2【柴犬?】の無双から始まる、冒険者科女子高生の日常はかなりおかしいらしい。
連載中·436·114万字
暴力描写有り
「小説家になろう」「カクヨム」にて累計200万PV突破の学園青春へっぽこファンタジー。月水金朝9時更新です サンバ仮面、ダメステアイドル、【柴犬?】いいえ、一番おかしいのは主人公! これは、ダンジョンが当たり前にある世界の中で、冒険者科在籍なのにダンジョン一辺倒ではない女子高生の、かなーりおかしい日常を描いています。 県立高校冒険者科の女子高生・柳川柚香(やながわ ゆずか)は友人と訪れたダンジョンで首輪を付けていない柴犬に出会う。 誰かが連れてきたペットの首輪が抜けてしまったのだろうと思った柚香は、ダンジョン配信をしながら柴犬を保護しようとするが、「おいで」と声を掛けて舐められた瞬間にジョブ【テイマー】と従魔【個体α】を得たというアナウンスが流れた。 柴犬はめちゃくちゃ可愛い! でもこれ本当に柴犬なの? でも柴犬にしか見えないし! そして種族を見たらなんと【柴犬?】って! なんでそこにハテナが付いてるの!? ヤマトと名付けた【柴犬?】は超絶力持ちで柚香を引きずるし、魔物の魔石も食べちゃうなかなかの【?】っぷり。 見ている分には楽しいけれど、やってる本人は大変なダンジョン配信は盛り上がりを見せ、なんと一晩で50万再生というとんでもない事態を引き起こす。 アイドルを助けたり謎のサンバ仮面が現れたり、柚香の周囲はトラブルだらけ。(原因として本人含む) しかも柚香は、そもそも冒険者になりたくて冒険者科に入ったのではなかったのです! そこからもう周囲に突っ込まれていたり! 過激な多方面オタクで若俳沼のママ、驚きの過去を持ってたパパ、そしてダメステータスすぎてブートキャンプさせられる口の悪いリアル癒やし系アイドル()に個性の強すぎるクラスメイトや先輩たち。 ひよっこテイマーの日常は、時々ダン配、日々特訓。友達の配信にも駆り出されるし、何故かアイドル活動までやっちゃったり!? 悩みがあれば雑談配信で相談もします。だって、「三人寄れば文殊の知恵」だからね! 夏休みには合宿もあるし、体育祭も文化祭も大騒ぎ。青春は、爆発だー! 我が道を行くつよつよ【柴犬?】、本当はアイドルしたくない俳優志望のアイドルたちと共に、「50万再生の豪運シンデレラガール・ゆ~か」は今日も全力で突っ走ります! 他サイトにも投稿しております。
3対-TSUI-
連載中·138·33.9万字
幸村凪は、ある日突然、見知らぬ世界に飛ばされる。 そこは彼女が知る現実とは異なる、表裏一体の「対の世界」だった。 訳もわからぬまま襲われ、危機に陥った凪の前に現れたのは、銀髪の戦士――焔。 彼は秘密警察「SPT」に属し、国家を揺るがす危険な組織「ミレニア」との戦いに身を置いていた。 「君は重大な『秘密』を知っているはずだ」 その言葉に戸惑いながらも、凪は焔と半人前の八咫烏、ヤトとともに「対の世界」の謎を探り始める。 彼女の前に立ちはだかるミレニア。 陰謀が渦巻く組織の闇…。 そして、「対(ツイ)」に秘められた真実とは? すべての謎が解けた時、世界が大きく動き出す。 ―主要キャラー ・幸村凪…主人公。高校2年生。剣道部所属。素直で優しい性格。 ・焔…秘密警察SPTの幹部。内に闘志を秘めた銀髪の戦士。厳しくも温かく凪を見守る。 ・ヤト…半人前の八咫烏。人間の言葉を喋る。明るい性格。 ・幸村藍子…凪の祖母。「対の世界」の研究者で「天才」と呼ばれていた。 ―SPT― ・丹後志門…SPT幹部。凪の祖母、藍子を恨んでいる。喧嘩っ早い。 ・天宮昂生…SPT幹部。天宮財閥の御曹司。温厚な性格。 ・瓜生蓮華…SPT幹部。幹部唯一の女性。美人なしっかり者。 ・江藤律…SPT幹部最年少。やんちゃな赤毛の青年。 ・橘龍之介…SPT長官。藍子と面識がある。 ・上木凛…SPT隊員で瓜生の部下。無口。狐面で顔の火傷を隠す。 ―紅牙組― ・財前光流…関東の極道「紅牙組」の若頭。喧嘩好きのドスケベ。 ・花丸耕太…凪と同じ世界の青年で、外科の研修医。命を絶とうと「対の世界」へ迷い込み、なぜか紅牙組へ。 ・風間烈牙…紅牙組組長。顔中に刀の古傷がある。 ―八咫烏の一族— ・獅童…ヤトの父。通称「ヤトパパ」 ―御影一族― ・御影安吾…人狼族最凶・御影一族本家の跡取り。ミレニアに捕われている。 ・御影関水…焔の祖父。御影一族の分家。 ―ミレニア― ・万丈…人狼族だったが裏切ってミレニアへ。現在はミレニアの参謀。
5ダンジョン超人は女体化ペットと無双する〜30年ぶりにダンジョンから出た地上は、女子率99.999%のハーレム世界でした〜
連載中·19·3.5万字
暴力描写有り
 202X年。  日本各地に突如大量の大空洞が出現した。  そこから色々な調査が行われて。  未知の生命体、未知の鉱物、物理学にすら反する超常的な人工物が発見された。  ビデオゲームなどの創作物から、大空洞は迷宮やダンジョンと呼ばれ定着し。  未知の生命体はモンスターと呼ばれた。  数年後、203X年。  ダンジョンの慎重な調査が行われていた中で。  突如としてダンジョンからモンスターたちが溢れ出して、人々を襲いインフラを破壊した。  これを政府は災害と認定し、迷宮災害と呼んだ。  自衛隊による迷宮災害対策作戦が決行され、避難や仮設住宅の設立、原子力発電所の防衛と同時進行でモンスター群の駆逐とダンジョンの消滅を進めた。  しかし、ここで未知の感染症が日本に蔓延。  感染し発症すると男性の場合は高確率で死亡、または女性になるか。  感染力が凄まじく、男性の大量死が発生。  生き延びた男性のほとんども肉体が女性となり。  男性比率九割以上だった自衛隊や警察は、ほぼ壊滅。  感染症対策のため、各国は日本への海外派遣を拒否。  渡航制限も付いた。  政府は急遽、共鳴現象によりモンスターを使役する力を持った民間人への協力を募り集めた。  つまり、攻略者が迷宮災害対策に乗り出した。  まあ元は盗掘犯の民間人。  大した成果も上げられるわけもなく。  感染症により、女性出生率が上がり。  じわじわと人口を減らし、札幌以外の七大都市も陥落。  日本は窮地に追い込まれていった。  三十年後、206X年。  札幌近郊、千歳ダンジョンから一人の男が現れる。    男は三十年前の迷宮災害対策でダンジョンに潜った若き自衛隊員。  部隊からはぐれ、迷い続けて三十年。  一人、生き延び続け。  感染症の被害にも遭わなかった。  そして何故か年はとらず、老いることもなかった。  ただひたすらに日本のために戦って生き延びた、超人。  そして男は、この国から災害を一つ消すために動き出す。  しかし、三十年ぶりの地上は。  女子率99.999パーセントのハーレム世界へと変わっていたのだった。 ※閲覧モードは原稿モードを推奨、縦組み横組みは両対応しています。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
