9婚約破棄された令嬢ですが、悠々自適に過ごす予定ですわ
完結済·4·5万字
「リュシエンヌ・ド・ベルナール、お前との婚約は破棄する!」 突然、王太子フィリップから婚約破棄を告げられた名門公爵家の令嬢リュシエンヌ。しかし、それは義妹マリアンヌと王太子が仕組んだ策略だった。 王太子はリュシエンヌが嘆き悲しむことを期待するが—— 「婚約破棄ですね。かしこまりました。」 あっさり受け入れるリュシエンヌ。むしろ、長年の束縛から解放され、自由な生活を満喫することに! 「これでお昼まで寝られますわ! お菓子を食べて、読書三昧の生活ができますのよ!」 しかし、そんな彼女の前に現れたのは、王太子のライバルであり冷徹な公爵・ヴァレンティン・ド・ルーアン。 「俺と婚約しないか?」 政略的な思惑を持つヴァレンティンの申し出に、リュシエンヌは「白い結婚(愛のない形式的な結婚)」ならと了承。 ところが、自由を満喫するはずだった彼女の心は、次第に彼によって揺さぶられ始め——? 一方、王太子と義妹は社交界で次々と醜態をさらし、評判は地に落ちていく。 そしてついに、王太子は廃嫡宣告——! 「ええ? わたくし、何もしていませんわよ?」 婚約破棄された令嬢が、のんびり自由を謳歌するうちに、 いつの間にか勝手にざまぁ展開が訪れる、痛快ラブストーリー! 「婚約破棄……むしろ最高でしたわ!」 果たして、彼女の悠々自適な生活の行方は——?
13死にたがりな貴方を殺す/愛する方法
連載中·32·10.3万字
残酷描写有り
【ネオ書きコン3一次通過作品】暗殺組織・黒鍵の殺し屋として育てられた孤児のリシェル。ある日、武力で大陸を席巻しているエルネスト皇国第一皇子のディランを暗殺するよう指令が下される。 敗戦国の伯爵令嬢に扮しディランの元に嫁いだリシェルは、初夜の席で彼を亡き者にしようとしたが、返り討ちで意識をおとされてしまった。 一夜明けたリシェルに告げられたのは、ディランに「慈愛の女神の呪い」がかかっているということ。 呪われた皇子と呼ばれるディランは、彼のことを愛した人間にしか殺せないらしい。 「僕を殺したいなら、僕を愛さなくてはいけないよ」「冗談でしょう!?」。 かくして依頼遂行のために、リシェルはあらゆる手段で「絶対に死なない夫」を殺しにかかるが……。 育ての親である黒鍵の不穏な動きに翻弄されながらも、呪いの本質へと迫るリシェル。 黒鍵のエースと呼ばれた彼女は、果たしてディランを殺すのか、それとも愛するのか——。 ********** ※R15(保険)※ヒロインが暗殺者としてポンコツなのはそういう仕様です。本格的な暗殺稼業の話がメインではありませんので、こんな暗殺者おかしいというツッコミはなしでお願いできたらと。※殺戮のシーンはほとんど出てきません。あくまでちょっとダークな異世界恋愛モノ(……と言い張る所存)です。
15妹に婚約者を奪われ、子供まで押し付けられて冷血伯爵と名高い相手に嫁がされましたが、何故か溺愛されています
連載中·170·25.8万字
16恋愛バトルゲームの主人公のクズ兄に転生したが死にたく無いので全力で努力します
連載中·196·53.9万字
暴力描写有り性描写有り
目が覚めるとそこは知らないベッドに知らない家具、自分の部屋とは違う別のだれかの部屋 部屋の中を物色してると、自分が別人になってる事に気付く そう、ここは学園恋愛バトルゲーム魔都東京1999の世界だった 俺の名前は南原譲二、都内にある中堅ソフト開発会社のエンジニアだ、この会社は今2代目の社長が経営を引き継ぎ業績は悪化の一途を辿ってる、メインの仕事は大手からの業務委託とデバック、そんな俺たちの会社は今深刻な人材不足に陥ってる 営業が取って来る案件の量に対し、対応するエンジニアの数が圧倒的に足りてない 俺たちエンジニアは何時終わるとも知れない残業に追われ心身共に疲弊していた、しかも働き方改革の為とか言う理由で残業時間は44時間で強制的にカットされる ブラックもブラック超ブラック企業だ そんな従業員に見向きもしない新社長は今日も接待と称し若い女の子に居る店に遊びに行く・・・ こんな会社辞めてしまいたいが、俺には先代社長達と共にゲーム制作に関わっていた、あのやり甲斐に満ちていた時期の会社を忘れずにいる 俺たちが開発に関わった処女作、魔都東京1999を手掛けていたあの時期に そして今まさにその思い入れのゲームの中に転生している、本当であればこのゲームを愛する者として喜ばしいはずが俺の気持ちは最悪に沈んでいる 転生したのが北野 城二かよ 北野 城二は主人公の北野 尊の兄でモブクズの悪役だ、しかもゲーム序盤に婚約者でメインヒロインである宮下 藍瑠に婚約破棄され逆上した城二と主人公尊で決闘になり戦闘のチュートリアルとしてボコボコにされ家を追い出され露頭に迷い最終的に死亡するキャラだ ゲームプレイヤーにざまぁを味わって貰う為にだけ存在する悪役キャラ・・・・だが俺は死ぬつもりは無いゲーム内の城二には出来なかった「努力」に全力で取り組み、あてがわれた死亡フラグを回避して見せる 城二の運命を握るのは、サブヒロイン・・・屋上のアリエル事 雨宮 真白、俺は学園の現人神と噂される流星眼の美少女と交流を深める為に行動する 最初は自分の命を守る為に関わった真白と共に過ごす内に、城二の心境にも変化が起こる・・・そして自身の目指す先も 逆に主人公である尊はクズであった兄の周りに人が集まり信頼関係を築いている事に焦りを覚える・・・ モブクズの悪役と主人公の運命は複雑に交錯する
17悪の女帝、片田舎の令嬢に転生したのでスローライフをご所望です~前世の最愛に執着されていますが、これって何のフラグ?~
連載中·46·14.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
ネオページ様にて初の連載・契約作品となります^^ <異世界恋愛>新作ランキング週間1位!月間3位!ありがとうございます!!(´;ω;`) こちらの作品、毎週、月・水・金の19時に更新になります! かつて栄華を極めたカナハーン帝国……美しき悪の女帝が君臨していたその国は今や衰退し、かつての華やかさは見る影もなくなっていた。 そこでひたむきに生きる田舎の小貴族の子爵令嬢、リオーネ・マクガナルアは、18歳を過ぎた頃から奇妙な夢を見るようになる。 その夢では自身が女帝になり、帝国で優雅に暮らしている姿—― どうして自分は彼女の夢を見ているのだろう? ある日、農作業中に足を滑らせて頭を打ち、意識を失ったリオーネは自身の前世を全て思い出したのだった。 自分こそが帝国で誰からも恐れられていた、悪の女帝の生まれ変わりである事を。 そして彼女が最愛に裏切られ、自らその命を散らせた事実を…… 『もし生まれ変われるのなら、田舎でひっそりと暮らしたい』 命が尽きる間際の祈りにも似た願い。 それが叶った今世は、地位も権力も自分にはもう必要ない、スローライフを満喫したい。 それだけが願いだった。 なのに、彼女の知らぬ間に、かつての最愛と転生した姿で出会っていたとは夢にも思っていなかった。 自分を裏切ったはずなのに、なぜか執着されているんだけど これって何かのフラグ? 拗れてしまった前世の因縁から解放されたいリオーネは、スローライフをかけて奮闘しようとするが、そこには自身も知り得なかった様々な真実、そして帝国では色々な思惑が渦巻いていて…? 裏切り、転生、最愛との再会を経て再び愛する喜びを知る、とある田舎のモブ令嬢の物語です。 ※相変わらずヒーローの愛が重いです。 ※最初の方は切ない描写が多いですが、途中からやっぱり重い溺愛が待ってます。 ※最後は完全にハッピーエンドです。
19異世界転移したニセ幼女は、大魔導師様(ライバル)を救う為に頑張ります!
