大国『甲武』では、最高意思決定機関『殿上会』の開催が迫り、『特殊な部隊』の部隊長である殿上貴族・嵯峨惟基が甲武へと旅立っていた。だがその隙を突くように、紛争地帯『ベルルカン大陸』のバルキスタン共和国で選挙合意が破棄され、反政府勢力が機動兵器を用いて総攻撃を開始。停戦は一夜にして瓦解した。 この情勢を口実に、甲武とアメリカは軍事介入を企てていた。事態の悪化を防ぐため、『特殊な部隊』は誠を含む精鋭をバルキスタンへ派遣。勝負の鍵は『05式広域制圧砲』と、それを扱う誠の存在に委ねられる。しかし、制式機『05式』の鈍重さが作戦の遂行を困難にしていく。 そして、その裏で蠢くのは『廃帝ハド』『ビッグブラザー』、さらにはネオナチの影—— 果たして誠は、制圧砲で反政府軍の猛攻を止められるのか。それとも、世界は新たな混迷へと呑まれていくのか。 SF×お仕事×ギャグの異能ロマン開幕!
97闇鍋ヒーローズ!〜ヒーローガールはパン屋を支えるために戦う〜
完結済·27·14.2万字
【第1章完結済&2章以降は再開未定】 とある世界の日本では異世界と限定的につながった結果、未知なる場所へと旅行できるようになった…なんてことはなく。 空間の歪みからモンスターが生じるようになり、人々はその対応に追われるようになったのだ。当初は警察や軍隊が対処していたものの、モンスターは日本全国に広く出没するようになり、その中には日本の武力では対応が難しい存在もあったため、生存圏の大幅な縮小も覚悟していた。 しかし、そんな状況に生まれたのが『ヒーロー』であった。 彼らはこれまでの人類では考えられなかった、それこそアニメや特撮でしか見ないような力を発揮、モンスター対抗の手段として日本に希望をもたらしたのだ。 圧倒的な身体能力で格闘戦を行うもの、まるで魔法のような不思議な力を使うもの、ヒーローはいずれも強力なモンスターに対抗できる唯一の存在となり、やがて日本は平和を取り戻していった。 そして時は過ぎ、ヒーローはモンスターを撃退するだけでなく、その様子を撮影して動画を投稿、それ以外の方法でも収益を得られるようになり、職業としても認知されていた。 さらにそうしたヒーローたちをサポートする名目で様々な団体や企業も生まれ、中でも『ヒーロー安全推進協会』は中心的存在となっていた。 当初はヒーローたちが活動しやすいようにと生まれたものの、現在は多くの利権が集中して腐敗が進み、それはやがてヒーローたちにも伝播していく。 利益優先の思想が広がった結果、派手な魅せ技を使って被害を拡大したり、知名度を悪用してステマやネットワークビジネスに加担したり、本来の意味でのヒーローはいなくなったと嘆く人々もいたのだ。 それでもヒーローは日本にとって欠かすことのできない存在であり、また、憧れる人間も多いことから今も増え続けていた。 そんな世界に新たに生まれたヒーロー、その名は『ブレッド・ノヴァ』。 彼女の目的はとてもシンプル、それは『父親が女を作って出ていったので、実家のパン屋を支えるために自分が稼ぐこと』だ。 ヒーローに対して愛着もなければ憧れもなく、さらには特殊な能力もない彼女は今日も(強めの)パンチとキックで敵を叩きのめす。 そんな彼女を取り巻く存在は悪の女幹部、女サイボーグ、魔法少女!? みんな違ってみんなヒーロー、痛快だけどちょっと世知辛いガールズヒーローアクション小説、始まります!
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