12エグゼブレイブ~レガリアに選ばれし者たちの戦い~
連載中·8·2.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
「レガリアチェンジ! トランス・オン!」  その掛け声は選ばれた者たちにとって戦いの合図となる。  太古より人間の恨みや怨念から生まれし魔物――『ゴースト』――。奴らは人間に牙を向き人々を食らう。そんな化物から人々を守るために人知れず戦う者たちがいた。彼等は聖なる力を宿した霊石――『レガリア』――に選ばれた者であり、その力を振るいゴーストを討伐し人々に希望の光を灯した。  しかし、時が経つにつれ継承されていく力は薄れつつあった。  時は現代。  堂森町(どうもりちょう)にゴーストの魔の手が忍び寄る。  少年――五条晴也(ごじょう はるや)は高校三年生の夏休み前日に初めて彼女が出来た。陰キャな自分とはかけ離れた存在であり、とびっきり可愛くて美人で陽ギャルな彼女に浮足立っていた。  そんな幸せな一日を送ったはずの晴也にゴーストの魔の手が忍び寄る。黒い悪魔のような姿した怪人に絶望の淵へと追いやられる。 「死にたくない」  そう思った時、颯爽とパワードスーツを全身に纏った女戦士が現れた。女戦士は晴也に希望を与えると同時に瞬く間にゴーストを切り伏せた。しかし、その希望は後に変貌し、晴也に新たな運命を背負わせることになる。  現代科学で蘇ったレガリアの力。そして、生身で受け入れることになってしまった少年の最愛の彼女を守るための戦いが今始まる。
13闇鍋ヒーローズ!〜ヒーローガールはパン屋を支えるために戦う〜
連載中·24·12.1万字
【毎週火・木の17時頃に更新予定】 とある世界の日本では異世界と限定的につながった結果、未知なる場所へと旅行できるようになった…なんてことはなく。 空間の歪みからモンスターが生じるようになり、人々はその対応に追われるようになったのだ。当初は警察や軍隊が対処していたものの、モンスターは日本全国に広く出没するようになり、その中には日本の武力では対応が難しい存在もあったため、生存圏の大幅な縮小も覚悟していた。 しかし、そんな状況に生まれたのが『ヒーロー』であった。 彼らはこれまでの人類では考えられなかった、それこそアニメや特撮でしか見ないような力を発揮、モンスター対抗の手段として日本に希望をもたらしたのだ。 圧倒的な身体能力で格闘戦を行うもの、まるで魔法のような不思議な力を使うもの、ヒーローはいずれも強力なモンスターに対抗できる唯一の存在となり、やがて日本は平和を取り戻していった。 そして時は過ぎ、ヒーローはモンスターを撃退するだけでなく、その様子を撮影して動画を投稿、それ以外の方法でも収益を得られるようになり、職業としても認知されていた。 さらにそうしたヒーローたちをサポートする名目で様々な団体や企業も生まれ、中でも『ヒーロー安全推進協会』は中心的存在となっていた。 当初はヒーローたちが活動しやすいようにと生まれたものの、現在は多くの利権が集中して腐敗が進み、それはやがてヒーローたちにも伝播していく。 利益優先の思想が広がった結果、派手な魅せ技を使って被害を拡大したり、知名度を悪用してステマやネットワークビジネスに加担したり、本来の意味でのヒーローはいなくなったと嘆く人々もいたのだ。 それでもヒーローは日本にとって欠かすことのできない存在であり、また、憧れる人間も多いことから今も増え続けていた。 そんな世界に新たに生まれたヒーロー、その名は『ブレッド・ノヴァ』。 彼女の目的はとてもシンプル、それは『父親が女を作って出ていったので、実家のパン屋を支えるために自分が稼ぐこと』だ。 ヒーローに対して愛着もなければ憧れもなく、さらには特殊な能力もない彼女は今日も(強めの)パンチとキックで敵を叩きのめす。 そんな彼女を取り巻く存在は悪の女幹部、女サイボーグ、魔法少女!? みんな違ってみんなヒーロー、痛快だけどちょっと世知辛いガールズヒーローアクション小説、始まります!
14アルカナキャプチャーと巻き込まれ系主人公
連載中·76·26.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
15魔女✕極道
連載中·74·20.8万字
暴力描写有り
俺の名は軍馬竜司。三十三歳、バツイチ独身。 泣く子も黙る針棒組の若頭で、長ドスを振るえば右に出る者のいない、ゴリゴリの武闘派だ。人呼んで、「剛剣無敗の昇り竜」。 とある深夜、組事務所にたった一人で留守番していると、新興の暴力団・泥縄組の連中が大挙してカチコミを仕掛けてきやがった。もちろん、狙いはこの俺だ。 銃を持った奴らに取り囲まれ、絶体絶命となったまさにその時、俺の目の前に何処からともなく落っこちてきたのは、なんとも奇妙な恰好をした若い女の子だった。 金髪碧眼丸メガネに、おかしな形の長い耳。おまけに鍔広のとんがり帽子と黒いローブを身にまとったその娘は、よりにもよって自分は「異世界から来た、由緒正しいエルフ(?)の魔法使い」だなんてぬかしやがる(まあ、とびっきりの美少女だってことは認めなくもないが)。 だが、俺がこの修羅場を切り抜けることができたのは、まぎれもなくこの娘の「魔法」の力のおかげだった……。 それからというもの、なぜか俺はこのエルミヤとかいうイカれた魔女に、四六時中つきまとわれることになる。俺のハードボイルドな任侠生活は、いったいどうなっちまうんだよ? 「ご安心ください、リュージさま! これからは私が、魔法でお守りいたしますわ!」 いや、ヤクザに魔法はいらねえよ!