連載中·33·10.7万字
──これは、愛する人を救うために、世界と時間を超える主人公の物語。 子供の頃から義母に虐待されていた私、平沢圭子は心身ともに疲れ果てていた。 そんなある時、私は謎の白い光に包まれ意識を失ってしまう。 そして目覚めた場所は、見知らぬ森の奥で。 どうやら異世界に転移したらしく、しかもその影響か私の身体は子どもになっていたのだ。 私は偶然、森で出会った冒険者のヤースコさんに拾われ、成り行きで森の奥に住む大魔導師の元へ行くこととなる。 そうして対面した大魔導師エドヴァルド様は、実年齢と合わない綺麗な顔をした若い男の人で──。 初対面なのに、何故か私との再会を喜ぶエドヴァルド様。 どうやらボケてきたのでは、と噂されている通り、幼くなった私を想い人の「カティ」と勘違いしているらしい。 異世界で行くあてのない私は、ヤースコさんの提案でエドヴァルド様のお世話係兼弟子として、屋敷に置いて貰うことに。 私を「カティ」として優しく扱うエドヴァルド様に戸惑いつつ、魔法を教えてもらいながら、楽しく充実した日々を過ごしていたある日、私の運命を大きく変えてしまう出来事が起こってしまい……? *週2回(月・木)18時に更新予定です* お付き合いいただけたら幸いです。 どうぞよろしくお願いします。
20麗子様は好き勝手に生きてやる
連載中·106·28.9万字
【ネオページ契約作品】 私、幼女になってる!? 気づけば元華族の名家で、日本有数の大企業を経営しているお金持ちの超お嬢様、清涼院麗子に転生してた。これって富と権力と美貌を約束された人生イージーモードってやつじゃない。 やった超ラッキー!……と思ってた時が私にもありましたよ、と。 小学校で出会ったのは、前世で愛読してた少女マンガ『君にジャスミンの花束を』の登場人物達だった!? えっ、待って、私って、ヒロインをイジめて婚約者の御曹司から婚約破棄され家ごと没落させられる悪役お嬢様? そんなのい~や~だ~。 私はあなた達に関わらず恋に友情に青春にと人生を謳歌するから、そっちはそっちで勝手にやってちょうだい。って、どうしてあんた達が絡んでくるのよ! 取り巻きお嬢様、マンガの登場人物、物語に関係ないモブまで私の周りにわらわらと。 私は破滅人生を回避して、好き勝手に生きてやる……はずだったのに、今日もほのぼのコメディ生活を送っております。 (この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません) ※カクヨム、ラノベストリートにも投稿しております(ネオページで先行投稿しております) ※※※連載契約作品【毎週火・木・土曜 夜更新】※※※ ※現在ネオ書きコン2、3参加の為、週2回の投稿とさせていただいております。
24養っていただかなくても結構です!
性描写有り
連載中·71·34.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
養っていただかなくても結構です!〜政略結婚した夫に放置されているので魔法絵師として自立を目指したら賢者と言われ義母にザマァしました!大勢の男性から求婚されましたが誰を選べば正解なのかわかりません!〜(タイトルちょっと変更しました。) X(旧Twitter)始めてみました。 よろしければアカウントフォローお願いします。 @YinYang2145675 政略結婚の夫との冷えきった関係。義母は私が気に入らないらしく、しきりに夫に私と別れて再婚するようほのめかしてくる。 それを否定もしない夫。伯爵夫人の地位を狙って夫をあからさまに誘惑するメイドたち。私の心は限界だった。 なんとか自立するために仕事を始めようとするけれど、夫は自分の仕事につながる社交以外を認めてくれない。 そんな時に出会った画材工房で、私は絵を描く喜びに目覚めた。 そして気付いたのだ。今貴族女性でもつくことの出来る数少ない仕事のひとつである、魔法絵師としての力が私にあることに。 このまま絵を描き続けて、いざという時の為に自立しよう! そう思っていた矢先、高価な魔石の粉末入りの絵の具を夫に捨てられてしまう。 絶望した私は、初めて夫に反抗した。 私の態度に驚いた夫だったけれど、私が絵を描く姿を見てから、なんだか夫の様子が変わってきて……? そして新たに私の前に現れた5人の男性。 宮廷に出入りする化粧師。 新進気鋭の若手魔法絵師。 王弟の子息の魔塔の賢者。 工房長の孫の絵の具職人。 引退した元第一騎士団長。 何故か彼らに口説かれだした私。 このまま自立?再構築? どちらにしても私、一人でも生きていけるように変わりたい!
26反逆のアンリエッタ~聖女が魔女に変わるとき
連載中·111·30.3万字
残酷描写有り性描写有り
【いよいよ本編最終章、火・金週2回⇒月・水・金週3回更新へ変更。完結までよろしくお願いします】 聖女の力、それはこの世界の女神より授かった奇蹟の力。 大地を豊かにし、闇を浄化し、人々を癒す。創世の時代より、聖女の加護により発展して来た魔法都市、グリモワール王国。 アンリエッタ・マーズ・グリモワールはそんな王国の聖女――クレア・ミネルバ・グリモワールの妹だった。 幼い頃よりアンリエッタは姉と共に、聖女の妹として王宮のために力を使っていた。  力を使う事は心身の負担になっていたが、心優しい姉と、このまま平穏な生活を送る筈だった……この国の真実を知るまでは。   ある日、欲に塗れた貴族と王子、国家の真実を知った妹アンリエッタは、姉へ真実を伝える前に魔国へと追放されてしまう。 追放された彼女を出迎えたのは魔国カオスローディアの暴君とされる王子、レイス・グロウ・カオスロード。 アンリエッタを迎え入れた王子から提案された話は、〝契り〟の契約という名の契約結婚!? それはアンリエッタが魔女になる鍵を握っていて……。 純粋な姉はいまも王子の寵愛を信じている。欲に塗れた貴族から姉を護る事が出来るのは自分しかいない。 そう思ったアンリエッタは魔国の皇子と契約し、魔女になる事を決意する。 すべてはお姉さまのために――  【2025年7月16日】 序盤の大幅改稿を実施しております。以前よりお読みいただいている読者様におかれましては、読み直さずとも展開の変更はございませんのでご安心ください。
33翠玉の令嬢は異国の地で愛を知る
連載中·15·3.7万字
マリガーネット・ランウェイは、青緑色の髪に黄緑色の瞳を持つエスメラルダ王国の公爵家二女である。 国内でもいっとう好まれる色彩を持つ彼女を父親は溺愛しており、使用人や領民からも評判の、正に世界中から愛され慕われているような少女だ。 彼女がそこまで慕われているのは、幼い頃に誘拐された自分を助けてくれた異母姉スピネルを慕い、スピネルのようになりたいと願ってたゆまぬ努力を続けてきたから。幼い頃から王子の婚約者として内定しており、文武両道を地で行く美しくて聡明な姉のようになりたいと、一生懸命だったから。 しかし、エスメラルダでは珍しい赤い髪を持っているスピネルは実家で冷遇されており、あろうことかマリガーネットが原因で王子との婚約が解消されかけるという事態にも陥ってしまった。自分がこの国にいては姉の迷惑になるのでは――思い悩むマリガーネットだが、結局無責任な事は出来ないからと、姉の幸せを祈りながら毎日を過ごしていた。 そんな折、王子が王となり、スピネルは王妃となる事が決まった。新王の戴冠式に出席し、その日の晩餐会にも出席したマリガーネットは、来賓として戴冠式に出席していた月晶帝国の皇太子・劉蒼玉に出逢った。 ※この話は他サイトに投稿している同タイトルの長編を加筆・修正して書き上げた話となります。 【主要登場人物紹介】 マリガーネット・ランウェイ(16) 今作ヒロイン。周りの人々から愛されて育ったが、環境に甘えず自己研鑽に努め使用人や領民を大切に思う一本芯のある令嬢。異母姉のスピネルが大好き。乗馬が趣味で、愛馬のマロン(栗毛の牝馬)を可愛がっている。 劉蒼玉(21) 東大陸の大国月晶帝国の皇太子。青い髪に紺碧の瞳を持っている。生真面目な性格で人込みが苦手なインドア派。この年まで浮いた話が全くなかったので、母である皇后・藍玉を心配させていた。 エメラルド・キング・エスメラルダ(25) エスメラルダ王国の新王。緑髪金眼。見た目は将軍かと間違われるレベルに鍛えていて実際腕も立つが、趣味は毒草研究である。幼い頃からの婚約者だったスピネルにベタ惚れしている。 スピネル・クイーン・エスメラルダ(22) マリガーネットの異母姉。赤髪栗眼。緑系が主流のエスメラルダでは珍しい髪色をしているので、幼少期から実父を始めとして周りに冷遇されてきた。
39アリサ・リリーベル・シュタルクヘルトは死んだ
連載中·270·38.9万字
暴力描写有り
長きに渡り戦争が続く二つの国。 身分社会の王政国家・ペルフェクト王国。 国民の代表たる議員によって成り立つ議会制の国・シュタルクヘルト共和国。 ペルフェクト王国軍の少将・オルキデア・アシャ・ラナンキュラスは、上官の命令で、自軍が破壊した敵国・シュタルクヘルト共和国の軍事施設と軍事医療施設跡にいた。 目的はこの地で捕虜となっていた自軍の兵士を解放することだった。 けれども捕虜となっていた自軍の兵士は、既に移送されており、残っていたのは医療施設で治療を受けていたシュタルクヘルト共和国軍の兵士と関係者ーーの死体だった。 そんな中、オルキデアは唯一の生存者を見つける。 菫色の瞳と藤色の髪を持った女性だったが、襲撃時の怪我とショックから記憶を失っていた。 そんな女性に「アリーシャ」と名付けて捕虜としたオルキデアだったが、とある事件に巻き込まれたのをきっかけにアリーシャに興味を持つ。 けれどもアリーシャは敵国の娘、オルキデアの好きには出来ない。 それならせめてアリーシャを国に帰そうとするが、頑なに帰りたがらず、とうとう部屋に引きこもってしまったのだった。 どうにかしてアリーシャを説得出来ないかと悩んでいたオルキデアの元に、突然、疎遠になっている母親が、縁組の話を持ってやって来たのだった。 「なあ、俺の妻と恋人、どっちがいい?」 縁組を回避するためにオルキデアが提案したのは、この国でのアリーシャの生活と引き換えにした「契約結婚」。 縁組の話と同時期に記憶を取り戻したアリーシャには、どうしても国に帰りたくない理由があるようだったーー。 一方シュタルクヘルト共和国では、襲撃の際にその場に居合わせていた、とある女性が行方不明となっていた。 その女性の名前は、アリサ・リリーベル・シュタルクヘルト。 今は廃止されたシュタルクヘルト共和国の王族の血を引く女性であったーー。 縁組回避から始まる契約結婚、そしてーー真実の愛。 これは「愛」を知る物語。 王道ファンタジー風の恋愛物語。 ロマンスファンタジーが好きな貴方へ。 ※ゆっくり更新します。 ※他サイトにも掲載中
40こんなはずじゃなかった~無理やり冷徹皇帝のもとに嫁がされた私が、後宮改革で活躍しいつの間にか溺愛される
連載中·141·27.2万字