16俺の家がセーブポイントにされてるんだけど!?
連載中·90·29.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
17未来の宇宙軍士官、現代日本にタイムスリップする―スキルや魔法がなくても超科学でダンジョン攻略できるよね—
連載中·15·3.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
22記憶と神巡る『平安』物語
連載中·25·4.7万字
時は平安時代……壇ノ浦の戦の場面から始まる。 いよいよ源平合戦が終局を迎え、平家一門が滅びようとする、その時。 平氏の指揮を執っていた平知盛が海に沈みゆく中聞いたのは、不思議な声だった。 『……時に、この世界の先のどこかには、ふぁんたじぃな世界があるようじゃが』 「……ふぁん、た……なんだって?」 『次はその世界へ生まれ落つる可能性が高いようじゃよ。じゃけぇ、そぉじゃな……そこでの貴殿の氏は【伊月】でええかの。俺がお主だと、分かるように』 「……ええかのと言われても」 半ば意味不明だが、この先に待つのは滅亡と再生を繰り返した果ての世界……『疑似平安時代』と呼ばれる世界だった。 この世界の言い伝えでは、『神が顕現する』そして……時々、『前世の記憶を持ったまま生まれる人がいる』世界だという。 そしてその世界では。 この世界で「僕」こと【伊月 晃】は、前世の記憶が一切ない、ごく普通な中学生として生活をしていた。……が、時折ひっかかる記憶と、この地に根付いた平氏への関心の高さ、そして目の前に現れた同年代と思われる不思議な少年との出会い等によって、少しずつ自分の前世に関心を持つようになる。 自分や近しい人たちとの前世でのつながりは一体どのようなものだったのだろうか。 また、この不思議な少年の正体とは……。 記憶と神の存在をめぐる、平安時代な転生×歴史ファンタジー、ここに開幕します。 ※所々歴史上人物や史実等時代背景描写も出てきますが、事実と関係ない場合も多く、またファンタジー色が強めのフィクション作品となります。苦手でなければ、ぜひお付き合いいただけましたら幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。
23グリーンフィンガー・ピルグリム ~植物乙女と義腕騎士~
連載中·10·3.7万字
植物を操る異能「みどりのゆび」を持つ少女と、両腕を失った元“庭師”の青年。 世界を巡る旅が、二人の運命を大きく変えていく。 実在する草木花類をモチーフに綴られる、ボタニカル・ファンタジー! --- 時は22世紀。 自由自在に花を咲かせる異能「みどりのゆび」を持つ人物が、第三次世界大戦の勃発を未然に防いだ――そんな信じがたい史実から百年余り。 世界は“植物こそが平和の鍵”と信じ、国際組織VERT(ヴェール)を設立。 植物に関わる職業者は“庭師”と呼ばれ、英雄視されるようになっていた。 主人公の青年リュッカは、VERTに所属するお人好しな五級庭師。 ある日、リュッカは砂漠の緑化作業中に地雷に触れて、両腕を失ってしまう。 リュッカは鉄の義手を装着するが、それは、繊細な植物を扱うにはあまりにも不器用だった。 そんなとき、リュッカの前に金髪碧眼の美少女が現れる。 少女の名はチト――伝説の異能「みどりのゆび」を継ぐといわれる一級庭師。 VERTの最高権力者でもあるチトは、失職寸前のリュッカにある任務を提案する。 「VERTの特派員として、わたしと一緒に来ないか?」 それは、植物にまつわる異変や事件を解決するために、世界を旅する特例任務だった。 リュッカは任務を引き受け、チトの護衛として4つの地域へ旅立つ。 ひとつだけ気にかかるのは「チトに関わると長生きできない」という不穏な噂――旅の中で、リュッカは噂の真相を身をもって知っていく。 植物を巡る人の思惑。二人を試す、異能「みどりのゆび」の正体とは…… 異能の少女と鉄腕の青年が紡ぐボタニカル・ファンタジー、ここに開幕。
24魔法少女の反逆~重なる魔法と世界の果て~
完結済·81·39.1万字
【ネオページローンチ商業連載作品(完結済)】 とある時間軸の日本。ここでは『魔法少女』たちが現実に存在し、異次元から訪れる脅威である『影奴』を撃退していた。 同時に、魔法少女たちが生み出す魔力は国を支える重要なエネルギー源となっており、『魔法少女発電所』は世界にとってなくてはならない存在であった。 そして魔法少女たちは『魔法少女学園』に通うことを義務づけられており、学園の中枢部は政府ですら手出しができないほどの権力が集中していた。 権力は密かに腐敗を生みだし、魔法少女たちを都合がいいように管理し、情報統制によって純粋なる少女たちは自分が知らないうちに搾取されていたのだ。 そうした歪みは魔法少女同士の対立すら生み出し、彼女たちは『改革派』『現体制派』『武闘派』に分かれて争っていた。そう、影奴という共通の敵がいたとしても、一つにはなりきれていなかったのだ。 このような状況の中で、また新たな魔法少女が生まれる。 その名前は、『ヒナ』。優れた素質故に「世界すら支配しかねない力」を持つと評されながらも、ただ家族との再会を願って戦う少女。 そんな彼女が『カナデ』という魔法少女と出会ったことで、物語はゆっくりと幕を開ける。 これは少女たちが、『世界』に反逆する物語──。 番外編はこちら→https://www.neopage.com/book/30261368110452600
31琴宮アカリは黄泉がえりたい。~死にかけたりもしたけれど、私はげんきです~
完結済·46·11.9万字