舞台は、16世紀くらいの文化水準を持つ中華帝国・順。 順の5代目皇帝である呉勝は、有能な人物だが冷徹であり臣下からも恐れられていた。 ヒロインは、北方の遊牧民族の族長の娘・翠蓮。彼女は、優秀な女性であり、周囲の人たちからも「男性であれば、名族長になっただろう」と惜しまれていた。彼女の政治力のおかげで、彼女たちが住んでいるオアシス都市は発展し、大きな力を持つようになっていた。 しかし、族長が急死し、翠蓮と折り合いの悪い兄が新しい族長に就任。いままで対立していた順との和解のために、翠蓮は身代わりのような形で無理やり皇帝に嫁がされてしまった。これは、彼女の能力に嫉妬していた兄と兄嫁の陰謀でもあった。 仕方がなく順国に嫁ぐ翠蓮。 初めて皇帝と出会った日、彼は冷酷に言い放つのだった。 「私は誰も愛するつもりはない。そなたなど、しょせんは政治の道具だ」と。 一瞬、絶句するものの、彼女も優秀な政治家であり、毅然とした態度で言い返す。 少しずつ問題を解決していく中で、皇帝からの信頼は強化されていき、いつの間にか溺愛されていた⁉ 翠蓮が後宮で存在感を増していくことに反比例し、彼女を追放した兄と兄嫁は失敗続きで徐々に追い詰められていき……。 コンセプトは、「溺愛」×「ざまぁ」×「人間ドラマ」。 冷徹な皇帝の心を解きほぐすことで、寵愛を受けていく遊牧民族出身のヒロイン。 そして、皇帝の心の傷と、それに関連する不思議な宦官。 そして、ヒロインを陰謀で追放して没落していく兄と兄嫁のざまぁ。 この3つのストーリーラインをメインに描きます! 更新は基本的に火・木・土曜日の21時ごろです! (主な登場人物) 翠蓮(スイレン)……西月国の前族長の娘で、優秀な政治家でもある。異母兄に追放させられる形で、大順に嫁がされる。 皇帝……大順第5代皇帝。冷徹な性格で周囲に恐れられている。 芽衣(ヤーイー)……翠蓮の侍女。医官の娘。 黄・大長秋(コウ・ダイチョウシュウ)……後宮における宦官の最高位である大長秋を務める大物。後宮の大臣と恐れらえているが、皇帝の側近として信頼されている。
41転生令嬢ブランシュは聖女の代役を拝命いたしました
連載中·15·4.8万字
残酷描写有り
「違うの、そうじゃないのよ!」 公爵家の娘として生まれた転生令嬢ブランシュは、心の中で、盛大に嘆いていた。 なぜなら、この世界、RPGゲーム「神獣に導かれし者」のヒロインが、聖女になることを拒否したからだ。この世界を乙女ゲームだと思い込んだ彼女は、恋にしか興味がなかった。 聖女とその仲間が魔王に立ち向かわなければ、この世界は、確実に滅ぶ。それなのに、ヒロインはブランシュを悪役令嬢に仕立てて、聖女パーティの聖騎士、勇者、賢者をそばに侍らせて逆ハーレムを楽しんでいる。 けれど、パーティ会場で盛大に婚約破棄されたブランシュの前に、救いの手が差し伸べられる。 協力者は、隣国の公子アルフォンス。 ブランシュは、彼の手を取り、この世界を救うため、聖女の代役を務めることに決めた。 彼は、ブランシュに、聖女パーティの仲間として、側近三人を貸し与え、その代わり、ブランシュに自分のものとなることを約束させる。 「あなたのお望み通り、愛人でも仮面妻でも名ばかり婚約者でも、何でもこなしてやるわよ──それで世界が救えるのなら」 ゲームクリアに一生懸命なブランシュは、その裏にある公子アルフォンスの溺愛にも、彼の真の姿にも、全く気付かないのだった。 努力系令嬢ブランシュは、神獣ギィをお供に、聖女としてのレベルアップとアルフォンスの学園での婚約者の務めに今日も邁進する!
43幽霊姫は止まれない!
連載中·114·24.3万字
【基本的に火・木・土の18時更新しております】 リンディ王国には四人の王子王女がおり、それぞれに秀でた才を発揮していたが、自身の出産で王妃である母を亡くした末の姫・エーヴァファリンは、国から王妃を、兄姉たちからは母を奪ったことを気に病み、表には一切姿を現さず城の奥に引きこもってしまう。 また早産の影響か、王族ならば必ず持っているという〝魔力〟にも恵まれなかった彼女は体が弱く、公務にも出たことがなかった。 そのため誰も彼女の姿を見たことがないことから、いつしか『幽霊姫』と嘲笑からくるあだ名までつけられ、ひとり嘆き隠れるように生きる日々。 ──まぁ、表向きだけは。 「エヴァ様! 勝手に城を抜け出すのはおやめください!」 「あらオスキャル。護衛対象に撒かれるなんて護衛騎士失格よ?」 「撒かれてねぇぇーッ!」 これは、実は誰よりもお転婆で破天荒な素顔を持つ末の王女様と、彼女の護衛騎士になったばかりに振り回されていつも不憫な目にあってしまう初恋拗らせ護衛騎士のドタバタとした日常の軌跡である。 振り回されてばかりだが秘めた想いを王女に向ける被害者護衛騎士×いつかする政略結婚の日までは誰よりも自由でいたいと願う王女のドタバタハイテンションラブコメディです。 ラブより気持ちコメディ多め、ですが最後の溺愛までお付き合いくださると嬉しいです。
44狼王の求婚
連載中·52·12.7万字
貧乏子爵令嬢マタレーナは、番(つがい)だという狼王ウルマスに求婚された。 マタレーナは28歳だ。この国の適齢期は22歳、よっぽど頑張って25歳というところ。 花の適齢期を待たされ続けたあげく、今頃になって涼しい顔してやってこられても知るものか。 「つつしんでお断りいたします」 だからこちらも涼しい顔で拒んでやった。 獣人と人とがそれぞれ別の王国を成す世界。獣人貴族の伴侶は、必ず人から選ばれる。 「神定の番」と呼ばれる彼女らには番紋(つがいもん)というあざが現れて、番保護所でひたすらに迎えを待つ日々を強いられる。 番保護所で28歳を迎え、「要らない番」「残念な番」などと周りに貶められているマタレーナは、もう結婚なんてどうでもいいから残りの人生、自由に暮らしたいと思うようになる。 そして職を得て一年が過ぎた頃、ようやく番だというウルマスが迎えに来たのだけれど……。 拗らせたあげく独身主義になったヒロインが、無口で無愛想不器用なヒーローに反発するところから始まるお話です。 *2025年9月30日、一部(ウルマス編)完結。 【第二部】 番制度に振り回されたのは、ヒロインマタレーナだけじゃない。 もうひとりのヒーロー、ミスカのお話です。 番制度の真相を知ったミスカは、ある決意をします。 *月曜日と金曜日の更新です。  但し一話の文字数が少ない場合(1500字程度)には、同日連続投稿か、臨時に水曜日に更新することがあります。
47ふつつかな婚約(仮)
連載中·7·2.8万字
明治の華族家の中に、退魔の力を持つ西の阿倍野家と、邪気を祓う霊力を持つ東の神部家が存続していた。両家は悪鬼から日本を守る二大柱として東西に分かれていたが、代を追うごとに力が弱まってきていた。両家は互いの力を補い合うため、阿倍野家の息子、晴麿と神部家の娘、美弥を許嫁とする約束を交わす。 美弥が7歳になる頃、母が病で亡くなる。7歳を迎えてから行う霊力を測定する儀式で、美弥の力が全くないことが分かり、晴磨との許嫁は破棄される。父から見放され、使用人と同じ扱いをうけて育った。父は妾の佳江と、その間に生まれた6歳になる桃華を屋敷に連れてきて、正妻と娘として扱う。桃華には霊力があることが分かり、父は桃華を晴磨の婚約者にする為、阿倍野家の当主に許可をもらう。  数年後、晴磨と桃華の顔合わせ当日、父から呼ばれた美弥が応接間へ行くと、前日町で出会った青年がおり、自分が阿倍野晴磨だと名乗る。そして婚約相手は桃華ではなく美弥だと主張し、勾玉によって本来の力が封印されていたことを話す。勾玉をはずすと、美弥にはそれまで見えていなかった妖怪や、晴磨の使役する式神や妖怪が見えるようになった。桃華や父には見えておらず、美弥の力の強さが証明される。明日から家へ来いと言われ、何が何やら分からないまま、美弥は晴磨の妻になるべく阿倍野家へと向かう。ところが、婚約は仮で3カ月の間に封印を解かないといけないという条件付きだったことが分かり、晴磨と共に自分の力の謎を探っていくことに。妖怪に囲まれた邸で、美弥と晴磨の騒々しい結婚(仮)生活が始まる!
52旦那様、効率的にいきましょう ~ 魔力婚なんですから、溺愛は結婚してからでお願いします ~
連載中·16·5万字
残酷描写有り
魔力の大きさが何よりも尊ばれるモンテリュー王国。 貴族男性は二十歳、貴族女性は十七歳になると、男性は爵位が高い順に、女性は魔力が高い順に、強制的に結婚相手を決められてしまう。 魔力婚と呼ばれるこの仕組みを、愛を引き裂かれたと嘆く恋人たちもいれば、面倒がないと喜ぶ者たちもいる。 美しい容姿と魔力にあふれた黒髪から「宵闇の妖精」とも名高い伯爵令嬢ルシー。彼女は後者だった。 魔力溢れる彼女は、名門公爵家嫡男、泣く子も黙るコワモテ騎士団長クレマンとの結婚が決まった。 結婚に手順や段階を踏むことなど無駄でしかないというルシーと、教会の教えに従い信頼と愛情を育むべきだというクレマン。 「さっさと子どもを作ってお互い自由に過ごしませんこと?」 「婚約期間は一年だ、信頼と愛と絆を深める時間が必要だ」 「効率的にいきましょう、旦那様。子どもができてしまえば、結婚は早めてもらえますわ」 「段階的にいく。まずはデートからだ」 「……はぁ、わかりました。最初のデートで手をつないで腕を組んでキスまで済ませましょう」 「おいっ」 破天荒な妖精姫と振り回される堅物コワモテ、だけど純情騎士団長。 しかし、ルシーが結婚に効率を求める理由を、クレマンはまだ知らない。 ルシーに残された時間は、あまりにも少ないのだということを──。
55夜恋楼 ~千灯、君ニ告グ~
連載中·24·3.6万字
性描写有り
58元シスター、悪役令嬢に転生したので修道院行きを目指したら、俺様侯爵様に溺愛されました
連載中·52·13.9万字
突然、乙女ゲーム『救国の花乙女』の悪役令嬢オリアーヌ・カスタニエ公爵令嬢に転生するも、婚約者であるエミリアン・ホス・レムリー第一王子から婚約破棄を言い渡された直後だった。その傍らにはヒロインのシルヴィ・アペール男爵令嬢の姿が見える。どうやら悪役令嬢が断罪されるという、最悪の場面に転生してしまったらしい。その状況に混乱したまま、何もできずに、オリアーヌは断罪された挙げ句、毒殺された。 その直後、ゲーム序盤のイベント、ヒロインとの初の邂逅場面まで戻される。前世がシスターであるオリアーヌは、神様が与えてくれたチャンスだと思い、悪役令嬢にならない人生を送ることを決意するのであった。 けれどシルヴィは、よほどオリアーヌを悪役令嬢に仕立てたいのか、教科書を隠されたなどの罠を仕掛けてくる。それを助けてくれたのは、エミリアン王子ではなく、もう一人の攻略対象者である歴史の教師アンスガー・ミュンヒ侯爵だった。さらに彼から助言を受けて、オリアーヌはエミリアン王子との婚約を解消して修道院への追放ルートを目指すことにする。だが、それを阻むのもまた、アンスガーだった。 彼は歴史の意義に同意するオリアーヌを気に入り、さらに「俺の女になれ」と迫る。しかもアンスガーはエミリアン王子との婚約解消を手伝ってくれるという。 エミリアン王子との婚約は、王権派と貴族派のかけ橋の役割をしているため、オリアーヌの一存だけでは解消できない。アンスガーの力を借りるのは必須だった。 けれどオリアーヌは前世がシスターであるため、修道院行きを諦めきれない。だが、婚約解消をしなければ、死に戻る前と同じ結末が待ち受けている。 決断を迫られている中も、シルヴィはオリアーヌへの攻撃の手を休めない。その度に助けてくれるアンスガーに、オリアーヌは次第に傾いていく。 揺れ動きながらも、オリアーヌは無事にシスターになれるのか、それともアンスガーの元に嫁ぐことになるのか。 ネオページ契約作品【毎週木曜日 20時頃更新】 ※こちらの作品はネオページ限定作品です。
59捨てられ神子は廃王の傍 -役目を失くした孤独な神子は鳥かご王に愛される-
連載中·34·8.9万字
66前世の私と今世の臆病王女との王位継承生存戦略
連載中·104·27.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
特別な血筋である第五王女レイチェルは兄の死を変えるため、八回死に戻りするも運命を変えられず心が折れてしまう。 魔導書の怪物ダレンと死に戻るため賭けを放棄しかけた時、前世の魂、煌星カノンの人格が表に出て新たな賭を提案する。 臆病王女で心が折れかけたレイチェルは、カノンの言葉に鼓舞されて賭けに挑み、九回目の死に戻りの権限を得ることに成功。 そして魔導書の怪物ダレンはずっとレイチェルに求愛していたと言い出し──。 九回目の死に戻る時間は時間が変わり、その僅かなタイムリミットが覆らなかった遊戯盤を大きく揺らがす。 自分に自信がなく、いつも詰めの甘いレイチェルを支える無茶振りのカノンと、有能だが求愛モードに豹変したダレン。自分を救ってくれた恩人にして主人と仰ぐ奴隷傭兵シリル……。 九回目まで救えなかった人たちを、まるっと救い、敵陣営までも味方に引き込み目指すは、王位継承権──ではなく、第二王子陣営に入ること! これは、平穏無事な自分の死を回避するため臆病で自信のないレイチェルが王位継承争いを生き抜く、ドタバタ痛快ざまぁアリの恋愛サクセスストーリー。 ※第1話のみ火曜日に公開しました、基本的には月・水・金の更新になります※ →6月7月は週1~2回の更新となりますm(_ _)m 【登場人物】 主人公 ◆レイチェル・グレン・シンフィールド(15歳) →第五王女(王位継承権第2位) ◆煌星カノン(本名:???) →レイチェルの前世 ◆ダレン →魔導書の怪物。人外。 ◆シリル →8回目の死に戻りでは、ローレンツの護衛騎士 ◆ランファ →護衛騎士OR護衛剣士 ◆ローレンツ・グレン・ランフィード →第二王子(王位継承権第1位)、レイチェルの兄 ◆レジーナ・グレン・ランフィード →第二王女(王位継承権第4位)、側室の娘 ◆ランドルフ・グレン・ランフィード →第三王子(王位継承権第3位) ◆ペーター・グレン・ランフィード →第四王子(王位継承権第5位) ◆ペテリウス伯 →カエルム領地の経営代行 ◆リスティラ侯爵 →五大貴族の一角。 ◆エドウィン・リスティラ →侯爵家の次男(???、養子)
68敬虔な夫をその気にさせたい
連載中·75·17.1万字
暴力描写有り性描写有り
70異世界探偵~悪役令嬢は転生王子とデスゲームを生き残り、神を人気配信者にします~
性描写有り
連載中·78·23.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
■腹黒ヒロインに勝利して乙女ゲーの皮を被ったデスゲームを王子と生き残れ!■ 事故死した元OLの私を、悪役令嬢として乙女ゲーム世界に 送り込んだ娯楽の神様は、神界の配信者だった! 《水・土の朝に更新中です》 ・ この世界は、娯楽の神のチャンネルで神界にLIVE配信されている。 スパチャが飛べば神アイテムでテコ入れが!! ・ さらに神は、手違いで婚約者の王子様役まで転生者を送り込んでしまった。 彼は元大学生のゲーマーで、ファンタジーMMOの世界で無双する予定だったから大変! 勝手の分からない乙女ゲームの世界で困惑しきり……。 ・ ゲームのストーリー上、王子様は王室の抗争に巻き込まれて つねに暗殺の危機に。私は腹黒ヒロインの計略による処刑が待っている。 このままでは、どちらも地獄行き!! ・ こうなったら協力して、神アイテムの【セーブボタン】と 王子様のギフト【超回復】を駆使し、 見えない敵を炙り出して全ての障害を排除するしかない!! ・ で、王子様とのロマンス……? それどころじゃないわよ! こっちは命かかってるんだから! え? 視聴者さんが期待してるって? 無責任な! ・ とはいえ乙女ゲームの攻略対象だから、 もちろんイケメンなんだけど……。 ・ は、果たして、戦友は恋愛対象になるのでしょうか?! ※大丈夫です!(作者・談) ぜひブックマークを!