【完結済み】 【ネオ書きコン1参加作品】   花も恥じらう女子高生・琴宮アカリは、子犬を助けようとしてトラックにひかれてしまった。  血は噴き出て肋骨は飛び出し足はぐちゃぐちゃ。  更には大股開いてパンツ丸見え。 『あまりに情けない恰好。でもまあ、辞世の句も読んだし、あとはお迎えを待つだけだ』  そんな諦めの境地にいたアカリだったが、いつまでたっても死は訪れなかった。  ――それどころか、身体が全回復している!?  これというのも全て、手の中にある丸い石が原因だった。 「嬢ちゃんはワイの魔力の影響で、死んだか死んでないかわからんくらいのギリで助かったんや」  と、エセ関西弁でしゃべる石。  なんとか仮の命で生き永らえたアカリ、しかし石と離れると事故のダメージが戻ってきて死んでしまう。 「一生このままなのか……」  嘆くアカリに、石は提案を投げかけた。 「ワイに体があれば、蘇生魔法で完全に生き返らせてやれるで!」  ――ただし。 「条件は、死んで48時間以内の外傷の少ないフレッシュな死体であること」 「死体にフレッシュとかあるんかい!」 「もちろんや。腐ってたらゾンビになってまうやないか」  わけも分からず説得されてしまうアカリ。 「そや、もう一つ条件があるんやが……」  かくして黄泉がえりJK琴宮アカリは、厄介な条件付きの“やんごとなき死体”を探すことになってしまったのだった。
37我が家と異世界がつながり、獣耳幼女たちのお世話をすることになった件
連載中·31·8.8万字
38ぽんこつ祓い屋は依頼を選り好みしてる場合じゃない
連載中·58·13.2万字
41小次郎ちゃんは素敵なお嫁さんになりたい!〜妖刀使いは惹かれ合う
性描写有り
連載中·25·7.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
日本のどこかにある地方都市・樺山(かばやま)市。 ある日の深夜、地下鉄車内で何者かが刃物を振り回し、多くの乗客を殺傷する事件が起きた。 なぜ? どうして? 一体誰が? 大胆かつ残忍な犯行に注目が集まるが、津波のように情報が押し寄せる時代とあって、間もなく事件は市民の記憶から忘れ去られていく。 そんな中、樺山市の地方新聞社で働く佐々木昭武(ささき・あきたけ)は、帰宅途上で倒れていた老人・足利善三(あしかが・よしぞう)を助ける。 心臓が悪い足利を自宅まで連れて帰ると、「独居」と言ったはずなのに、かわいらしい孫娘が2人も飛び出してきた。 高齢の足利は、もし自分に何かあれば、孫娘2人の面倒を見てほしいと佐々木に頼み込むのだが…。 剣豪が美少女になって転生するという、よくあるネタです。 ネオ書きコン1に参加するために、作りかけていたプロットを字にしてみました。 ホラーっぽいダークファンタジーのつもりで書き出したのですが、なんだか最終的にいつものコメディになりそうで怖いです。 ※残虐な描写があります。血生臭いのが苦手な方はご注意ください。 【注意】この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。 【注意】この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
43日本が逆転生者だらけでも、俺の家は聖女幼女とイケメン悪役令嬢で最強な件
連載中·4·1.4万字
暴力描写有り
44一撃鍛冶師チャンネル ~武器耐久1、攻撃力∞の鍛冶職人、異世界公式チャンネルから伝説へ~
連載中·34·8.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
異世界に落ちた人々をゲーム感覚で鑑賞できる謎の動画共有プラットフォーム――【異世界公式ストリーム】(通称:いせスト)が誕生して、三ヶ月。 コミュ障のバグ男として周囲から蔑ろにされる日々を過ごす稀代 刻哉(きのしろ ときや)は、養子として実家からも追い出され、祖父母の元で影薄く暮らしていた。 そんなある日、彼は、『大噴禍(だいふんか)』と呼ばれる特殊な事故に巻き込まれ、異世界ダンジョンに落ちてしまう。 異世界のフィールドは、いせスト配信内容そのまま、ゲームに出てくるようなモンスターがはびこる危険な世界だった。 絶体絶命のピンチを救ったのは、刻哉に目覚めたスキル。 『あらゆる武器の耐久力を下げる代わりに、人知を超えた攻撃力・貫通力を付与する』――この力を使い、刻哉はからくも危機を乗り越える。 このときから彼は『最高の武器を創りたい』と強烈な欲求を抱くようになる。孤高の鍛冶師だった祖先の血が呼び覚まされたように。 その姿に惹かれたひとりの美少女精霊フィステラが、刻哉と一緒にいたいと申し出る。 「私が素材を提供します。あなたはそれで、世界を貫く刃を打ってください。もう二度と、あなたがたがこの世界に来られないように」 こうしてフィステラとタッグを組んだ刻哉は、とある事件をきっかけに【異世界公式ストリーム】内で爆発的な人気を得て、いつしかこう呼ばれるようになる。 【一撃鍛冶師】――と。 今日もまた、配信される。リアルで非情な異世界を命懸けで攻略する刻哉たちの姿が――。 ※他サイト様でも公開中
47戦え! 佛雁(ぶつかり)おじさん
連載中·39·6.3万字
暴力描写有り性描写有り
多くの人と欲望が行き交う繁華街、池袋。 この地には人知れず”呪いの女王 ヨウコ”による「三日に一度、左足の小指をタンスの角にぶつける呪い」がかけられ、何気ない顔で道行く人々もひっそりと小指の痛みに苛(さいな)まれていた。 そんなことは露(つゆ)とも知らず、今日も朝の通勤ラッシュで賑わう池袋駅のホームにて。スマホに夢中で前も見ずに歩く無謀な女子高生のことを、渾身のショルダータックルで以てわからせている男が一人。 男の名は佛雁(ぶつかり)穣二(じょうじ)。42歳。独身。 時価総額30兆円を誇る超巨大企業”黒杉コーポレーション”傘下で、主に男性用パンプスを手がけるシューズメーカー”ブラックシダー”池袋支店長。 昼は部下への教育的指導(パワハラ)、夜はキャバクラでオキニにガチ恋、そして朝は池袋駅での慈善活動(悪質タックル)と、充実した日々を送る彼のキャリアは至って順風満帆そのもの・・・・・・の、はずであった。 いつも通り、朝の慈善活動を済ませた佛雁の前に現われたのは、駅構内で何故か白衣を着ている自称研究者の謎の少女・白鷺エレナ。 ヨウコの呪いを解く方法について研究しているという彼女。その研究成果を実践に移すためには、佛雁の力が必要なのだとか。 主人公(悪質タックラー)×ヒロイン(マッドサイエンティスト)×男装執事(暴力的)のトリオが送る、ドタバタぶつかりックコメディ。 ※この作品は駅でのぶつかり行為・盗撮・その他諸々の犯罪等を推奨するものではありません
48かみみみこ ~神社の神様をお助けしたら、大変な事件に巻き込まれました!!~
完結済·53·10万字
※別サイトで評価していただけたので、ネオページ様のアカウント開設に伴いコピペ掲載しました。 『神社の神様』が《視える》女子高生が大変な事件に巻き込まれる話です。 (⋆ᵕᴗᵕ⋆) 神様の姿を《視る》ことができる貴船 由佳(高3)は、猫の姿をした神様をお助けします。 その神様は、およそ猫とは思えない程お身体が巨大化していました。 神様が仰るには、お賽銭箱に1万円を入れられたので巨大化してしまったとの事。 そんな神様をお助けしたことで、由佳は1万円をお賽銭箱に入れた「犯人」を見つけ出さなくてはならなくなりました。 その「犯人」は、由佳と「同じクラス」にいるようなので、高校のクラスメイトを調べていきますが── クラスメイトたちの恋愛感情、大学受験、夏祭りなど、高校3年生ならではのドタバタとわちゃわちゃを描きつつ、昨今の神社やお寺に参拝する観光客のマナーや、オーバーツーリズム問題についても触れています。 皆さまに「面白い!」と思っていただけるよう頑張ります。 (๑•̀ㅂ•́)و スロースタートで最初は当たり障りのないお話が続きますが、8話目で事件が発生し、9話目でドカーンと物語が展開します。 そこで「面白い!」と思っていただけたなら幸甚と存じます。 (⋆ᵕᴗᵕ⋆) 1話あたりの文字数は少な目なので、サクサク読んでいただけると思います。 お付き合いいただけますと幸いです。宜しくお願い致します。 ※新海誠先生のアニメ映画や「サイダーのように言葉が湧き上がる」のようなアオハル感のある作品を書いてみたくてはじめました。  少しでもそんな雰囲気が出ているのいいのですが……。
51新・ダンジョン事変 ~追放された元荷物持ちの僕(俺)、有名人の美少女ダンジョン配信者を助けたことでバズってしまう~
完結済·78·27万字
残酷描写有り暴力描写有り
・最終話まで書き上げてありますので、絶対にエタりません。 【あらすじ】 「おい、拳児。お前は今日限りクビだ。荷物を置いてさっさと俺たちの前から消え失せろ」  ある日、荷物持ちの拳児はリーダーの草薙数馬にそう言われ、C級探索者パーティー【疾風迅雷】からのクビを言い渡されてしまう。  拳児がクビにされた理由はPTの探索者ランクがB級に昇格し、ダンジョン内で専用カメラを使っての配信活動がダンジョン協会から認可されると草薙数馬が確信したからだ。  そうなると【疾風迅雷】は顔出しで探索配信活動をすることになるので、草薙数馬は身元不明で記憶喪失だった拳児の存在自体が自分たちの今後の活動に支障が出ると考えたのである。  もちろん、拳児はクビを撤回するように草薙数馬に懇願した。  だが草薙数馬と他のメンバーたちは聞く耳を持たず、それどころか日頃からの鬱憤を晴らすように拳児に暴力を働いてダンジョン内に置き去りにしてしまう。  しかし、このときの草薙数馬たちは知らなかった。  実は今まで自分たちが屈強な魔物を倒せていたのは、拳児の秘められた力のおかげだったことに。  そんな拳児は追放されたあとに秘められていた自分の本当の力に気づき、しかもダンジョン協会の会長の孫でインフルエンサーのA級探索配信者の少女を助けたことで人生が一変。  上位探索者でも倒すのが困難なイレギュラーと呼ばれる魔物たちを打ち倒し、自身もダンジョン協会からのサポートを受けて配信活動を始めたことで空前絶後の大バズりをする。  一方の拳児をクビにして最悪な行いをした草薙数馬たちはB級探索配信者となったものの、これまで簡単に倒せていた低級の魔物も倒せなくなって初配信が大ゴケしてしまう。  やがて無名だった拳児は世界中から絶賛されるほどの探索配信者となり、拳児をクビにして追放した草薙数馬たちは死ぬこと以上の最悪な結末を迎えることになる。  これは現代ダンジョン配信界に激震が走った、伝説の英雄配信者の比類なき誕生譚――。
56Nightfall-ブレイカーズ-
連載中·107·37.9万字
70DRUG TREATMENT
連載中·17·4.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
刻は令和。神の現身たる人間の心に闇が満ちる時代―― 俺、阿久聖(あく さとし)は幼少期に叔母によって虐待を受けて育ったお陰で心にトラウマを抱えてしまった。 それはプレッシャーを掛けられると緊張が高まって体は硬直しまともな思考すらもままならない。 肝心な時に選択・決断ができないという精神的なものだ。 俺はずっとそんな呪縛から逃れられずに生きてきたんだ。 でもそんなことなど世間にしてみれば知ったこっちゃないって訳。 だから俺も何とか社畜としてブラック企業で働く日々を送っていたんだけど、そんな環境の中1人の新人が入社してきたんだよ。 その女の子の名は神崎セピア。 俺は救世主が来たと思ったね。 でも新しい社畜ライフが始まったと思ったら奇妙なことが次々と起こるんだ。 鬼のような化物に襲われたり、それを神崎セピアが撃退したり……しかも彼女、変身までしたんだぜ? 挙句の果てには全く記憶にない従妹、鬼丸ルージュって女の子が現れて俺の部屋に押し掛ける始末。 しかも彼女達から色々と話を聞いた結果、俺の心臓は暗黒化してしまっていて、何か知らんが凄い力まで秘めているらしい。 化物たちは暗黒化した俺の《黒の心臓》ってヤツを狙って襲ってくるなんて話を聞かされて、しがない三十路過ぎのおっさんとしてはもう何がなんだか理解不能で大混乱って寸法だ。 それで俺は真実を知ることになるんだが、何と!彼女達は人間じゃなかったってオチ。 神崎セピアは天使、鬼丸ルージュは堕天使、つまり魔神だって言うじゃないか! そんなオカルト染みた存在なんて信じてなかったもんだから、それはもう驚いたね。 彼女達に囲まれて生活を送るようになった俺は天使や魔神、そして化物の王、鬼神と出会って不本意ながら戦いに巻き込まれていくこととなっちまった。 何だかんだで距離が縮まって彼女達の目的が判明したんだが、セピアは俺の中に宿る神器が、ルージュに至っては俺自身が秘める力が目当てってことらしい。 そしてその刻は訪れる。 セピアの固い信念が揺らぎ絶対なる神を疑う刻が。 ここに至って俺はようやく彼女に惹かれていたことに気付くのだ。 俺はようやく選択する。 俺はようやく決断する。 例えそこに打算があったとしても俺を支えてくれた彼女達には必ず報いなければならない。 これは阿久聖が過去と決別し一人の天使を救おうとする物語――
76リアルダンジョンには、カネも名誉も何もねえ!