74処刑される直前に死に戻りした悪役令嬢は今日も彼女に媚を売る
性描写有り
連載中·40·10万字
残酷描写有り暴力描写有り
王家を裏切った公爵家の一人娘、ライラ・ルンド・クヴィスト。玉座の間で、彼女が「お姉様」と慕う皇帝陛下と共に、王国の象徴である王族たちを次々と処刑していた。その中には、かつての幼馴染であり唯一無二の親友だったミルネシア王女も含まれていた。 「いつまでも幼馴染気分で話しかけないでくれるかしら?」 「ライラ……」 変わり果てたライラの姿に絶望するミルネシア。それでも彼女は誇りを失わず、奇跡的に処刑の刃を免れる。その直後、皇帝の刃は突然ライラの方に向けられたのだった。 次にライラが目を覚ましたのは、なんと自分が処刑される直前の世界。 ――これは神に与えられた二度目のチャンス。 (え、さっきのって夢? 私、本当に殺されたの? お姉様に? どうすれば……生き延びられるの?)  ライラが考えに、考え抜いた結論は幼馴染であり、王国随一の魔法使いであるミルネシアにとにかく媚びを売る事だった。 『お、お願いします姫さまぁー! 私を殺さないでくださーい!!』 『さぁて、どうしてやろうかしらね? ライラ?』 皇帝による処刑を免れたライラであったが、皇帝ユリアナに仕え、国を売った彼女は国家転覆罪の罪で投獄され、裁判を受ける事となった。すべての後ろ盾を失った彼女に残された道は生き残った王族であり、幼馴染のミルにひたすら媚びを売る事である。 『ミルの命令なら、なんでもやります!』 『そう。だったら今ここでワン!と吠えてみなさい!』 『わ、ワンワン!!』 『まだ少し恥じらいが残っているわね。やり直しよ』 『ワンワン!』  これは本当は好きなのに、好きと伝えられなかった女の子が好きを拗らせて、一度は敵対の道を選び、その後、全力で媚を売ることになった少女の物語の始まりである。 ※サブタイトルは、(〜お姉様に見限られた私は幼馴染の王女に鞍替えします。もう貴方の言いなりにはなりません!〜)です。字数制限の為、省略しております。 今月の更新日は毎週土曜日です。
76悪女として処刑されましたが、王女に転生したら三歳で私を裏切った元婚約者と婚約しました
連載中·60·19.1万字
王位継承権を持つダルシアク公爵令嬢のエグランティーヌは革命当日まで、領民の苦しい内情を知らなかった。奸臣・ソレル子爵一派に騙されていたのだ。愛しい婚約者のアロイスはソレル子爵の次男である。愕然としたものの、弟を逃すために囮になり、地下牢に投獄された。 アロイスは修道院行きだと言ったけれど、エグランティーヌは処刑された。 直後、叔父である国王の第四王女として転生した。 名前はベルティーユ。 弟の訃報は入ってこない。 弟を見つけ、ソレルへ復讐することを計画しながら、筋トレに励む日々。 けれど、ソレル子爵は伯爵に陞爵し、王宮に食いこんでいた。ベルティーユが三歳の誕生日を迎えると、ソレル直系の孫の縁談がまとめられそうになる。ソレルの包囲網がえげつない。 アロイスは生涯独身宣言をしたものの、幼馴染みの男爵令嬢との縁談が進んでいるという。 二度と騙されたりはしない。 ベルティーユは婚約者に自分を裏切ったアロイスを指名した。歳の差は大きいが、国王の一声で婚約が整う。 元婚約者と婚約し、知らなかった事実を知る。 アロイスはエグランティーヌを裏切っていなかった? 本当は深く愛していた? ベルティーユはアロイスとともに弟を探しだし、ダルシアク革命の真相を暴こうと動きだした。
78急啓、悪役令嬢さま。今すぐ僕と婚約破棄してください。早々
79悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~
連載中·96·22.3万字
暴力描写有り
◆書籍第一巻、ツギクルブックス様から発売中! ◆コミカライズも配信中!Palcy様にて先行配信、コミックDAYS様、pixivコミック様にて追っかけ連載中です!! 各配信書店様にて1位獲得! コミックス第一巻5/29発売、第二巻は7/30発売です! 目覚めると大好きな小説「トワイライトlove」に登場する悪役令嬢オリビアに転生していた。 前世は3児の母、ワンオペで働き詰めていたら病気に気付かず死亡……私の人生って… 悪役令嬢オリビアは王太子の事が大好きで粘着質な公爵令嬢だった。王太子の婚約者だったけど、ある日現れた異世界からの聖女様に王太子を奪われ、聖女への悪行三昧がバレて処刑される結末が待っている。 転生した先でもバッドエンドだなんて、冗談じゃない! 前世で夫との仲は冷え切った関係だったし、結婚はうんざりだった。 王太子殿下は聖女様に差し上げて、私はとにかく処刑されるバッドエンドを回避したい。 そう思って領地に引っ込んだのに……「躾のなっていない猫には、主からの調教が必要だな」王太子殿下が領地にまで追いかけてきます。 せっかく前世での子育てスキルを活かして、自由気ままに領地の子供たちの環境を改善しようとしたのに 殿下の執着という名の溺愛が止まりません! 中身は30代の包容力抜群子供大好き公爵令嬢オリビアと、ちょっぴり強引で俺様なハイスぺ王太子殿下との恋愛ファンタジーです。 他サイト様(アルファポリス、エブリスタ、ベリーズカフェ)でランキング1位獲得作品です^^ ※少しミステリーな世界観ありです。ざまぁ、グロはなし。 ※健気な主人公が大好きな方は応援よろしくお願いします! ※ラブコメ要素あり、最後はハッピーエンドです。
81冤罪で処刑された悪役令嬢は、逆行して本物の悪女になる。
連載中·33·12.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