完結済·101·35.8万字
 世界各国の至る所に「ダンジョン」が発生する現象が始まって数十年、欧米では「ダンジョン」は突如やって来る災厄の象徴でしかなかった。何しろ入ってモンスターを倒しても、何も手に入らない。ゴールドも魔石も何もない。ダンジョンには宝箱もアイテムも何もない。現実のダンジョンとは、巨大化した虫があふれ出してくるただ危ないだけの厄介物。  ところが世界でただ一国、好きでダンジョンに入って危険に身をさらして遊ぶ狂った国民がいた。そう、それはもちろん日本! 政府も警察も「管轄外だもーん!」と知らんぷりを続ける中、ボランティア団体の「ダンジョン保安管理協力会」(略して「ダンボ」)がダンジョン入出の管理からロスト(ダンジョン内遭難者)の救出を引き受けて、日本のダンジョン文化(?)を守っていた。  そんな中で日本のダンジョン遊びは「冒険」「探検」から営利目的の「動画配信」が始まって、それはすぐにブームになった。いち早く目をつけたキャリアがダンジョン内のホットスポット化を開始。動画配信だけでなくライブ映像の配信までが可能になった。しかし当然それに伴って犠牲者の発生も増えまくる事態に……。  ガラス工芸店の長男である空吹圭太(そらふきけいだ)は、父親がダンジョンへガラス材料を取りに行ったまま行方不明。ダンボの協力で父親の捜索を続けるうちに『モンスターガラス化』スキルを会得する。それで始めたスライム原料ガラスが売れたのは良いけど、ダンボには「ロスト者回収」「ダンジョン清掃」を任されてしまう。  ある日圭太はロスト者捜索で出会った訳ありな美人「御崎エリカ」をダンジョンに巣くう怪しげな男たちの手から救出してしまう。その男たちはどうやら危険な第13層で何かを行っているらしい。圭太の父が消息を絶ったのも恐らく第13層、そして訳あり美女のエリカも第13層を調べたいと言う。  何となくエロエロ色仕掛けでパートナーにされてしまったような気がするけど、いろいろ考えたら圭太にはこれしか選択肢はない。目下高校休学彼女なしだけど、美人パートナーと組んで……いや冒険どころじゃなく、俺ガラスの納期迫ってるんだけど……。
78ダンジョン配信は始めません!
完結済·6·1.3万字
西暦XXXX年。 突如として世界の至るところに『ダンジョン』と呼ばれる異空間への入り口が出現した。 ダンジョンは、地球上に存在しない凶暴な生物(のちに魔物やモンスターと呼称)が支配する世界だった。 ダンジョンの出現と同時に、地球上には『ダンジョンスキル』と呼ばれる、ダンジョン内でのみで使える特別な力に目覚める者たちが現れ始めた。 その者たちは『覚醒者』と呼ばれた。 覚醒した者は、世界人口の約10%に達すると言われているが、その実態、覚醒理由、発現条件などはいまだ不明だ。 ダンジョンへ潜ることができるのは『覚醒者』のみである。 なぜなら非覚醒の一般人がダンジョンへ立ち入ると、その内部の空気中に含まれる有害な成分を体内で分解することできず、たちまち死に至るからだ。 しかし、地球に住む人類はダンジョンの存在を無視することができなかった。 ダンジョン内には、地球上には存在しない資源が豊富に存在していることがわかったからだ。 ダンジョンからもたらされるその資源は、人口が飽和状態になっている地球に多大な恩恵をもたらしてくれる一方で、『新人類』と呼ばれる『覚醒者』たちの選民思想が問題となり始めていた。 『覚醒者』たちは自分の力を誇示するように、こぞって『ダンジョン配信』を始めていた。 そんなダンジョン黎明期のお話。 高校3年生の流野陽一(ながれのよういち)は、『ダンジョンスキル』が発現した『覚醒者』の1人だった。 しかし、陽一(覚醒者ネーム:ルイ=シャドウイング)は、決してダンジョン配信をしようとはしない変わり者。 ほかのダンジョン配信者のダンジョン攻略にこっそりついていき、その様子を自身のスキルを使って撮影し、匿名の動画チャンネルで公開するという行動を繰り返していた。 陽一が新進気鋭のダンジョン配信者、≪閃光≫のミオ=セリーヌの生配信に隠れて同行していた時のことだった。 ミオがボスの攻撃により、思わぬ致命傷を負ってしまう。 それを見過ごすことのできなかった陽一は代わりにボスを討伐する。 そのおかげで、ミオを一命をとりとめることになった。 本来なら出逢うことのなかったはずの2人。 運命に導かれ、パートナーとなってダンジョン配信を始める――話ではありません。 拗らせ非モテ男子と、メンヘラ隠れギャル女子による、甘々(?)ダンジョン外バトルが開幕する⁉
83錬金先輩のバズレシピ!