【ネオページ契約作品 土曜・日曜 12時更新】  ナルタイル王国の由緒あるアルカディア王立学園。その定例パーティーの場で、王太子オルフェウス・ナルタイルは怒鳴り声を響かせた。 「カルナージュ・エーデルシュタイン!今この場をもって、貴様との婚約を破棄する!!」  そう叫ぶオルフェウスの隣には、聖女エリシア・ウーベルツがおり、彼女はまるで悲劇のヒロインのように泣きそうな表情を見せながらオルフェウスに抱きつくと、どこか勝ち誇ったような瞳でカルナージュを見る。  そして、そんな彼女の周囲には宰相の息子、騎士団長の息子、有名な商家の息子にカルナージュの兄までもが彼女に敵意を向けていた。 「婚約破棄、ですか。理由をお伺いしても?」  静かに尋ねるカルナージュに、オルフェウスはさらに叫ぶ。 「貴様がエリシアに嫉妬し、彼女に危害を加えたからだ!」  そうして次々と嘘の罪とでっち上げられた証拠が突きつけられ、四方から責め立てられるカルナージュ。  しかし彼女は心の中でただ思った。 「面倒だわ」  未来の王妃として努力してきた日々。  しかし、それは決して彼女が望んだ道でもなければ、ましてやオルフェウスを愛したことなど一度もない。  オルフェウスに振り回されるだけの毎日に嫌気がさし、全てがどうでも良くなっていた彼女は抵抗すらせず、冤罪のまま処刑される運命を受け入れ、そして……死んだ。  ――はずだった。 「君、私と契約しない?君の時間を巻き戻す代わりに、私を楽しませてよぉ」 「いいですよ。契約します」  死後の世界で時間を司る神クロノリアに出会い、契約を交わしたカルナージュは、学園に入学する前へと逆行し、舞い戻る。  二度目の人生、彼女は誓う。 「今度は我慢なんかしない。好きに生きて、好きに復讐してやるわ」  そうして二度目の人生を得た彼女は、持ち前の知略と力、そして神の加護を武器に、一度目の人生で死ぬきっかけとなった悪役令嬢らしく、優雅かつ冷酷に復讐していく。  これは、冷酷な少女と気まぐれな神が、ときに笑い合い、ときに惹かれ合いながら、自身の手で未来を切り開いていく、華麗で痛快な復讐劇である。
84稀代の悪妃は血まみれ簒奪王の狂愛に囚われる
性描写有り
連載中·47·11.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
かつてその大陸には、海を挟んで並び立つ二つの大国があった。その国の名をロリニュスとレバンテスという。 両国は数世紀に渡って遊学あるいは婚姻という名目で互いの王族を取り込み合い、時に衝突しながらも発展を遂げていた。 幼い頃から人質としてレバンテスの宮廷で冷遇されてきたロリニュスの王女フィオレンティーナは、結婚式の真っ最中、突如現れた王弟ジグムントに全てを奪われる。 彼はクーデターで長兄から王位を簒奪し、フィオレンティーナの夫になるはずだった王太子サミュエルを廃嫡したのだ。そしてそのままジグムントは強引にフィオレンティーナを王妃として娶る。 だがそれはフィオレンティーナにとって新たなる苦難の日々の始まりであった。 なぜかフィオレンティーナに冷たく滾る憎しみの感情をぶつけ、尊厳を踏みにじるジグムント。 さらにかつての婚約者サミュエルのある言葉によって、フィオレンティーナは「稀代の悪妃」として宮廷でも孤立してしまう。 「これはほんの始まりだ。もっと堕ちるがいい。お前はこれから一生を賭けて償うのだ。お前の祖国が犯した罪をな」 ジグムントの言う、祖国ロリニュスが犯した罪と償いとはなんなのか。 そして、フィオレンティーナに夜明けは来るのか。 時を超えて重なり合う、二組の男女の愛と憎しみ。その先に見つけ出された答えと、二つの国の行く末は……? ※当面は毎週火・金曜日の19:00に更新します。応援よろしくお願いします!
86桜はシリルの腕の中
連載中·21·10.4万字
暴力描写有り
大学二年生の東雲桜。大学へ遅刻しそうなため、近道の神社の階段を駆け上がっていると、寝不足のせいか目まいを起こして階段から落ち、異世界へと飛ばされてしまう。実はこの神社では昔から神隠しの噂があった場所で、桜は運悪くこの場所の不思議な現象に巻き込まれてしまった。飛ばされた先で最初に出会ったのは、金持ちの息子のシリルだ。シリルは今まで誰にも叱られたことがないのか、他人に対してとても偉そうで、桜は助けてくれたことには感謝したが、あまりにも思いやりに欠ける態度や言葉を吐くシリルに、ことあるごとに怒った。桜は短期で気が強く、思ったことをはっきりと言う性格なのだ。そのせいもあり、元の世界では孤立しがちだったけど。そんな桜にも優しく接してくれたのが相沢先輩だ。シリルに怒り傷つけられるたびに相沢先輩を思い出し、帰りたいと泣いた。 シリルに怒りながらも、こちらの世界では行くあてのない桜は、使用人達の手伝いをして屋敷に住まわせてもらっていた。シリルも言い返してくる桜を嫌ってるようなのに、屋敷を追い出すようなことはしない。なぜかと考え気づいた。こちらの世界の人達は、様々な髪色をしている。赤や青、緑や黄、紫まである。シリルも美しいターコイズブルーの髪色だ。その髪色が余計に端正な顔を際立たせている。癪だけど。しかし目の色は一つしかない。琥珀色だ。透明感のある茶色が美しいと桜は思うのだが、こちらの人々は、桜の青い目が神々しく見えるらしい。桜は祖母がイギリス人のクオーターで、黒髪に青い目をしている。その青い目のためか、桜は使用人達と同じような身分だというのに、皆に一目置かれた態度をとられている。シリルが屋敷に置いてくれる理由も、たぶんそうだ。青い目が珍しいからだ。気に入った玩具を手放したくない理由と同じだ、と桜は思っている。ただ、唯一シリルに対して好意的に思っていることがある。それは誰もが「サクラ」と呼びにくいらしく「サーラ」と呼ぶのに、シリルだけは正しく「サクラ」と呼ぶこと。「本当の名を呼ばれないのは、寂しいだろう」と言われた時、桜の胸がキュンと鳴ったのだが、気のせいだと思うことにした。 桜はシリルに屋敷から出るなと言われていたが、持ち前の好奇心から、せっかく異世界に来たのだから色んなものを見てみたいと思う。ある日、シリルが留守の時を狙って、屋敷を抜け出し街に出た。そこで攫われてしまう。
90社畜女子、異世界で働きすぎて気づけば騎士団長の婚約者(仮)になってました。
連載中·78·11.8万字