連載中·86·47万字
<NSP02金賞受賞!> 月・水・金 朝6:00公開 ※三章からネオページ専用契約作品となります(全編書き下ろし) 錬金術に打ち込むあまり、周囲とのコミュニケーションを取らなかった槍込聖(32)は、同期に成果を奪われ搾取の日々を送り続けていた。しかしその状況を打破しようと一人の女性が立ち上がる。大学時代に聖によって命を救われた望月ヒカリ(31)は今の現状を我慢ならないととある計画を立てていた。それが実行される当日、聖は原因不明の重体により救急搬送。ヒカリは兼ねてからの書類をまとめ勤務先の上司に直談判。 無事退職を終えたヒカリは、かねてよりヘッドハンティングを考えていた聖を誘い、とある配信チャンネルを設立した。 それが『先輩と後輩の錬金チャンネル』というもの。 世に数多いる錬金術師の卵の熟練度を底上げしようと試みる実験的なチャンネルだった。 立ち上げ当初は誰もがそう思っていた。企画主のヒカリでさえも。 だがそれを覆した存在がいる。 「え、エリクサー? 熟練度250で作れるよ。素材は要相談だけど。まだレシピが出回ってない? あ、ふーん(察し)」 軽い雑談で投下される爆弾情報の数々。こいつは何者だ? 噂は噂を呼び、ついには特定班まで出始める日々。 槍込聖はこの日から謎の錬金術師Vtuber『先輩』として世界に理解不能な情報と恐ろしいほど高い錬金術の腕前を見せつけていくのであった。同時に己のかわいらしい姿も見せつけて、多くのリスナーの脳みそを焼いていく。 「どうしてみんな僕をおじさんだって認知してくれないのかなぁああああ?」 これは可愛すぎるおじさん錬金術師『先輩』と、世話焼きだけど趣味の押し付けが激しい『後輩』のドタバタ日常劇。 配信ついでにいつの間にか世界の危機も解決しちゃってる、そんなお話。 一章『先輩、世界的にバズる』完結 二章『先輩、探索者仲間を歪ませる』完結 三章『先輩、メス落ちの運命に抗う』鋭意執筆中。
88修羅転生 – Dance with the Wild things –
連載中·1·1,880字
残酷描写有り暴力描写有り
 2038年、夏、渋谷。その門は、突如現れた。  中世ヨーロッパを思わせる巨大な門扉の中から現れたのは、緑色の肌が特徴的な人のような生き物。  それを見た誰かが呟く――ゴブリン、と。  次の瞬間、地球上の全ての生物の眼前に、それが浮かんでいた。のちに、システムメッセージと名付けられることになる、不思議な画面が浮かんでいたのだ。  この日、闘争の時代が訪れた。  そして、英雄たちも誕生した。  渋谷の英雄たちと呼ばれる約千人の人々と、その中から生まれた、世界にその名を知らしめた九名の男女――シークレット・ナインと呼ばれる英雄の中の英雄が生まれ、数時間後、渋谷事変が幕を閉じた。  世界は、未曾有の災厄に耐え、順応し始める。  渋谷事変後、世界各地に門が現れるも、シークレット・ナインを始めとした力を得た人類が奮闘し、怪物たちを門の中へ押し戻すことに成功、逆に、怪物たちを討伐すべく、門の中へと侵入。門内部をダンジョンと呼称。ダンジョンの調査を開始したことで、判明したことがある。  現在、地球が見舞われている災厄が、異世界からの侵略であること、門の向こう側は必ず、ダンジョン最奥であること。  そう、ダンジョンは最奥から始まる。  渋谷事変から五年後。とある少年が、ダンジョンアタックを始める。本来、人数を集めて探索することが推奨されるダンジョンにおいて、その少年は、たったひとりで怪物の命を散らしていく。  その壮絶かつ美麗な闘いぶりから阿修羅の異名を充てられた彼は、日本刀片手に、嬉々としてダンジョンに向かう。何故か?  彼は、現代剣術の惰弱さに呆れていた。そんな彼の前に、闘争する場が現れた。しかし、年齢制限のルールに阻まれて五年も待たされた彼は、今年、十五歳になり、ようやく愉しめるようになった。約二〇年ぶりに、闘争の場に戻ってきたのだ。嬉しいのは当然である。  彼は、いわゆる転生者。その正体は、天才と謳われたものの、志半ばで病に倒れた剣士。  かつての名は――沖田 総司。  最強の狼の群れの中にあって、天稟と称えられた天才剣士が、現代最強の阿修羅――藤堂 海斗となって、ダンジョンを征く。  ダンジョンの先、異世界の大地を踏んだ時、再誕した狼は果たして、何を想うのか。   ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体などとは一切関係ありません
89闇のメトロノーム
連載中·24·35.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
[あらすじ:近未来の荒廃した都市、ノヴァシティ。特殊な能力を持つ人々が存在し、「エレメントホルダー」と呼ばれている。彼らは神のような組織によって管理されているが、組織には闇の部分が存在する。 主人公は記憶を失った少年で、ノヴァシティの片隅で孤独に暮らしていた。ある日、彼は自分の名前を求めて旅に出る。途中で彼は記憶を操作する能力を持つ少女、アリスと出会う。 アリスは「シンフォニア」と呼ばれる組織の一員であり、彼女の任務は特殊な能力を持つ人々を見つけ出し、組織に連れ戻すことだった。彼女は主人公に協力を求め、共に行動することを提案する。 旅の中で、主人公とアリスは組織の闇の部分や謎の指導者に迫る。彼らは他のエレメントホルダーたちと出会い、それぞれの過去や思いを知ることで、彼らの内面や苦悩に触れていく。 彼らは力を合わせて組織に立ち向かい、真実を追求していく。だが、組織との戦いの中で、主人公とアリスは道徳的なジレンマに直面する。正義と犠牲の間で葛藤しながら、彼らは自分たちの信念を貫こうとする。 ノヴァシティの外に広がる未知の領域や他の都市を探索しながら、彼らの旅はさらなる展開を迎える。新たな組織やキャラクターとの出会い、音楽の力や道具・技術の活用が物語に絡んでくる。 主人公とアリスは、組織との最終決戦に挑む。エレメントホルダーたちと共に立ち上がり、自身の運命と存在意義を見つけるために奮闘する。彼らの絆と信じる心が、世界を救う力となる。 物語は感動的な結末を迎える。主人公とアリスは組織との最終決戦を終え、世界に平和を取り戻す。彼らは新たな旅に出るかもしれないし、過去の傷を癒しながら平穏な生活を送るかもしれない。 キャラクターの掘り下げや世界の探索、道具や技術の紹介、モラルディレンマなどを盛り込んだ、読者を悲しみや感動、熱い展開に引き込む荒廃SF小説となる。]
91ラスボスドラゴンを育てて世界を救います!〜世界の終わりに聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声でした
連載中·258·52.8万字