美容部員の派遣社員だったヒマリは、ある日ひょんな事から異世界へと転移してしまった! 現代では社畜と婚活で多忙を極めていたヒマリだったが、異世界に来た事である大きな野望を掲げる。 その野望とは、老後はのんびり悠々自適なお一人様を満喫する事。 歯に衣着せぬヒマリはルチル姫の提案で、異世界で今までの経験を生かして何でも屋さんを開くことに。 ところが社畜が骨の髄まで染み付いているヒマリはここでも多忙を極め、とうとう美貌の騎士団長の婚約者(仮)を務める事になってしまった! そんなある日の事、庭で薄汚れた妖精を拾ってしまい、ヒマリの生活はさらに忙しくなってしまう。 後から後から沸いて出てくる新情報にヒマリは絶対に関わらないと心に決めるが、周りがそうはさせてくれなくて……。 おまけにこの世界、どうやら何か大きな秘密があるようで——? 異世界ではのんびり暮らしたい社畜女子ヒマリと、ヒマリを取り巻く人達の織りなす、すっきり爽快ハートフルラブコメディです! ※作品の表紙にAIを使用しています。 ※予告なく不定期更新になる可能性があります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。 ※この作品は小説家になろうさん、エブリスタさんでも連載してます。
93双子の悪女の身代わり〜実は私が創世の聖女です〜
連載中·17·5.4万字
孤児院育ちのカリンは19歳になったある日、アリアドネ・シャリレーン王女から自分は彼女の双子の妹だと伝えられた。アリアドネは神聖力を持つ美貌の聖女として戦利品のように扱われ、3度の結婚をしていた。カリンは彼女に頼まれ、彼女の4度目の結婚相手セルシオ・カルパシーノの元に代わりに嫁ぐ事になる。その1年後、パレーシア帝国のルイス皇子によって、カルパシーノ王国は滅ぼされた。夫セルシオを失ったカリンは、彼を取り戻す為にルイス皇子とアリアドネを生贄にし魔術で時を戻す。カリンは再びセルシオと出会う前に戻り、愛する夫との感動の再会を果たす。セルシオは、最初から重すぎる愛をぶつけてくるカリンに戸惑いつつも、彼女を愛おしく思っていた。回帰前より早くセルシオと出会えたが、ルイス皇子にも出会してしまい一目惚れされてしまう。聖女に憧れを抱いていたルイス皇子にとって、純粋無垢なカリンは夢のような理想の女だった。ルイス皇子は帝国の皇子である自分の妻になる方がカリンにとっても幸せだと決めつける。彼はカリンの優しさに漬け込み彼女を騙し、帝国に連れて去ってしまう。一方、アリアドネは極度の男性恐怖症と、神聖力がほとんど消えてしまったという悩みを抱えていた。彼女はカリンの脅威的な神聖力の強さに、自分が彼女の為に創られた存在だと察してしまい深く傷つく。それでも、シャリレーン王国の姫として生まれた誇りを持ち、祖国に戻りを国を建て直そうと必死に戦っていた。
94勘違い伯爵と極貧令嬢~野望と裏切りは愛を運ぶ~
連載中·110·23.4万字
勘違いから始まる疑似大正ピュアロマンス開幕! 帝を頂点とする日ノ本の国では鎖国政策が廃止され、異国との交流が進み好景気に湧いていた。 そんな中、極貧伯爵令嬢、三門美代(みかどみよ)は、没落寸前の家を守るために節約生活に勤しんでいた。そんな美代だが実は、帝の妃を選出する家の生まれで、いつかは帝の妃となり国母となりえる身分だった。その為、従姉妹でもあり、隠密と呼ばれる警護・影武者集団をまとめあげる門代(かどしろ)家当主、門代煌(かどしろこう)と、その部下、八代によって警護されている。 ある日、偶然通りかかったドラムント王国伯爵、ステファン・ミレーネに、美代は煌の女中と間違われ、なおかつ虐待を受けていると勘違いされてしまう。 伯爵の地位に立つ責任感からステファンは美代を虐待から守るべく自分の屋敷へ連れて行く。 八代と煌も後を追い、ステファンの屋敷に潜入する。しかし、美代は家計の足しにと、ステファンは美代の行く先がないだろうと勘違いし、屋敷の女中に雇われてしまう。 激怒する煌をよそに、美代は他の女中達からの嫌がらせを受けつつも、節約生活で培った家事能力を発揮して行く。そんな美代の姿に、煌と八代は嘆きながらステファンの屋敷に潜伏し続け美代の警護に努めた。 ところが、煌の動きに怪しさが見え隠れし始める。 異変に気がついたステファンは、美代と共に煌を探り始めるが、次第に美代とステファンの距離は近づいて行き……。 煌の怪しい動きは何なのか? 美代とステファンの関係は……? たぐい希な勘違い伯爵と極貧令嬢の行く末はいかに?!
100成人女性ですが転生したら大好きな悪役令嬢を断罪するはずの王子でした。婚約破棄?しません!幸せになります!
連載中·11·5.2万字
『君(キミ)と歩む道筋』略してキミミチ。 攻略対象者がショボく、最高に素敵な悪役令嬢もといイケメン令嬢様達が大人気な乙女ゲーム。 そのゲームのやたらとリアルな夢をみていた私こと暦まとい(現世成人女性)。 いろいろあって、ゲームの舞台、コヨミ王国は異世界に実在!初代国王陛下は私の遠ーいご先祖様だった! で、ご先祖のように転移?転生?分かりました!と旅立ったら、なんと私が婚約者本人、たわけ王子こと第三王子(男性)に転生!  え、王子は(私にとっての)現世で私になるの?  王子たちも、実はゲームみたいなたわけじゃなくて、かなりまともだった?  王子に転生、だけは聞いてなかったけど……。 前世名暦(こよみ)まとい、現世ではナーハルテ様、貴女に誠心誠意、全てを捧げる所存です! 成人女性でも、大好きな女性のために、王国のために頑張れる。 そんな本作は、小説家になろう様初出、連載中、カクヨム様にも連載中の『はず王子~転生したら大好きな悪役令嬢を断罪する筈の王子だったので勿論婚約破棄せずに幸せになる所存~』(カクヨム様掲載中作品の題名)をネオページ様連載用に編集、再構成したものでございます。 そのため、『はず王子』と構成などが異なる箇所が多くございます。よろしくお願いいたします。 copyright©豆ははこ-2025
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