世界が滅びるその時に聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声だった。 人類は敗北した。 99個のゲートをクリアせよという不思議な声と共に平和だった世界はモンスターが現れる危険なものへと変わってしまった。 覚醒者と呼ばれるモンスターと戦う力を持った者が必死に戦ったけれど人類は邪竜の前に滅ぼされてしまったのである。 たった一人を除いて。 愛染寅成(アイゼントモナリ)は人類最後の一人となった。 けれどトモナリもモンスターの攻撃によって下半身が消し飛んでいて、魔道具の効果でわずかな時間生きながらえているに過ぎなかった。 そんな時に新たなスキルが覚醒した。 戦いに使えないし、下半身が消し飛んだ状況をどうにかすることもできないようなスキルだった。 けれどスキルのおかげで不思議な声を聞いた。 人類が滅びたことを嘆くような声。 この世界に存在しているのはトモナリと邪竜だけ。 声の主人は邪竜だった。 邪竜は意外と悪いやつじゃなかった。 トモナリは嘆くような邪竜の声に気まぐれに邪竜に返事した。 気まぐれによって生まれた不思議な交流によってトモナリと邪竜は友達となった。 トモナリは邪竜にヒカリという名前を授けて短い会話を交わした。 けれども邪竜と友達になった直後にトモナリは魔道具の効果が切れて死んでしまう。 死んだのだ。 そう思ってトモナリが目を覚ましたらなんと信じられないことに中学校の時の自分に戻っていた。 側には見覚えのない黒い卵。 友といたい。 そんな邪竜の願いがトモナリを過去へと戻した。 次こそ人類を救えるかもしれない。 やり直す機会を与えられたトモナリは立ち上がる。 卵から生まれた元邪竜のヒカリと共に世界を救う。 「ヒカリと一緒なら」 「トモナリと一緒なら」 「「きっと世界は救える」」
93銀色の稲妻と呼ばれた落ちこぼれヒロイン、 最推しの上司に見てもらえるように、最強へと至るまで
連載中·83·25.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
——少し違った歴史を辿った過去、そして大きく違った歴史となった現代の日本。 「ヒーロースキル」と呼ばれる現代の異能が目覚めた新人類「ヒーロー」が闊歩し、道を外れた犯罪者「ヴィラン」が夜を支配する魔都と化していた。 夜な夜なヒーローとヴィランの戦いは激しく続き、人々は恐怖に慄いていた……が、案外人間とは慣れるもので、この両勢力の戦いをマスメディアは面白おかしく書き立て、ネットメディアなどでも紹介される人気コンテンツへと変貌していた。 そんな東京二十三区の端っこ、川を渡るとそこはもう別の県へと入ってしまうようなちょっとのどかな街に住む一人の女性が住んでいる。 彼女の名前は市嶋 雷華(いちじま らいか)、都内にあるヒーロー団体の事務所に所属する一九歳の少女だ。 人よりも少し恵まれた容姿と、誰よりも優れた才能を持ちながらも今ひとつ自分の仕事に自信を持てずに悩んでいた。 「シルバーライトニング」 雷華の持つヒーロースキルはたった一秒間だけ稲妻のように超加速できるヒーロースキル……超レアスキルではあるものの、慣れていない雷華からすると地味で使い所に困る微妙な能力。 生来の引っ込み思案な性格な性格もあり、ヒーロー活動でドジを連発……「逃げ足だけは早い女」という不名誉なあだ名までいただいてしまい、毎日が楽しく過ごせない。 ヒーロー活動なんかもう無理だと考え、普通のOLにでも転職してそこで知り合った男性と結婚して幸せな家庭を……と考えていた彼女の前に、指導員役として現れたのは彼女が少女時代に憧れていた先輩ヒーロー「ヘラクレス」だった。 雷華の上司として教育を任されたヘラクレスは彼女のレアスキルに可能性を感じて、自ら教育役を買って出たのだ。 最推しの先輩ヒーローに教えてもらえる喜びと、彼に振り向いてもらいたい一心でそれまでの自分を捨てるように努力を始める雷華。 そしてそんな雷華をみて次第に彼女のひたむきさや、心優しさに惹かれていくヘラクレス……。 これは役立たずだった落ちこぼれヒロインが、推しの後押しを受けて最強へと成長していく過程と、恋を描いた物語である。
96異世界秩序機構~勇者を取り締まる者たち~
連載中·78·18.8万字
【毎日投稿中】 異世界秩序機構は、転生した勇者たちが異世界で悪事を働いた場合、その勇者を元の世界に連れ戻すために設立された組織である。 吉崎恵介(よしざき けいすけ)は、高校に通いながらその異世界秩序機構でアルバイトをしている。 彼がこの仕事を引き受けているのには、生活費を稼ぐ以外にも理由がある。それは、幼馴染を探すためだ。 3年前、恵介の幼馴染が突然姿を消してしまう。残されたのは、幼馴染が乗っていた自転車のみ。 どこを探しても幼馴染の姿は見つからず、何の手がかりもなかった。 そんな中、恵介は異世界秩序機構にスカウトされ、異世界秩序機構の一員として転生した勇者たちを取り締まる仕事に携わることとなった。 異世界が存在することを知り、恵介は、幼馴染が異世界に転生したのではないかと考える 異世界を行き来しながら幼馴染の行方を追う恵介。 相棒の北條院 結姫(ほうじょういん ゆいひめ)と共に、日々一癖も二癖もある勇者たちと向き合いながら、恵介は幼馴染を探し続ける。しかし、異世界で起きる出来事は次第に彼を新たな謎へと導いていく。 果たして、幼馴染を見つけることはできるのか?そして、幼馴染が異世界に転生したその理由とは?
99アーリアさんは、許さない? ~最強エルフのガチャと配信活動~
性描写有り
完結済·119·31.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
毎日あさ07:07分更新。ダンジョンにおける配信活動が、発展途上の黎明期とも言える時代。織田一馬は日本初である。未成年のみのダンジョン配信に、プロ意識から本名を公開して参加した。探索は失敗し、仲間が死亡。分断され大ケガを負い撤退中、モンスターに追い詰められて、殺されそうになる瞬間。怪物の頭部が、わけもわからず弾け飛んだ。彼は、現実に1人も存在するわけがない『エルフ』に、半死半生の身で、気を失いながら助けられた。生配信中。彼女は岩陰に吹き飛ばされた一馬の存在に、当初気がつかなかった。  なぜ無法地帯のダンジョンで、エルフのコスプレをしているのかと、視聴者に疑問を持たれている中。メンテの終わったソーシャルゲームをプレイして、ガチャを回し始めた。  彼女は、ゲーム内の感想コメントで一馬の存在に初めて気づき、慌てて一馬に向けて杖を向け始めた。  そして、現実に1つも存在せず、人間が使えるわけが無い『魔法』で一馬を助け終える。  瞬く間に彼女の存在とガチャを収めた動画は、数多くのフェイク、切り抜き動画と共にネットの海を拡散し、バズる結果となる。  同時に、とある掲示板からネット中で、この言葉がささやかれ始めた。 「この動画を見てガチャ回をしたら、当たりました〜」 「ガチャの妖精である、エルフ様を賛美せよ!」 「我らが御本尊様に、限りなき祝福あれ!!」 『果たしてエルフは存在するのか』『この配信を見てガチャに挑めば当たるのか』『魔法は本当に存在するのか』『彼女は一体何者なのか』  そして何より、今回こそ、彼女のガチャは当たるのか!!!  真実とフェイクニュースが、ダンジョン配信で交差する!   過去と未来、希望と絶望、生と死を、ソシャゲと現実の中でせめぎ合う!  排出確率0.00008%の奇跡をここに!!  新伝奇冒険活劇ファンタジー!! 新生!! ※本作品は現代ファンタジーではありますが、フィクションです。実在する人物や団体とは一切関係がありません。